
行える検査
行える検査
必要に応じて、血液検査や尿検査、各種迅速診断検査などを行います。
息を大きく吸ったり吐いたり、勢いよく吐き出したりすることによって、肺活量や1秒量などがわかる検査です。「肺活量」はよく聞く言葉かと思いますが、「1秒量」はあまり聞いたことがないかもしれません。
1秒量は、胸いっぱい吸い込んだ空気を、できるだけ勢いよく吐いたうち、最初の1秒間に一気に吐くことができる息の量です。
気管支喘息やタバコなどによる慢性閉塞性肺疾患(COPD)では、この1秒量が低下してきます。
またフローボリューム曲線は、喘息の診断の補助として役立ちます。
息を吐くだけで気道のアレルギー性の炎症を測定します。
喘息の診断補助、治療効果の判定にもちいます。
当院ではPhilips社のePatchを用いて、前胸部に貼付し最長5日間の心電図を記録します。これまで見つからなかった脳梗塞の原因となる心房細動や失神の原因となりうる不整脈を検出できる可能性があります。
頸動脈エコーは超音波が反射した波から動脈硬化の程度を調べる検査です。超音波を使った検査なので放射線による被ばくがありません。
頸動脈エコーにより頸動脈の様子を簡単に画像で見ることができます。これにより動脈硬化の早期発見や進行具合がわかります。その際に計測されるのが、動脈硬化の指標のひとつである内膜中膜複合体肥厚度(IMT)です。IMTの肥厚以外にも、血管壁に限局性した肥厚がみられることがあります。これをプラークと呼び、動脈硬化の指標として重要です。
頸動脈超音波検査は動脈硬化が疑われる方や、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を持つ方、肥満の方や脳卒中や虚血性心疾患のリスクが高い方に行っています。
また、当院では脳卒中専門医・指導医、認定脳神経超音波検査士の資格のある医師が検査、診察しております(水曜のみ、13時まで)。脳卒中後のかたの経過観察も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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