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HOME | Q&Aシステム | カテゴリー別 27.皮膚関連1.スキンケア

カテゴリー別Q&A



Q7 慢性化しつつある顔の湿疹について

 
お忙しい所申し訳ありませんが、是非相談にのって下さい。
 
4月末に化粧したまま寝て朝落とす、という日が4、5日続いた後、顔中湿疹が。皮膚科でキンダベートをもらい5日程塗ると大方治ったのに、その後(湿疹跡のしみがきになり)ビタミンC入美容液サンプル化粧品を試した所、また顔中湿疹が。ステロイドは恐いと皮膚科で言って、トパルジッククリームをもらったものの、それにまけて、顔中かぶれてひりひり真っ赤に。その後、またキンダベートを塗る事に。一週間全体に塗り、赤みのひどい所は10日程。塗り続けてると、塗った所だけ白くなって顔色がまだらになったので、吃驚して止めました。
 
その後、大方ひいたので、ファンデーションを塗った所、かゆみが出たので、今は化粧水と美容液のみです。今も、湿疹が出ては治り出ては治り、一箇所治ったら違う箇所、といった日々で、化粧もできません。赤くはれて、じんじんします、なによりかゆみが辛いです。
 
一度湿疹ができると慢性化するものなのでしょうか?元の健康な肌に戻すにはどうしたらいいのでしょうか?(元々肌は強い方だと思ってました)
今、セラミド、ビタミンCのサプリメントを取ってます。免疫機能を高めるのにいいという、ヨーグルトも毎日食べようかと思ってます。
 
是非アドバイスをお願いします。
 

A7 化粧品かぶれ

 
化粧品かぶれの起きてしまい,皮膚が非常に過敏な状態になっていると考えられます。
このような場合には、顔につける化粧品は極力減らし、その種類も、自然系の添加物の少ないものを選びます。具体的には匂いとか色は化学物質であるため、匂いの強い物、良い色の物はなるべく避けてください。
 
かゆみがひどい場合には、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬など内服し、極力皮膚を掻かないようにします。
 
普段は保湿剤やスキンケアー剤などをあなたに合うものを探し出し、それを中心にスキンケアーを行います。またお化粧して症状が出てしまった場合には外用薬としては、細心の注意をして1番弱いタイプのステロイド薄く塗るという方法があります。その場合には注意深く減量することが必要です。
 
日常生活の注意点としては、これをすれば絶対によくなるという方法はありませんが、現在行っていらっしゃる方法以外には、食事の内容を基本的に和食を中心とし、魚、大豆製品やお野菜を十分に摂取し、どうしてもお肉が欲しければ、1皿追加するというようにします。つまりとんかつだけでご飯と言うのは避けてください。
 
この点について私のホームページの中の、Q&Aの75番のアレルギーと油の項目をお読みください。食生活の改善についてのヒントとなると思われます。
 


Q6 入浴時の対応

 
施設では、入浴時に体をナイロンたわし(スポンジもあり)で洗っています。
体のかゆみを訴えている人が多い為、介護員がナイロンたわしが良いと思って使用しています。
 
病院に勤めていたときには、皮膚科医師がナイロンでは体を洗わないようにと勧めていました(特に体の痒い人には)。これからどのような物品で体を洗ったら良いか質問されましたが、これといって良い物品が見つからず困っています(水切れも良いものとも言われました)何か良いものがあればご指導宜しくのお願いします。
 

A6 スキンケアー

 
お肌がかゆい人、かさかさお肌の方は、繊維やスポンジ、ナイロンなどでこすってはいけません。あかすりなど論外です。
 
色や匂いのない低刺激の固形石鹸を手で泡立てて、手でやさしく洗います。拭くときも、擦ってはいけません。押し拭きです。
 
そのコツは以下のようです。あなたのドレスにシミがついたら、擦りますか? 擦らないで押し拭きするでしょう。タオルで包んで押すように吹きましょう、
 
その後、使い慣れた保湿剤をすぐ塗り、取れた皮脂を補充します。
 


Q5 発疹について

 
6月末に両下腕内側(無毛の所)一面に粟粒大の赤いブツブツができました。赤い鳥肌のような感じでした。
 
思い当たる事は 
①2,3日前に除草をし、毛虫(体長5センチ、1匹)の駆除をした 
②前日に新しい香水を両腕に吹きかけた 
③4月から13年ぶりに勤めに出ての疲労、ストレス 
④花粉症(数年前から、鼻の症状がひどく毎年薬を飲んでいる、今年は白目がブヨブヨになる症状も出た、今の時期は無症状)
⑤金属アレルギーがある(最近は金属は一切身に着けない)等です。
 
かゆみはなく、その他、体の症状も全くありませんでしたので、少し様子を見ることにしました。
 
ところが1週間ほどの間に、だんだん発疹が手の甲と手のひらと足先と顔をのぞく全身に増え、痒みもひどくなってきたので(子どものころにかかった風疹によく似ていました)皮膚科を受診したところ、のどを綿棒でこする検査をし、溶連菌感染症といわれました。(医師に質問された喉の痛み、発熱はありませんでした)
 
飲み薬としてサワシリン、塗り薬としてテクスメテンユニバーサルクリームとレスタミンコーワ軟膏を混合したものを処方されました。
 
薬を飲みはじめて1週間たちましたが、発疹、痒みは消えず、今度は顔全体が赤くはれ上がり、痒み、ほてりを感じ、肌はカサカサで皮がむける様な感じになりました。
耳も真っ赤になり、膨れ上がりました。他に体の症状は何もありませんでした。
再度受診すると、りんご病(医師に質問された関節痛はありませんでした)との事で、クラリチンレディタブ錠剤を処方されました。
 
2日様子を見ましたが、いっこうに良くならないので、別の皮膚科を受診、今までの経過を話すと、IGM抗体を測定するため血液検査をする、サワシリンは飲まないよう指示されました。検査結果は、りんご病でも溶連菌感染症でもない、しかし原因はわからない、との事で、日常特に気をつける事もないといわれ、セレスタミンとイサロン、VG軟膏が出て、様子を見るようにとの事でした。
 
それから1週間たち(ここまでで最初の発疹がでてからひと月です)、顔の腫れはひきましたが、風呂あがりなど顎の両脇が痒くなるときがあります。また、全身の発疹は薄茶色になって、ひどくはありませんが時々痒くなります。1番最初に出た両腕は痒みは全くありませんが、薄茶色で鳥肌状です。
 
状態はよくはなってきていますが、以前の肌の状態とはあきらかに違うので不安です。今後、様子をみていても大丈夫でしょうか。
また日常生活で注意する点がありましたらお教え願います。
以上、よろしくお願いいたします。
 

A5 スキンケアー

 
一般的に、皮膚に炎症、痒みなどがある場合には皮膚を刺激しすぎない事が最も重要です。入浴の際に、きれいにしようとして、石鹸特に海面活性作用の強い液状石鹸は禁物です。さらに匂い、色の付いたものは化学物質であり、これらの入っていないのもを極力使用しましょう。熱いお風呂に長時間はいることもよいことではありません。さっと体を洗い、皮膚を清潔にすることは重要ですが、長湯はお勧めできませんので。
 
体を洗う際に、ナイロンタオルなどでゴシゴシすることは禁物です。低刺激の石鹸を手のひらで泡立て、それでやさしく洗いましょう。
 
顔や首に症状がある場合には、シャンプー、リンスなどの刺激にも注意しましょう。低刺激の物に変えると良いでしょう。シャンプーやリンスは洗い流すから大丈夫と油断していると、これらを変えない限り、良くはならないでしょう。
 
一般的な食生活としては、チョコレート、辛いもの、お肉や脂ものの食べすぎは、皮膚の炎症を治りにくくする場合があります。チョコレートを控えめにして、甘いのもが欲しいときには和菓子を追加するとよいでしょう。
 
辛いものも、皮膚刺激が強い場合があります。唐辛子、マスタード、わさびなどは避けて、ピリッとした刺激が欲しいときには酢がお勧めです。揚げ物などは酢醤油などが、健康にもよくお勧めです。
 
お肉の食べ過ぎはもちろん良くありません。食べてはいけないのではなく、お魚もたべ、バランスの良い食生活が重要です。今日は焼肉をたらふく食べ、明日はお寿司にするからまあいいかなどと、妥協してはいけません。お肉を食べる前にお魚を一皿食べましょう。
 
最後に紫外線にもご注意を。 以上。
 


Q4 薬の使い方について

 
日は息子を診察していただき、ありがとうございました。診察していただいた翌朝、薬のおかげでしょうか、肌がだいぶ落ち着きました。本日から卵の除去をしています。
 
頂いた薬の中で「ビーソフテンローション」の使用方法を忘れてしまいました。申し訳ありませんがお教えください。
 
話はかわりますが、主人が寝ている間、手や腕をかき、毎朝、傷を作っています。飲食関係の仕事をしているため、なかなか手の手入れをすることが出来ません。せめて夜だけでもケアできるといいのですが、何か良い方法はありませんか?大人でも先生にみていただけるのでしょうか?もしみて頂けるのであればお願いしたいのですが、主人のお休みが事前にわからないため予約を取らずにうかがっても大丈夫でしょうか?
 

A4 スキンケアー

 
ビーソフテンは保湿剤です。顔、頭皮、全身どこでも使用可能です。最初は少しぬって、皮膚の反応を見てください。
 
成人の方も、拝見いたします。まず、皮膚の状態を見て対策を考えたいと思います。
 


Q3 ケア方法

 
いつもお世話になります。息子はもうすぐ9ヶ月になります。ここ山形もだいぶ寒さもやわらぎました。
 
季節の変わり目だからなのか、ここ1ヶ月くらいで息子の湿疹(赤い小さなぷつぷつ)が多くなり体のかゆみは今までになく増してきました。ブツブツは首まわり、背中、胸、お腹、うで、膝のうらなどです。夜は何回か目を覚まします。(これはかゆみとは関係ない感じですが・・)お風呂やお風呂あがりは特にかゆみもひどいようです。
 
先週熱をだして風邪をひいたことも関係するのか、さらにかゆみが増したように感じます。
ケアは変わらず、カサカサにはプロペト、軽いカサカサにはビーソフテンローショんを塗っています。
 
以前いただいたゼスランを今かゆみがひどそうなので飲ませていますが、今のところ効果はわかりません。前に試したポララミンやアタラックスも効果がいまいち感じられなかったのですが、かゆみ止めは1週間くらい飲んだだけでは効果はわからないものなのでしょうか?(もっと長く飲んだ方がいいのかしら・・・)
 
それから先日集団検診があり、そこで小児科医に軽いアトピーだと言われ、薬などすすめられ(薬の名前は忘れました)、6ヶ月のころ血液検査したのですが、もう一度1歳になる頃に検査するよう指導されましたが、そうした方がいいのでしょうか?ケア方法など御指示お願いいたします。カメラの性能もよくないので、画像はいまいちよく映らないのですが、二枚分けて送信します。たびたびすみません。一つ忘れてたもので・・永倉先生より離乳食で、卵は春まで中止と指示うけてまだやってませんが、今後どのようにすればいいですか?
 

A3 季節とお肌

 
食生活、住宅環境に変化がなければ、季節性の変化と考えられます。
暖かくなるとお肌は赤くなったり、発疹が出たりします。写真を拝見する限り、乳児湿疹の季節性の悪化でよいと思われます。今まで使用していない、別の保湿剤(アズノール軟膏)、痒み止めのオイラックス軟膏、モクタール軟膏などを試すと良いかもしれません。これらが効かない場合に、検査を受けたり、注意してステロイド軟こうなどを使用すると良いかもしれません。
 
予定通り6ヶ月卵除去をした後は、負荷テストをしたいのですが、ご心配であれば、地元で検査うけ、その結果を教えてください。
 
5/28 質問メール
いつもお世話になります。
 
息子の湿疹ですが、ひじや膝、おなかなどの部分がかさついて赤くなり多少かゆみがあるのは相変わらずなのですが、10日くらい前より右手首のくびれ部分が真っ赤になっていて、じくじくした感じでしたのでワセリンとサトウザルベの混合をつけ、ジクジク感は多少よくなったのですが、小さい赤いプツプツが広がり、手のひらの方も赤くなってきました。(うまく撮れてないのですが写真添付してます)
 
今までと同じような湿疹なのでしょうか?またどういったケアをしたらよいでしょうか?少しかゆみもあるようです。また最近はパンやバナナなど手づかみ食べが多くなっています。
 
今まで強いカサカサはプロペト+ビーソフテン、軽いカサカサはビーソフテン、ジクジクカサカサはプロペト、サトウザルベ混合でやっていました。
 
PS.
6月10日から一週間東京に行きますのでクリニックの予約をいれています。そろそろ一歳なので卵の解除のおやきを状態がよければできればいいなと思っていますが・・
 


Q2 お化粧について

 
こんにちは。外用剤とお化粧のことについて質問させていただきます。
ステロイドを処方していただいた際化粧下には使わないほうがよいというふうに言われましたが、うすくなら大丈夫とも言われました。
 
実際、どの程度なら“大丈夫”なのでしょうか?またアズノール軟膏なども使用しているのですが、これはお化粧下に使っても大丈夫なのでしょうか?顔にお薬をつける場合、化粧水とどちらを先につけるのがよいのでしょうか?他にダラシンTゲルも使用しています。お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願い致します。
 

A2 スキンケアー

 
アズノール、ワセリン、ヒルドイドなどの保湿剤は、乾燥肌(ドライスキン)の方では、塗っても30分もしないうちにお肌はサラサラになりやすいのです。保湿剤のベタベタが治まったころに軽くお化粧するのが良いでしょう。
 
一方、ステロイドを塗るということは、皮膚の炎症があるために使用するのですから、その上にさらに化粧品を塗ることは控えめにするのが良いでしょう。
 
< 外用薬と化粧 >
 
基本的に、皮膚炎がひどいときには、お化粧は控えた方がよいでしょう。皮膚炎があるために保湿剤を塗ったり、ダラシンゲルなどの皮膚の感染を抑える薬をなったり、場合によってはステロイドを塗るわけです。ですからその元の病気がよくなった段階で、化粧をするのがよろしいと思います。
 
しかしながらどうしても外出などの際にしたければ、上に述べたようなお薬をまず塗って、しばらくしてから(例えば30分くらい)皮膚が落ち着いてきたら、ごく薄く化粧をすることがお勧めです。
 
化粧水についてはどのように使うかによってその順番が異なります。化粧の最初に皮膚をしっとりさせたければ、最初に使用していただければ良いし、仕上げや外出の際に途中で、お化粧がが気になった時にそれをつければよいでしょう。
 
また人により、お肌の反応は異なりますので、いろいろ順番を変えてみてお試しになるのも、良い方法といえるでしょう。
 
いずれにしろ顔に皮膚炎のある方は、色やにおいなどの添加物のないものをお選びにあることが絶対に必要です。
 


Q1 湿疹

 
今回は子供の事でお聞きします。
 
現在3ヶ月の男の子ですが1ヶ月ぐらいから頬がかさついてきて現在はよくなっていますがこんどは細かい湿疹がでてきました。赤みは顎と首のところに少しありますが頬などにはありません。頬のところはすこしざらざらとかたくなっています。あかちゃんの肌はつるつるというイメ-ジがあっただけに一度皮膚科につれていきました。気にする事ないといわれ一応エキザルベ軟膏とスキンケア-ロ-ションをもらいました。
 
皮膚科ではノ-マルスキンといわれましたが湿疹がよくなったら市販のスキンケア-用品でケア-してやったほうがいいのでしょうか?体はとくに湿疹はでていません。耳切れや肘膝裏のただれがなかったらアトピ-は心配ないでしょうか?現在ミルク育児です。又お手すきのときにでも回答おねがいします。
 

A1 スキンケアー

 
現在の皮膚の状況から判断すると、アトピー性皮膚炎はあまり心配ないでしょう。
 
むしろ保湿剤以降中心としたスキンケアーをきちんと行っておけばよろしいと思います。
 
保湿剤は高価なベビー用品を使用しなくても、ワセリン(プロペト)、アズノール軟膏やヒルドイドソフト、ヒルドイドローション、ビーソテンローションなどを皮膚科や小児科で処方してもらうとよいでしょう。
 
入浴の際にタオルやスポンジで体をゴシゴシこするということはしないで、固形せっけんを手で泡立て、それで体をやさしく洗っていただクと良いでしょう。