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HOME | Q&Aシステム | カテゴリー別 8.動物アレルギー Q1~Q50

カテゴリー別Q&A


 
 
 

Q39 
アレルギー 

 
2歳半の女の子がアレルギーで、2歳を迎えた時に行った血液検査ではIgEが133.1、犬皮屑 21.4、卵白 34.80、ヤケヒョウヒダニ2.46、コナヒョウヒダニ 3.22でした。
保育園に1歳から通っておりますが一年経っても強くなる気配はなく、ほぼ毎日鼻水か咳をしている状態です。
先月、風邪から気管支炎になり耳鼻科に行った帰りに実家へ寄ったら喘息の発作を起こしてしまいました。
かかりつけの先生からは気管支炎の時にアレルゲンを吸い込んだから発作になったのではということでした。
実家では毛の抜けるコーギーを飼っていますが最初の血液検査(生後5ヶ月頃)で犬アレルギーが発覚してから部屋には入れず玄関(内側)で飼っています。
最初は舐められると蕁麻疹程度だったのとほぼ毎日鼻水か咳なので気づかなかったのですが、よくよく考えると実家に行くとまた咳し出してると家族と話していたことが何度かありました。
これを機に母が空気清浄機を部屋に設置しましたが…自宅に帰ってからも咳が出続けるのはアレルギーか風邪なのか…
自宅でスヤスヤ咳もなく寝られる時もあるのでダニとは考えにくいと思っています。
何とか本格的な喘息に移行しないようにするにはもう実家には行かない方がいいでしょうか?
後、発作時にリンデロンを毎朝15ml、4日分処方されたのですが3日目服用してすごく身体をダルそうにして気分の浮き沈みが激しいように見えたのですが副作用でしょうか?
体重は10■です。
長くて申し訳ありませんがよろしくお願い致します。
 

A39 犬アレルギー

 
お話から考えると犬アレルギーがわれます。
Q&A を開けてペットアレルギー、犬アレルギー、猫アレルギーを開けていただくと数多くの質問に対してお答が出ています。ご覧になりましたか。
犬アレルギー、ネコアレルギーは症状が目や鼻に限られていれば、つまり目がかゆい、目が赤くなる、鼻水が出る、鼻が詰まるなどの症状の場合は、注意して週に1-2回接触すると、症状が軽くなる場合があります。これを減感作が成立したといいます。
しかし、咳、喘息発作が出るようであれば、気管や、肺などの、より内部の重要な臓器で
犬アレルギーの反応が起きているので、それ以上の接触は危険と言えます。
減感作の原理は、このHPのお話を開け、アレルギーの中の減感作をお読みください。
 


Q38 ネコアレルギー

 
 1歳5ヶ月の男の子です。卵、牛乳、大豆、小麦、ごま、さば、検査をすれば、どんな食べ物にでも反応してしまうほどの食物アレルギーがあります。 ダニ、ハウスダスト、カンジダにも反応しています。血液検査では出なかったのですが、スクラッチ検査で、ネコに、プラスが出ました。
 
 父親、兄2人は、ネコアレルギーダニ、ハウスダストはないものの、アトピーや、喘息、食べ物などのアレルギーがあります。家では、動物は、一切飼ったことはありません。現在、分譲マンションに住んでいるのですが、家族が増え、丁度、同じマンションに、手ごろな大きさの部屋が、空くので、引っ越そうか、考え中です。前に住んでいる人が(まだすんでいる)、ネコを6匹飼っているので、心配で質問しました。
 
 入る前には、もちろん壁紙や、替えられるものは、全て替えてから、入居するつもりですが、(フローリングまでは無理かも)ネコの、かんけいの、フケなどが残ってしまい、子供に影響があるのなら、辞めようと考えています。
 
1.入居前にできることがあるのか。
2.掃除や、ハウスクリーニングや、壁紙などの変更で、ネコの名残は消えるのか。消えるとしたらどのくらい期間がかかるのか。
3.入居までは、3ヶ月です。
 
 以上教えてくださいお願いします。
 

A38 ネコアレルギー

 
 現在までにネコアレルギーの症状がないので、あわてることは無いと思いますが、ネコアレルゲンの多いところで生活すると、ご心配のように将来ネコアレルギーが出る可能性はないわけではありません。
 このHPのQ&Aの中のネコアレルギーの質問とお答えをお読みください。ネコアレルゲンを除去するのはなかなか大変であることがすぐにお分かりになるでしょう。
 
 壁紙を全部張り替えること。塗ってるところ(天井、壁)は、まずクリーニングし、その後塗り替えること、フローリングはすべてクリーニングすること、天井、台所の調理器具、洗面所、玄関、押入れ中、照明器具などすべてをクリーニングすることが必要でしょう。
 
 その場合、有機溶媒のクリーナーはよくありません。蒸気クリーニングがおススメです。これらを徹底的に行えば、リスクはかなり減り、まず心配ないでしょう。
 
 当クリニックではこの5年間、蒸気クリーニングを月1回、やっています。匂い(化学物質)に敏感な患者さんが多いためです。ご希望であれば紹介いたします。見積りを取り、検討されてはいかがですか。 
 
12/26 お礼メール
ご連絡ありがとうございました。ホームページの、ネコアレルギー、動物アレルギーについて、読ませていただきました。たくさんあるので、とても参考になりました。猫のアレルゲンに関して、こんなに、大変なので、覚悟しています。子どもが、今後、反応が、出ないよう、できることは、やりたいと思います。
 


Q37 甥の小児喘息(猫アレルギー)

 
8歳の甥が喘息で今年の夏入院。
林間学校でキャンプファイヤー等をやり、初めて喘息を発症、入院しました。
その前にもお友達の家で猫アレルギーは出ていたそうです。
その後、私と母が避暑地で捨て猫(2匹)を見つけ、1ヶ月ほど見ていたら置いてくる事が出来ず、東京に持って帰り、実家で飼う事となりました。
ところがそれに姉が大激怒。
追い討ちをかけるように主治医の先生も「猫は猛毒だ、なんでお母さん持ち帰ってしまったのでしょう!?」と言い、甥は実家に遊びに行くのは勿論のこと、姉も姪(7歳)も遊びに来るのは駄目(猫の毛がくっつくので)、その上一度飼ってしまったらすぐ手放しても猫の毛が浮遊しているから、5年間(!)は遊びには来れないということです。
姉も実家には甥は1ヶ月に1回くらい(泊まりは3ヶ月に1回、1泊)遊びに来ており、その楽しみを奪った私と母を非常に責めて、一日でも早く手放して(捨ててほしい)ということを言っています。
姉の気持ちも分かるのですが、インターネット等で調べると、喘息が出ても努力をして共存までしている方の話も
あり、甥や姉が遊びに来れる環境作りができないものか、と考えています。
今は私も足繁く実家に通い、母と一緒に掃除機の上、雑巾がけ、コロコロも気付いたらやり、空気清浄機も購入しました。猫もブラッシング、濡れタオルで一日3回拭く等の努力はしています。
猫達は殆ど2階の元私の部屋にいて、一日通して3時間程しかリビング、階段等には出しません。(和室、寝室などには一歩もいれません)
猫が喘息にはいけないことも分かっているのですが、どうにか手立てがないかと考えています。
主治医の先生が言っているように、姉が実家に来る事すら危険なのでしょうか?、、、
実際先日着て(洋服は着替えていましたが)、帰って甥と接しても問題はなかったようです。
アドバイスよろしくお願い致します。
 

A37 ネコアレルギー

 
今までに数多くのペットアレルギーに関する代理にお答えしてきましたが、今回の点は最も難しい問題といえます。
 
ご自分のお子さんがペットアレルギーである場合と、甥御さんである場合では、ペットアレルギーに関する姿勢に差が出てきます。
 
さて、お話しによれば甥御さんは猫アレルギーのために喘息発作がひどくなり、入院したということですが、そのような事実があり、また検査でも猫に対する抗体が陽性であれば、猫の住んでいる住居を訪れることにより、喘息が誘発される確率は高いといえます。
 
一方では、数年前にアメリカでは特定の遺伝子を持った人たちは、猫を飼っていると猫アレルギーが軽くなるという論文が発表されました。世界中で大反響となり、数多くの施設で同様の研究が行われました。しかし残念ながらその結果を肯定する論文はひとつもありませんでした。このことはその論文がウソというわけではありません。遺伝子の研究の場合、たまたまそれを調べた集団がそうだったという場合が少なくありません。特にアレルギー性疾患のように複数の遺伝子が関与していると考えられる疾患では、このようなことをよく起きるといえます。事実、臨床的にはでネコを飼い続けていると、症状があまり重くならないで済むという患者さんは時に見られます。
 
しかしながら今回、甥御さんは、実際に猫により発作が誘発されている訳ですので、いかにネコを清潔にしても、原因物質はゼロには出来ません。甥御さんがそこにくれば喘息発作が起きる可能性は否定できません。その確率をおそらく6発に1発あたるロシアンルーレットよりもちょっと高い確率であるといえるでしょうか。
 
今回の関係者の方たちが置かれている状況というのは、このような状況だと私は考えます。今後どのようにするかは、よく関係者の間で話し合っていただくということになると思います。
 
私は猫に同情していないわけではありません。軽井沢で拾われた2匹の猫もかなりかわいそうではあると感じています。
 
今回の問題の解決にあたって、それぞれの問題点をランク付けして、何が最も重要であるかという観点からを判断されると良いと思います。
 
今回のケースは私がお答えしてきた猫アレルギーの中で最も難しい問題だといえます。皆様がこのような状況に陥ってしまったことについて、私は大変に同情しております。
 
10/2 再確認
詳しい回答どうもありがとうございました。
とても参考になりました。
確かに自分の子供と、甥、孫がペットアレルギーの場合は差が出てきているのは事実です。
 
1点確認したいのですが、甥は猫アレルギーの為に喘息がでて入院した訳ではないのです。
猫アレルギーの症状はでておりましたが(目が赤くなる等、その際は喘息はおきませんでした)、喘息が起きたのは前述通り「夏休みの林間学校」の後です。
それでも回答の内容は同じになりますでしょうか?
大変お手数では御座いますが、再度教えて頂けませんでしょうか?
 
一緒に猫を拾った祖母(88歳)が、くもまっか出血で昨夜が倒れ、現在時間の問題です。
最近はこじれてしまった、実家の母、私と姉を心配していたそうで、自分のマンションに暫く置いておこうか、と言ってくれていたそうで、倒れる2日前にも姉のところを訪れて話をしてくれていたそうです。
私は出来る限りのことは調べていきたいのです。
また私事ではございますが、私は2週間後に入院し出産を控えており、実際他の病院には足を運んで話を聞くのが困難な状況です。
 
申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い致します。
 
10/3 回答メール
眼が赤くなるというのは、ネコによるアレルギー性結膜炎でしょう。症状が進むと、アレルギー性鼻炎、さらに最悪の場合は、喘息へ移行するリスクはあります。そのリスクがロシアンルーレットといえます。其のリスクは、6発に1発はだ弾丸が入っているとお考えになると良いでしょう。 
 


Q36 犬アレルギー?

 
 8歳になる息子がおります。家族全員、犬が大好きで犬の飼育を希望しております。
 
子供が生まれたときに犬を飼っていましたが、その犬は息子が1歳半の時に亡くなりました。その時点まではまったく犬アレルギーの症状はなかったのですが3歳の時に犬とふれ合うことのできる「テーマパーク」に遊びに行きました際に、顔中心にかゆみが出て、赤くなりました。自然と2時間ほどで、何も治療せずに元に戻りましたが心配になりまして、「アレルギー検査」をしましたら、「犬皮屑」レベル4の判定でした。でも、やはり犬を飼うことがあきらめきれず、先日家庭でできる「アレルギー検査」をしましたところ、「動物アレルギー」レベル0の判定でした。
 
5年間で体質が変わり、こういったことはあるのでしょうか?
 
確かに、小学校に入り給食も始まり、いろんな食材をたべるようになり、アレルギー鼻炎の症状などもほとんど出なくなり、変わったなーとは感じていたのですが。
 
いかがでしょうか?こういったケースはございますでしょうか?
 

A36 犬アレルギー

 
 時に見られる現象です。
 幼少期に犬と接触していたのですが、接触の程度がそれほどではなかったのか、体の犬に対する反応が十分に形成されていなかったのでしょう。そのため、臨床症状は出なかったのでしょう。
 しかしその期間中に、犬アレルギーの体質が形作られ、5年後に久しぶりに犬と接触したため、その体質が5年ぶりに、刺激され皮膚炎として症状が出たのでしょう。
 現時点では犬アレルギーはあると見てよいでしょう。
 


Q35 動物アレルギーの種類

 
 はじめて質問をさせて頂きます。
以前、いくつかのアレルギー検査をしたことがあるのですが、その一つの『動物(ジョウヒ)』という項目に少しですがプラスが出ました。ですが、動物の種類は分かりませんでした。
この場合、犬や猫もしくは鳥など全てのことが含まれているのでしょうか?
それとも、犬アレルギーがあって、猫アレルギーは無いという場合もあるのでしょうか?
20年以上セキセイインコを飼っておりますが、特に症状を感じたことはありません。
(スギの季節には鼻が出ますが、スギ花粉があるので鳥だとは思っていないのですが・・・)
犬も飼いたいと思っているのですが、そのことが気にかかり、今まで飼うまでに至りませんでした。
もし動物アレルギーに特定の種類があるならば、検査をして犬が出なければ飼いたいと思っています。
ご多忙とは思いますが、お返事の方お待ちしております。
宜しくお願い致します。
 

A35 ペット(動物)アレルギー

 
 近年、動物愛好家が増加し、ペットアレルギーは急増しています。その反面、ペットアレルギーに悩む方は増える一方です。
 さて、アレルギー体質の方は、血液検査で陰性でも一緒に生活しているうちに、症状が出る可能性があります。
 この辺に事情は、このHPのQ&Aをあけ、索引で、ペットアレルギー。猫アレルギー、犬アレルギーの項目をお読みください。
 検査結果の考え方がよくお分かりになると思います。
 さて検査の件ですが、私たち専門医は動物上皮というようなあいまいな検査はいたしません。犬、猫等の特定の項目で検査します。血液検査費用は、自費負担が1項目約330円です。従って、検査項目かける330円が検査費用です。
 まずQ&Aに眼を通し、それから来院なさってください。予約制(ITで可能です)ですので、よろしくお願いいたします。
 
4/7 お礼メール
早速のお返事ありがとうございます。
Q&Aを動物アレルギー以外も読ませて頂きました。いろいろなアレルギーで沢山の方が悩まれているのですね・・・。
アレルギーの専門医師がおられるということはとても心強く、安心できます。まさか費用のことまで教えていただけるとは思っていませんでしたので驚きました。
とても気になることでしたが、正直聞きづらいと思っていたのでとてもありがたいです。
このような誠意ある病院を知ることができて幸運です。近いうちにお伺いしたいと思います。
宜しくお願い致します。
 


Q34 犬アレルギーについて

 
 息子(2歳5ヶ月)がそちらでお世話になっております。
たまに、風邪を引いた時などに、ゼイゼイするので、吸入器(インタールとベネトリン)にて管理させて頂いておりまして、本当に悪化する前に食い止められて感謝しております。
 
 今回、質問させて頂きたい事は、うちで飼っております犬の事です。
血液検査は、他院にて以前しておりまして、2006-11-17現在犬皮膚 クラス6 (100 ua/ml)で、とても値の高いものでした。他にも、猫3、ハウスダスト3、ダニ2、などなど。
以前、先生に診察して頂いた時に、「現在、飼っている犬と一緒に生活していて、特に、ゼイゼイしてしまったり、目がかゆくなったり、鼻水がでて止まらない。などの症状が出ていなければ、数値がどんなに高くても一緒に生活していて大丈夫。でも、そういう症状が出始めたら、犬を離さなくてはならない」とお話して頂き、引き続き犬と生活しておりますが、はたして、「だめになるその日まで、一緒に生活していていいのだろうか。。。。。。」と家族中で心配している次第なのです。
 
 そこで、先生に質問させて頂きたい事は、、、、、
① 一度、犬と一緒にいてゼイゼイするようになってしまったら、、、、(明日かもしれないし、10年後かもしれないし、一生大丈夫かもしれないかとは、思いますが、、)それを治すのは、大変ですよね? もしくは、一度発症してしまったら、治らないものですか?発症して犬を離して、将来大人になって体がしっかりしてくれば、大丈夫になったりする例がありますか?
 
② 先日、たまたま、犬が息子が寝ているときに、腕をなめまくっていたところ、 舐められていた所に、じんましんのようなブツブツが出てしまっていました。 顔も、舐められた所だけ、ブツブツが出てしまっていました。今までは、舐められても大丈夫でしたので、 今回で、犬の唾液で反応する様になってしまったのでしょうか。なんとなく、最近、腕の内側を掻くようになった気もします。やはり、犬は離した方がいいですよね?
 
③ ぜんそく対策の環境整備の面でも、犬がいるのといないのとでは、犬がいない方が格段に良いですよね??
 
 実は、個人的な話なのですが、姉家族がウチの犬を是非引き取ってもよいと言ってくれているので、この機会に、お願いした方が、私の息子の為にもいいのではないかと、思っている所です。決断する際に、是非とも先生のご意見を参考にさせて頂きたいと思いまして、メールにて質問をさせて頂いた次第です。
 お忙しいとは思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 

A34 ペットアレルギー

 
(1)ペットと暮らしていても徐々に症状が軽くなるケースも散見されます。また数年前に特定の遺伝子を持つ猫アレルギーの患者さんがずっと猫と暮らしていると、症状が軽くなるという論文が発表されて、大騒ぎになり、世界中でその後、追試験が行われましたが、確認されていません。
 
(2)一緒にいる限り、それの及ぼすリスクはロシアンルーレットでしょう。特に症状がましてきたときは要注意です。一生症状が悪化しないかもしれませんが、出る可能性も否定はできません。その確率は六分の一くらいでしょうか。
 
(3)ペットのいるお家では、一般的にチリダニは増える傾向にあります。お宅のダスト中の実際のチリダニの数値がお知りになりたければ、無料で一回目は測定してくれる業者を紹介します。1回は無料です。ご希望があればご遠慮なく、申し出てください。
 


Q33 犬アレルギー

 
今、家の中で犬を飼っています。7ヶ月の甥が再来月から一緒に住む予定なのですが、犬アレルギーの反応が6が一番強い反応の中で5の反応が出たから犬は飼えないといわれてしまいました。だからといって、手放すことはできません。7ヶ月で犬アレルギーとわかるものなのでしょうか?それに、1歳でまた変わるのではないでしょうか?どうぞ、よろしくお願いいたします。
 

A33 犬アレルギー

 
血液検査で犬に対する抗体の数値が高いだけでなく、犬との接触により何らかの症状が出て初めて犬アレルギーと診断されます。お子さんは何らかのアレルギー症状があるのでしょうか。
 
8/28お礼・質問メール
お答えありがとうございます。
離乳食を始めるに当たってアレルギー検査をしたと言っていましたが今は特にアレルギーは出ていないようです。
数値がたかいということでは特に問題はないのですか?
よろしくおねがいします。犬とはいえ今まで過ごしてきた家族なのです。お願いします!
 


Q32 犬アレルギーの母体の胎児に与える影響について

 
初めてご質問させていただきます。私は去年の春から秋にかけて鼻水が止まらず、アレルギーと思い、血液検査をしました。そのときに、ホコリ、ダニ、カビに高い反応(6段階で5と6)を示し、あと、犬のヒフ、フケには若干反応がありました。(6段階で2)私の家にはは20年近く犬がおり、ここ10年は中型犬(柴犬)を室内飼いしていました。
私は犬を大変かわいがって、いつもそばにいましたが、犬のせいで症状が出たという認識はありませんでした。
そのうち冬になり、鼻水もあまりでなくなりました。なので鼻水が止まらなかった理由は正確にははわかりませんでした。
 
今年の4月に結婚し・転居し、子作りを計画中です。夜に少し鼻が詰まるのを除いては、アレルギー症状(小さいころから目頭がとてもかゆくなります)はあまりありません。しかし、近々小型犬(ミニチュアダックス)をもらうことになりました。私は、小さいころアトピーで、主人は喘息でした。
犬を室内飼いすることは、これからできる子供のことを考えると不安だったのですが、リスクや対策を学んだ上で飼うことを決心しました。
 
しかし、気になるのは、私が犬アレルギーであるということです。妊娠して胎児が身体の中にいるときに、犬アレルギーの私が犬のそばにいていいのでしょうか。いつも抗原にさらされていると思うと心配になります。胎児に与える影響はあるのでしょうか。
 
自分なりに調べたのですが、なかなかそのような情報がありません。胎児に与える影響と、注意点についてお教えください。どうかよろしくお願い致します。
 

A32 犬アレルギー

 
(1)直接の影響はまずありません。
 
(2)問題は、お子さんから見てご両親にアレルギー体質があるので、何らかのアレルギー遺伝子を受け継ぐ可能性はかなり高いでしょう。ただし、遺伝だけではアレルギーは起きません。例えばDNAはまったく同じ人間である一卵性双生児でも両方が喘息である組み合わせは、理論的には100%ですが、この半世紀の世界中のデータを見ても、50-60%しかありません。このことはアレルギーは遺伝子だけでなく、環境因子が関与する部分が大きいことを示しています。
 
 従って、問題は生まれてからの生活環境、言い換えればペットがお子さんに影響するかもしれないという可能性はあります。しかし、必ずペットアレルギーは出るわけではありません。その確率が高いだけです。これをどのようにかんがえるかは、それぞれの方たちのお考えです。
 私自身は犬派です。昔、紀州犬を飼っていました。いまも可能ならシェパードを飼いたいのです。ですから犬好きの人たちの事はよくわかります。
 
 このQ&Aの中のペットアレルギーの項目をお読みください。ペットと生活してなんともない方もいますが、何らかの症状が出てしまう方もいます。アレルギー体質の方がペットを飼う事ははロシアンルーレットにもたとえられます。この辺を頭に置いた上で、決定されてはいかがですか。
 
 数年前に、アメリカの論文で、ある遺伝子を持った方たちは、ネコアレルギーが消えてゆくという論文を発表しました。世界中で大反響を呼び、追試験が行われていますが、これを支持するデータはまだありません。ペットと生活していると、だんだんペットアレルギーは消えてきたという方の話は時に耳にしますが、医学的データはまだありません。
 
 というわけで、医師としてはなんともいえないのです。以上のことを頭に置いた上で、ご夫婦でよく相談されてはいかがですか。
 
6/23 お礼メール
ご多忙のところ、迅速に回答頂き、感謝しております。
詳しく教えていただき、とても参考になりました。特に、私が妊娠中に犬と接していても胎児に問題がないということを知り、安心しました。
 
やはりアレルギー体質で生まれる可能性がとても高いので、ホコリ・ダニに十分気をつけなければと思うと、室内で買うことに不安は残ります。周囲からも反対されています。主人とよく考えていきたいと思います。
 
本当にありがとうございました。
 


Q31 犬のアレルギーについて

 
お久しぶりです。以前、世田谷に住んでいた際に、先生のクリニックに通院しておりました、Yです。さいたま市に引っ越して2年になりますが、子供のアレルギーで悩む時、永倉先生のようなお人柄の先生が、この近くにもいらしたら。。。と、常々思う次第です。
 
今回は、犬のアレルギーについて、ご意見を伺いたいと思います。
主人の知り合いが、大型犬のラブラドールレトリバーを飼っており,子供が生まれたので譲ってくれると言う話があります。子供達は、是非飼いたいと言っており、私達親も、子供の為に、また自分達も飼ってみたいと思うようになってきています。しかし、長女は、2003年(当時8才)に、先生のクリニックで血液をとってアレルゲンの検査をしていただいたところ、犬ジョウヒに3.4 IU/ML, 犬ヒセツに5.1 IU/ML のアレルギーがあり、陽性となっております。
従って、今まで、動物を家で飼育したことがありません。
(ちなみに、スギ花粉や、ヤケヒョウダニは、80 IU/ML を越えており、毎年花粉に悩まされ、坑アレルギー剤を服用しています。)このような状況なので、もし飼うなら室外のみ、と決めていますが、それでもアレルギーの症状がでてしまったらと思うと、判断しかねています。身勝手な判断をして、あとで飼えなくなってしまっては、犬もかわいそうです。
長男に関しては、平成15年(当時6歳)にアレルゲン検査をしましたが、犬ジョウヒに、0.35 UA/MLが出ており、陰性となっております。主人と私は、子供が生まれるまで室内犬を飼っており、特に異常は感じませんでした。
 
このような、犬のアレルギーを指摘されている家族がいる私達に、犬を飼う事が出来るのでしょうか?
もし、飼えるとしたら、どのような点に気をつけたらよいのでしょうか?
また、改めてアレルゲン検査を行う必要があるか、その場合どの程度までなら一定の条件のもとで飼えるかについても先生のご意見を、ぜひお聞かせください。
 
近くでしたら伺いたい所ですが、転居しましたので、メールにてご相談させていただきます。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いします。
最後に、お体を大切におすごしください。
 

A31 犬アレルギー

 
非常にお答えしづらいですケースです。
 
人生の初期に、犬に対して血液検査で反応する抗体が存在していたということは、その免疫的な記憶はまだその患者さんの体の中にはしっかり残っていると思われます。
 
そのような患者さんが犬を飼うことにより、犬との接触の回数が激増すれば、犬アレルギーに絶対にならないとはいえません。
 
その確率はおそらく30-40%でしょう。
 
この確率を、ロシアンルーレットで説明すると以下のようになります。通常のロシアンルーレットは、回転式の拳銃の中に1発に実弾が入ります。あたる確立は6分の1、お子さんの場合は2発入っている(3分の1)と考えてよいでしょう。ただし、室内で飼わなければ、このリスクは少し減るでしょう。
 
だいぶ前ですがディアハンターという映画をご覧になったでしょうか。このよう映画をご覧になれば、(だいぶ長い映画ですが)私があえてロシアンルーレットという言葉をリスクの説明に引用したかはわかりなると思います。
 
私は犬好きです。7年前に大学を辞めて開業する際に、本当は三島に帰る予定でした。中伊豆に住んでシェパードを飼うつもりでした。子供のころ家では紀州犬を飼っていました。ですから私は大きな犬は大好きなのです。
このHPの中のQ&Aコーナーに、ペットアレルギーや犬アレルギーの項目があります。この問題でお困りの皆さんが数多くいらっしゃるのです。みなさんいろいろお悩みです。これらのQ&Aをご覧になり、ご家族でご相談されてはいかがでしょう。
 
8/23 お礼メール
早速お返事いただきまして、本当に有り難うございました。
先生のお話から、娘は、犬アレルギーになる可能性が一般の人より多くあるということがよくわかりました。また、先生のホームページのQ&Aコーナーより、ペットアレルギーで悩まれている方が大勢いらっしゃる事を知りました。
子供の健康を守るのは、親の責任でもあります。
主人と相談した結果、今回は断念する事に致しました。
娘は、自分がペットを飼えない体質を持っている可能性があると言う事に、少なからずもショックをうけたようですが、自分の体を知る事は、大切な事だと話しました。
機会があったので、あらためて昨日、アレルゲンの血液検査をいたしました。
結果はまだですが、今後にいかしたいと思います。
お世話になりました。
 


Q30 犬のアレルギー

 
最近、3歳の息子が犬をもらって来ました。
 
チワワのスムースですが、下の子が喘息があったためもらった家に返しにいったのですが、一度あげたものを受け取れないといわれ、今σ(・・*)アタシは蕁麻疹と戦ってます。下の2歳の息子は2年前喘息を持っていましたが、今は出なくなりました。だけど犬を飼うことでまた、あの辛い日々がくるかと思うと心配です。今のところ下の息子は何もこれといって症状はでていません。これから、でてくることは、ありますか?
それと、3歳の息子も猫アレルギーを持っています。
貰ってきた家うけとってくれないし、だいたい親に聞いてからにしてほしい。でも、ワンちゃんには罪がいないのでいま家で飼っています。
もちろん、動物病院ですべての検査もしました。
明日はσ(・・*)アタシも検査に行ってきます。
 

A30 犬アレルギー

 
下の子さんに犬アレルギーが出る確率は、アレルギー家系でないお子さんに比べれば、当然高いと考えられます。アレルギー家系に生まれたお子さんは、仮に血液検査で犬に対して反応してないとしても、何年かたつうちにいなアレルギーが出るリスクは否定できません。
 
喘息が軽くなった上の子さんも、将来に犬アレルギーが出ないという保証はまったくありません。しかしながら絶対にぜんそくが悪化するということも断定できません。
 
この問題は黒か白かと簡単に負けることのできる問題ではありません。ただ犬を飼い続けることはアレルギー体質のあるお宅のファミリーの方々に、将来何らかのアレルギーを引き起こすリスクがあるということを、前提で飼うか、または大変残念ながらワンチャンをよそにあげるという2つの選択肢しかないでしょう。
 
私自身イヌ派なので、このような状況は大変にお気の毒だと思います。家族の方々にお気の毒であるというとともに、犬にも大変同情しています。
 
アレルギー体質の家系の方がペットを飼うということは、ロシアンルーレットに参加していることと同じです。何も起こらないかもしれませんが、約15-20%の確率でその動物に対してアレルギーがひどくなる(弾が命中する)可能性があります。
 
このような事実には私も目をつぶりたい気持ちです。しかしながらアレルギー専門医としてはワンチャンを飼うことは、ある程度のリスクが伴うということは、大変お気の毒ながら申し上げておかなければなりません。
 
現在, 治験中の抗IgE抗体と注射は、ペットアレルギーの喘息の人に有用です。日本で初のこの治験を私たちはスギ花粉症も含めて、この3年間を行っています。この薬が認可されるのは数年先だと思います。高価なために厚生労働省は認可を渋っているようです。
 
アメリカではこの注射は一本500ドル(50,000円)だそうです。Novartis社は日本ではこの半分の価格で提供するのではないかといわれています。これによりスギ花粉性やペットぜんそくの患者さんはかなり症状が改善します。1本50,000円とあまりにも高いために、アメリカではセレブのお薬と呼ばれているようです。
 
仮にこのお薬が手に入るとしても、イヌと暮らしている限り毎月1本一生の間、注射なければならないことになりますので、全く小児の場合にはお勧めできません。
 


Q29 動物アレルギーについて

 
三歳の娘なんですが犬に舐められると湿疹が出ます。
時間と共に消えますが舐められたところが赤くなり湿疹がでます。産まれたばかりの頃は湿疹が出たりはなかったのですがいつからかで出るようになりました。アレルギー性結膜炎で点眼もしています。犬は室内で飼育しています。最近では犬もアトピーを発症して皮膚がカサカサしていたり脱毛していたりします。舐められることがなければ湿疹が出たりすることはありません。また、人の唾液でも湿疹が出るときもあります。犬でも人でもそうなんですが湿疹が出ないで済む時もあります。擦ることで見た感じ同じ湿疹が出るときもあります。これはアレルギーなのでしょうか・・。検査などした方が良いのでしょうか?
 

A29 犬アレルギー

 
犬アレルギーの可能性が疑われます。血液検査か皮膚検査を受けて、もし陽性に出ていれば、まず間違いないといましょう。
犬アレルギーという診断が確定したら、基本的には犬と接触しない方がよいといえます。ごくまれなケースとして、犬と生活しているうちに、徐々に犬に対して抵抗力がつく場合もありますが、一般的にはそれを期待しない方が良いと思います。
なぜならばそれを期待して長期に犬と接触していると、アレルギー症状がだんだんひどくなる可能性があるからです。
 
1番やっかいなのは皮膚症状だけでなく、喘息が出てきたりした場合にはこれは一生の問題ともなりかねません。
Q&Aのペットアレルギーの項目をご覧ください。多くの方々がこの問題で苦労されていることがわかりなると思います。
 
まず検査を受け、その結果をお教えください。またご相談したいと思います。ただ唾液の刺激で炎症を起こすのであれば、検査では陰性でしょう。その場合は問題は無いでしょう。
7/15 質問メール
犬アレルギーについて
先日は早急かつご丁寧にお答えくださいましてありがとうございました。
アレルギー検査の結果が出ました。IgEの測定値は216でした。犬の上皮は測定値2.79のクラス2でした。
犬との接触は避けるのが良いという事で、これからどうするべきか悩むところです。
犬を外で飼うという方法を考えてますがどうでしょうか?
それからスギの事なんですが、測定値22.00でクラス4でした。これは来年、何らかの症状が出たりするのでしょうか?思い返してみればスギ花粉時期にアレルギー性結膜炎で眼科に行ったような記憶があります・・。
 
7/15 回答メール
犬アレルギー
 この数値では、今後、症状が悪化する可能性が無いわけではありません。
 
スギ花粉症
 スギ花粉症予備軍です。といっても、スギ花粉の無い場所、たとえば、北海道、沖縄、小笠原などの土地では寒すぎたり、暑すぎたりで杉がありません。このような土地で暮らせば、問題はないでしょう。
 ただし、その土地の花粉、小笠原ではハイビスカスの花粉症が出るかもしれません。
 
 アレルギー体質というのは、体の外から侵入して来る異物に、生体が過剰に反応するためものです。ですから、来年のスギ花粉症の時期には注意しておいて、何らかの症状が出たら、すぐ医師と相談するのが良いでしょう。
 


Q28 犬アレルギーについて

 
はじめまして。6ヶ月程前に外で飼っていた犬がなくなり、今度は室内(日中は外につなぎ、夜は玄関かリビングに寝かそうと思っています)で中型のボーダーコリーを飼おうと思っています。念の為にしたアレルギーの血液検査で娘に、ダニは5段階の4クラス、犬は1クラスと診断されました。
今までに実家で飼う猫には、半日もいると目のかゆさを訴えますが、犬にはなめられたりしてもせき、湿疹など症状はでたことはありません。
始終一緒にいるわけでなく、部屋の掃除、犬のシャンプーなどまめにしても危険度は高いでしょうか?よろしくお願いします。
 

A28 犬アレルギー

 
私も犬派です。昔は父が、紀州犬を飼っていました。6年前に大学を辞めて、独立する際には、生まれが三島のため三島に戻り、中伊豆に住んでシェパードを飼う予定でした。(大きい犬が好きなのです。

さて、戸外で飼っていて、あまり接触が無かったにもかかわらず血液検査でスコアーが1ならば、室内に飼うと接触の回数、犬アレルギーの原因物質への暴露量が増加します。

現在はほとんど無いアレルギー症状が増加するか可能性は否定できません。そのリスクは100%ではないのですが、ロシアンルーレット程度はあるでしょう(6発に1発は弾が飛び出します)。申し訳ないのですが、医者は万一のことを頭に置くのが仕事ですので、このような表現になってしまうのです。

一旦飼ってしまうと家族と同じです。手放すわけには行かないでしょう。そうなると両者に不幸な事態になりかねません。

飼い方、室内の清掃など万全の対策をされるようですので、幸運をお祈りしていますとしか申し上げられません。

(このHPのQ&Aにはペットアレルギーについての悩みが数多く寄せられています。お読みになりましたでしょうか。これらはうまくゆかない場合の例が多いのですが、何とかうまくゆく場合もあります。最悪の場合の危険度はロシアンルーレット、6発に1発、つまり15-20%といえるでしょう。)
 


Q27 猫アレルギー

 
1歳の子供のアレルギー検査の結果、猫(皮屑)14.6UA/mlと出ました。ほかにもヤケヒョウダニ5.9、卵白27.6、牛乳2.76などがあります。子供が生まれる前から猫を飼っているのですが、今回の結果、今後、喘息になる可能性が高くなるので猫は飼わない方が良いと言われました。
猫を引きとってくれる所を探してはいるのですが、なかなか見つからず困ってます。数ヵ月後に新築の家に引っ越すのですが、一部屋を猫の部屋にして子供と接触させないようにして飼うのはどうだろうか、とも思ってるのですが、効果はないでしょうか? 現在の子供の様子は2ヶ月前ぐらいから首が赤くなり、寝起きや寝る前にかゆくなります。喘息のような症状はありません。
 

A27 ペットアレルギー

 
近年ペットを飼う家庭が増え、その結果アレルギーとの問題が増えています。

このHPにもペットアレルギーは数多く質問が寄せられています。それだけに皆さんがお困りのことと思います。

今回お子さんの場合ですが、猫と接触することにより何らかのアレルギー症状が出ているとすれば、あまりお勧めはできません。

近年アメリカで、特定の遺伝子を持つ人々は、猫を飼っていると、徐々に猫アレルギーが軽くなるという論文がでました。しかしながらこの論文はアメリカの論文であり、日本人にそのまま当てはまるかどうかはまだ確認されていません。

一般的には原因物質を身辺から取り除かなければ、アレルギー症状がひどくなると考えてよいでしょう。たとえば猫を階下においてお子さんを2階におくとしても、猫の原因物質は非常に軽くとりもちのように壁や人に付着ます。ですからお子さんは猫に直接接触しなくても、下にいた大人が上に上がってくれば間接的に猫と接触することになる可能性があります。

ペットアレルギーの時にいつもご説明するのですが、原因であることがかなり疑わしい場合に、猫と接触していても、問題が出ないしれませんが、症状が悪化する可能性も否定できません。アレルギー症状がひどくなる確率は、わかりやすくいえばロシアンルーレットと考えてよいでしょう。6発に1発、つまり15%から20%の確率で弾は飛び出すでしょう、弾が当たれば患者さんの症状は悪化します。

私自身はイヌ派ですが、ペットを愛する人々の気持ちは予測がつきます。家族と同じであるということです。ですからむげに捨てるとということ言えません。このHPのに寄せられた質問をよく読んで、家族の皆さまで、よく相談したうえでお決めになるとよいでしょう。
 


Q26 犬アレルギーの娘

 
2歳半の娘を持っています。
最近、アレルギーテストを受け犬アレルギーと判明しました。クラス2とありました。ヤケヒョウヒダニは陰性でした。私の実家に犬がいるのですが遠方なので一度行くと何泊もすることになります。いつも2日ほどたつと肌がボロボロとなりかいています。顔をなめられると1分ほどでブツブツができます。すぐに水で洗えば大丈夫ですが。小型の老犬ですので外へ出すわけにもいきません。アレルギーテストをしてくれた小児科医は行く前から薬を飲んだらある程度症状は抑えられると聞きましたが小さな子が飲んでも大丈夫なのでしょうか?(まだ処方してもらっていません。)長いと3週間近くになることもあるので不安です。また次の子を考えると里帰り出産になった場合もっと実家での滞在期間が長くなりますのでこの場合はどうしたら良いのでしょうか?よろしくお願いします。
 

A26 犬アレルギー

 
血液検査でスコアはが2であり、実際に犬になめられたり、犬のいる環境で生活すると皮膚症状が出るということは、犬アレルギーと考えてまず間違いないでしょう。
 
アレルギー治療のまず第一は、原因物質がはっきりしたならば、それを極力身辺から遠ざけるという点です。原因がはっきりしているにもかかわらず、その原因物質との接触を続けていくと、一般的にはだんだん症状がひどくなる場合が多いのです。
 
現在は皮膚炎で住んでいますか、今後そこのお宅に行くとすぐ目が目や鼻がかゆくなり(アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎)、咳などをし始める時はぜんそく発作の起きるということになると、話はなかなか厄介になります。
 
小児科の先生からお薬を飲みながら、という話ですが、それはやむを得ない場合にすべきでしょう。小児の場合お薬としては普通予防的には抗ヒスタミン薬が用いられます。
 
抗ヒスタミン薬は妊婦さんにも使う場合もあるくらいなので、確かに安全な薬ですか、これは症状を抑えるだけなので、体にはアレルギーの原因物質が入ってしまいます。そうすると体質が刺激されてどんどん症状がひどくなる可能性があります。ですからそのお薬は魔法の薬ではありません。どうしてもそこのお宅に行くときに使うとよいでしょう。
 
近年ペットアレルギーは大変増えており、この問題でお困りの方が非常に増えています。私も犬派なのでこの問題にはなるべく寛大でありたいと考えておりますが、アレルギー専門医としての専門知識から考えると、どうしてもペットには厳しい態度で臨んでしまいます。
 
自宅で飼っているわけ無いので,このままで生活していればアレルギーの症状が絶対にひどくなるわけではありませんが、だんだんひどくなる恐れはあります。これをわかりやすく言うとそれはロシアンルーレットのようなものです。6発のうち1発には本当の弾が入っています。それが当たれば結果は目に見えています。
 
しかしながら6回に5回は空かもしれません。つまりアレルギー症状はひどくならないかもしれません。
 
医師としては6発のうち5発に期待するというよりも、万一の実弾1発のことを考えて、警告をしてゆかざるを得ません。
 
私は5年前に大学を辞めて開業しました。ほんとうは田舎である静岡県の三島にアレルギークリニックを作り、伊豆に暮らす予定でした。伊豆に暮らす理由は、それはジャーマンシェパードを飼う予定でした。大きな犬が好きなのでシェパードや紀州犬がすきなのです。東京で大きな犬を飼うことは非常に難しいのです。
 
余計なことを書いてしまいましたが、よくご検討ください。
6/29 お礼メール
娘の犬アレルギーについて質問したものです。大変わかりやすくご説明いただきありがとうございました。私も娘も犬が大好きなので非常に残念です。今、夫の実家には猫、うさぎがおりそちらの血液検査を追加してもらっているところです。短時間なので症状が出ないのかアレルギーがないのかわかりませんが、また何かあったら相談させてください。ありがとうございました。
 


Q25 喘息でしょうか?

 
こんにちは。3歳半の息子の事についてお願いします。
息子はアトピーがあります。3歳前の検査で卵や大豆・小麦、ハウスダストや猫、犬などにアレルギーがあり、食べ物は卵を除去しています。なお我が家ではペットは飼っていません。
小さい頃からも風邪をひきやすいとかゼーゼーするというような事は特になく、喘息と言われた事もありません。ただ、数ヶ月に1度くらいの割合で、特に風邪という訳ではないのですが、突然夜中に咳き込む事があります。ひどい時は1時間くらいずっと咳き込んで吐いてしまったり、軽い時でも数時間に何度か咳き込むことがありました。
 
決定的なのは、私の実家で(室内だけで)猫を飼っているのですが、実家に遊びに行くと鼻水が出たり軽い咳が出てきたりして、夜中には激しい咳が数時間止まらなくなるのです。
先日も連休という事で実家へ泊まりに行ったのですが、部屋にいる間は咳が止まらず苦しそうで何度も吐いてしまうのでは?とハラハラしました。ただ、ゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴は私にははっきり分からず、咳で呼吸が苦しいのかそれともこれが喘鳴なのか、ハーハーと肩で息をするように呼吸が速かったのを覚えています。やはり夜には咳き込んで吐いてしまいましたが、その後は朝までよく眠っていました。外へ出ると咳も落ち着き、猫アレルギーもあるので実家にいる間の咳は喘息の発作では?と思っているのですが、どこのHPで調べても喘息発作は咳よりもゼーゼーヒューヒューの音が決め手になるようなので、咳だけでは喘息とはいえないのかと悩んでいます。
 
もちろん病院でも何度か聞いた事があります。その時は咳が出ている時ではなく、アトピーで普段から通っている時に聞いたりしていたのですが、やはり「咳をしているそのような状態の時でないと診断できない」と言われてしまいます。普段はきれいな呼吸音をしているようです。
咳が出ている時に診察を受けたいと思ってはいるのですが、このように咳が出るのは決まって夜中だし、実家で咳き込んだ時に・・・と思っても自宅から離れているのでかかりつけの病院へ行く頃には咳も落ち着いているといった状態です・・・。
ただ、今回は今までで一番に咳もひどく、そのまま夜間診療所へ連れて行くチャンスかと思い、実家からまっすぐ自宅へ向かい急いで夜間診療へ行きました。診て下さったのは内科の先生だったと思うのですが、その時に初めて「喘息っぽいね」と言われ、風邪のお薬ではなく気管支拡張剤の飲み薬とホクナリンテープという薬を処方されました。カルテにも風邪ではなく喘息と書かれていると薬をもらうときに薬剤師さんが言っていました。
喘息といわれた上で治療やケアをしていく為には、かかりつけのお医者さんにお願いしたいと思っているのですが、夜間診療をしてもらったのはかかりつけの先生ではないのですが、かかりつけの先生に咳の状態を見せるのは先ほどもお話したように非常に難しいのです。息子の咳は実家にいる間と、まれに自宅にいるときの夜中なのです・・・。

ゼーゼー・ヒューヒューとはっきり聞き取れず、咳き込むだけでは喘息とは言えないのでしょうか?アレルギーがあるので喘息になる可能性が高いと自分に言い聞かせてきたのですが、もし喘息なら正しい治療をしてひどくさせないようにしてあげたいのです。息子のこのような症状について、また今後の治療の受け方についてアドバイスいただけると助かります。不安でいっぱいで悩んでいます、お願いします。
 

A25 猫アレルギー

 
病名は猫アレルギーと考えてよいでしょう。お子さんにはアトピー性皮膚炎もあり血液検査で猫に反応しているようです。このような方が猫に実際に接触した場合や猫を飼っているお宅に行って、ゼーゼーがなくても咳が続く場合には。猫によるアレルギー性の咳と考えられます。またはぜんそく発作が咳だけ出ている咳喘息という病名も考えられます。
 
これらのアレルギーの咳、または咳喘息は成人においてよく見られる咳中心のぜんそく発作といえます。ゼイゼイしないために、ぜんそくではないと判断される場合もよく見かけます。
 
小児においてはまだこれらの概念は成人ほどには確立されてはいません。しかし私のクリニックでは同様の症状を訴えるお子さんが少なくありません。
 
治療はぜんそく発作の治療と同じでよいでしょう。気管支拡張薬業を使用したり、吸入療法を行ったりします。通常の咳止めはまったくといってよいほど効きません。
 
一般的にはβ2刺激薬という気管を広げて咳を楽にする気管支拡張薬を使用したり、ホクナリンテープを使用したりします。また吸入はインタール吸入液をベネトリンやメプチン吸入液などを混ぜて吸入すると有効な場合が多いといえます。これらを使用しても咳が止まらない場合には吸入ステロイドなどの治療法もありますが、お子さんの年齢を考えると吸入ステロイドはまず必要がないでしょう。
 
原因がはっきりしているので、咳の原因である猫に近づかないようする、猫のいる家には行かないというのはまず第一の注意点です。
 
ペットアレルギーはなかなか厄介です。私のホームページのQ&Aのコーナーをご覧になると、この猫アレルギーでお困りの方たちの少なくないことがお分かりになると思います。お目を通されるとなると参考になるかもしれません。
 


Q24 喘息性気管支炎と犬

 
2歳になる娘がおります。
3ヶ月前より風邪のような症状が治りません。最近は鼻水、咳、また胸からゼロゼロ音が聞こえるときあります。
昨年の今頃、12月末に喘息性気管支炎の疑いということで入院したことがあります。 医者からは気管支が弱いということを言われました。 実はちょうど3ヶ月ほど前に犬(ミニチュアピンシャー)を室内で買い始めました。 細かい毛やフケが出ます。 喘息のような発作や犬アレルギーのような症状はまだでていないのですが、この症状と犬はなにか関係があるのでしょうか?最近加湿器と空気清浄機を使い始めました。 また犬を少し預けて様子を見てみようと思います。
 

A24 犬アレルギー

 
お話しから判断すると、断定はできませんが、犬アレルギーの疑いがあります。
 
今年、平成15年は、お米が不作でした。お米が不作ということは、天候が不順ということです。私は約30年間アレルギー性疾患、特にぜんそくを見させていただいてきました。このような天候不順な年の秋や冬の初めは、ぜんそくの大豊作となります。このような年は3-5年に1度やってきます。
 
お子さんの調子が悪いのはこの年に当たっている可能性があります。ですから犬だけが原因ではないかもしれません。
 
とりあえずお勧めする検査としては、血液検査をして犬に対する抗体が血液の中にあるかどうかをチェックしておくとよいでしょう。通常、犬の上皮および皮屑に対する抗体を調べます。これらの検査で必要な血液の量は2-3mlです。近くの病院で調べておいてもらうと良いかもしれません。
この検査で犬に対する抗体が陽性に出て、なおかつその犬をよそに預けておいて、その間のお子さんの呼吸器の症状が軽くなるようであれば、残念ながらアレルギーの可能性があります。
犬を再びよそに預けると症状が軽くなり、また犬が家に戻ってくると症状が悪くなるということが再度起こるようであれば、これを医学的に再現性がありといいますか、犬アレルギーの疑いはかなり濃厚となります。
私自身が犬派ですので, ご心配なあなたの気持ちをよくわかります。私のホームページの中のQ&Aコーナーをご覧ください。見出し(タイトル)をご覧になるとペットアレルギーまたは犬アレルギーという項目がかなりの数に上っていることがわかりなると思います。それらをいくつかお読みになるとかなりの情報が入りますのでご覧になることをお勧めいたします。
 


Q23 猫アレルギー

 
私は猫アレルギーなんですけど、猫といる事により、アレルギーの症状がひどくなっていく事はあるんですか?
私は今のところは、猫に触れると首がかゆくなるとゆう事しかないんですが、これから呼吸困難が起こるなどといった事にもなる可能性はあるのでしょうか?よろしくお願いします。
 

A23 猫アレルギー

 
一般的には、ねこアレルギーのある方が,原因物質である猫のアレルゲンが体に入り込む状態が長く続くほど,症状は悪化する可能性は否定できません。
ただ現在が皮膚症状だけの場合に、今後気道症状、例えば呼吸困難や喘息などが起きるかどうかは、その方の体質によるため、前もって予測することは現時点ではかなり難しい問題です。
いずれ猫アレルギーの遺伝子がはっきりした場合にはそのようなことも明らかになるかもしれません。
但し、今まで咳が出やすいとか、その咳が1ー2週間もだらだら続くということがあったり、子供のころ気管が弱く、風邪を引きやすいなどのことはあれば、それはあなたの気管は敏感であるということを示唆するために、猫を飼い続けていればより症状が進む可能性はあります。
現時点では、これ以上の予測するのは難しいといえます。
 


Q22 猫アレルギー

 
私は昨日、猫アレルギーだと病院で診断されました。
しかし、私は動物病院のスタッフとして週に4回、動物病院にいます。
院内には、眼に見えない猫のフケなどがあると思いますが、猫に触らないようにしておけばその動物病院にいる事は大丈夫なのでしょうか?
また、動物病院にいる事によって、症状が悪化する、とゆう事は、ありますか?
今の所の私の症状は、猫に触らなくても、猫のゲージの近くにいるだけで首が痒くなります。
私はなるべく病院にいない方がいいんでしょうか?
 

A22 ペットアレルギー

 
血液検査で猫に対する抗体が陽性であり、実際に猫と接触した場合に何らかのアレルギー症状が出るならば, 猫アレルギーということになります。
 
猫アレルギーになると、この体質はなかなか改善しません。
アレルギー症状の原因となる物質をなるべく身辺から遠ざけるということが治療の第一となります。
 
近年職業病ともいえるペットアレルギーが急増しています。私のクリニックにも獣医さんや、トリマーなどペットを仕事上扱う方でこのトラブルが増加しています。
 
猫アレルギーは猫の皮脂腺からの分泌物や唾液の中のタンパク質が原因であることがわかっています。猫は犬と違いお風呂が大嫌いなため、これらの物質を洗い流すことがなかなかできません。さらにグルーミングをするために毛皮に原因物質が塗りつけられてしまいます。
 
また猫アレルギーの物質は接着性が強く家具や壁に接着します。猫がいなくなった後でも、原因物質はかなりの量が残っているといわれています。
 
さてあなたのお仕事がペット関係なので、なかなか大変なことと思います。冒頭にお話しましたように血液検査で猫に対する抗体が陽性に出て、さらにてこと接触した場合に症状が明らかに出る場合には、対策を考える必要があるでしょう。
 
現在新薬の治験が行われています。私も参加しております。、猫によるアレルギー性の喘息を起こす方に、猫に反応しなくなるような免疫抗体を注射する治療法が行われつつあります。現時点では治験の段階であり、これが本当に有効であることが確認されれば何年か後には新薬として登場するかもしれません。
 
この薬があなたに有効かどうかはわかりません。ことは1回の注射が非常に高価1-20,000円の可能性もあるといわれております。
 
いずれにしろ将来にはペットアレルギーの治療法も登場するかもしれませんが、残念ながら現時点ではいま話したような状況であります。
 


Q21 猫アレルギー

 
こんにちは。はじめまして。
皆さんの猫アレルギーについての質問と、先生の猫アレルギーに対するご回答を読ませていただきました。やっぱり、猫と共存すると言うのはかなり難しいのですね。
 
我が家の4歳の息子も先日、犬・猫・ハウスダストのアレルギーである事が判明いたしました。
2歳10ヵ月で初めて喘息の発作を起こし入院。鼻水は小さな頃から頻繁でしたが、その原因が、まさか猫とは思わず、ずっと猫と生活しておりました。
現在は喘息発作は毎年10月に一度だけ。鼻水は1ヶ月に一度耳鼻科に行かなくていけないくらい酷くなると言う状態です。
 
アレルギーの数値は 猫表皮29.3クラス3 犬表皮20.9クラス3 ハウスダスト5.8クラス1 と、検査結果の用紙には書かれておりました。この数値はいかがなものでしょうか?
現在、猫アレルギーと知ってから、色々なホームページで調べ、家族である猫と一緒に生活できる努力しております。
 
①猫シャンプーを頻繁に。
②掃除は一日二回。壁の水ぶきを毎日する事。
③カーテンの掃除機掛けを毎日と、洗濯を2ヶ月に一度。
④ころころローラーでリビングのラグと、洋服につく猫の毛取りを頻繁にする。
⑤息子の部屋には絶対に猫は入れない。また、猫の部屋には息子を極力入れない様にする。
⑥息子の布団は晴れた日は必ず干し、布団と寝着はころころローラーをかけてから就寝させる。
 
これらを実行し頑張っております。
少しでも息子の症状が良くなるように、まだ努力できることがあれば教えていただきたいでのすが…
また、小児科で喘息のときに吸入できるようにとインタールとべネトリンと言うお薬をいただいているのですが、毎日一回、寝る前に吸入させると夜も咳をせずぐっすり、次の日も楽に過ごせるようです。
小児科の先生にはつづけても大丈夫といわれているのですが、
このお薬はずっと続けていても大丈夫なのでしょうか?お薬についての安全性についても詳しく教えていただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

A21 猫アレルギー

 
猫対策でだいぶ頑張られていらっしゃるようです。その努力には敬服いたします。
 
アレルギーの病気の治療の第一は <原因が明らかになったら、それを日常生活のなから極力減らすこと、または除去する> というものです。
 
大変酷な言い方をすれば、猫が原因とわかっているアレルギー症状を減らすには、猫のいない生活環境にすることが、まず第一です。
 
猫を飼いながらお薬を使ってアレルギーを治療していくということは、食べたいだけ食べ、直後に甘いケーキやチョコレートをたくさん食べて血液中の糖が上昇したからといって、注射するインシュリンの量を増やしている糖尿病の患者さんのようなものです。
 
しかしこのQ&Aコーナーでお答えしているように、私は犬が大好きです。4年前に大学を辞めて開業するときに、田舎の静岡、三島市に開業し、伊豆に住んでジャーマンシェパードと暮らす予定でした。ですから動物をかわいがる方の気持ちはよくわかります。しかしアレルギーの専門医としては、今上に述べたような酷な表現をせざるを得ないのです。
 
成人や労賃の場合には、ペットを飼って症状が出たならば、薬を使ってそれを抑え込んで、残りの人生をペットと楽しく暮らすことができれば、それでも良いといえます。
 
しかし成長期のお子さんの場合、猫のアレルゲンはなかなか厄介なものです。寝る前にインタールと気管支拡張剤を吸入することにより咳がピタッと止まりよく寝られるということですが、これ自体は大変結構なことです。ちょっと見方を変えると、毎晩せきが出ているということは、猫によるアレルギー症状のひとつと考えられます。これをその場しのぎのインタールと拡張剤の吸入で抑え込むということは、ちょうど沸騰したやかんのふたを無理やり抑えているようなものです。いつ何時破裂するかもしれません。
 
インタールと気管支拡張剤を合わせて吸入する方法は、この15年間小児の喘息の管理において非常によく用いられてきました。インタールは小児喘息の治療薬においては最も安全な薬です。私もインタール吸入なしには小児喘息の治療はできません。このことは私のHPのIllnessの喘息をご覧になると、インタールという説明があります。ここをお読みになればインタールという優れたお薬の特徴が分ります。
 
お子さんの咳がインタール吸入のみでコントロールできていれば結構です。しかし拡張剤なしでは、咳が止まらなければ治療の再検討が必要でしょう。喘息の方のゼイゼイや頑固な咳が(咳喘息)が拡張剤の使用なしにはインタールだけで収まらないときは、2002年の日本アレルギー学会の小児喘息の治療のガイドラインにはインタールと拡張剤の吸入を長期に継続することへの再検討がなされています。その際には吸入ステロイド薬の使用も考慮の一つとされています。
 
私はあなたの方法が間違っていると言っているのではありませんし、あなたを攻撃しているのでもありません。うまく行くかもしれないのです。悲しいことに医者というものは、考えられる最悪の状況を想定し、それをこのような可能性もあると、患者さんや保護者の方に伝える義務があります。ですから私は万一の状態について以上のように説明せざるを得ないのです。
 
うまく行くことをお祈りしています。
 


Q20 動物アレルギーと妊娠について

 
幼い頃からずっと犬やネコといっしょに平気で生活をしてきました。でも結婚して実家を離れてから急に動物に対してアレルギー反応が出るようになったのです。実家が近いのでよくペット達に会いに帰るのですが抱っこしたりキスしたりすると、口や目が痒くなったり、クシャミ鼻水が止まらなくなるのです。これって、やっぱり動物アレルギーですよね。。。このホームページを拝見すると原因には近づかないのがイイと書かれていたのですが、これから妊娠を考えている私にとって妊娠中や出産後に実家に戻らない、というわけにも行かず困っています。もちろん大好きなペット達に会えないのも悲しいです。妊娠中にアレルギー反応が出ると赤ちゃんにも影響が出るのでしょうか。やはり妊娠中に実家に帰るのも良くないんでしょうか?
 

A20 ペットアレルギー、ペット感染症

 
大変ペットがお好きなようですね。それ自体は結構なことだと思います。
お話しよう伺うと、現在ペットと濃厚な接触をすると、眼、鼻にアレルギー症状が出ているようです。このことはペットの体から出る何らかの成分があなたの皮膚や目の粘膜に入りアレルギー症状を起こしているということを示しています。
従って基本的には妊娠中は接触の回数を極力減らされることが望ましいと思います。
 
妊婦中のもう一つ注意すべき点は、動物から寄生虫が感染するペット感染症です。そのなかでもトキソソプラズマ症は胎児に奇形を起こすことがあるので、やはり妊娠中はペットとの接触は、つらいでしょうが極力控えることをおすすめします。
お礼メールと心配事
お返事ありがとうございます。妊娠中のペットとの濃厚な接触は控えたいと思います。でも軽く触ったり、いっしょにいるだけでも症状が出てしまうときもあります(悲)こんな場合でもマズイですよね?(赤ちゃんにも悪いのかな)出産間近の実家への長期の里帰りなんて無理なんでしょか。。。帰らない方が良いのかと不安になっています。
 
回答
お気持ちお察しします。
どうしても触りたければ、前もって抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などを内服してから触ると言う手もありますが、妊娠中は余計な薬は飲まないほうがよいので、この方法はまったくお勧めできません。
それより、前向きに考えてこれから生まれてくる赤ちゃんのこと、そしてお子さんを何人か育てることを考えたほうが楽しいですよ!人生前向きに行きましょう。
 


Q19 ペットアレルギー

 
はじめまして、よろしくお願いします。
6歳の娘がアトピー性皮膚炎です程度としては軽い方だと思います。
今度ペットで小鳥を飼うことを検討していますが、アレルギー体質の人にはよくないと聞きました。小屋の掃除等きちんとして、居間や居室にカゴを置かなくてもダメでしょうか?次に通院するとき血液検査をお願いしてみようと思っていますが結果も含めて検討した方が良いですか?
 

A19 小鳥アレルギー

 
小鳥に限らず猫や犬がアレルギーの原因として問題になることがあります。
ペットを飼うことは情操的には非常に良いことなのです、これがアレルギーの元となってしまうとなかなか厄介です。
ご質問のように飼う前に前もって検査をして、体が小鳥に反応してなければ確かに飼育することは可能です。
しかしながらアレルギー体質のある方の場合、飼っていると数年してから、そのペットにアレルギーとなる場合がしばしば観察されます。何年かたってしまうと、家族の一員のようになりなかなか手放すことはできません。こうなるとジレンマに陥ってしまうためになかなか良い解決策は見いだせないといえます。
鳥の場合、かごをよく掃除するとか、そのお部屋の清掃十分にするなどの注意をすれば、鳥アレルギーなる確率は減らすことができます。
アレルギー体質があるということは以下の点から判断されます。
両親兄弟に、小児ぜんそくを含めた喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、湿疹、アトピー性皮膚炎、じんましん、薬アレルギー、金属アレルギー、食物アレルギー、化粧品かぶれ、洗剤による湿疹などがあるかどうか。
このような病気が肉親に見られたならば、何らかのアレルギー体質を持っていると考えられます。このような場合にはペットを飼い始めることは十分に気をつけ、どうしても飼う場合には上に述べたような清掃を十分にすることが必要です。
寝室に飼うことは勧められません。それは寝室で過ごす時間が長いために、ペットアレルギーなる確率が高くなるからです。
私も犬が好きなのでペットを飼う人の気持ちは理解できるつもりですが、しかしアレルギー専門医の立場としては、アレルギーになるかもしれないペットをどうぞお買いくださいとは、なかなか言いにくいものです。
お子さんとよくお話をして、将来、万が一にアトピー性皮膚炎が悪化して、その原因の一つが小鳥であったならそのときはあきらめることになるかもしれない、とうことを分りやすく話してあげておくのも一つの手かも知れません。
<お礼メール>
忙しい所さっそくのお返事ありがとうございました。病院での検査を含め再検討したいと思います。
ありがとうございました。
 


Q18 ネコアレルギーについて

 
35歳の弟の家でネコを6匹飼っていて、喘息が出て困ってます。
高校のときアトピーが出て、27歳ごろパン屋でパンを作ってた時に、小麦粉アレルギーで喘息になりました。現在は転職し、ゴムメーカーに勤めてからは喘息は治まってました。2年前からネコ1匹飼い、次々と生まれて現在6匹になっています。1匹のころは喘息症状はなかったけれども、6匹になってから喘息症状がでて、最近ひどくなってきています。(タバコはやめられません)家族はネコを捨てたくないと言っています。数匹減らすことはできます。なにか症状を緩和する方法はありませんか。
 

A18 猫アレルギー

 
大変困りのことと思います。猫アレルギーは犬アレルギーよりもやっかいなことが多いといえます。
私のホームページのQ&Aを開けて、ペットアレルギーまたは猫アレルギーの項目を見ていただくと、あなた同様の悩みを抱えていらっしゃる方が多数質問をお寄せいただいています。
その中にも書いてありますように猫アレルギーの元は猫の皮脂腺の分泌物が大部分です。また猫の唾液の中にあるタンパク質もアレルギーを起こすことが知られています。
一般的に猫はお風呂が嫌いなためになかなか洗うことができません。また洗ってもグルーミングをするために自分の唾液を毛皮にぬり付けてしまいます。
猫アレルギーを起こすたんぱく質はハウスダストよりも軽く、空中を方法は飛び、しかもとりもちのように接着力が強くペタペタと室内の壁や家具類に付着します。猫がいなくなったお宅でも半年たってもハウスダストの中ので猫アレルギーを起こす原因物質の量は半分にもなりません。
アレルギーの病気の1番の治療法はその原因物質が分かったならば、その物質を身辺から遠ざけることです。
猫の数を減らすなり、なるべくごシャンプーするなりして猫アレルギーの原因物質を減らすとともに、抗アレルギー薬などの予防薬を内服するとある程度効果はあるかもしれません。
残念ながら現在の医学ではこの薬を使えば猫と一緒に暮らすことができるというような魔法の薬はまだ開発されていません。
 


Q17 犬アレルギーの娘について

 
1歳3ヶ月の娘の犬アレルギーについて御相談させて頂きます。
 
娘が10ヶ月の頃、私の実家で飼っている室内犬(20kg・中型犬)と接触をした数時間後に舐められた顔・足が赤く腫れ上がり、痒がり、皮膚科で受診した所【犬アレルギー】と診断されました。(血液検査はしていません)その時に処方したキンダベート軟膏により数日後きれいに治りました。
その後、なるべく犬との接触はさけてはいたのですが、1歳の時に実家での犬との接触で、その時は以前の様な酷さはなくなり、数時間後、舐められた箇所に多少プツプツと湿疹ができますが自然治癒で数日で治りました。その後何回か実家に行くようになり、その度自然治癒で、そして今に至ります。
 
その犬との接触について一つ気がかりな事がありまして、接触数日後には必ず、くしゃみ・鼻水から始まって、熱は出ないのですが咳込み、風邪の様な症状が出る事です。私自身、母親からの免疫が切れたからよく風邪ひいてるんだろうなぁぐらいにしか考えてなかったのですが、実家に行く回数が前よりも多くなった今、娘が1歳になった時からずーっと風邪の様な症状を繰り返しているので、もしかしたら・・・?と思いました。そんな中でも下痢や嘔吐などないし娘は咳をしていてもケロっとしているので・・・。(一度病院に受診した所ぜんそくはありませんでした)
 
風邪症状というのは出るものなのでしょうか?
それともただ単に娘は風邪をもらってるだけなのでしょうか?
娘は犬が大好きなだけにアレルギーなのが可哀想ですがその犬との接触により少しずつ免疫というものはできないものでしょうか?
 
宜しくお願い致します。
 

A17 イヌアレルギー

 
お話しから判断すると、犬アレルギーが強く疑われます。
 
赤ちゃんの時にはなめられたことにより皮膚にアレルギー症状が出現し、現在はその原因物質を吸い込むことにより、気道症状が出ていると考えられます。
 
しかしながら、納得できない点がいくつかあります。そのひとつは症状が出る時間が遅すぎるということです。
 
一般的にはアレルギー反応にはその出現時間から、3つの形があります。
その原因物質が体に入ってから10分から15分以内に起きる即時型反応、
6-8時間後に起きる遅発型反応、
そして1-2日後に出る遅延型反応です。
 
お子さんの場合時間経過から判断するとこの遅延型反応が考えられます。この反応のその最も分かりやすい例がツベルクリン反応です。ツベルクリンを皮膚に注射して、その2日後に判定します。
 
この遅延型反応はぜんそく発作においても確かに見られますが、即時型反応も遅発方反応も無くて、遅延型反応だけ出るというのは小児喘息ではあまり報告がありません(成人の職業喘息では時に見られますが)。
 
小児においてこの反応が見られるのは、食物アレルギーの限られた場合です。たとえば卵を食べると、その日はなんともなくても1日から2日たつと皮膚の湿疹がひどくなるという場合です。
 
もうひとつの可能性はそこのお宅に行ってから症状が出るということですので、その原因は犬以外のものかもしれません。小児の場合1番多いものはハウスダスト(チリダニ)です。
 
一歳のお子さんから採血するのはなかなか容易でもありませんが、このようなことが続けて起きる場合には一応血液検査をしておくと良いかもしれません。その場合、採決の上手なお医者さん(小児専門医)がよいでしょう。
 
万一、犬アレルギーだとすると、暴露されるほど、一般的に症状が強くなります。小児の場合、ずっと飼っていると症状が軽くなると言う例はあまり無いといえます。ですからこれが本当に犬アレルギーかどうかを専門医とよく相談する必要があるでしょう。
 
私も犬派ですのでお気持ちはよくわかります。子供のころ紀州犬を飼っていました。色は少し茶色を帯びた白で、体重は20キロで、私たち家族には非常に慣れていましたが、散歩の時などに他の犬に会うとそれが30キロ以上の秋田犬であったりシェパードであったりしても立ち向かって行くたびにいつもヒヤヒヤしたものです(今と違い犬の調教師はいなかったので)。3年前に大學をやめて、開業するときに、故郷である静岡の三島に帰ろうと思ったこともあります。それは三島にクリニックを作り、住むのは伊豆の山の中に住んで、大きなジャーマンシェパードと暮らすつもりでした。今やそれは夢となってしまいました!
 
将来のことをあれやこれやと心配する前に現在の状況を正しく、専門医に判断してもらうとよいでしょう。
 


Q16 ネコちゃんとの共存

 
自宅でネコを飼っています。現在6ヶ月の息子が、ネコ上皮(ラストスコア4)・卵白(4)・ハウスダスト(2)Ige(329)とのことで抗アレルギー剤ザジテン(0,02%)3ミリとぺリアクチンシロップ(0,04)5ミリを内服しています。ひどく痒がり夜も眠れなくなっていた為、実家に避難して1週間、皮膚の状態はずいぶん落ち着きましたが、まだ痒みがひどいようです。他の方のネコに関するお答えも見ましたが、なんとかネコと一緒に生活できないものでしょうか・・?(無理は承知ですが・・)
 お尋ねしたいのは
①息子のネコアレルギーはひどい方ですか?
②今後悪化する恐れのほうが強いのでしょうか・・?
③空気清浄器による効果はありますか?
④自宅へ帰った際、気を付けなければならないことなどあれば教えて下さい。
 

A16 ねこアレルギー

 
アレルギーの病気の治療の大原則は原因物質を身辺から遠ざけることです。
それが出来ないときにやむを得ず薬物治療となります。通常は薬がなかなか効きにくいのでステロイド薬をなんtらかの猫アレルギーの場合そのままにして、暴露されていると、アレルギー症状は悪化する可能性があります。たとえば現在は皮膚症状でも今後、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、猫喘息などの可能性は否定できません。
 
猫アレルギーの元は猫の皮脂腺の分泌物中のたんぱく質です。猫はお風呂が嫌いなのでこの物質を猫の体から取り去ることはまず不可能です。
 
厄介なことに、この物質はハウスダストより軽く、しかも接着力が強く、室内の壁にしっかりと付着しています。猫がいなくなった家のハウスダスト中のこの物質を測定すると、半年たっても半分近くくは残っているというデータもあります。
 
このように接着力が強いので空気清浄機は余り有効ではありません。
さてさて困った物です!
今回、皮膚の症状がかなり長引いたようです。次回はより悪化する可能性があります。
 
私はイヌ派ですが動物をかわいがる気持ちは良く分ります。この問題は皆さんでよく相談されることが必要でしょう。
 


Q15 動物アレルギーについて

 
はじめまして
主人がアレルギー持ちなのですが犬を飼いたいと思っています。主人の実家がマルチーズとシーズーを飼っていて実家に帰るとくしゃみ連発で目もかゆくて赤くなります。主人のお姉さんも主人程ではないのですがアレルギー持ちで、今ミニチュアダックスを飼ってるけど全然大丈夫だそうです。
お姉さん曰く「実家は掃除全然してなくてほこりだらけだからね。きれいにしてれば大丈夫よ」と言ってくれました
そこでアレルギー検査を受けてみました。結果はIgE1432、EX2が24.70 E2が9.03 でした。やはり犬を飼うのは無理でしょうか?プードルは動物アレルギーでも大丈夫と聞いたんですけどどうでしょうか?よろしくお願いします。
 

A15 ペットアレルギー

 
(1) 兄弟でもアレルギー体質の遺伝の程度には差があります。たとえば、一卵性双生児でも一方が喘息だった場合に、他も喘息であるという組み合わせは、外国の論文も含めてその数字は50-60%です。したがって兄弟で体質が違ってもまったく不思議はありません。
 
(2)基本的にアレルギー体質の方にはペットはお勧めできません。飼ってから2-3年後に、そのペットに対するアレルギーになってしまっても、手放すことはほとんど不可能だからです。そうなると病気が悪くなるのを承知で、一緒に暮らすことになりかねません。
 
(3)一般的に洋犬は和犬に比べるとアレルギーになりやすいといえます。また室内で飼うと、外で飼うよりアレルギーは起こしやすいのです。
 
(4)アレルギー方が室内で動物を飼育する場合、アレルギー症状が悪化する確率は、たとえれば、ロシアンルーレット(6発に1発は当たる。当たればアウト!)といえるでしょう。
 
以上のことを参考にしてご検討ください。当クリニックの質問コーナー(Q&A)をご覧になるとペットに関する質問が数多く来ています。
 


Q14 ネコアレルギーの治療法はありますか

 
1年ほどまえよりネコを飼い始めたのですが家族がネコアレルギーだったことが分かりました。鼻水、くしゃみのほか、呼吸困難になるほどの激しい咳がでることもあります。ネコアレルギーの治療方法はないのでしょうか?宜しくお願いします。
 

A14 猫アレルギー

 
猫アレルギーはなかなか厄介です。
 
猫の皮脂腺の中の物質がその中心的な原因物質です。これ以外にも唾液の中のタンパク質も同様にアレルギーの原因となることがわかっています。
もし猫はお風呂好きであれば、毎日お風呂に入れることによりこれらの物質を毛皮や皮膚から減らすことができます。しかしご存じのように、猫はお風呂が大嫌いです。それに毛皮を自分でなめるグルーミングも猫の特性です。
このようなことから猫の毛皮や皮膚からこの原因物質を減らすことはなかなか難しいといえます。
猫アレルギーでさらに困った点は, この猫アレルギーを起こす物質は乾燥するとハウスダストよりも細かいチリとなって空中に飛散します。この物質はトリモチのように接着力が強いために、猫が歩いたりそのうえで寝たりする床やソファーだけではなく壁や天井家具などにも付着します。
そのため猫がいなくなったお宅でも半年後にハウスダスト中の猫アレルギーの物質を調べると、半分以下にもなりません。
私も3年前に大学をやめるまではアメリカのアレルギー学会の会員であったため毎年アメリカの学会に行っていました。会場の横にある展示会には必ずといっていいくらい猫アレルギーの対策商品が展示されていました。それはある特殊なクリームで猫の毛を拭くと、この物質が落ちやすいとか、特殊なシャンプーを使用すると良いなどといったものです。しかしながらこれといった決定的なものはまだ見つかっておりません。
 
以上お話ししたような点が猫アレルギーの特徴です。アレルギー治療の治療の第一歩は、その物質から遠ざかるということです。一緒に生活しないということが、あなたのアレルギー症状をこれ以上ひどくしないという面では最も有効といえるでしょう。
私は犬派ですが, 猫をかわいがる人の気持ちもよくわかります。ですからこの問題はよくお宅の猫ちゃんと相談されるのがよいでしょう。
 


Q13 動物アレルギーについて

 
4歳になる息子の事で伺います。
乳児期からアトピー性皮膚炎があり、今現在も卵、乳製品、胡麻、エビを除去しています。主人の転勤でインドネシアに約1年住んでいますが、こちらでセルテクトドライシロップとほとんど同じ成分だという薬を貰って朝晩飲んでいます。皮膚の状態は除去していればほとんどありません。その他にダニと動物上皮の数値が高く、動物上皮に関してはこの位の数値だと動物に近づいただけで、くしゃみ鼻水が出るかもしれませんね。と言われました。実際大型犬2匹を飼っている主人の実家に行って、くしゃみ鼻水が止まらなくなったこともありました。鼻炎といわれた事もありますが、普段は風邪をひいた時ぐらいしか鼻の症状はありません。風邪もほとんどひかない元気な子です。
 
そこで相談の内容なのですが、来年の4月から日本人学校の幼稚園に通う予定でいます。その幼稚園では園庭で小動物をたくさん飼っているのですが、さほど広くない庭に余りにたくさんの動物がいるので、そう言うところに通っていて新たなアレルゲンを作り鼻炎や喘息を発症してしまわないか。と不安になり悩んでいます。他に通わせられような幼稚園もなく、息子も仲良しの友達と一緒に幼稚園に通うのを今から楽しみにしています。最近4月からその幼稚園に通っている友人のお子さんが喘息になり(その友人宅では猫を飼っています)、この2ヶ月というもの毎日通院して吸入をしたり、夜中に病院に駆け込んだりしているのを見て、余計に不安になっています。私自身も小児喘息だったし、治ったと思っていた喘息が大人になってから2回出ているので、なんとか子供は喘息にならないようにしてあげたいと、ずっと思ってきました。母子だけで先に帰国するという選択肢もないわけではないのですが。因みに幼稚園で飼っているのはうさぎが3匹、モルモットが6匹、クスクス1匹、オウム2羽、小鳥2羽、鶏2羽とカメです。普段は鶏だけが放し飼いですが、他の動物も檻から出している事もあります。檻やその周辺の掃除もあまりきれいにやっているとは言えません。息子の血液検査の結果は7月に日本でしたものですが、3歳8ヶ月の時で総IgE1255で、動物上皮が4.57でクラス3でした。いろいろと本を読んだりしていますが、どの本にもペットは飼わないほうが良いと書いてあります。喘息患者の90%が5歳までに発症しているとも書いてありました。親として子供の心と身体、両方の健康を考えるとなかなか結論が出ず、自分たちで結論を出さねばならないことですが、少しでも判断の材料が欲しいと思いご相談させていただきました。宜しくお願いたします。
 

A13 イヌアレルギー

 
お話から判断するとすでにイヌアレルギーはあるようです。
イヌアレルギーがあると他の動物にもアレルギーになるリスクは正常人より高いといえます。お子さんの場合、幼稚園で他の動物に接しているうちに、その動物にもアレルギーになる可能性は確かにありますが、動物と接する事により得られる情緒面の有益性もあるので、無条件に禁止するのも、好ましいとはいえない面もあります。
お子さんの検査は、動物一般ということなので、ここの動物に対するアレルギーを見ているわけではないので、もう少し具体的な検査も必要でしょう。
また、戸外で飼っている場合には、室内に比べてリスクはへるため、親密な接触、たとえば抱きしめたり、キスしたり、なめあったりしなければ、大丈夫かも知れません。とりあえず、通園されてはいかがでしょうか。それで、何か問題が出たら、早めに対処すればよいでしょう。
私自身、現在飼ってはいませんが(子供のころは紀州イヌをかっていました)、イヌ派なのでペットの意義というのはよく分ります。ただ仕事柄、ペットにはきつい姿勢で臨まなければならないのですが。また様子を教えてください。
 


Q12 ペットアレルギー

 
小さいころハムスターを飼っていましたがアレルギーであることが分かり、それ以来ペットは飼っていません。大人になり体質も変わったのか現在は動物全般に対してそれほどひどいアレルギーは起こさなくなっています。もしアレルギーが本当に治まっているのであれば病院でアレルギー検査の上シマリスを飼いたいと思っています。
ハムスターとシマリスは同じ齧歯目の分類だそうですが、ハムスターでアレルギーを過去に起こしている場合、シマリスでもアレルギーが起こる可能性はやはり高いのでしょうか?また、シマリスに限ってのアレルギー検査は受けることが可能なのでしょうか?
お手数ですがアドバイス方宜しくお願いいたします。
 

A12 ペットアレルギー

 
かつてあるペットに関してアレルギーだった方は、ある期間ペットと暮らしていなければアレルギー症状が出ないのは当然のことといえます。
それは治癒したわけではありません。今後ペットと暮らすようになれば、今度はそのペットに対するアレルギー症状が出る恐れがあります。その確率は、たとえて言うと、ロシアンルーレットのようなものです。6発に1発かそれ以上の確率です。シマリスに対する検査は今もところありません。仮にあって、検査が陰性だからといって飼うと、いつシマリスに対するアレルギーが発症ないとも限りません。あなたのような体質の方が新しいペットと暮らすときはもし将来、不幸にして症状がでたらどうするかについてよく考えた上で決めてください。
 


Q11 子供のアレルギー

 
このようなサイトがあり、大変心強い思いです。
6歳の娘のことですが、今年の2月から慢性副鼻腔炎で耳鼻科に通院、今は投薬のみで落ち着いてはいるのですが、その時から『何らかのアレルギーがありそうだ」と言われていて気にはなっていましたが、耳鼻科の先生も血液検査は勧められなかったのでそのままになっておりました。
この5月下旬から猫を飼い始めたのですが、猫がきたその夜に引掻かれまして、傷は2センチほどの浅い引掻き傷でしたが、その周囲が直径5センチほど赤く腫れ、目のかゆみ・鼻水・軽い咳があり、次の日に皮膚科に行って相談した所「一度だけでその程度なら様子を見てみたら」と言われたので、様子を見ておりましたが、3~4日に一度、主に目のかゆみを訴えました。そのつど目薬で様子を見ておりましたが、やはり気になるので、小児科の先生にお願いして、アレルギーの血液検査をした所、IgEも771と高値ですし、猫のふけに対してはクラス3.ハウスダストに関しては2種類ともクラス6でした。
ただ、小児科の先生が言われるには「値が高い割には症状が軽いので、今しばらく様子を見ることはできそうだ」と言われました。
今は耳鼻科で、ムコダインとチフォミンドライシロップを飲んでいます。この薬のおかげで症状が軽くで済んでいるのでしょうか?
夏には休薬する事ができるだろうと言われているので心配です。また、検査結果が高い割には症状が軽いようですが、このようなことがあるのでしょうか?
突然、喘息のように症状が出ることがあるのでしょうか?今までは、喘息も食べ物のアレルギーもありません。
いつでしたか、ハムスターにかまれて、亡くなった子供のことをワイドショーで見た記憶があるのですが、同じようなことがありうるのでしょうか?
いろいろ質問ばかりですいません。
小児科の先生には忙しそうでなかなか聞けずに帰ってきてしまいました。いろいろ調べている所にこの質問コーナーを見つけました。ぜひアレルギーに対し、おびえている母親に教えてください。よろしくお願い致します。
 

A11 動物アレルギー

 
副鼻腔炎というのは目の下の骨の中の小部屋に鼻の中からばい菌が入り込み、その中に汚い粘液や膿がたまり、それが逆に鼻の中に吹き出してくるために、色のついた鼻水が出る1種の感染症です。
骨の中の小部屋ののために抗生剤が効きにくいために、慢性化することがよくあります。アメリカでは通常抗生剤の使用を2週間単位で行います。従って4週間抗生剤を飲み続けるという例はアメリカの小児科にとっては決してまれなことではありません。
現在飲んでいるムコダインというお薬は、粘液を流れやすくをするお薬で、もうひとつのお薬はおそらく抗生剤でしょう。しばらく内服し続けるのがよろしいと思います。
 
猫アレルギーがあると思われます。猫に掻かれた後にかゆみ、鼻、目の症状があるうえに、血液検査で猫に対してスコアが3と明らかに反応しています。猫アレルギーに間違いないといえます。猫アレルギーは猫の皮脂腺の分泌物と唾液の中のタンパクです。乾燥するとハウスダストよりも細かな粒子となり空中を飛散します。さらに困ったことにはこの原因物質は鳥もちのように壁や家具にくっつきます。従って猫を飼っ
ている家に行くと猫アレルギーの原因物質で塗りこめられているといっても過言ではないでしょう。対策としては猫に近づかないことが第一です。
猫アレルギーの主な症状は鼻や目の症状、つまりアレルギー性鼻炎とおよびアレルギー性結膜炎です。さらに猫を触るとゼイゼイしてくる猫喘息もあります。。しかしながら猫でショックになった例というのはあまりありません。
 
一方ハムスターやマウスなどは、ショックになる場合がよくあります。げっ歯類は症状が激烈な場合が少なくありません。動物の種類によって症状に差があるのはこの動物の個体差によるものです。
 
アレルギーの検査結果とアレルギーの症状の重症度は相関が低い場合もあります。この点については現時点ではあまり心配しすぎないようにされた方がよいでしょう。まずとりあえずの症状をきちんと直してをことが第一とと思われます。
 
ハウスダストに反応しているために将来ぜんそくになることをご心配されているようです。その予防的対策としてはハウスダスト中のアレルギーを起こす主な成分であるチリダニを減らすことです。
 
この対策についてはこのHPのアレルギーを起こす原因物質・チリダニのところをお読みになれば基本的なことはおわかりなると思われます。そのうえで具体的対策について疑問があればご相談ください。
 
注意していただきたいのは、このチリダニ対策を勉強すると雑誌や新聞の宣伝の中にある防ダニ商品というものが買いたくなってしまいます。しかしこれにはJIS規格がありません。メーカーが勝手な基準をつけて防ダニ、抗ダニと言って宣伝しています。お買いになる前にカタログ等を示しいただいてご相談されることが良いと思います。
 


Q10 次の質問です。

 
早々のご回答ありがとうございます。
やっぱり体質は変わらないんですね。動物が大好きなのでとてもショックです。
最後の望みとしてお伺いしたいのですが
 
①もし私がそちらにお伺いした場合、どのような治療によって体質を改善させるのですか?
②体質が再び変化し動物アレルギーではなくなる、ということはありえるのでしょうか?
③動物アレルギーの人はみなさんネコを飼うのを諦めているのでしょうか?
 
申し訳ありませんが、教えていただけないでしょうか?何度も何度もすみなせん。ネコはいずれ飼いたいと思っているので・・・。?
 

A10 動物アレルギー

 
(1)スギ花粉症ならば減感作療法がありますが、ペットについてはこの方法は確立していません。数年前にアメリカでネコに反応する抗体を抑える蛋白の注射が試みられ、我々も大いに注目していたのですが、失敗に終わったようです。
 
(2)例えばスギ花粉症は老人になりからだの免疫の働きが衰えると花粉への反応性が低下することがしばしば観察されています。ネコに関してはこのようなことが起こる可能性は否定出来ません。いずれ、遺伝子改良で低アレルゲン性のネコが出てくる可能性はあるでしょう。
 
ある期間、ネコのアレルゲンのまったくないところにずっといれば、ネコに反応する抗体は低下するかもしれません。 しかし、あなたの体にネコに反応する免疫の記憶が残っていれば(恐らく残るでしょう)、何年か後に再び接触するとネコに反応する抗体の産生は再開される可能性は否定できません。
 
(3)オムロンがロボットネコを売り出しました!?
私は犬派なのでそのうちソニーの<あいぼ>を買ってクリニックに置くつもりです。ただし、もう少し可愛くなってからですが。
 


Q9 動物全般アレルギー

 
いつの間にやら動物アレルギーになっていました。近づいたりさわったりすると目が痒くなったり、鼻水やくしゃみが止まらなくなります。今のところネコ、ブタ、ウサギには確実に上記症状がでます。たぶんイヌも反応するかも・・・。
それらの動物から離れてしばらくすれば、治るんですけど。小学生の時ネコを飼っていたんですが、当時は何ともなかったのですが・・・。こういうのって治るのでしょうか?
 

A9 動物アレルギー

 
動物(ペット)アレルギーです。
眼が赤くなるのはアレルギー性結膜炎、鼻の症状はアレルギー鼻炎です。
それらの動物から離れてしばらくすると治るのは、原因物質の暴露量が減るためです。
 
動物アレルギーは残念ながら、基本的にはその体質は変わりません。今後、症状が出る動物との接触は控えるほうが無難です。
昔出ていなかった猫アレルギーが何年か後に出ることはよく見られる現象です。体質が何らかの理由で過敏になったのでしょう。
ペットは心理的には非常によいのですが、アレルギー体質の方には残念ながら、お勧めはしにくいのです。
 


Q8 ペット

 
初めまして、当事者2歳の母です。
 
子供ができる前から生後間もない子猫を飼い始めました。
夫婦そろって、とても可愛がってたところに当事者がさずかり、やがて生まれ生後まもなくから乳児湿疹が出、ひどくなる一方でした。
 
1才の頃血液検査でアレルギー体質と分かり離乳食やハウスダストなどに気を配る生活が始まりました。
その頃からというわけではなく子供が生まれ回りからは猫の「毛はよくない・・・」と言われ続け毎回悩みつづけました。
 
ペットを飼ってる方には理解していただけると思いますが、我が子のような思いで育て自分の子との差別などできないものです、そのため夫婦共々結論を出せず当事者は2歳を過ぎました。相変わらず湿疹のやむ事のない日々です。もちろんアレルギー除去用の食事や生活環境を心がけてるのですが何かのきっかけで発作が(気管支喘息)おきさらに頭を悩まされます。
 
この投稿されてた他の方のQ&Aをみてもしかしたらと期待が持てたのですが、幸いにうちの猫はお風呂好きです、猫アレルゲンと言うのはシャンプーなどで清潔にしていれば当事者には被害はないのでしょうか?
 
品種はチンチラで常に(4・50日)に1回は毛を短髪にカットしてます。もちろんそれでも毛は抜けてるのでしょうがマメに掃除機や雑巾もかけてます。 
*犬をさわり目をかゆがりくしゃみ発作を起こした事があります。離れて生活させて方がやはり良いのでしょうか。
 
急がせる要望になってしまうかもしれませんが今週末にそうする考えでおります、最後の手段で先生にご相談です、ご指導お返事宜しくお願い致します。
 

A8 ネコアレルギー

 
ネコアレルギーの診断のためには、血液検査で血中の抗体が認められること、及びネコに接触すると何らかのアレルギー症状が出ることの二つが証明される必要があります。
 
まず、血液検査をする必要があるでしょう。
 
次に、ネコのいない環境で10-14日間、生活し皮膚症状が軽くなると、ネコアレルギーによる、アトピー性皮膚炎がかなり疑われます。
 
一般的にネコのいる家庭では、いない家庭に比べるとチリダニの量は多くなります。
 
おたくのネコは例外的にお風呂好きなので、大変結構と思いますが、入浴後には恐らくグルーミングをしていると思います。
 
ネコアレルゲンとしては皮脂腺の分泌物、唾液の中の蛋白質が明らかになっています。入浴しても、そのあとのグルーミングまで辞めさせることはできないので、この点にはいつも困っています。
 


Q7 犬アレルギー

 
私も元々アレルギー体質で(喘息は無し)花粉症,ハウスダストに反応がありました。 そして、1年前から犬を飼い始めたのですが、ここ2~3ケ月の間に呼吸が苦しくなってきました。
 
以前(15年程前)に犬アレルギーにかかってしまった友人がおり、当時(他の)病院の指示により、犬と同じ部屋にいる事を固く禁じられ、泣く泣く室内犬を外で飼う事にしたそうです。
 
やっぱり15年経った現在でも、以前と同様 犬アレルギーにかかってしまったら、室内犬でも外で飼わなくてはいけないのでしょうか?薬で抑えたり(治したり)犬側の医療等での対処方法はまだ見つかっていないのでしょうか?私は犬が可哀想で外で飼う事が出来ません。何か良い方法がありましたら教えて下さい。宜しくお願い致します。
 

A7 ペットアレルギー

 
私の父も昔, 紀州犬を飼っていました。
私は2年前に大学をやめて、現在のクリニックをオープンしました。田舎が静岡(三島)のため、一時は三島で開業し、伊豆に住んでジャーマンシェパードを飼おうと計画していました。最終的には現在の状況となり、現在、犬は飼っていません。私は犬派というところでしょうか。ですからあなたの気持ちは分からないではありません。
 
本当に犬アレルギーがどうかは、きちんと専門医で検査してもらい、それから決定を下せばよいのです。この問題を相談するには、ペットアレルギーに詳しいアレルギー専門医がよいでしょう(残念ながらほとんどいません)。
 
ペットアレルギーはまず血液検査をして犬に対する抗体が血液の中にあるかどうかを調べます。次に必要があれば、吸入誘発テスト(犬アレルギーを起こす原因物質を吸入して、喘息発作が起きるかどうか調べる)を行います。
 
別のやり方は犬のいない環境で数日生活してみることです。その間に喘息発作がおきなければ犬はあなたのぜんそくの原因として、かなり怪しいといえます。
 
万が一、犬があなたの喘息の原因としたら、あなたの愛犬をとるか、あなたの健康をとるか決断しなければなりません。これはあなたの問題であり他人がとやかくいうべきものではありません。
 
犬は特に人間との関係が密接なため、心理面をも配慮しなければならず、この問題を取り扱うのに経験のあるアレルギー専門医と相談する必要があるでしょう。しかし、普通のアレルギー専門医はこの問題にかなり厳しい姿勢をとるのが一般的です。
 
なぜならばアレルギー治療の最も重要な原則は<アレルギーの原因を身辺から極力減らすか、取り除くことにある。>ということを前提としているからです。
 
場合によっては直接お話しを伺いたいと思います。
 
お礼メール
おはようございます。
ご多忙中にも関わらず、わざわざお返事を頂きまして本当に有り難うございました。
現在は、埼玉県在住ですが、是非、先生にご相談にのって頂きたく(検査をして頂きたく)
一度クリニックへ伺わせて頂きます。
スケジュールが付き次第(日中は会社へ勤務しておりますので)予約を取らせて頂きます。宜しくお願い致します。
 


Q6 ペットアレルギーについて

 
私は1年前よりミニウサギを飼っているのですが、最近たびたび鼻の調子が悪くなったり、咳が出ます。
冷房嫌いなのでエアコン等は使用しておらず、使うとすれば扇風機くらいです。
私はペットアレルギーの可能性があるでしょうか?
もしペットアレルギーとしたらどのような対策があるでしょうか。
アレルギー検出検査を病院で行っていると友人に聞いた事がありますが、だいたい御幾らでしょうか?教えて下さい。お願い致します。
 

A6 ペットアレルギー

 
あなたの鼻の症状がウサギアレルギーによるかどうかはお話からでは断定できません。
 
ご質問の通り、血液検査をするとよいでしょう。血液検査は血液の中のウサギに反応するアレルギー性の抗体を調べます。血液を少量を採血するだけで十分です。結果までに4-5日、長くても1週間待てば結果がられます。
 
あなたがウサギアレルギーかどうかを診断するためには、血液検査だけでは不十分です。確定診断をするためには、ウサギのいない環境に数日間の間生活した場合、鼻の症状がかなり軽くなるかどうか(除去テスト)というのが1つの決め手です。
 
ペットアレルギーを診断する場合には、血液検査だけで診断してはなりません。本当はペットと離れなくても良いかもしれない場合でも、この問題を見極めるのに不慣れのお医者さんは、検査で陽性の結果が出ると、鬼の首でも取ったかのように、ペットを捨てなさいということはまれではありません。
 
飼い主のペットに対する愛着は強いものであり、私自身現在はではいませんが、以前は紀州犬、芝犬を飼っていた経験もあり、ペットと飼い主ののきずなについては一応理解してるつもりです。この問題をきちんと解決するには、この問題の対応に慣れた専門医と相談されると良いと思います。
 
なお検査料金ですが、ひとつの検査項目(例えばウサギ)で3割負担の場合一つ約1,500円です。
 


Q5 犬アレルギーでしょうか

 
初めて質問させていただきます。
7歳の息子のことなのですが、日曜日に近所のスーパーで期間限定でペットの展示即売会があり、Mダックスを購入しました。家に連れて帰り早速息子が遊んでいましたが、気がつくと首のあたりが真っ赤になっていました。蕁麻疹のように見えたのですが、玉戸丼を食べた以外変わったものを食べていませんでした。今まで玉子丼で蕁麻疹は出たことがありません。軽い咳もしていたのですが、翌日熱を出してしまい、病院に行ったところ、風邪と何かのアレルギーでしょうといわれました。
何時もかかっている小児科に翌日いったのですが、やはり風邪と診断されました。ただ、アレルギーかどうかは分からないといわれました。
犬を飼う2~3日前くらいに目が痒いといっていたので、アレルギー用の目薬をさしていました。もともと皮膚も弱いらしく、保育園にいっていた頃に、プールの薬にかぶれて指先の皮がむけることがありました。また、すごく汗をかき、今の時期から既にアセモがあちらこちらできています。
ただ、犬を飼うまではあのような湿疹はありませんでした。色々な要因が重なっているので判断に困っています。アレルギー検査で犬のアレルギーは分かるのでしょうか?現在まだ湿疹が出ていますが、この状態で検査はできるのでしょうか?
犬のアレルギーは猫と違い、犬の種類によって出たり出なかったりすると聞いたことがありますが、本当でしょうか。もし本当なら検査で犬の種類までわかるのでしょうか。
以上、色々質問させていただきましたが、よろしくお願いいたします。現在犬を手放すかどうか、息子が納得するかどうか、どうして良いか分からない状態です。
 

A5 ペットアレルギー

 
M ダックスと接触した以外に発熱もあるので、皮膚症状をペット100%アレルギーで説明するのは、この時点では多少無理があります。近くの病院で犬の上皮やフケ一に対して体が反応しているかどうか血液検査をしてもらうとよいでしょう。その結果を見てからまたご相談したいと思います。
風邪症状が収まった後でも、皮膚に湿疹のような発疹が持続して出ている場合には、その症状からペットアレルギーを疑うことになると思います。
 


Q4 猫アレルギーでしょうか?

 
こんにちは、はじめまして。アレルギーのことで質問させていただきます。
 
私はずっと実家から離れて一人暮しをしていたのですが新築の実家に戻ってきてから、だんだんとアレルギー症状が増えています。
 
今まで離れて暮らしていたときは、ほとんど意識することもなかった軽い首の湿疹だけだったのですが新築の実家にうつってからは、慢性気管支炎、慢性の結膜炎、アトピーの悪化(とくに服に覆われていない部分、顔、まぶたなど)、蕁麻疹など多様なアレルギー症状が始まって本当に困っています。
アレルギーの原因を調べようと思いいろいろ考えました。
まず、新築なのでシックハウス症候群を疑って換気に気をつけ、空気清浄機と墨をたくさん置いてみましたが、これといって効果を感じません。化粧品も使わないでノーメイクにして、シャンプーなども無添加のものに切り替えました。
 
あと原因が考えられるのは、ハウスダスト(ただしこれは前の住居のほうが多かったはずなのですが)、実家で飼っている猫などだと思いラスト検査をしてみたら、ダニ、杉に1プラスの応があり猫に対して半プラスの反応がありました。(IgEは正常値内)
 
猫に頬擦りしたりすると、顔がかゆくなっていたりしたので猫アレルギーの気はあると思っていたのですが、弱いながらも反応があり気になっています。
 
猫アレルギーがラスト検査で低い数値でも
顔の皮膚炎、気管支炎、結膜炎を起こす可能性はありますか?
お手数ですがよろしかったらご回答頂ければ幸いです。
 

A4 ペットアレルギー

 
あなたが疑っていらっしゃるように、ネコアレルギーが考えられます。
 
ラスト検査でプラスマイナス反応し、実際にネコを触ると何らかの症状が出る場合、ネコアレルギーを疑うことはかなり根拠なることと思われます。ラスト検査が低い数値でも、数値が陰性でなければネコアレルギーは否定できません。ネコアレルギーによる顔の皮膚炎、咳などの気管支の症状、眼が赤くなるなど結膜炎症状は充分に起こると考えられます。
 
一般的にネコアレルギーはなかなか厄介です。アメリカ合衆国においてはハウスダストアレルギーと並んでネコアレルギーが問題です。アメリカのアレルギー学会に行くと、展示会では猫の毛を特殊な洗剤で拭くととネコアレルギーのもととなるタンパク質がが取れるとか、様々な趣向を凝らした対策商品が出回っています。そのことはいかにネコアレルギーが厄介だということを示しています。
 
データの示すところによれば猫がいなくなった家庭でも6カ月間たっても、ハウスダストの中のネコアレルギーのもとであるネコアレルゲンは半分以下にはならないといわれています。
 


Q3 とびひはうつる?

 
以前大型のインコを飼っていました。飼わなくなってから鳥を飼っている家に長時間いると、特に足に湿疹のようなものが現れます。数日経つとと水泡に変わり、潰れたり膨れたりで治まるまでに2週間ほどかかります。かゆみも伴います。
鳥に対してアレルギーがあるのかと思っていましたが、最近では虫に刺されると同じような症状が起こります。根本的に治す方法はないのでしょうか。また、どういった検査を受けたらいいのでしょうか。
(その他のアレルギー症状として、蕁麻疹、花粉症、まぶたが腫れる、目の白い部分が腫れる、という事が時々現れます。)
 

A3 動物アレルギー

 
インコはアレルギーを起こしやすい鳥の一つです。飼っている間に体のなかでインコに対して反応する抗体が産生されるようになったのでしょう。そのため、飼わなくなっても、鳥のいる家に行くと其の家の中にある鳥から出る何らかの物質に体の中の抗体が反応して症状が出ると考えられます。それもジンマシン型ではなく湿疹型の反応と言うことになると接触皮膚炎(ウルシかぶれのような皮膚反応)が起きている可能性もあります。
 
体、特に皮膚のアレルギー状態が亢進すると、皮膚が過敏な状態となり、虫に刺された場所が今まで見られなかった湿疹型の反応を示すようになったようです。お話ではこれら以外の多彩な症状を示すようなので、可能なら拝見して、血液検査やパッチテストなどを行って治療方針を決めるのも一つの方法と思われます。
 


Q2 ネコアレルギーについて

 
私は幼い頃(3歳位まで)ネコを飼っていっしょに暮らしておりました。
 
その時はなんともなかったのですが、ネコのいない家に引越しをしてからネコに触るとアレルギーが出るようになりました。具体的には眼のかゆみが特にひどく眼球の上に白い膜が張ったようになったこともあります。あとくしゃみやせきがでる事もあります。膝の上にのせていた時そこが痒くなったりもします。そこで質問なのですがネコアレルギーを治す事はできるのでしょうか?
 
私は動物が大好きで、動物に関する仕事に就きたいと思っています。
また、できればネコを飼いたいと思っているのですがそれは不可能なのでしょうか?
 

A2 ペットアレルギー

 
お話しから判断すると猫アレルギーと考えられます。
 
ネコアレルギーはネコの皮脂腺、垢とかフケ、さらに唾液中のたんぱく質が原因物質となっておこります。
 
アレルギーを起こす原因物質をアレルゲンといいますが、このネコアレルゲンはなかなか厄介でハウスダストよりも軽くふわふわと遠くまで浮遊し、さらに接着するとなかなか取れません。
 
アメリカにおいてはハウスダスト(チリダニ)と並んで喘息やアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎の重要なアレルゲンと考えられています。犬と異なりネコはおふろが大嫌いなのでこのネコアレルゲンを体から落とすのはなかなか難しいといえます。さらにネコはグルーミングをするためになかなかネコの体からアレルゲンを充分にふき取ることは困難といえます。
 
動物関係の仕事に就くことを希望されているようですが、職場で猫と毎回接触するたびに症状は激しくなっていく可能性があります。現在はネコアレルゲンによるアレルギー性結膜炎、アレルギー性の咳、アレルギー性の皮膚炎(ジンマシン)で済んでいるようですが喘息が出るようになると厄介です。よく専門医と相談する必要があるでしょう。
 
追加: 猫と並んでアレルギーを起こしやすいのは はつかネズミ、ハムスターなどです。研究所などでは実験動物室の飼育係りや、これらの動物を使って実験をする研究者がネズミアレルギーやモルモットアレルギーでひどい喘息を起こして呼吸困難になったりすることはよくあります。周囲は<モルモットのたたりだ>、などといってからかったりしますが本人の辛さは大変なものです。ちなみにモルモットやネズミの尿中のたんぱく質がアレルギー症状を起こすことが知られています。
犬は猫ほどでは有りませんが、近年、室内犬(主に洋犬)の造花により犬アレルギーが増加しています。
 


Q1 動物アレルギーについて

 
最近、犬を飼い始めましたところ、軽度ですが呼吸が苦しくなりました。
 
元々、アレルギー体質で昔は喘息を患っていました。現在は、季節柄、花粉症になる程度ですが、犬のアレルギーはあるのでしょうか。今後、飼いつづけて更に悪化する可能性はあるのでしょうか。もしよろしければ教えてください。ちなみに猫の方は昔から近づくと呼吸が苦しくなりました。
 

A1 ペットアレルギー

 
近年ペットアレルギーは増えています。
 
一般的にはネコアレルギーが1番厄介です。
ネコの皮脂腺の物質がアレルギーの主な原因です。また猫のだ液の中のタンパク質もその次に重要なアレルギーの本です。ネコはおふろも嫌いですし、何とかおふろに入れたとしてもその後、グルーミング(毛皮をなめる)ためにまた毛皮にアレルギーのもとがついてしまいます。
 
多いのは猫ほどでは有りませんが、1度犬アレルギーになると厄介なことは同じです。あなたの場合、さまざまな物質に対してアレルギーのようです。このまま犬を飼い続けるとどんどん喘息が悪化する可能性があります。血液検査をしているに対して体が反応していることが明らかであるならば、何らかの方法講じなければあなたの喘息は悪化すると思われます。専門医と相談される必要があります。