ぜんそく(喘息)
成人発症型喘息
成人発症型喘息は、子供のころに全くがアレルギー体質がない人が成人期になんらかの理由で突然に喘息が発症するタイプです。ハウスダストやチリダニが検査で陽性に出る小児喘息とは異なるタイプの喘息とされています。
成人発症型喘息の特徴は…
① 家系に喘息を含めたアレルギー病が見当たらない場合が多い。
② 血液検査、皮膚検査をいくらしても、原因がわからない。
③ 本人に、花粉症、蕁麻疹、薬アレルギーがない。
④ カゼや気管支炎の後、妊娠、出産などをきっかけに突然発症する。
この形の喘息は感染つまり風邪をひいたり気管支炎の後に、喘息発作が悪化する形が最も一般的です。
風邪をひくたびにひどい喘息発作となり、日常生活にも支障をきたす場合には、吸入ステロイド薬を処方してもらうとよいでしょう。
2014/8/13
アレルギー疾患の各病気を説明していきます。