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アレルギー以外の疾患



28.滲出性中耳炎


Q1 セレスタミンとフルタイド鼻用

 
始めまして。3歳6ヶ月の娘を持つ母です。 
 
2歳になる頃から中耳炎を繰り返すようになり、鼻水がでない日は、ないと思う程です。昨年9月に小児科で喘息の認定もされ、先月また発作が起きたため今は、1日3回の吸入(インタール、ベネトリン、フルタイド)と、投薬(ホクナリン、ムコサール、テオドール、オノン、ザジテン)、慢性副鼻腔炎の治療でクラリジットを三月から飲んでいます。以上は小児科で。 
 
透明の鼻水がでると2日後には急性中耳炎になるため、耳鼻科では、抗生物質、ゼスラン。これで鼻が止まらないと1日1回2mlのセレスタミンがでます。これを飲むと、止まりますが、しょっちゅう飲むことに抵抗があります。でも、鼻が止まってほしいゆえに飲ませてしまいます。耳鼻科でフルタイドの鼻用が五歳からあるが、今から使ってみるかといわれ、悩んでいます。こんなにたくさん薬を飲ませていて、かわいそうなのと心配なのと、どうしたらいいのかわからなくなっています。現在は、滲出性中耳炎になっています。
 

A1 滲出性中耳炎

 
再発を繰り返す小児の滲出性中耳炎はなかなか厄介なものです。多くの場合、そのベースにはアレルギー性鼻炎や風邪を引きやすいなどの体質があります。
 
アレルギー性鼻炎がベースの場合にはその治療がポイントです。抗アレルギー薬の内服や各種の点鼻薬を使用することが一般的です。
 
カゼを繰り返す場合には滲出性中耳炎が再発しやすくなるので、その際には抗生剤を使用します。
 
以上のことを行っても何度も繰り返す場合には、鼓膜に細いプラスチックのチューブを入れます。これをチュービングといいます。手術自体はそれほど大変なものではありませんが、小児の場合は動いてしまうために全身麻酔をして行うことが勧められます。聞き分けの良い子であれば外来で、慣れた耳鼻科医の先生がチュービングをすることは可能です。
 
チュービングはそれほど大変な手術ではありませんし、その後チュービングが取れるまではプールには入れません。
 
小児用フルナーゼはごく最近厚生省から認可されました。従来の成人用に比べるとその量は少なく設定されています。フルナーゼというステロイド薬は、気管支ぜんそくの治療に用いられる吸入と同じものです。このフルナーゼは従来のベクロメサゾンや現在成人で使用されているブデソニド(パルミコート)に比べると粘膜溶解度は低いために全身に吸収される量はかなり少ないとされています。したがって、かなり安全性が高いのではないかと思われています私たちもその効果にかなり期待しています。
 
現在の治療法に不安を感じていらっしゃる場合には、別の病院を受診しいわゆるセカンドオピニオンといわれるものを求めるとよいでしょう。2つの病院の話を総合して長期的治療の方針を検討されるのがよいと思います。