◆◆大人になってからでも、「ぜんそく」に急になるのですか?◆◆|用賀砧公園はるかぜ呼吸器・内科クリニック|世田谷区の呼吸器・アレルギー内科・脳神経内科

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◆◆大人になってからでも、「ぜんそく」に急になるのですか?◆◆

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2025年12月10日

  『小さいころから今まで、「ぜんそく」なんて言われたことがないですが、急になるものなのでしょうか?』

  『こんなに年をとってからでも、初めて「ぜんそく」になるのですか?』

これらも、本当に多くのかたからいただく質問です。

たしかに、

  いままで一度もそんなことなかったのに、

  急に発症するなんてなぜ・・・

というショック・不安などあるかと思います。

発症の時期でみていくと、

①小さいころからの「小児ぜんそく」がそのまま大人まで継続する人

「小児ぜんそく」は一旦よくなったものの、成人になって再燃する人

成人してから初めて発症する人

の3通りがあり、

  大人になってから初めて「ぜんそく」になる人もいる

というのが事実です。

むしろその割合は多く、成人してからの発症

なんと 成人ぜんそくの7割 を占めます

さらにそのうち、中高年(40~60歳代)での発症が6割以上を占める

と言われています。

また大人になってからはアレルギーと関係なく、突然発症することもあります。

4割はアレルゲンを発見できない「非アトピー型ぜんそく」といわれています)

イメージとしては、

「ぜんそく」は、高血圧症などと同じように

慢性疾患(長期にわたって付き合っていく必要がある病気)です。

とくに「成人ぜんそく」は、非アトピー型が多いことや

ぜん息悪化の要因が小児よりも多いため、 ほぼ治らないといわれています。

ずっと付き合っていくことにはなりますが、

しっかり治療を継続すればコントロールしやすい病気 です

処方された吸入や飲み薬は、忘れないように続けていきましょう☺

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