
脳神経内科(水曜午前のみ)
脳神経内科(水曜午前のみ)
当院では近隣の施設と連携してMRI/CT検査を実施し、必要な症例は適切な施設へご紹介させていただきます。また、脳梗塞後の生活習慣病の管理や抗血栓療法の継続を行うとともに、頸動脈エコーによる一般的な動脈硬化評価に加え、現時点では手術適応はないものの継続的なフォローが必要な内頸動脈狭窄症の方、内頸動脈ステント留置術(CAS)や内頸動脈内膜剥離術(CEA)などの手術後のエコーフォローなども実施可能です。また貼り付け型のホルター心電図を用いて脳梗塞の原因となる不整脈の検索を改めて行うことも可能です。
近年、脳梗塞全体の70%を占めるラクナ梗塞・アテローム血栓性脳梗塞・心原性脳塞栓症の3大病型や脳動脈解離や脳血管攣縮などに含まれない原因不明の脳梗塞Cryptogenic Stroke/塞栓源不明脳塞栓症(Embolic stroke of undetermined source:ESUS)という概念が提唱されております。その中の一つに卵円孔開存症と言われる心臓内の孔構造が原因となる方もいます。若い頃に脳梗塞を発症し、当時原因不明と言われていた方の中にもこの卵円孔開存症が関与している方がいると言われております。
この検索には経頭蓋超音波や経胸壁心臓超音波によるマイクロバブルテストでスクリーニングを行ったのちに経食道心臓超音波で詳細な構造評価を行う必要があります。過去にこの様な検査を行なった方でも、検査条件によっては穴が空いているものの陰性とされている方もいます。もう一度、脳梗塞の原因について相談したい、卵円孔開存症について聞きたい、検査を行いたいなどご希望がございましたらお気軽にご相談ください。場合によっては卵円孔開存症の検索や専門治療を積極的に行なっている施設への紹介も検討させていただきます。
また、脳梗塞発症後に自宅退院が叶ったものの、後遺症により生活期においてお困りごとがある方もお気軽にご相談ください。
※アボットメ
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