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 アレルギー以外の疾患



3.ヘルペス


Q3 ストレスによるアトピーについて

 
2年前より、原因不明の口中ヘルペスに悩んでいます。
 
単なる肉体・精神疲労だけでは無いように感じてきました。耳鼻科で診察・治療を受けましたが・・・完治しません。心療内科を受診すべきか、こちらでも相談できるのかお答え願います。ご多忙とは存じますが、宜しくお願いいたします。
 

A3 病気一般

 
ヘルペスウイルスは体の神経組織内に普段は冬眠状態で潜伏しています。
 
そしてあなたの体力が低下する状況になると、体中の神経に沿ってどこでヘルペスウイルスの症状が再発しても、不思議はありません。この体力が低下する状態は、例えば感染症、心理的ストレスによる免疫の低下、肉体的過労、女性の場合でしたら生理の時などが該当します。
 
もしあなたの口の中の繰り返す」ヘルペス感染症が、あなたも気づいていない心理的なストレスによるものであるならば、心療内科におけるカウンセリングは有効といえるでしょう。
 
もしご希望であればそのような心療内科をご紹介することも可能です。その際にはご連絡ください。
 


Q2 湿疹

 
水曜日に陰部の湿疹で受診しました。当日はただれ、水疱でラミシール&リンデロンを頂いたのでぬりました。翌日、無数の水疱がやぶれ失禁するほど痛がります。同時に首の掻きむしりもとびひのようで、どうしてよいものなのでしょうか?正月中どう対応したらよいいでしょうか。助けてください!!!!!!
 

A2 ヘルペス

 
正確には単純ヘルペスといいます。ヘルペスウイルスによる感染症です。ウイルス自体はミズボウソウのウイルスと親戚です。
 
I型は口、眼、皮膚 II型は陰部、臀部に出やすいのです。診断が付けば治療は抗ウイルス薬であるアシクロビル(ゾビラクス、アシロベックなど)を5日間内服します。眼の炎症がひどい場合には上述の薬の眼科用の軟膏を使用します。
 
病気の初期には診断が付きにくく、トビヒやカビ(真菌)の感染との区別が付きにくい場合も少なくありません。
 
アトピー性皮膚炎に合併すると重症化し全身に発疹が出る場合があります。これをカポジ水痘様発疹症といい、アトピー性皮膚炎の合併症の中では、怖いもののひとつです。入院する場合も少なくありません。
 


Q1 アレルギ-?

 
今回二回目の質問をさせていただきます。前回もとても分かりやすいご回答をありがとうございました。
 
主人のことなんですが12月ごろから年末にむけて唇の輪郭全体がムズムズと痒くなりときにはとても小さな水泡がてきそのあとはあかく腫れ、とにかく痒いらしいのです。5年前ぐらいからできはじめ毎年できるわけではないのですが、今年は今から少しかゆいらしくできそうな様子です。ここ2年は出来てなかったのですが。以前薬局の方に聞いたところストレスや疲労ビタミン不足といわれたようです。一度皮膚科でみてっもらった方がよいのでしょうか又考えられる原因はなんでしょうか?
 
それと私なんですが口唇ヘルペスによくなります。現在妊娠4ヶ月になりますが妊娠してから二回もなりました。産婦人科の先生は口唇の場合は心配要らないと言われましたが口唇ヘルペスが性器ヘルペスにうつることはあるのでしょうか?又お時間ありましたら回答の方よろしくおねがいいたします。
 

A1 発疹、ヘルペス

 
(1)お話だけではなんともいえません。出来たらデジタルカメラで画像を送ってください。それを拝見しないと、いくつかの疾患が考えられるので、なんともいいかねますが…。
 
(2) 一般的には性器ヘルペスはSTD(性行為で感染する疾患)です。ですからヘルペスのある口唇で性器に濃厚に接触しなければ感染の確率は低いでしょう。産婦人科の先生のおっしゃるとおりです。ご心配なく。
 
一般的には、口唇ヘルペスを繰り返す方では、過労やストレス、カゼを引きやすいなどの免疫力の低下が誘因になります。この点に留意されるのが良いでしょう。