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じんましん(蕁麻疹)



 じんましんの原因

このやっかいなじんましんの原因としては、以下のようなものがあげられます。
 
 

 
これは最も有名といえます。エビ、カニ、サバなどを食べると10分から15分以内にはじんましんが出てくる場合です。この場合は、これらの食品を食べると毎回症状が出るたびに、患者さんの多くは自分で気づきます。
 
 

 
風邪薬や抗生剤などを飲むと10分から15分後にじんましんが出てくる場合です。これも以前にもこれらの薬を飲んだ際に、同様の症状が出たということに多くの人が気づきます。特定のお薬が原因かどうか、はっきりしない際には、そのお薬を試しに飲む、これを内服テストといいますが、これを行う場合があります。しかしながらどうしてもそのお薬を飲む必要があるという以外は、疑わしいお薬は、その後は飲まないようにしておく方が無難です。
 
 

 
皮膚が急に冷えて際におきます。夏屋外プールで甲羅干しをして、皮膚が熱くなって、冷たいプールに飛び込んだ際や、夏の暑い日なたを歩いた後に、冷房が効いたビルの中に飛び込み、エアコンの前で冷たい風にあたって涼んでいたりすると出てくるじんましんです。一般的なじんましんは蚊に刺されたよう皮膚がはれるのが特徴ですが、この寒冷じんましんは、次の温熱じんましん同様、直径が1ミリくらいの針の先でついたような細かい発疹が特徴です。
 
 

 
先程の寒冷じんましんと同じようなグループに属します。つまり寒冷じんましんが皮膚が急に冷えるために起きるとに対して、温熱じんましんは、運動をして皮膚が汗ばむ時に出てくる場合が多いのです。つまりこの2つは温度刺激により出てくるタイプのじんましんなのです。じんましんの出方に神経的なものが関与している度合いが強いということからこの2つは別名「コリン性じんましん」と呼ばれています。
 
 

 
温熱じんましんはなかなか厄介なものです。運動して皮膚温が上がり汗ばむと出てくる場合が多いので、夏に多いのですが、冬に出る方も少なくありません。駅まで歩くと、電車を待っている間に出てきて困るという方も少なくありません。
また、ただかゆいだけではなく、痛みを伴うこともあります。重症の場合にはじんましんが出る直前から皮膚のピリピリした痛みが始まり、じんましんが出始めると激痛を伴う場合もあります。
 
 

 
ウイルス性のカゼなどをひくと、多くウイルスは体中にばらまかれます。その結果、免疫反応を介し、感染型のじんましんを起こすといわれています。
 
 

 
ストレスにより引き起こされるというよりも、ストレスから解放されてほっとしたときに出る場合が多いといえます。仕事で一日中緊張し、夜家に帰り、しばらく休んでほっとした後に、夕食の準備でもしようかというときに急に出てくるタイプのじんましんです。体の緊張状態から解放されて、自立神経の切り替え、つまり昼型から夜型に切り替わった際に出る場合が多いと考えられています。
 
これら原因がはっきりとしないにもかかわらずじんましんが出る場合に、これを体質性じんましんといいます。つまり、じんましんが出やすい体質という意味です。しかしながらこの体質性という言葉は、医学的に言い換えるならば、原因不明ということになります。
これらのタイプのじんましん以外にも、さまざまのタイプのじんましんがありますが、ここでご説明したような原因を順番に検討してみると、多くの場合、どれかにに当てはまると思われます。まずご自分のじんましんがどのようなタイプであるかを理解していることが、日常管理においても役立つと思われます。
2014/8/13