病気知識

HOME | 病気知識 | じんましん(蕁麻疹)・じんましん発症システム

じんましん(蕁麻疹)



 じんましん発症システム

じんましんは、下図にあるように、皮膚の中にある白血球の1種であるマスト細胞という細胞が、刺激されて化学物質(ヒスタミン)を皮膚の中に放出します。その様子は図にあるように、まるで打ち上げ花火のように、細胞の周囲にさまざまの化学物質を放出します。
 

 

 
放出された化学物質(ヒスタミン)は、すぐ近くの組織と反応を起こします。この反応を炎症といいます。皮膚のやけどのようなものです。じんましんはこの反応、が特に皮膚の毛細血管に反応し、毛細血管が拡張、言い換えれば太くなります。それはちょうどお酒を飲んだり、熱いお風呂に入ったりすると全身が高くなりますが、そのような反応が局所的におけると考えればよいと思います。
 

 

 
反応した毛細血管はただ拡張するだけではなく、血管の中の成分(細胞以外の液性成分)が血管から外の組織へ漏れ出します。この液性成分は、他に行き場所がないので皮膚に盛り上がりを作ります。それがじんましんに見られる盛り上がった皮膚です。そしてその周囲の赤みが、今を説明した炎症による皮膚の発赤といえます。
 

 

 
このような反応が起きると、その組織の中を通っている神経を刺激します。その結果はかゆみを感じるわけです。じんましんの皮膚の盛り上がり、周囲が赤くなり、非常に痒いといのは、以上のような皮膚表面の変化の結果出てくる状態なのです。

2014/8/13