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ぜんそく(喘息)



 喘息発症システム

小児喘息の原因でもっとも多いのがホコリ(ハウスダスト)の中のチリダニです。このチリダニのように、アレルギーを引き起こすものをアレルゲンと呼びます。
 
一方、人の肺の気管の表面には、アレルギー反応の引き金になる肥満細胞と呼ばれる「マスト細胞」があります。
 
アレルギー体質の人は、血中に免疫グロブリンの「IgE」というアレルギーを引き起こすたん白を持っています。そして、アレルギーの人のマスト細胞は、IgEをまぶされたような状態になっています。このIgEまぶしの状態を「感作(かんさ)」といいます。
 
こうなるとアレルゲンの刺激でいつでもアレルギーが起きる一発即発の状態となります。肺の中にチリダニのホコリを吸い込むと、それがIgEにくっつき、その刺激はマスト細胞に伝わり、マスト細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され、喘息(アレルギー)が発症します。
 

 
 
 

 
マスト細胞から出たヒスタミン等の化学伝達物質は期間を収縮させるだけでなく、粘液(たん)の量を多くします。したがって、気管の内径はますます狭くなり、セキ、ぜいぜい、呼吸困難は強くなります。
 
そして、この後、発作がだらだら続くと、ヒスタミン等の物質の刺激により、血液中の白血球が血液中から抜け出し気管に集まってきます。気管に集まった白血球はさらに色々なも物質やたん白を放出し、これらは気管の細胞を傷つけいためるため、気管の表面、粘膜の「荒れ」つまり、「炎症」が慢性化し、喘息は長引き、重症化していきます。

2014/8/13