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 食物アレルギー Q151~Q200



Q185 2歳7ヶ月の娘の事でご相談させてください。
 

 
2ヶ月ほど前からお腹、背中、首などの蕁麻疹が出ています。
血液検査では、スギ(クラス3 14.7) 、ゴマ(クラス3 29.7)、小麦(クラス1 2.65)、大豆(クラス2 2.79) でした。
 
■離乳食の時から大豆、小麦も普通に食べていましたが、急にアレルギーになることは
あるのでしょうか?
(食事日記をつけ始めましたが、朝何も食べる前にポツポツ出始めたりと、これを食べたからじんましんという原因がわかりません。)
 
■とても心配なのが、咳き込みです。
スイッチが入ったように、急に咳き込みが始まります。じんましん処方してもらった「ザイザル」を飲んでしばらくすると落ち着くので、これもじんましんと同様のアレルギー症状かなと思っていますが、いかがでしょうか?
気管が敏感になっているのでしょうか?
 
原因がわからず、不安な毎日を過ごしております。
血液検査で反応が出た食べ物を数週間除去して様子を見ようかと思ったのですが、咳き込みやじんましんの症状が出るとお薬を飲ませてしまうため、除去テストが進まず、原因がわからないまま症状を抑えている毎日です。
 
今後、どのようにしていけばいいのか先生のご意見をお聞きできたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたいます。
 

A185 食物アレルギー

 
 食物アレルギーの、最終テストは食物除去試験、負荷試験です。これには決まったやり方があります。
ママなりに食物日記をつけていらっしゃるようなので、大変結構です。
 食物アレルギーは皮膚症状の方が多いのですが、咳やゼイゼイなどの呼吸器の症状が出ると、注意が必要です。
 予約を取って早めにおいでください。ご説明いたします。
 
ps:今は花粉症で予約が取りにくいのです。その場合は私に直接お電話ください。何とか致します。
(受付に、院長永倉に相談があるので電話するように言われたと、おっしゃて下さい。)
 


Q184 2歳の息子のことでお伺いします

 
2歳3ヶ月の息子のことでお伺いします。
 
6ヶ月のころから風邪を引き易く、セキ、鼻水、熱発、嘔吐が多く1年のうち病院に掛からない月はないくらい風邪を引きます。 
離乳食開始時より、食事に不信感があり、口にするものを好まない傾向があり、風邪を引くと、食べない、飲まない、薬を飲まないで少し食べても、嘔吐して肺炎間近で点滴をして、改善するパターンです。
現在もセキ、鼻水、嘔吐、37度の微熱で近医に掛かっていますがそこで以前から疑いがあり、アレルギーの検査をしたところ、IgE値が卵白0.72、ミルク0.38、ハウスダスト0.56、ダニ0.73UA/mlでアレルギー陽性でした。
環境整備と1年間、食事制限をするようにいわれましたが、いままで蕁麻疹や喘息発作や皮膚の腫れなどみられたことがなく、卵、牛乳で下痢したことも無いのですが、食事制限は必要でしょうか?どのくらいの食事制限が必要でしょうか?
加熱調理したもの(たまご、牛肉、鶏肉)はダメでしょうか?
乳糖やチキンエキスが入った食品もダメでしょうか?
掛かっている医師からは食事制限があいまいでアレルギーの冊子を渡されるだけでよく分かりません。
どこか別の専門の医師を受診して相談していったほうがいいでしょうか。 
9ヶ月の時には溶連菌感染で入院。そのときに血液検査で白血球だけでなく好酸球の数値も高く,改善後も気管支炎がつづいた事がありました。今回、風邪の時にした血液検査の数値でアレルギーの診断は妥当なものなのでしょうか? 
長々と書いて申し訳有りませんがいろいろ教えてください。
 

A184 食物制限の診断

 
食物アレルギーの診断において、血液検査はあくまで、補助診断です。
 
確定診断には食物除去テスト、負荷テストを行います。詳細はホームページの食物アレルギーの診断の項目をお読みください。
 
実際にその食物を食べても何の症状が無いときには、それは食物アレルギーではありません。従来どおりに食べてよろしいでしょう。
 
スギ花粉症でも同様の場合が10%にヒトに見られます。これらの方は血液検査で陽性でも、スギにシーズンにはケロッとしています。食物アレルギーでも同様のことがあります。言い換えれば擬陽性とでもいえるでしょう。
 
お子さんは今まで食べてもなんとも無ければ、注意して少しずつ食べさせて良いうでしょう。ただしその場合は少しずつというのがポイントです。心配ならば、アレルギー専門医と相談して食べさせても良いでしょう。
 


Q183 血便

 
初めまして、8ヶ月の息子のことで、ご相談をお願いします。
3週間前より下痢(水溶便~軟便)をしています。
また、10日ぐらい前より、だいたい、3日ごとに粘液の中に血便(鮮血~少し赤茶)が混じる状態です。
発熱はなく、機嫌も便をする前に激しく泣くものの、便をした後は、ケロッとしています。
今までの治療については、整腸剤のみ→整腸剤と抗生剤→細菌を殺す働きのある薬をいただきましたが、便の回数は、少し減ったものの(当初10回以上が現在は6回ぐらい)、あまり変わりはありません。便の培養は、異常がありませんでした。
皮膚の状態は、かなり落ち着いていて、インタールの服用(保育園に通っているので)と、ヒルドイドソフトにてスキンケアと必要において、アルメタを使用しています。
食事については、食物アレルギーがある為、普段の小麦、卵、牛乳、ピーナッツ、じゃがいもの完全除去、あわ、ひえ、低アレルギー米の回転でのお粥に加え、疑わしいもの、はじめて口にするものは、控えるように言われていますので、お粥の回転と野菜を少しの状態です。
体重の減少は、前半で少しあったものの、減り続けるということはありません。
が、やはり不安でたまりません。アドバイスを宜しくお願いいたします。
 

A183 血便、下痢、食物アレルギー

 
3週間前から始まっている症状なので、今はやっているウイルス性の急性腸炎のためと考えられます。培養検査でも結果は陰性のようなのでまずウイルス性の急性腸炎を考え、治療します。それでも治らないときには、食物アレルギーに伴う下痢、血便を考えます。
 
この血便、下痢がさらに長期間続く場合には、食物アレルギーによる可能性もありますが、すでにかなりの食物制限をしているので、これ以上の食物制限は、明らかな理由がない限り、慌てて開始しない方がよいでしょう。
 
食物アレルギーの診断については血液検査や皮膚検査を参考としながら、食物除去試験及負荷試験を行い(これらの方法については当クリニックのホームページの食物アレルギーの診断の後に詳しく述べてあります)、特定の食物が原因で何らかの症状を起こしていることを確認してから食物制限を行います。
 
成長期のお子さんなので食物制限は明らかな理由がない限り、あわてて行う必要はありません。十分にチェックしてから行うのがよろしいと思います。
 
経口薬のインタールは、特定の食物制限ができない状況、たとえば外食の時などに行います。この薬はよい薬ですが、正しく使用しないとその効果は約50%前後です。
 


Q182 卵アレルギーでしょうか?

 
昨年、(息子が3~4ヶ月の頃)乳児湿疹で何度か診察していただきました。その節はどうもありがとうございました。保湿ケアとステロイド剤をご指示通りに使い、お蔭様で今はとてもきれいな肌になりました。
現在、息子は1歳1ヶ月です。昨年受診した際にスクラッチテストをしていただいた結果、何も反応は出ませんでしたが、念のため卵は1歳になるまで与えませんでした。1歳を過ぎてから、乾燥全卵が入ったベビーフードや、卵殻カルシウム入りのお菓子、全卵入りのお菓子を与えてみたところ、特に反応は無かったため、先日、スクランブルエッグ(火を通してさらに電子レンジで加熱)を小さじ1杯程度、野菜と混ぜて食べさせたところ、15分後に、そのときに食べたもの全て(卵・コーン・人参・玉葱・鶏肉、ごはん、粉ミルク←卵以外は普段食べ慣れているもの)を胃液が出るまで吐いてしまいました。
さらに、本日卵をつなぎに使ったハンバーグ(卵・牛豚挽肉・玉葱、人参・小松菜・ブロッコリー、ごはん、牛乳←今回も卵以外は普段食べ慣れているもの)を食べさせた後、嘔吐もなく、通常の便だったのですが、その後機嫌が悪く、いつもより早めの3時間半後に次の食事を与え始めた時、下痢をしてしまいました。
スクランブルエッグを与えた時も、本日も鼻風邪をひいていて薬を飲ませていましたし、本調子では無かったのですが、これらは卵アレルギーの反応なのでしょうか?
今後、どのようにしていったらよいか、(しばらく除去すべきか、体調の良いときにもう一度卵を与えて反応を見るか、など)アドバイスをいただければ、と思います。
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
 

A182 食物アレルギー

 
ある年齢になってから食物アレルギーの症状が出る場合もあります。お子さんの場合、昨年の4月(5ヶ月時)には検査で陰性でも、その後に、検査が陽性に出る場合もあります。
 
再度検査をして、必要であれば食物負荷試験を行い、卵アレルギーがあるかチェックすると良いでしょう。
 
1/30 お礼メール
回答をどうもありがとうございました。近々伺って、再度検査をしていただきたいと思います。それまでは、微量でも卵は摂取しないほうが良いですよね?
 


Q181 ステロイド剤の服用

 
1歳5ヶ月の子供が医師に処方されたセルテクトドライシロップを0.6gとセレスタミンシロップ2mlを朝食後と寝る前の2回に分け服用しています。服用期間は6月20日からですので一月近くなります。
 
今日通院した際どれぐらいの期間飲ませるのか聞いたところ『徐々に減量しないといけないので1年ぐらいは飲まないとダメだ』と言われました。そんなに飲ませてもいいものなのでしょうか?
 
ちなみにその医師にはおむつかぶれと食物アレルギーの為少し口の横が荒れていたのでかかりました。症状としては今までの経過を見れば大したものではありませんでしたがいかがなものでしょうか?
食物アレルギーかどうかは、以前通っていた小児のアレルギー科のある病院でスクラッチテストをした際と他の病院で血液検査をした際に分かりました。
 

A181 セレスタミン(ステロイド外用薬)と食物アレルギー

 
セレスタミンはベータメサゾンとクロルフェニラミン(ポララミン、ネオマレイン酸)という抗ヒスタミン薬を合わせたものです。薬の性質から、アレルギー性炎症をよくおさえるため、一般的にはアレルギーがひどい状態の時に使用します。
 
たとえば成人の花粉症で、平成17年のように花粉の量が非常に多くて、内服薬や、点鼻薬、点眼薬などを使っても症状が全く改善せず、日常生活に支障をきたすような場合に、やむを得ず1日2回、1回1錠を2週間まで使用することがあります。
 
それ以上の使用が必要な妨害には、花粉の対策をもういっぺん再検討します。小児においては、このセレスタミンは非常用の薬としてよく使用されます。例えば卵アレルギーのお子さんが、間違って卵を食べてしまい、全身にじんましんが広がり、咳をし始めて呼吸困難状態になったり、喘息発作が出たようなとき、これをアナフィラキシーといいますが、このような全身性のひどいアレルギーの症状が突然に出た際に、非常用の薬として用います。
 
またじんましんなどがひどく、普通の抗ヒスタミン薬で治まらない場合に、数日間使用し、減量します。どんなに長くても1カ月起こすことはありません。
 
この非常用のお薬を小児が長期に内服すると、もっとも最初に出る症状としては身長が伸びなくなる点です。1カ月分間内服し続ければ、おそらくこの間の身長はほとんど伸びていないでしょう。
 
食物アレルギーの血液検査の数値が高めなので、まず食物除去、負荷試験を行い、これらの食物が本当にお子さんの皮膚症状に関与しているどうかをチェックする必要があります。そしてセレスタミンは速やかに、減量そして中止するということが望ましいといえます。
 
これらの点について、きちんと見立てをしてくれる専門医と相談することがお勧めです。
 
7/19 質問メール
ステロイド剤の服用(その2)
早速の回答どうもありがとうございます。
今週、先生に診察していただけるように予約をいれましたが、現在服用させている薬は診察の時まで服用させておいて宜しいでしょうか?薬の量を減量せずに急にやめさせる方が害になると聞きましたのでどうしたらいいのか困っています。診察の時までにやるべき事があれば、お教え願いたく思います。宜しくお願い致します。
 
7/19 回答メール
皮膚の状態がよければ、内服の回数を1日3回から2回にしてよいでしょう。
7/19 質問メール
ステロイド剤の服用(その3)
回答ありがとうございます。
現在、1日2回、朝食後と就寝前に飲ませているのですが、1日1回にしてもよろしいでしょうか?
又、1日1回にする場合、朝食後と就寝前どちらに飲ませればよいでしょうか?
 
7/19 回答メール
症状が落ち着いていれば、朝1回でよいでしょう。
 
7/24 質問メール
ステロイド剤の服用(その4)
お世話になります。先日、セレスタミンの減量の仕方を教わった際、処方して頂いたアタラックス-Pシロップはすぐに飲ませても良かったのでしょうか?2週間先の減量の仕方まで教えて下さったので、もっと減量が進んでから飲ませるものだったのかな?と不安になりました。
又、アタラックス-Pシロップは1週間分の処方でしたが、無くなれば通院して、頂いたほうが良いでしょうか?
 
7/24 質問メール
ステロイド剤の服用(その5)
お世話になります。先日、セレスタミンの減量の仕方を教わった際、処方して頂いたアタラックス-Pシロップはすぐに飲ませても良かったのでしょうか?2週間先の減量の仕方まで教えて下さったので、もっと減量が進んでから飲ませるものだったのかな?と不安になりました。又、アタラックス-Pシロップは1週間分の処方でしたが、無くなれば通院して、頂いたほうが良いでしょうか?
 
7/25 回答メール
セレスタミンの減量方法
1日3回内服していたら、まず昼の分を中止して、それをアタラックスPに切り替えます。
3日後に朝の分または夜の分のどちらかをアタラックスPに代えます。皮膚症状に変化がなければ、残りの1回もアタラックスPに切り替えます。
このような減量方法を基本としてあとは、症状を見ながら、適時変更が必要であれば、変えてゆきます。
 


Q180 牛乳アレルギー

 
先生こんにちは。1歳4ヶ月の息子のミルクアレルギーについて質問です。
今までミルクは飲ませずに、母乳でやってきました。もうそろそろ断乳を考えておりまして、断乳後、彼にカルシウムを摂取させるため、粉ミルク(MA-1やミルフィ等)を与える必要があるのでしょうか?先日、経口負荷テストでヨーグルトはまだダメでした。
現在は、栄養の殆どを離乳食で取れるようにはなってきていると思います。魚等のカルシウムで十分なのでしょうか?
 

A180 牛乳アレルギー

 
MA-1であれば、栄養は問題ないでしょう。1歳4ヶ月になると離乳食も進み、味がわかるようになり、MA-1は飲まない場合が多いといえます。MA-1であれば栄養は問題ありません。
 
MA-1を使用しない場合、当クリニックでは、食事日記を1-2ヶ月つけていただき、それを専属の栄養士さんにチェックしていただく、栄養個人指導(20分)を第2,4週の土曜日の午後に実施、しております。ご希望ならば、ご連絡ください。
 


Q179 子供の卵アレルギー

 
4歳と1歳の息子がおります。長男は卵アレルギーです。
 
一度固ゆで卵の黄身を食べたときは平気でしたが8ヶ月のときにいり卵(卵白が入ってしまった)を食べた後、激しい嘔吐とじんましんが出てしまいました。1歳をすぎ血液検査をしたところARUが卵白31.10卵黄2.40でした。
現在は卵白41.40卵黄11.50で、昔はでていなかったハウスダスト97.40(クラス2)ダニ100.00(クラス2)スギ0.63とでました。ちなみにlgEは213⇒571にあがっています。
 
①なぜ数値があがっているのでしょうか?またハウスダストのように前回なかったものも年齢とともにでてくるものなのでしょうか?
②現在は加工品、つなぎを含め一切食べていません。年に一回の血液検査のみ行っていますが、息子の場合、今後どのようにしていけばよいのでしょうか?
③次男はまだ卵を食べていません(血液検査してません)風疹、麻しんの注射をしたいのですが、かかりつけ医がアレルギーの専門でないのですが、普通に接種して大丈夫でしょうか? 
 
お忙しいところ申し訳ありませんが先生のアドバイスをどうぞよろしくお願い致します。
 

A179 食物アレルギー

 
特異的IgEという抗体は、その数値の変化の真の意味を判定するのはなかなか難しい場合があります。以下に、いくつかのパターンを示します。
 
(1)その食品を除去すると数値が下がる。
(2)その食品を除去しても数値が変わらない。
(3)その食品を除去しても数値が上昇する。
 
(2)と(3)の理由は明らかではありません。
このIgE 抗体以外のものが食物アレルギーに関与しているかも知れません。
 
数年、除去しても検査値が変わらないか、上昇する場合は、必要に応じて、食物負荷試験を行い、食べられるか調べる方法があります。
 
次男さんは、ワクチンの液で皮膚検査をしてから接種をおこうとよいでしょう。当クリニックでは、そのようにしています。
 
その場合は点滴をしながら、負荷試験を行ったり、入院して行う場合があります。
 
2/27 回答メール
卵をまったく食べていなくても、血液検査で抗体の数値が上昇することはよく見られる現象です。
この理由は不明です。この点も、食物アレルギーにおける血液検査の限界を示しているといえるでしょう。
3年間食べていなければ、またショック型でなければ、病院で慎重に負荷試験をする場合もあります。
(当クリニックでは行っています。)
 
一般的にMRワクチンはまず問題ありませんが、ご心配の場合は、ワクチン掖で皮膚検査を行って、反応のないことを確認してから摂取しています。 ご希望ならどうぞ。
 


Q178 小麦アレルギー(アナフィラキシーの経験あり)と他の麦の摂取について

 
永倉先生、ご無沙汰しております。早速ですが、質問させてください。
 
息子は生後6ヶ月から半年ごとに採血で検査していますが、卵・オボムコイド・小麦・ゴマなどは相変わらずクラス6の高値で、完全除去をしております。(去年の4月にはごく微量の卵黄の誤食でアナフィラキシーを起こし入院しました。)鶏肉や魚介類などは、近医にて入院や外来で経口負荷を試みており、少しずつですが食べられるものも増えてきております。
 
今春から幼稚園生になるにあたって、通園予定の幼稚園ではお弁当時に麦茶を飲むため、大麦も検査しましたがクラス4でした。(他の麦:ライ麦もクラス4でした。)小麦でもアナフィラキシーを2度経験しているのと、大麦もクラス4で悩みましたが、麦茶の経口負荷試験も行い、無事100cc飲むことが出来ました。
 
入園してからの話になってしまうのですが、毎日麦茶を飲むことによって、小麦の解除に益々影響が出ることは考えられるでしょうか?(解除は程遠い未来のこととは思っています…。)
検査データは目安と考えていますが、クラス6の小麦+アナフィラキシー体質のことを考えると、負荷では無症状でしたが、毎日麦茶を飲むということに不安を感じています。
 
通園予定の園では、水筒などを持ち込むことが禁止されています。
園の先生とアレルギーの件で色々話をしていますが、今まで麦茶を飲めなかった子はいないので、と言うお話でした。
 
以上になります。長文になり申し訳ありません。先生のお考えを聞かせて頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。
 

A178 食物アレルギー

 
穀類には共通のアレルギーを起こす傾向もありますが、一方では、小麦はだめでも他の穀類は食べられる場合もあります。
 
ご心配の麦茶を飲むことにより小麦アレルギーが治りにくくなるということは、必ず起こるわけではありません。
 
麦茶がのめるならば、食物経口減感作というやり方もあります。飲む量を徐々に増やして、体の免疫(耐性、難しい言葉ですが免疫学的寛容といいます)を誘導する方法もあります。
 
1/15 お礼メール
永倉先生、お忙しいところご返答頂きありがとうございました。
子どもの体調を見ながら、麦茶の摂取を進めて行きたいと思います。ありがとうございました。
 


Q177 1歳児の落花生アレルギー数値について

 
1歳11か月15.5kgの息子をもつ母です。息子のアレルギー検査の結果についてご意見をお聞かせください。
生後4カ月くらいにアトピー性皮膚炎となり(数カ月できれいに完治)、1年半くらい地元の病院で半年に1度くらい血液検査をし、毎月1回診察に行っています。
 
乳製品、小麦、卵にアレルギー反応があり、現在はうどん(乾麺15本程度)とチーズ(粉チーズ小さじ3)の負荷をして異常なしで数値も下がってきています。
 
(小麦はクラス3(13.7)、牛乳クラス2(3.39)、卵白クラス5(96.6)、卵黄クラス4(25.2)です。)
今年の9月の血液検査で初めて調べてもらったのですが、結果ピーナッツにクラス4(27.7)の反応がでました。
担当医はこの年齢でこの数値は自然に下がってくるからそれほど心配することはないが、4,5歳になってのこの数値は大変!とおっしゃっていましたが、そういうものなのでしょうか?
もちろんピーナッツは除去しますが、1歳児(もうすぐ2歳ですが)でピーナッツにこのくらいの反応があっても、ショック症状などにはならないのでしょうか?
ピーナッツアレルギー反応の出た息子について、たとえばこの食品も注意が必要!などの傾向や気をつけておいた方が良いことがありましたら、アドバイスよろしくお願いいたします。
 

A177 食物アレルギー

 
本人が食べていない食品でも、血液中の抗体は陽性に出ることがあります。
 
その理由としては(1)子宮内感作 (2)母乳による感作 (3)食物アレルギーの患者さんは、時に、まったく食べていない食品に関して抗体が陽性に出る場合がある。
以上の3つが考えられます。
 
あなたの妊娠中または授乳中に、ピーナッツ其のものや、ピーナッツバターをよく食べましたか?
いずれにせよ、スコアーが4ならば、しばらくはピーナッツの摂取は見合わせたほうが無難でしょう。
 
年に1回検査して、数値が低下したら負荷試験を試みても良いでしょう。
 
症状が出ていないのに、他の食品を過度に心配して、摂取を制限することは、発育にも影響を及ぼしかねないので、全くお勧めできません。
 
近年、過度の食物制限と紫外線を恐れて日光に当てないために、戦後の日本からは消えたと考えられたくる病が複数、学会で報告されています。発育障害と手足の骨が曲がってしまう悲惨な病気です。
 
あなたのご心配はよくわかりますが、不必要な制限は禁物です。
 


Q176 成人発症型食物アレルギー

 
はじめまして、アレルギーの経過と質問を記載してあります。
よろしくお願いします。
 
20歳 … アレルギー性結膜炎発症、
24歳 … 花粉症発症、
31歳 … メロン・モモで口の中痒み、
32歳 … イチゴ・豆乳で口の中痒み、造影剤検査中発疹、
36歳 … 血液検査スギ・ラット・モルモット・マウスで陽性、
37歳 … 会社新棟入室1時間30分後・咳・喉の腫れ・首と腕に発疹、
41歳 … 血液検査イネ科陽性、アーモンドで喉の腫れ、
43歳 … 血液検査モモ陽性、
 
9.6 プラムを食べて15分後、動悸・血圧上昇(200/105)、
30分後 顔面紅潮・激しい動悸・呼吸困難、救急車で北里メディカルセンター搬送(点滴・入院)、
15分~30分間隔でこれらの症状を5時間程度繰り返す。
 
9.24 アイスクリームに混入していたマンゴーを食べている最中、動悸・喉の腫れ・血圧上昇・呼吸が苦しくなる。
セレスタミン2錠 を服用後 夜間病院を受診。
 
その後、近くのアレルギー科を受診、血液検査を受けましたが、
非特異的 IgE は88U/ml 、ピーナッツ、アーモンド、イチゴ、キウイ、マンゴー、クルミ、大豆はすべてクラス0でした。
病院の先生には気にしすぎ、まったくアレルギー体質では無い。と言われました。
 
その後、別の病院を受診しましたが、今は少し様子を見ましょう、と言われました。
偶然、S病院の紹介を受け、先日受診しましたが、大変な混みようで、 検査が終わるのが、12月中旬でその後診察なのでそれまでは、何もされない状態です。
 
今まで食べて大丈夫なものは、食べていいですよ、と言われますが、ほとんどの食品が、この間まで大丈夫だったのに、急にダメになった。これこそ気にしすぎといわれそうですが、時々食べる事さえも苦痛になります。
 
また、食べている時何かのきっかけで喉が痒かったりすると、それだけで、パニックになる時があります。
現在はすべての果物と木の実を食べないようにしています。
 
妹(37歳)も同時期にまったく同じ症状で、現在共に苦しんでいます。
 
一番の不安は、同じような反応が出た時にどのように、対処したらいいのでしょうか?
あまり強くない抗アレルギー薬を飲み続けることで、少しでも発作を食い止める事は出来ないのですか?
気管支拡張薬等を持っていた方が安全なのでしょうか?
 
アレルギーとは直接関係ありませんが、現在高血圧でかかりつけ医受診中・ノルバスク(5mg)、便秘と不定愁訴で漢方医から、防風通聖散、をそれぞれ処方していただいています。
なるべく簡潔に書いたつもりですが、大変長くなり本当に申し訳ありません。
 

A176 食物アレルギー(アナフィラキシー型)

 
果物、野菜などに含まれる糖蛋白によるアレルギー反応です。通常はアナフィラキシーになると血圧は低下し、いわゆるショック状態になります。しかし、アナフィラキシー直後には、顔面紅潮、一過性の血圧上昇が見られることはありません。
 
あなたの持病である高血圧が関係しているかもしれません。または、カテコールアミン産生がアレルギー反応で誘発されるのかもしれません。
 
まれですが、カテコールアミンを産生する腫瘍があるのかもしれませんが、まず考えられません。
 
アナフィラキシー発症時の治療では、喉が絞まる感じ(喉頭浮腫)に対してはエピネフリンの皮下注射が使用されます(自己注射のエピネフリンも
 
近年使用できるようになりました。)。しかし、エピネフリンには血圧上昇作用があり、あなたには使用しにくいでしょう。
 
しかし、ネブライザーによるエピネフリン吸入は、注射に比べて血圧上昇作用は少ないので、試す価値はあるかもしれません。但し、ネブライザーが必要です。
 
次の応急処置の選択としては、多めステロイドや抗ヒスタミン薬の内服でしょう。
 
予防ですが、抗ヒスタミン薬の内服の予防効果はそれ程は期待できないかも知れません。それよりも、食前10-15分前に内服する経口インタール薬は
 
消化器からのアレルゲン(アレルギーを起こす物質)の吸収をブロックします。しかし、其の効果は個人が強いため、効くか効かないかは事前にはわかりません。
 
最後に検査結果の考え方です。アナフィラキシーは実際の其の食品を食べて症状が出る(2回以上)ものでも、血液検査(特異的IgE抗体)が
 
陰性のことは少なくありません。血液の抗体と症状の起こす粘膜抗体との間には乖離があるのかもしれません。そのような場合、野菜や果物ではダブルスクラッチ
 
皮膚テストを行うと初めて陽性に出る場合があります。
 
当クリニック受診中のアナフィラキシーの患者さんの約半数は血液検査と症状が一致しない場合がありますが、特定の食物を食べてアナフィラキシーが
 
2回以上ある場合(これを再現性有り、といいます)には、アレルギー反応と診断します。アレルギーは検査ではなく症状を最も優先して考慮する必要があります。
 


Q175 子供の食物アレルギーについて

 
子供が作秋の血液検査では卵白クラス3、オボムコイド2、ミルク2大豆1の食物アレルギーです。
半年前の検査より、1ずつ良くなりました。
皮膚の状態は除去食生活を始めてからは全くきれいです。
近所の小児科医に同愛記念病院を紹介していただいたところ、A医師にインタール内服薬を何年間も毎日欠かさず毎食前に飲み続けなければ小学生になっても卵は食べられないと、強く言われました。
永倉先生の著書には、魔法の薬ではないから遠足やお誕生日会などのときに飲めばよいのではとあり、私はそのようにしたいと申し上げましたが否定されました。
改めて、先生のご意見を伺いたくメールをさせていただきました。  
お忙しいとは存じますがご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
 

A175 食物アレルギー

 
インタールの内服薬はユニークな良いお薬です。食前15分前に内服すると、胃や腸の表面に付着し、食物アレルゲンが体へ入るのをブロックします。その結果、アレルギー症状を抑えるのです。
 
しかし、現在までに発表された論文を詳しく検討すると、其の有効性にはかなりの個人差があります。従って、私たちは、アトピー性皮膚炎の方に自動的に、すべて処方するということはいたしません。
 
お子さんの場合、検査のスコアーも低下傾向にあるようですし、いずれ食物負荷試験をして、また食べられるかを検討すると良いでしょう。一般的にスコアー3では食べて症状が出るのは約5割といわれています。食物負荷試験は、それに慣れた専門医の元でおやりになる必要があります。自宅で不用意に行うとショックなどの症状が出る場合があります。
 


Q174 牛乳アレルギー用のミルク

 
以前はミルフィを飲ませていて特になんの問題もなかったのですが、主治医からMA-miの方が分子が小さいからいいと言われ、それ以降MA-miを飲ませているのですが、飲ませ始めてから顔の湿疹が出てきたように思います。(MA-1等は子供が飲みませんでした。)もしかしたら他に要因があるのかもしれませんが、分子が小さいけれど、人によって合う、合わないミルクはありますか?そういう事例を聞いたことはありますか?
 

A174 牛乳アレルギー

 
理論的には分子量の小さいほうが、アレルギーを起こしにくいといえます。
 
ミルフィーは平均分子量は800、MA-mi は500です。これはあくまで、平均分子量であって、両者の製造過程には多少の差はあります。(メーカーは製造過程は企業秘密のため、詳しくは教えてくれません。)
 
分子量に関係なく、ミルクを代えたら、皮膚が悪化した疑いがあるならば、2週間くらいを目安に、もとのミルクに戻してみてはいかがでしょうか。
 
皮膚症状の悪化の別の原因としては、陽気の変化(秋に入ったことも原因かも知れません。そのためにも、ミルクを戻してはいかがですか。
 
11/4
お米アレルギー
先生こんにちは。今日で1歳になる息子は、IgE=101 IU/mlで、今までに検査したもので、卵、牛乳、小麦アレルギーがあります。今年の8月の血液検査でお米は大丈夫だったのですが、(確かパッチテストでも大丈夫だったと)最近、お米を食べるとき嫌がるのと、他の食べ物はなるべく回転食で食べさせているのですが、お米は、日本人の主食ともあるので、毎食食べさせています。
アレルギーの重症の子供は、今大丈夫でも毎食食べさせることで、米もアレルギーになってしまうと聞いたことがあり、不安になりました。それに最近、前よりお肌も赤くなったりかさかさしてます。(寒さのせい?)
やはりお米も気をつけてあげた方がいいのでしょうか?
ゆきひかりを試してみようかと思うのですが、先生はどう思われますか?
 
11/6 回答メール
米アレルギー
食べるのを嫌がるだけでは、米アレルギーとは断定しにくいといえます。
米を食べて何らかの症状、発疹、咳、ジンマシン、喘息発作、下痢、嘔吐などの症状が出て初めて、米アレルギーを疑います。
現時点では、米アレルギーとは断定できないので、そのまま経過を見てはいかがですか?
(参考までに、ササニシキは北海道原産のパサパサしたお米ですが、他の品種よりはアレルギーが出にくい様です。)
 


Q173 アレルギー検査結果と牛乳・卵アレルギーについて

 
先日息子のアレルギーの血液検査をしました。
 
結果、卵、牛乳、小麦が陽性とでたのですが、その他、IgE(RIST)の数値が、101 IU/mlとのことでした。診察の時、主治医に、数値は高いですね。普通は10 IU/ml以下です。と言われたのですが、家に帰って結果を良く見ると、基準値は、170 IU/ml以下となってるので、どちらが正しいのでしょうか?
 
後、牛乳アレルギーで明治のミルフィと森永のMA-miはどちらがよろしいでしょうか?MA-1は息子が嫌がって飲みませんでした。卵アレルギーの子はしらすやいくらもダメだと聞いたことがあります。本当ですか?
 

A173 食物アレルギー

 
IgE(RIST)の正常値は3ヶ月から1歳未満で平均25(範囲は6-70)です。170は成人の値です。
 
IgEの数値は個人差が大きく、専門医はアレルギー体質があるがどうかの参考にする程度です。
 
この数値はアレルギー症状の重症度とは関係ありません。例えば、アトピー性皮膚炎では1万以上は珍しくありません。
 
以下、血液検査だけでなく、食物除去、負荷試験で牛乳アレルギーは確認してあるという前提でお話しいたします。
 
ミルクアレルギー用のミルクとして市販されているものの、分子量を以下に記載します。分子量が小さいほどアレルギーはおきにくいのです。
 
ニューMA-1ペプディットハ共に300、MA-mi、ミルフィーは500-800です。 私は基本的に前2者を使用します。というのはMA-mi、ミルフィーは比較的味も良いのですが、牛乳蛋白の分解度が不十分なため、これらのミルクで症状を起こす患者さんがときに見られるからです。(当クリニックにはミルクアレルギーの重症の赤ちゃんがお見えになるためかもしれませんが。)
 
MA-1は牛乳蛋白の分解度が高いので、味が悪いのです(良薬口に苦し!)
 
卵アレルギーdせ魚卵もだめな場合は数%です。このHPの病気知識の項目の食物アレルギーの部分の中の食物アレルギーの中の食物負荷試験を行い、確認すると良いでしょう。
 
食物負荷試験は必ず慣れた医師の指導の元に行ってください。当クリニックでは週に10人程度はこの負荷試験を行い、検査してから、離乳食の指導を行っております。
 


Q172 回転食について教えてください

 
もうすぐ11ヶ月になる娘のアトピー・食物アレルギー治療のことで質問です。
 
1ヶ月前先生のところで診察を受けた際、回転食という言葉を教えていただきました。
その際は、「好きだからといって毎食同じものを与えないように」と教えていただき、何日ぐらいの割合で回転すればよろしいかお伺いしたところ、「あまり神経質にならなくてもよい」とのご指示でした。
ですが、気になって、回転食をインターネットで検索してみると、5日回転とか一週間回転とか書いてあって、同じようなものばかり食べていると、それがアレルギーの原因になるとか毎日じゃがいもを食べさせていたら、5歳になってじゃがいもアレルギーになったとか、怖~いことも書いてありました。
そこで、娘の現在の状態で、具体的にどの程度、回転食を行えばよいのか、先生のお考えを聞かせてください。
現在、試してみて、娘の食べられる食材は、下記のとおりです。
 
(血液検査の結果は先生にお渡ししてあります)
 
たんぱく源:1、豆腐 2、たい(魚) 3、高野豆腐 4、すずき(魚)
野菜   :小松菜、キャベツ、ブロッコリー、ピーマン、ニンジン、大根、かぼちゃ、じゃがいも、トマト、れんこん、はくさい、たまねぎきゅうり
きのこ類 :しいたけ、しめじ
海藻類  :ひじき、のり、
穀類   :米(ゆきひかりの高度精製米)
くだもの  :バナナ、メロン、りんご、なし、スイカ、ぶどう、みかん
その他  :鰹節、きなこ、
だし    :かつお、昆布
 
今は、離乳食を後期の固さで、一日3回与えており、3回のうち1回~2回は上記1~4のたんぱく質を順番に与えるようしています。ミルクはMA-1を3回の離乳食後大体80ccと寝る前の200ccの4回与えていますが、食べる量が増えてきて、食後ミルクを飲まないこともあります。
野菜とくだものなどは、毎食同じものを与えないよう気をつけてはいますが、毎日同じようなものを食べています。
米は主食ですので毎食軟米を80gぐらい、だしもほぼ毎食です。よく食べるようになってきて、ミルクの量が減ってきたので、これから栄養がうまくいくのか、心配ですので、先生のところで栄養指導を受けられればと思っております。
今は、まぐろを試していますが、量を増やしたころ、食べて5時間ぐらいしてからほっぺに湿疹がでることが2回ほど続いたので、もう一度試してみようと思います。24日の10時に診察を予約しておりますので、お返事はその際でも結構です。よろしくおねがいします。長々と失礼いたしました。
 

A172 回転食

 
この食事療法が、食物アレルギーの体質のある患者さんが、特定のものを食べ過ぎいると、その食品にアレルギーになる場合があるということを示しています。
 
それでは、どんな食品でも毎日食べていると必ず食物アレルギーになるのでしょうか。答えはNOです。例えばおコメは古くから食物アレルギーの5つの原因のひとつとしてあげられています。
 
たしかにお米欧を食べることのできない患者さんもいらっしゃいますが、その数はあまり多くありません。基本的に米に対して反応してない患者さんが、米を主食として毎日摂取し続けてもまず問題はありません。
 
ご質問のようなジャガイモを毎日食べさせると、ジャガイモアレルギーになる可能性は否定はできません。全員ではありません。同じようなことが大豆アレルギーにもいえます。牛乳アレルギーのお子さんに昔は絶えず乳を飲ませた時期もありました。その結果対座アレルギーになってしまったお子さんも時に見られました。
 
それではどのように食事を考えたらよいのでしょうか、回転食の原則に戻ってみて考えてください。主食以外のものを毎日連続して食べさせないということが原則です。
 
ですからマグロ食べて大丈夫だったからといって毎日マグロとさせるということは回転食の原理に反するといえます。マグロが大丈夫であれば週1―2回にします。
 
それ以外の日はまぐろ以外の魚、たとえば白身魚を別の日に与えるとか、毎日お魚ばかりあたえないで、時には肉類たとえばひき肉などをつぶしてスープに入れるなど、まんべんなくたべさせることが重要です。
 
インターネットに出ている医学的な内容は、一切検閲を受けていません。したがって何でもありの状態です。ポルノもありますし、爆弾の作り方や自殺の方法などについて、社会に問題を起こすような記事も、言論の自由のもとに自由に掲載されます。医学関係も同様です。
 
ある特殊な状態の患者さんがそのことを、あたかもその病気の全体像であるかのような記事を書くために、それを読んだ患者さんや保護者の方が、すべて自分にも当てはまるというように錯覚してしまう場合があります。
 
おそらくその記事をお書きになった患者さんは、非常に厳格な回転食を必要としていた患者さんかもしれません。
 
食べて大丈夫だった食品は、その量を急に増やさないで、最初は週に1-2回そして慣れてきたら一日おき位に、増やしていくのが原則です。
 
数年前ですがあまりにも極端な食事制限を行い、発育不良(身長、体重が増えない)となった乳児が学会で報告されたことがあります。成長期のお子さんは大人と違ってまんべんなく栄養素を十分に与える必要があります。これを不必要に制限してしまった場合、成長期のお子さんの体の各種の機能に、取り返しのつかないダメージを与える可能性があります。ですからアレルギーを恐れるあまり極端な食事制限をする必要はないといえます。
 
ご心配なことはよく理解できますので、次回おいでになった時に具体的にお話しを伺いたいと思います。
 


Q171 ピーナッツアレルギーについて

 
いつもホームページで勉強させていただいています。アメリカ在住のものです。
2歳2ヶ月の息子のことで相談させていただきたくメールいたしました。
 
①夜7時30分ごろ 近所の人からピーナッツバーをもらい2口ほど食べました。
 
②夜9時、目と鼻をこすり出し1分に1回、ほんの少しだけなのですがゴホンゴホンという喉にちょっと異物がはいったような軽い咳払いをしていました。瞼、目の中は普段とかわらなかったのですが、両目の下がぷっくり腫れてきました。色はないのですが、蚊に刺されたような腫れでした。(瞼や瞳は異常なし) 体の発疹はありませんでした
 
③30分ほどしたら、1分に1回(コホンッコホンッという程度)かそれ以下だった咳もおさまり、お昼ねをしなかったせいか、その後はぐっすり寝てしまいました。目の下の腫れはゆっくりですが、ひいてきたので、救急病院にはいかず様子をみました。
 
翌日小児科を受診すると、おそらくピーナッツアレルギーだろうとのこと。それで、また同じような時があったらと、その時に使う薬を処方され、その後に呼吸困難などに陥ったときに使用するペン状の注射も処方され、常に持ち歩くように言われました。
私は目の下が少し腫れて、1時間ほどでひいてきたので、軽いアレルギーだと思って受診したので、こんな注射まで処方されるとは思わなかったので、目の前がまっくらで、今も怖くて手の振るえがとまらないです。
 
受診した医師は、アレルギー検査はあまりあてにならないといいました。数値が低くても症状がでる人も多いからと・・・・。なので数値では安心はできないと。。。今の段階では血液検査はすすめないといわれました。
 
インターネットでみると、ピーナッツオイルを使った中華料理を口にしただけで死亡することもあるとあったり、ピーナッツアレルギーは他の食物アレルギーと違って一生治らないとか、アレルギー症状が出れば出るほどその回数で症状はひどくなるとか・・今も怖くて涙がとまりません。私がかわってあげられることができたらどんなにいいのにと心の底から思います。。私がいないときに、ピーナッツを食べてしまったらどうしようと。不安で不安でたまりません。変われるものなら変わってあげたいです。
 
やはりアレルギー検査は意味がないものなのでしょうか?
ピーナッツアレルギーはやはり一生なおらないものなのでしょうか?
お忙しい中大変恐縮でございますが、アドバイスをいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
 

A171 ピーナッツアレルギー

 
食物アレルギーには、症状に段階があります。
 
(1)皮膚症状のみ。
(2)咳、喘息(ゼイゼイ)を伴うもの。
(3)不整脈(脈拍数が著しく減る、30回/分)、低血圧、呼吸困難さらにショック状態
 
お子さんは(1)と(2)の間でしょう。特に咳が数回ですので、生命に影響が出るような反応ではないでしょう。
 
エピペンという自己注射は(3)の呼吸困難、ショックの場合に使用すべきものです。当クリニックでは注射のの前に、ステロイドと効ヒスタミン薬の混ざったものを常時携帯しておいて、必要時に早く使用するように指導しています。
 
検査ですが、確かにその先生の言うことは一理あります。今回のような状態になったということは、おこさんはピーナッツアレルギーを持っているので、あとは注意して食べないようにすることが重要です。
 
6-12ヵ月後に食べるテスト、これを食物負荷試験といいますがこれを行う場合もあります。子供は大人と異なり成長しているので、ある期間中止しておけば、また食べられるようになる場合も少なくありません。
ご心配はわかりますが、向こう6-12ヶ月は摂取を控え、その後、またご相談しましょう。
 
今後、何らかの皮膚症状が出たら、携帯がデジカメで写真を撮り、メールに添付してください。より具体的なお話ができるでしょう。
 


Q170 赤ワインに対するアレルギーについて

 
ワイン(特に赤)を飲むと、脳貧血を起こすことがあるのですが、ワインのアレルギーというのはあるのでしょうか?
先日も、料理を食べながら、白ワインのあと赤ワイン(両方で500mlぐらい)を飲み、お店を出てしばらく公園のベンチに座っていたら、目の前がテレビの白黒画面のざーっとした感じになり、立ち上がったとたん意識消失で倒れ、救急車で運ばれました。
その時に病院で検査したところ、血圧の上が60を切ってしまいショック状態だと言われました。なかなか数値が上がらなかったので、病院で一泊しました。CTで頭をとりましたが、異常なしでした。
救急車の中(救急車が到着する前に意識がもどりました)で、お腹がすごく痛かったのでお腹のレントゲンを撮ったところ、腸管がガスではれていると言われました。
また、病院で治療中にも一度意識を失ったらしく、気付かぬうちに失禁していました。
もともと血圧の上が90台で下が60台です。また、赤血球は標準値より下回りますがヘモグロビンは11.2あるので、それほど貧血でもないと言われます。
アルコール(お料理に使用する以外で)を口にするのは、ほほ1ヶ月ぶりです。
他のアルコールでこのような症状、脳貧血(意識消失はしていない)を起こしたのは紹興酒を飲んだ時です。
ビール(あまり好きでないので、量は飲みませんが)や、冷や酒、大好きなジャックダニエルをロックをダブルで多量に飲んでも、脳貧血を起こしたことはありません。
20年ぐらい前には、赤ワインで背中に湿疹がでたこともありますがそれ以降は湿疹はないですが、胸や首が赤いまだら模様になることがありました。
低血圧なのにアルコールを飲んだから、血管拡張し意識消失したのだとは思いますが、たいてい赤ワイン(たまに紹興酒)を口にした後に起きるので赤ワインのなかの何かの成分にアレルギーがあるのかと疑っています。
今回の原因はわからないでしょうが、赤ワインに対するアレルギーがあるかを知りたいと思うのです。
赤ワインに対するアレルギーの例はありますでしょうか?また、検査すればわかるのでしょうか?
仕事で、アロマオイルを使うのですが、肝臓とかに関係しアルコールに対する反応が過敏になっているということはあるのでしょうか?
お忙しい中、お手数でございますが、ご返信をいただけたら、幸いです。宜しくお願い申し上げます。
 

A170 アルコールとアレルギー

 
お酒を飲んで何らかの症状が出る場合は以下のことを考えると良いでしょう。
 
(1)アルコールアレルギー:これはアルコールを飲むと、その種類にかかわらず喘息発作が出ます。エチルアルコールで出るため、ウォッカでも出ます。
 
(2)(化学物質)添加物過敏症の原因としては酸化防止剤の亜硫酸塩が最も多いといえます。ワインの場合は添加される亜硫酸塩以外にも醸造中にワイン自体からで亜硫酸塩が出ますし、これ以外の物質は無数にあるといえます。to特に赤ワインは白ワインにくれべて数多くの物質が入っています。
 
亜硫酸塩については、このQ&Aの1061をご覧ください。
 
(3)確かにアルコールは血管を開く作用がありますが、それで低血圧にはなりにくいのです。通常はアルコールを飲めば血圧は上昇します。
 
アルコールは分解されるとアルデヒドになります。これが体内に貯めると、いわゆる二日酔いの症状になります。ですから3番目の可能性は飲みすぎか、体調が悪く、肝臓での分解がうまく行かなかったかもしれません。
 
6/19 お礼&質問メール
用賀アレルギークリニック 御中
 
早速の返信をありがとうございました。Q&Aの1061も拝見致しました。
ワインに過敏に反応することってあるのですね。
では、添加物過敏症のアレルギー検査は、御クリニックでできるのでしょうか?
赤ワインには数多くの物質が入っているとのことなので個々の物質に対するアレルギー検査は無理かと思いますが、赤ワインを飲んだ時のアレルギー反応の検査をすることはできるのでしょうか?
検査できるのなら、一度検査をして、自分の身体について知っておきたいと思います。
お肉のワイン煮とかにも気をつけた方がいいのかなども知りたいですし。
 
病院に運ばれたときの血液検査では肝臓の数値も正常と言われた気がします。
普段、アロマオイルを使う仕事をしているのでアロマオイルの多量しようにより、肝臓の働きが悪くなっているのか気になり、聞いてみたのです。可能性としては、アロマオイルの影響もあるのでしょうか?
 
とにかく、検査でわかるようなら一度、うかがいたいと思っています。
 
宜しくお願い申し上げます。
 
6/22 回答メール
申し訳ありませんが、添加物は種類が多いので、当クリニックでは添加物負荷試験は行っておりません。
 


Q169 食物アレルギーの完治

 
次女が6ヶ月の頃にパン粥を食べた後呼吸困難を起こし、乳・小麦・卵 のアレルギーと診察されました。
その頃から完全除去を始めたのですが、その後の検査でも症状が変わらなかったので病院を変えたところハウスダスト・米 のアレルギーも反応がでました。
2歳半の今も完全除去食なので栄養の片寄りが気になります。
これだけ沢山のアレルギーがあっても完治するのでしょうか?
食前にインタール、朝晩にザジデンを飲んでいます。薬の副作用も気になります。
よろしくおねがいします。
 

A169 食物アレルギー

 
アナフィラキシー型の食物アレルギーでも、一生の間、その食品を食べることができないケースというのは、私の35年のアレルギー臨床経験でも1例もありません。
 
8ヶ月のときに牛乳を飲んでショックになったお子さんは現在33歳ですが、今はケーキ1つは食べられます。他の例ではもっと短い期間で食べられるようになっている場合が多数います。
 
小児は成人と違い、消化機能、免疫力は身体の成長(身長、体重)の伸び同様に強くなっていくため、食物アナフィラキシーの患者さんでも、多くの場合はある年齢になると徐々にその食品を食べられるようになるのが普通です。
 
経口インタールは効く例と効かない例があります、前例に必ず効くわけではありませんが、それに変わるお薬はありません。従って、今ご説明した点を頭に置いた上で、内服されると良いでしょう。インタールは内服して数時間は胃腸の表面にまぶされた状態になり、うまく行けば原因食物の体内への吸収を抑えるだろうといわれているお薬です。数時間後には消化液、食べ物と一緒に移動し、最後は排泄されます。体内へは数%しか吸収されません。そういった意味では安全なお薬と言えましょう。
 
ザジテンは10数年、小児に使用されています。副作用報告はきわめて少なく、妊婦にも使用する先生もいます。安全なお薬です。ただし、これを内服していればアナフィラキシーを必ず予防するという確定的なデータはまだありません。
 
血液検査で要請に出たからといって、その食品が食べられないわけではありません。その決定には食物除去、負荷試験無しには最終決定はできません。この食物除去、負荷試験に慣れた専門医と相談されると良いでしょう。この試験をすれば、血液検査が陽性でも食べられる食品が見つかるでしょう。検査の考え方はこのHPの病気知識の中の食物アレルギーをお読みください。特に2つあるQ&Aがわかりやすいでしょう。
 


Q168 血液検査について

 
生後3ヶ月になる息子がおります。生後1ヶ月から顔に湿疹ができ、小児科でロコイド(0.1%)とプロペトを混合した軟膏を処方してもらいきれいになりましたが、しばらくすると耳の裏がじゅくじゅくし、体、腕、足に湿疹ができ、皮膚がかさかさしてきました。次に小児アレルギー科を受診したところ、初診でミルクアレルギーによるアトピーと
診断され、医師からミルクアレルギー用のミルクを飲ませ、母乳もアレルゲンになるためなるべく与えないよう指示されました。この時血液検査をし、特異的IgEも牛乳、卵等も全てクラス0でした。体や手足の湿疹にはアルメタとプロペトの混合軟膏を塗っていて、半月たった今ではかさかさしなくなりましたが、まだ湿疹がひきません。
先生の著書を読ませていただいたところ、血液検査がアトピーの判断基準の全てではないようですが、結果が全て陰性でもアトピーなのでしょうか?お忙しいところ恐縮ですが、ご回答よろしくお願いします。
 

A168 食物アレルギー

 
血液検査で陽性でも、その食品を2週間止めても症状が軽くならなければ、まずその食品は皮膚炎の原因ではありません。
 
ただし再度、食べさせる(食物負荷)場合は、食物負荷試験に慣れた専門医の指示の元に行うことが重要です。
 
お読みいただいた本の27ページの表にありますように、この年代の原因が食物であるのは全体の20%にしか過ぎません。食物負荷試験、除去試験で確かめたならば、食物以外の点にも眼を配る必要があるでしょう。
 
母乳に関しては本の110ページをご覧ください。
 
また、この月齢では血液検査よりも皮膚テストのほうが鋭敏に出る場合もあります。当クリニックでは、必要に応じて両方実施しています。
 
ステロイド軟膏は正しく使用すればよいお薬です。使用したら77ページの説明にあるようなステロイドの減量が必要です。この部分についてはHPの病気の説明のなかのアトピー性皮膚炎をあけ、その中のステロイドの減量方法をお読みください。お役に立つかもしれません。
 


Q167 ムコダインドライシロップの成分について

 
息子(1歳7ヶ月)はIGE673で小麦(17.5)大麦に少々アレルギーがあります。(その他、卵・乳にアレルギーあり)ご相談は「ムコダインドライシロップ」についてです。
 
先日「ムコダインDS」の成分に麦芽糖(大麦由来)が含まれていると知りました。息子は鼻水が出たり風邪をひくと、この薬を処方されているのですが、大丈夫なのでしょうか?また小麦や大麦にアレルギーがある場合、麦芽糖の入っているお菓子などは控えた方がよいのでしょうか?現在麦茶は控えています。麦芽糖にも(トウモロコシ由来)と記載があるものもあり、与えて良いかどうか判断しかねています。また、別件ですが息子は身長88.5センチ体重15キロなのですが、太りすぎると喘息になりやすいというのは本当でしょうか?質問ばかりで恐縮ですが、宜しくご指導くださいませ。
息子の母より
 

A167 食物アレルギー

 
(1)一般的に、糖の部分には蛋白質は含まれません。問題は無いでしょう。
 
(2)数値から見るとかなり大きなお子さんです。ワンポイトに数字ではなんともいえません。お近くの小児科へ行き、成長曲線(母子手帳の中の体重と身長グラフ)をチェックしてもらってはいかがでしょうか。
 
(3)肥満児はゼロゼロしやすい傾向があります。
 


Q166 負荷テスト結果

 
こんにちは。お世話になっております。
スクラッチテストで卵に反応が出て、除去→負荷テストを行っています。
娘は六ヶ月で、完全母乳で育てているので、私自身がテストをしています。
 
5月28日から負荷テストを行っています。
今まで食べていた量の三分の一、二分の一と少しずつ卵製品を食していったところ三分の一、二分の一量食していたはじめの五日間は殆ど分かりませんでしたが、卵を除去テスト前の量食した六日目の6月3日から湿疹が強く出始めました。写真も添付させていただきましたが、本人はとても痒いようです。
 
やはり母乳を介して卵の影響を受けているのでしょうか。現在八日目の6月5日ですが、本日より卵を断っています。このまま断つべきでしょうか、それとも三分の一、二分の一量は食したほうが良いのでしょうか?
ステロイド(ロコイド)を使い始めて三週間になり、やっと減らせるようになってきたところですが、どのように使用したら良いでしょうか?質問ばかりで恐縮です。
 
お忙しい中申し訳ありませんが、お返事いただければ幸いです。写真は掲載していただいて結構です。
 
こんにちは。。お忙しい中恐縮です。卵アレルギーの娘がお世話になっております。
除去テスト、負荷テストを経て、卵と鶏を完全に除去しています。
しかし、最近顔にいたいたしい湿疹がでるようになりました。
本人も痒くてたまらないようです。
お風呂で流してあげると、湿疹がひきます。
暑さによる汗のせいでしょうか・・・。
ステロイドはもう塗っておりません。
現在は亜鉛華軟膏とプロペトを使用しております。
このままで良いでしょうか?
また、シッカーロールははたいても問題ないでしょうか?
卵と鶏の完全シャットアウトはいつまで続けるのでしょうか?
いずれ血液検査をすると良いのですか?
質問ばかりで申し訳ありません。
お返事お待ちしております。
 

A166 食物アレルギー

 
アトピー&アレルギーブックの27ページの図をご覧ください。0-5歳では皮膚炎の原因のうち食物が占める割合は専門病院ですら20%に過ぎません。5月14日の検査で卵以外は陰性なので、食物アレルギーによる皮膚炎の悪化の可能性は2番目です。
 
このところ異常気象のため、気温、湿度が高くなっています。このため、各種の皮膚疾患(アトピー性皮膚炎、湿疹、ジンマシンなど)が悪化するケースは子供から、大人、老人まで数多く見られます。
 
特にこのところ食生活に変化がなければ、食物アレルギーの可能性は低いのです。とすれば、夏用の外用薬で様子を見るのがお勧めです。クリニックに来ていただいたら、皮膚症状にあわせたお薬をお出しすることも可能です。ご検討ください。
 
卵の除去は6ヶ月間です。5月に開始したので、11月の中旬に、アトピー&アレルギーブックの52-53ページに書いてある負荷試験を行い、また食べられるようになるか検査します。
 
それまで、ご心配であれば卵と鶏肉を制限したときの代用食品について、クリニックの栄養士さんが第2,4の土曜日の午後に一人20分間、個人栄養指導をいたします。ご希望であれば予約に入れます。
 
以上がお答えです。お早め受診していただくのがよいでしょう。
 


Q165 子供の除去食について

 
2歳7ヶ月の子供がおります。7ヶ月の頃から卵・牛乳・大豆・小麦・ゴマ・ピーナツにアレルギー(RAST陽性)があり、除去をしてきました。ゴマに関しては食べても反応がないので除去はしていません。
 
前回2歳1ヶ月のときに、採血をしたら小麦のRASTが1に下がっていたので、パン(卵.乳抜き)を少しづつ試していました。特に反応もなく、アトピーがひどくなることもないので週に1.2回食べさせていたのですが、今回、また血液検査でRASTが3に跳ね上がりました。
 
かかりつけ医は小児科医で、検査はしてくれますが、特に専門ではありません。医師は少しづつ食べれるものを探していこうという考えですが、具体的に提案をしてくれるわけではなく、正直自己判断で解除をしています。今回、パンもそのまま食べさせていいということでした。すると、この血液検査は何のためにしているのだろうという気もします。食べて反応がなければ、RASTが上がっても食べさせて良いものなのでしょうか?更に、ずっと除去している食品のRASTも皆上昇しているのはなぜなのかも気になります。先生のお考えを是非、教えて下さい。宜しくお願いします。
 

A165 食物アレルギー

 
食物アレルギーは、当たり前のことですが、食べて症状が出るときに食物アレルギーといいます。ですから検査で出ても食べても症状が出なければ、食物アレルギーとは言いません。
 
食物の検査は卵では20%、牛乳では30%、大豆では50%、小麦では60%の方が、血液検査が陽性でも、その食品を食べられるのです。このために私たちは、食物負荷試験をします。ただし、ショック型の患者さんはしません。
 
この点はHPの病気知識の中の食物アレルギーの項目をお読みください。
 
私たちは、食物負荷試験、除去試験の結果を判断の基本として、必要な場合のみ食物制限をいたします。そして、6ヵ月後に検査を行ったり、食物負荷試験を行います。
 
成長期の子供に対する食物制限は最小限にしたいからです。
 
お子食物負荷試験をしますさんの場合、食物負荷試験をきちんと行い、方針を決めてくれる専門医とご相談されるとよいでしょう。
 
5/23 お礼メール
早速の回答、ありがとうございます。
 
子供が生まれたばかりなので、負荷試験をしてもらえる新たな病院探しが儘ならないのですが、落ち着いたらがんばって探そうと思います。きちんと探し出せなかったら先生のところに伺いますので、そのときはよろしくお願いいたします。
 
ちょっと胸のつかえが取れました。このままパンを食べるのは継続して様子を見ていきます。
 
6/1 お礼メール・質問メール
先日はQ&Aで回答を頂き、ありがとうございます。
いろいろ調べてみて、近くで食物負荷試験を実施している医療機関は大学病院のみでした。そこで、貴院に受診を考えています。ただ、患者である息子以外に、2ヶ月の息子がいます。待ち時間に授乳できるようなスペースはありますか?
 
お忙しいこととは存じますが、回答、お待ちしております。
 


Q164 お酒アレルギー

 
若いころからお酒をたくさんのんでいました。
仕事はワインの輸入販売、仕入れをやってきて、たくさん仕事柄ワインをのんできました。(1日一人で1~2本)近年、無農薬、酸化防止剤の入っていない特別なワインを2~3年間毎日1本以上飲んできました。
 
半年前頃から、普通のワイン、お酒を飲むと物によってはくしゃみ、鼻水が止まらなくなり、最近では息苦しくなるときもあります。
くしゃみ、鼻水等の症状が出る前から、ワイン、お酒に人工的な物質の入っているアルコールの味覚、嗅覚等感覚的なことは口に含んだりするとすぐ判別ができるようになっていましたが、ここ半年は病状としてでるようになってしまい困っています。
 
このようなアレルギーはあるのでしょうか?プラスして、以前はなんのアレルギーも無かったのですが花粉、ほこり、猫などにも少し反応してかゆみが出るようになった気がします。
どこのどうゆう病院にいけばいいかわかりません。教えてください。
 

A164 ワインとアレルギー

 
醸造酒であるワインには酸化防止剤として亜硫酸塩が含まれる場合が少なくありません。これらには亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、メタ亜硫酸カリウムなどがあります。構造上、硫黄を含むのでヨーロッパではズルフォと総称されます。これらは水に溶けやすく、分解して亜硫酸ガス(SO2)となります。
 
亜硫酸ガスは敏感な方は数mgで嘔気、胃痛、頭痛、喘息などを引き起こすことが知られています。
 
亜硫酸塩は酸化防止剤として使用されます。ワインには特に使用されます。(余談ですが、私もワインがすきです。その時々でたっぷり飲んだあとの頭痛に差があるのでこれもボトルに入っている亜硫酸塩の量と関係があるのかとは、前々から疑っているのですが。)
 
お酒関連のアレルギーとしてはアルコールアレルギーがあります。これは体の中にアルコールを分解する酵素が無いために起こる喘息発作です。 遺伝子もわかっています。お酒を飲む前に抗ヒスタミン薬を内服すると喘息発作を予防できる場合もあります。
 
あなたの場合は上述の亜硫酸塩による過敏症が強く疑われます。添加物の入っていないお酒の代表はウォッカです。これはエタノールが主成分です。これでも症状が出るようならばアルコールアレルギーを考えます。
 
5/25 お礼・質問メール
先日お酒のアレルギーについてこちらのメールでお問い合わせをしたところ、永倉院長からお電話をいただきました。診察をしていただく前にもし ちょっと先に付け加えておきます。
 
あれから特にワインの亜硫酸塩の量を色々と調べています。通常ワインは亜硫酸塩? SO2として100mg/L前後 数値として出てきます。今自分でその数字と 自分のアレルギーを考えてみると、味わい的には 50mgぐらいからははっきりと違和感を感じるのがわかりますし体的には 60前後のもので 体調の悪いときは出るし、良いときは気にならない感じで、70前後のももから 一定量をこすとアレルギーが出る感じがあります。
 
ただ 気になることがあるのですが、私の不調の原因は もちろんSO2の含有量にも 比例は確実にしていると思うのですが、それ以外のものにも 比例をしているのではないか と思うのです。
 
というのは 勿論50~60mgのSO2の量で味覚の変化や体調の変化を感じるのですが、世の中のワインには100前後のもの、また120~140mgものも勿論あるわけであって、自分の感じるアレルギー的なものの危険性はぴったりとはSo2の含有量に比例しているわけではない、ということです。
 
例えば75mgのワインでも 猛烈なアレルギーがでてしまったり、それでも100mgのワインでは味覚の違和感はとても感じてもアレルギー的にはそこまでひどくもなかった、とかです。
 
そして その 例えば75mgのひどくアレルギーが出てしまったワインは勿論は 75mgにも関わらず(私にとっては多いSO2の量だけど 一般的にはそんなに大騒ぎするほど多いわけではない数値)ものすごい 化学物質的な味わいで やはり アレルギーも多量にでてしまう、とかなのでSO2以外にも何か 分析表に載せる義務がないからわからない成分があって、それもアレルギーの原因なのかどうか?とおもってしまうことです。
 
また他のお酒に関しては成分もまったくわからないのでなんともいえません。
 
ちょっと急いで書いていてわかりづらいかと思いますが、要はSO2も勿論原因だけども、それ以外にもなにか原因があるのではないか?と思っているところです。
 
それでは明日宜しくお願い致します。
 
5/25 回答メール
了解しました。当日には、他の添加物の表をお渡しいたします。
 


Q163 食物アレルギーの改善について

 
現在、9ヶ月になる男の子の母親です。
生後1ヶ月くらいから湿疹が出来始め、乳児性湿疹と判断されましたが、6ヶ月過ぎても治らず、耳切れ、関節の部分の発赤、口のまわりのただれなど、アトピー性皮膚炎の典型的な症状が出てきました。それは次第にひどくなり、かきむしって血だらけになる日が増えてきました。7ヶ月の検診から、ロコイド軟膏、プロペトを塗布し様子をみていましたが、一向によくなりません。1ヶ月ほど前に食物アレルギーの検査を行い、「卵、牛乳、小麦、米、そば、ピーナッツ、大豆、ゴマ、カレイ」の項目を検査したところ、全てに反応が出ました。
 
現在かかっている小児科のドクターからは、「全部やめるわけにはいかないので、少量ずつあたえるように」と指示されましたが、実際に離乳食を与えても、何を食べたら反応がでているのかわからず、今後何を食べさせていいのかわからず、離乳食が進みません。1週間前からインタールを内服して食事を進めており、ロコイド軟膏の塗布も、もう2ヶ月以上続けています。しかし、相変わらず痒みは(特に口の周り)はおさまらず、口のまわりは、ひどい時には浸出液がでたり、かきむしって布団にこすり付けたりして、よくなって、悪くなっての繰り返しで、一進一退です。
このままステロイドを塗り続けていいものか、別の治療法があるのか、お聞きしたいと思います。
私自身は小児喘息(現在は治癒)、パパの方はアトピー性皮膚炎(成人より発病し、現在治療中)を持っています。
 

A163 食物アレルギー

 
(1)お買い求めいただいた、アトピー&アレルギーbookの46-47ページの食物負荷試験、除去試験をして、食べられる食品とそうでないものを、きちんと分ける必要があります。
 
(2)インタールは腸からのアレルギーの原因物質の吸収を抑制する必要がありますが、その効果は限定的です。なんとなく使用する薬ではありません。(アトピー&アレルギーbook 87ページ)
 
お父様とお母様の両方にアレルギー体質がしっかりとあるため、お子さんには何らかのアレルギー体質があることが疑われます。
 
食物アレルギーがあるかどうかを、まず決定し、それを見極めた後に、必要に応じて代用食品を選択をします。離乳食が本格的に始まる前に早めに何らかの手を打つ必要があるでしょう。
 


Q162 魚アレルギー?

 
最近魚を食べるとおなかが痛くなって吐き気がし時にはしばらく気を失います。下痢はしません。
刺身は大丈夫ですが、火を通した魚が駄目です。もちろんちゃんと火を通しています。鮭、アジ、さば、ぶり、秋刀魚などを食べるとなります。でも内科でアレルギー検査してもらいましたが陰性でした。アレルギーではないのでしょうか。ちなみに動物の毛、ほこり、ハウスダストアレルギーです。アレルギー性気管支、結膜炎、鼻炎です。
 

A162 食物アレルギー

 
アレルギー反応、特に気を失うような反応をアナフィラキシーといいますが、特にこの反応の場合、血液検査では陰性のことがあります。
 
しかし、魚が原因と思われます。しばらくは食べるのは中止したほうが良いでしょう。3-6ヶ月中止したのち、再び少量を食べる食物負荷試験を行うと良いのです。この食物負荷試験をやってくれるアレルギー専門医と相談されると良いでしょう。
 


Q161 乳製品アレルギー

 
現在10ヶ月になる息子についての質問です。父親は喘息です。
 
息子も肌が弱く、オムツカブレや脂溶性湿疹、汗疹も出来やすく、6ヶ月健診の際に背中の汗疹について日赤の先生に、アトピーの前身かも知れないから皮膚科か小児科で診てもらって離乳食を始める前にアレルギーテストをする事を勧められました。
N病院の皮膚科で検査してもらった結果、アレルギー反応はありませんでした。
初回はアトピー専門の先生ではなかったのですが、2回目にアトピー専門の先生に診てもらったところ、まだアレルギーテストをする必要はなかったのではないかと言われました。実際はどうすべきだったのかよく分かりませんが。
 
6ヶ月から離乳食を始め、7ヶ月の終わり頃にヨーグルトを食べさせたら、お腹や背中いっぱいに発疹してしまいました。1ヶ月後位にパン粥に粉ミルクを少々使ったところ(完全母乳のためミルクは初)、口の周りなど接触部分が熱をもったように赤く腫れてしまいました。
近所の小児科で相談したところ、体に出ていないならアレルギーではない可能性が高いので、スプーン1さじから始めてあげてみて大丈夫と言われたのですが、その後不調だったので始められず、9ヶ月健診でまた日赤に行きました。その時にアレルギーの事を話すと、何かしらの症状が出た時には3ヶ月は与えないのが一般的なんだと言われました。乳製品アレルギーじゃないかと言われました。
 
子供の体調も良くなったので1さじずつ始めて、3日経った時に、乳首にトラブルがあり授乳を2~3日やめなくてはならず、ミルクをあげても体に何も出ないので平気かな?とカップでミルクを50ccあげてしまったら、やっぱり口の周りから首まで、熱をもったみたいに真っ赤に腫れてしまいました。30分位でひいてしまうのですが。
 
4月から保育園に行かせている為、現在は冷凍母乳を預けているのですが、ミルクを飲ませても平気なようならミルクにしたいと思っています。
 
スプーン1さじずつ試していって体に出なければ、接触した時に腫れあがったとしても、哺乳瓶などで触れないようにあげれば大丈夫なものでしょうか?それともやっぱり暫くはあげずにいた方が良いのでしょうか?
アレルギーテストも1度やっているので、次にやるとすれば1歳になってからと言われているのですが、どうでしょうか?
 
健診を受けている出産したN病院で言われる事と、近所の小児科の先生の言う事が違ったので迷っています。
 
よろしくお願いします。
 

A161 食物アレルギー

 
口の周囲だけでなく、首まで赤くなったとすれば牛乳アレルギーは疑ったほうが良いでしょう。食物負荷試験に慣れた医師ならば、飲んだ後の皮膚を見れば、大体判断はつきます。
 
また検査で出なくても食物アレルギーという場合も数は少ないのですがありえます。
 
食物アレルギーに慣れた専門医とご相談されるのが良いでしょう。
 


Q160 原因不明のアレルゲンと除去テストについて

 
1歳2ヶ月の子どもについてお尋ねします。
 
血液検査では卵白クラス4 卵黄3 米2 大豆 2 小麦1 ごま2という結果で現在卵とゴマは完全除去中です。
この2ヶ月の間に額から目のあたりにかけてのじんましんが 5~6回、喘息とそれによる嘔吐が1回ありました。
その時々によって食べたものは違うし、どれも何回も食べて大丈夫だったものばかりなので何が原因かわからず、毎日食事を与えるのが不安です。
皮膚の状態も口の横や顎がずっと荒れている状態でステロイドを使用して肌をきれいにしたあと徐々にやめていっても、すぐにぶり返します。
体にも5mm~10mm程度の湿疹がずっとありこちらはステロイドを塗ってもなかなか治りません。
アレルギー科の病院へ何軒か行ってみたのですがどこの病院も「その程度なら食べさせて心配ない。卵だけの除去でいい」と言われます。
たしかに、額や目の周りに出たじんましんもすぐに引いていきますし体の湿疹も数個です。
ただ、1月にはツルツルだった関節の裏が今は切れていたり先日嘔吐下痢をして数日間水分だけをとっていた時には皮膚症状が改善したように思えたりしたことから卵以外のものが原因かと思っています。
 
1)もし卵以外のものが原因だとしても「この程度」の症状なら食べさせていてもいいのでしょうか?
2)私が行った病院では、負荷テストをしてくださるところはあるのですが除去テストについては何も言われません。自分で除去テストをすることはできませんか?やはり専門医の指導のもとでないとできないものですか?
 

A160 食物アレルギー

 
基本的には食物除去、負荷試験が決め手です。
 
私は、お話の状況ならば上記の一連の負荷試験をします。そうしないと最終的な結論は出ないからです。
 
自宅でやる場合は負荷試験の際のショックが最も心配です。この負荷試験をどうするかが問題です。
 
日本アレルギー学会認定専門医で食物負荷試験をやってくれる先生は、名簿で見ると岡山市富田503-5 Tel 086-227-3322  末宗(すえむね)先生がいます。個人的には面識がありませんが、名簿には食物負荷試験を行うと書いてあります。一度連絡を取ってはいかがですか。
 
4/7 お礼&質問回答メール
先日除去試験についてお尋ねしたOです。早速の回答メールをありがとうございました。お忙しいのに、こんなに早くご回答くださって感激しています。
 
お忙しい先生に重ねて質問するのは恐縮ですが、以下の点についてもう一度お尋ねします。
 
1)明らかに症状が出ているのに(私はそう感じます)そのまま食べ続けるとどうなるのでしょうか?
 
2)先生からチューブ1本を毎日使うほどじゃないならロコイドくらいなら毎日ずっと塗っても大丈夫だといわれました。本当にそうでしょうか?
 
3)今のままでは鼻血が出ても、咳が出ても「これもアレルギーのためだろうか?」と疑心暗鬼になってしまいます。私としては100%でなくても、もう少し原因追及をしてすっきりしたいというのが本音です。
 
今まで行ったどこの病院でも除去試験はなく、血液検査だけで判断されてしまいます。
 
4/7 回答メール
一般的には、それを食べると何らかの症状が出る場合には、それを食べ続ければ、症状は悪化します。 あなたの希望に合う、負荷試験を行ってくれる先生を受診されてはいかがですか。
 


Q159 顔のかぶれ

 
こんにちは。
5月で2歳になる女の子です。
19日の夜に食事をした直後に、頬とまぶたが赤くなってかぶれたようになりました。
ポテトサラダを手で食べて口の周りがベタベタになっていたので布巾で拭いてあげたのですが、すぐに手の甲とほっぺが赤くなってしまいました。
その後、片方のまぶたも赤く腫れたようになり、今日には反対のまぶたも少し赤くなってきました。
かゆいのか、時折目をこすって痛がります。
頬も汚れて拭いてあげたりすると痛がります。
いままでは、醤油で口の周りがかぶれてしまう事があります。
でも、ここまで範囲が広がって何日も治らない事ははじめてです。
ポテトサラダを食べたのは初めてではないので、何故だか原因がわからず、何かアドバイスを頂けたらと思い、写真も添付いたしました。
どうぞ宜しくお願い致します。
 

A159 食物アレルギー

 
ポテトサラダは手作りですか、それとも既製品でしょうか。既製品の場合は、その中に含まれているものは食物、添加物、防腐剤、色素などさまざまです。ポテト、ひき肉(もし入っているならばですが)などは血液検査できます。しかし添加物、防腐剤、色素などはなかなか検査できません。
 
まず既製品であれば、製造元に問い合わせ、中に含まれているものを聞いて、それらのものが検査可能でれば、検査をすると良いでしょう。
 
手作りであれば、使用した材料をチェックし、注意して1つ1つ日を空けて食べてみる負荷試験がお勧めです。
 
いずれにせよ、同じことが2回以上起きる場合には、その食べたものが原因と言えます。状況からだけではこれ以上の具体的なお返事は難しいといえましょう。
 


Q158 ピーナッツアレルギーについて

 
はじめまして。お忙しい中、申し訳ありませんがお手すきの時にお返事頂きたくお願い申し上げます。ピーナッツアレルギーについてお伺いしたくメールしています。現在2歳になる息子がおり血液検査でピーナッツアレルギーがあることが分かっています。5という段階です。他には卵、牛乳にアレルギー反応が血液検査で出ています(卵、牛乳そのものは与えていません。加工食品は食べても大丈夫です)。血液検査は昨年10月に行いました。
 
先日17頃におやつに初めてアーモンドが混ざっていると思われるクッキー(いつもクッキーは食べています)を数枚食べ1830に夕食で雄のししゃも(初めての食材)や納豆、ほうれん草、さつまいも食べたところ20頃お風呂に入った後、体中(太もも、脇の下、お腹、足、首など)に地図のような赤い蕁麻疹が現れるということがあり救急で病院に行くということがありました。幸い、呼吸はちゃんと出来ていたので蕁麻疹が出た理由として考えられるのは初めて食べた雄のししゃもかアーモンドが混ざっていたと思われるクッキーだと思うのですが得にピーナッツは血液検査で高い数値が出ていたので類似するアーモンドによって出たのではないかと思うのですが先生はどのように判断されますでしょうか?ピーナッツにアレルギーを持っているとアーモンドなどのナッツ類にもアレルギー反応が出る可能性は高いのでしょうか?またピーナッツアレルギーの場合、大きくなれば治ることもあるのでしょうか?ピーナッツはひどいと死亡することもあると聞いているのでアーモンドなどのナッツ類も同様に考え含まれていると思われる物は絶対与えないようにした方が良いのでしょうか?今後どのようなことに気をつけたら良いのかなどアドバイス頂けたらと思います。宜しくお願い致します。
 

A158 食物アレルギー

 
食物アレルギーの最終診断、言い換えれば決め手は食物負荷試験です。
 
血液検査は疑陽性は食品によっては20-60%あり、専門医にとっては参考程度です。(もち論、当クリニックでもやりますが)。
 
このHPの病気の説明の中の、食物アレルギーをあけ、食物負荷テストのお読みください。食物負荷試験はなれた専門医の指導の元で行う必要があります。
 
ピーナツで症状の出る方はアーモンドでも出る場合と、出ない場合があります。お話だけでは決めかねます。
 
皮膚症状がでたら必ずショックになるわけではありません。当クリニックでは、検査をして、必要に応じて、食物負荷試験を行っています。
 
4/5 回答メール
ナッツアレルギー
あるナッツに対してアレルギー反応を起こす患者さんは、他の種類のナッツにもアレルギー反応を示す場合が少なくありません。
 
食物アレルギーの決め手は食べて症状が出るかどうかを見る食物負荷試験です。従って食べてみなければアーモンドに反応するかはなんともいえません。
 
ご心配であれば、血液検査をしてみても良いでしょう。但し、検査で陽性に出ても食べられる場合があるので、最終的には食べてみないとなんともいえません。検査が陽性でも食べられる場合があるのです。
 
負荷試験をやるときは、前もって食物負荷試験に慣れた専門医とご相談されることをお勧めします。
 


Q157 玉ねぎアレルギー

 
玉ねぎサラダを食べた直後、頭痛がおこり、こめかみがズキズキしてその日1日頭痛に苦しみました。玉ねぎ以外に長ねぎが入った食べ物を食べた時も同じような症状がおこりました。火を通した玉ねぎやねぎ類、もしくは、生でも水に長時間つけているものは、食べても大丈夫なんです。玉ねぎを切ったときに目にしみる時のあの臭いを嗅いだ時にまた、こめかみがズキズキして1日、頭痛で悩まされます。もしかして、硫化アリルに反応しているのでしょうか?アレルギーと言えば、湿疹が出たりとか聞くので、私のこの頭痛が起こるのがとても怖いです。これってアレルギーなのでしょうか??私自身臭いを嗅いだだけでも、半端じゃないぐらい頭痛がするので、人に聞いても信じてもらえません。なので、困っています。宜しくお願い致します。
 

A157 玉ねぎとアレルギー

 
玉ねぎの中には、刺激の強い酢酸アリルなどが含まれています。玉ねぎを切っていると眼や鼻がツーンといたくなりますが、この物質の刺激と考えられています。
 
あなたの症状は、アレルギー反応というよりは、化学物質である酢酸アリルなどによる刺激に対して敏感に反応してしまうのでしょう。
 
これはアレルギー反応とは異なる反応です。例えば、科学の時間に塩酸や硫酸のびんを鼻の近くに持ってくると、咳が出たり、くしゃみが出る場合があります。それは塩酸や硫酸による喘息でもアレルギー性鼻炎でもありません。酸の粘膜刺激による反応です。これと同じと考えられます。
 
アレルギー反応で頭痛が起こることは、無いわけではありませんが、かなりまれです。あなたのケースはアレルギー反応では絶対無いとは断定できませんが、玉ねぎアレルギーである確立は1%以下でしょう。
 


Q156 除去食について

 
3才の子供のアトピー性皮膚炎の治療方法(除去食を行うか行わないか)が、医師によって違いますので教えてください。
 
乳児期より頬や口の周りに湿疹がよく出来ていましたが、血液検査では異常が有りませんでした。しかし念のため、牛乳と卵は避けるよう主治医に言われていたので、1才までは食べさせていませんでした。2才の冬ぐらいから、目の際(上瞼)が乾燥して切れるようになり、皮膚科にかかりました。血液検査で異常がなく、乾燥性のものと診断されステロイド軟膏をつけていましたが、1年ぐらい症状が良くなったり悪くなったりを繰り返していました。その後、肘の内側に湿疹が出始め目の周りも痒みで、擦るため真っ赤になり症状が酷くなって来ました。2才8ヶ月の血液検査で初めて牛乳の反応が出、その後3才1ヶ月の血液検査では、牛乳のIgE抗体が「1.84」で(前回より数値が上がった)、新たに卵の反応も出て卵のIgE抗体は「0.57」でした。その後、小児科でアトピー性皮膚炎と診断され治療を受けましたが、ステロイド軟膏を使わず内服薬と「卵(つなぎの卵可)、牛乳(乳製品可)」除去の治療でした。1ヶ月程通院したのですが、リバウンドが酷く目の周りを擦りすぎて血膿が出る状態で、目を擦りすぎる事による視力低下が不安になり転医しました。
 
転医した医師はステロイド軟膏と内服薬、入浴剤(保湿)を使って除去食はしない治療方法でした。この医師の言われることは、3才を過ぎているしIgE抗体の値も低く湿疹の状態も治療をしていたら落ち着いているので、成長期の栄養面から除去はしない方が良いと言う事でした。私が心配していた除去をしない事でアトピーの治癒が遅れたり喘息へ繋がり易くなったりする事は無いと言われました。また、あまり酷くない子は除去をするより、食べていく中で体を慣らしたほうが、除去をしていて急に食べた時の大きな反応を防ぐためにも食べていった方が良いと、最近では言われていると説明されました。卵を食べた後少し痒くなるくらいなら、ステロイドを塗って痒みを抑えて食べていけば良いと言われました。2ヶ月間卵牛乳を除去していたのですが、試しに卵牛乳の入った菓子パンを3口程食べた所、今まで治まっていた痒みが出ました。以前は菓子パンぐらいでは痒みは出ていませんでした。痒みをステロイド軟膏で抑えながら食べる事に付いては、疑問があります。別の医師はアレルゲンを食べているといつまでも、だらだらと症状が続いて治らず半年・1年ときちんと除去すると、早く治ると言われます。また早く治すことで、喘息も防ぎやすくなると言われます。
 
どちらが本当なのでしょうか?除去をする事で喘息を防ぐ確率が高く、アトピーが早く治るのであれば除去を続けたいという思いがあります。(どの医師も負荷試験等はされてません)また、IgE抗体の値の捉え方も0に近づけるのを目標に治療して行く医師と、値は気にせず症状が良くなれば大丈夫と言う医師がいます。IgEの値が高くなってもアトピーが治ると言う事があるのでしょうか?治療過程でIgE抗体の値の変動は気にしなくて良いものでしょうか?宜しくお願いします。
 

A156 食物負荷試験

 
医師により、食事指導に差があり、お困りのことと思います。一言で言えば、きちんと食物負荷試験をしてくれるアレルギー専門医とご相談されることをお勧めします。その先生の考え方、言い換えれば哲学のようなものともいえますが、そのような客観性に乏しいもので指導するのではなく、きちんとした負荷試験を元に、今後の栄養指導をしてくれる先生とご相談されると、あなたの心配もかなり減ると思われます。
 


Q155 小麦アレルギー

 
永倉先生、先日はありがとうございました。ご支持の通り、息子には小麦と卵を与えないようにしています。が、しかし「麦」と名のつくものを止めていたのですが、ずっと与えていた麦茶にも「麦」がつくことに昨日ハッと気づいてしまいました。やはり麦茶も与えてはいけないものに含まれるのでしょうか?
 

A155 食物アレルギー

 
小麦アレルギーでも、麦茶は大丈夫な場合が多いのです。今まで飲んでいて問題が無ければ心配は要りません。
 
3/18 お礼メール
永倉先生、ご回答ありがとうございました。せっかくの除去期間中ですので、他のものに変えてみようか考えてみます。
 


Q154 アレルギー検査値が悪化した場合の除去食について

 
はじめまして。
現在、2才8か月の息子の食物アレルギーについて質問させて下さい。
 
5か月の頃、アトピー性皮膚炎と診断され、皮膚テストの結果~卵白(+++)、牛乳(-)、小麦(ー)で、卵を授乳中の私も含め、完全除去していました。
卵除去後も、特に皮膚の状態の改善はなく、ロコイド軟膏の塗布とザジデンの内服で、経過監察をしていました。
 
1才半頃から、成長と共に良くなったのか、皮膚の状態が改善し、ステロイド軟膏は時々関節の付近が赤くなった時に使うのみで、ほとんど保湿剤しか使用しなくて良いくらいになりました。
しかし、血液検査の結果、非特異的IgE180、卵白クラス3、小麦クラス1と出たため、卵は引き続き完全除去、小麦はパンと麺は除去するように言われ、内服薬は継続となりました。
 
2才になる頃、転居で病院が変わり、そこの医師より、「検査結果が陽性でも症状の出ない子どもはたくさんいる。食べさせてみるべき」と言われ、内服薬は止め、卵・小麦を食べても特に症状は変化ないため、除去食は解除となりました。
 
その後、卵については、生卵や卵焼きは本人が嫌がるため食べてはいません。プリンや菓子類等、加工品に卵が含まれる物は食べています。
小麦については、パンや麺が大好きで、ほぼ毎日のように、食べています。
 
先日、高熱を出して、別の病院で採血をした際に、ついでにアレルギーの検査もしてもらった結果、非特異的IgE425、卵白クラス2、小麦クラス2、オボムコイドクラス2、ピーナッツクラス3、ソバクラス2、という結果が出ました。
そこの医師からは、「症状が出なくても、食べ続けると感作が高くなる」と言われました。卵と小麦については、本当は控えて欲しいが、現在食べていて症状が出ていないのなら回転食なら良いと言われ、ピーナッツとソバについては、除去するのが容易なので除去するように言われました。
 
・卵白のクラスが下がり、小麦のクラスが上がったのは、卵は加工品くらいであまり食べず、小麦はたくさん食べていたせいなのでしょうか?
だとすると、たとえ症状に出なくても、血液検査に出た物を食べ続けると、将来的に、クラスが上がって、症状が出てしまう危険性があるということなのでしょうか?。
 
・回転食よりも、なるべく控えた方が控える程、体のためには良いのでしょうか?
 
ピーナツは、一度菓子に少量入っていた物を食べた際に、ひどい蕁麻疹が出たので、除去するつもりです。
ソバは、今まで3回くらい食べたことがありましたが、症状は出たことがありません。でも今後食べ続けることで症状が出る危険性が少しでもあるなら、除去しようと思っています。
 
今まで、検査結果が陽性であることと症状は一致しないから、不必要な除去をしてはいけないと思ってきたのですが、今回、小麦のクラスが上がってしまったことで、すっかり動揺してしまいました。
特に、ソバは重篤な反応を起こすことが多いと言われてるので、怖いです。
 
お忙しい中申し訳ありませんが、どうぞご返答よろしくお願い致します。
 

A154 食物アレルギー

 
この問題は、よく遭遇する問題です。お答えは、症状が出ない量ならば食べてよいのです。以下の問答はこの点に関するお答えです。ある雑誌に書いたものの一部です。ご参考にしてください。
 
母親: うちの子は6カ月のときに、血液検査を受け、その結果をもとに及び負荷試験をしました。それに卵アレルギーと診断がついたの、で半年間の卵とその製品を中止しました。
 
半年後に、微量の卵について十分に加熱し食べさせるという負荷試験を、専門医の指導のもとに行いました。半年前と異なり、今回は量をだんだん増やして10gまで食べましたが、症状は出ませんでした。
 
たまたま先日、1歳時健診を受けたところ、別の先生から、血液検査で卵が陽性に出ているうちは卵を食べると、その時は症状が出なくてもだんだん蓄積していって、また症状が出るようになるので、やめた方がよいと言われました。食べるのを中止して、また制限しなければいけないのでしょうか。
 
私: 食べた卵がだんだん体の中に蓄積していて、いずれ症状が出るようになるということはまずありません。食べて症状が出てしまうのは、蓄積するからではなく、いつもよりも多い量を食べさせたり、発熱や下痢など体調が悪いときに食べさせたときに出る可能性はあります。
 
食物減感作という特殊な治療法もあるくらいです。これは症状が出ない程度の微量の食物を続けて少しずつ、増量しながら食べていくと、食べられる量がだんだんと増えていくという治療法です。
 
もし食べ続けていると、体の中に蓄積するのであれば、この食物減感作療法という治療は成り立ちません。現在、十分に加熱をした卵を食べても症状が出なければ、続けてよいのです。さらに専門医と相談し、少しずつその量を増加していくとよいでしょう。
 


Q153 血液検査は異常なしなのですが

 
はじめまして。私には一歳半の娘がいます。6ケ月ころより耳切れ、多少の頬の赤みなどがみられたのでアレルギークリニックに通っています。
  
血液検査では異常なしとのことなのですが用心の為卵、大豆、乳製品・油ものなどは摂らずに今まできています。最近離乳してから(完全母乳であまり食事はたくさん食べていませんでした)目の周りの湿疹や耳切れ、腕や膝の関節のウラの湿疹などがひどくなり困っています。
  
洗剤なのも安全なものを選んで使っています。ステロイドを使うと一時的に引くのですがこのまま使い続けていいのか迷ってしまいます。それに食事もこのままずっと除去するのか疑問です。血液検査で異常なしでもこんなことはあるのでしょうか。ちなみに主人はアトピーと鼻炎もちです。よろしくお願いします。
 

A153 食物アレルギーの診断

 
(1)食物アレルギーは、最終的には食物負荷試験で、除去をするかどうかを決めます。特に血液検査で陰性の場合は、なおさらそれは必要です。
 
(2) 食物負荷試験で陰性であれば、現在に皮膚症状は、食べ物との関連はかなり否定的です。その場合は、ステロイドを含めたスキンケアーを中心にすると良いでしょう。
 
以上の点は、主婦の友から出版したアトピー&アレルギーブックにわかりやすく書いてあります。食物負荷試験はなれた専門医の指導が必要です。
 
参考までに:
P17: 1-5才の皮膚炎の20%が食べ物によるものです。それ以外の因子も多いのです。
P46,47:食物除去、負荷試験の手順です。
P76,77: ステロイドの減量の仕方です。これはHPの病気の項目の中のアトピー性皮膚炎の中にもステロイドの減量方法として書いてあります。正しく使用すれば何の問題もありません。ITで日本皮膚科学会のガイドラインをお読みください。
 


Q152 毎晩何度もかゆみで起きてしまう

 
初めまして。私の子どもは現在3歳4ヶ月の男の子と11ヶ月の女の子がいます。特に長男は生まれて1週間してから顔の湿疹がひどくなり、皮膚科に通い始めました。
1歳前に血液検査をした結果、チーズ・ミルク・卵白・犬にアレルギーの反応があるとの結果がでました。でも皮膚科の先生もデータはあくまで目安にするだけだからといっていました。
1歳前から急にじんましんが出て、急にかきむしりだしおお泣きする。そのじんましんが浮き出るような大きなボツボツが顔・クビ中でて見てる私の方が動揺してしまうくらいでした。
それが何度もありました。それから何を食べるとじんましんが出るのかをチェックするようになり、少しづつ除去食を始めていきました。
2歳半までは、おやつも甘いものはあげずに、おせんべいや和菓子くらいでした。(初めてチョコを1口食べたときにもすごい蕁麻疹でしたので・・・)
食事も和食中心、洗剤、石鹸も無添加のものを選んで使っていました。(現在洗剤がきれてしまったので、洗剤はやむなく普通のを使っています。すぐに購入予定」
しかし、今もまだかゆみがひどく、毎晩いろんな場所をボリボリかきながら寝ていて、それがひどくなると起きてしまって「かゆいよ~かゆいよ~」といってなかなか寝付けない感じです。
夏も冬も同じ感じです。現在も湿疹というより、蕁麻疹に近いものが体中にできています。ザジテンを飲ませて寝かせました。皮膚科でもらったパスタロンソフトという保湿剤もぬりました。
いつも、皮膚科に行くとアルメタ軟膏を処方され、ザジテンを飲ませてかゆみをとってあげてください。で終わりです。
私はそれでこの子の体本来のアレルギーというものがよくなるのか、とても不安だったし疑問を感じていました。
今のかゆみをとるだけの治療を重ねているだけで本当にいいのか・・・
そんな悩みを抱えていたとき、この用賀クリニックの病院を教えてくださった方がいました。
その方もずいぶん遠くから通っているようでしたので、私のうちからも2時間くらいかかるかと思いますが、通えるんじゃないかと今主人と話し合っているところです。
まだ受診もしていないのに、いろんな状況をお話してしまってすみませんでした。
もし何かアドバイスがいただけたら、ありがたいと思いメールさせていただきました。
お忙しいところ失礼いたしました。
 

A152 食物アレルギー

 
食物アレルギーの可能性があります。
 
診断の手順としては、検査をして、食物除去テスト、負荷テストを行い、何らかの食物が原因かどうかをチェックして、食生活の方針を決めます。
 
もしも除去になった場合は、栄養士さんがいますので、個人指導も可能です。
 
取りあえず、このHPの病気の説明のところの、食物アレルギーの診断をご覧ください。
 
また主婦の友から出版した、アトピー&アレルギーブックをごらんいただいても良いでしょう。
 


Q151 蕁麻疹

 
五ヶ月の息子なのですが、しばらく前からミルクをのんでいる最中からおなかや顔に蕁麻疹のような斑点がでたため、小児科を受診しました。
斑点は20~30分で消えます。まずミルクの銘柄を替え、セルテクトドライシロップを服用して様子を見ましたが、あまり改善されなかったため、血液検査をしました。
IgEの値は13、卵もミルクもクラス0で陰性でした。
ただ、Eosinoが5%、Lymphocytが67%という結果で、何らかのウイルスが悪さをしているのではないかということでした。
ミルクの時毎回でるというわけではなく、激しく泣いたときにも同じ症状が見られたときがありました。受診してからは少しずつ斑点の範囲も小さくなり、出る回数も減ってきてはいるものの完全には良くなりません。
小児科の先生も、原因がわかりかねる様子で抗生剤(ケフラール細粒小児用)で、腸内細菌をリセットしてみましょうと言われ、今晩から飲み始めました。また、溶連菌などがのどについている場合に、このような症状がでることがあるとのことで、菌の培養をしてみています。
まだ、離乳食は始めていないので口にするのはミルクのみです。
ミルクの銘柄もずっと変えていません。
症状に気付いた3~4日前に三種混合の一回目の予防注射をしました。
原因は何なのでしょうか?
 

A151 牛乳アレルギー

 
牛乳アレルギーの可能性があります。
 
この月齢では、血液検査で陽性に出る前に皮膚テストが先に陽性になることが良く見られます。牛乳アレルギーが疑われた場合には食物除去、負荷試験を行って確認する必要があります。
 
お子さんの場合は、牛乳アレルギーの程度があまり強くないのかもしれません。今後の離乳食の進めなどの際に、食物アレルギーの問題をしっかりと抑えること、アレルギーなのかそうでないか、が重要です。
 
ワクチンとの関係は薄いでしょう。
 
3/6 お礼メール
やはり牛乳アレルギーの可能性も考えたほうがいいのですね。抗生剤服用後、治まってきたので様子を見ていますが、離乳食を始めるにあたってさらに注意したいと思います。ありがとうございました。