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 アレルギー以外の疾患



24.副鼻腔炎


Q4 声が出ません

 
いつも忙しい診察中に電話に出て下さり感謝してます。_(._.)_ 今は喉も常に変で声が出しづらいです、永倉先生とお話した時は、うがいをした後なので、まぁまぁの状態でした、病院に行って症状説明等をした日の夜はもっと声出ません(>_< )( >_<)フルナーゼ点鼻液してて控えめに1日2回にしてるんですが、平気でしょうか?耳鼻科の先生は心配してたので、なるべく我慢して回数を減らしてという指示でした、副鼻腔炎が再発してしまってお薬もフロモックス錠ダーゼン錠ムコダイン錠今日まで服用してるんですが、スティーブン・ジョンソンがあるなら本来なら処方したくないんだが…という心配をしてました、服用しても平気でしょうか?すぐ頬が腫れてしまう体質なんですけど、質問だらけで申し訳ありません。
 

A4 副鼻腔炎と抗生剤アレルギー

 
薬を内服することによるアレルギー反応が心配な場合は、吸入療法が次のお勧めです。
クリニックで具体的な対策をご相談いたしましょう。
 


Q3 後鼻漏

 
はじめまして。
もうすぐ3歳になる娘が、もう4ヶ月以上、タンの絡んだ咳が出ています。
タンを出させると、鼻水のような透明でドロッとしたものです。
病院を3件転々とし、喘息を疑われたり、副鼻腔炎と言われたりしましたが、現在、「ポララミン」と「メラボンドライシロップ」を飲んで落ち着いています。
飲まないと、咳が止まらなくて寝付けませんが、薬を飲んでいれば、咳も治まり、元気そのものです。
しかし、少し平熱が高くて風邪気味かな?というときは、夜中に咳き込んで大量のドロッとしたタンを大量に(150ccくらい)吐いたときはビックリしました。
苦しそうでタンが絡んでヒューヒューして救急車を呼ぼうかと思いましたが、次第に無くなり朝までぐっすりでした。
血液検査では、ダニ、ハウスダスト、カビ、スギなど10項目は全て反応無し。
lgEは41でした。
耳鼻科でも、「所見は大したことないのに、なぜそんなに咳が出るのか?」と原因不明の状態です。「大きくなれば、体質も変わるから。でも3歳じゃ先は長いね」とも。
薬を飲み続けることしかできないのかと不安です。
点鼻薬のほうが副作用は少ないと思うのですが、後鼻漏には効果はあるのでしょうか。
また、娘は鼻の穴からは鼻水が出ません。(泣いたときくらいしか)
好球酸菌は一応+なので、鼻炎だけど後鼻漏タイプとでも言うのでしょうか?
全て喉に流れて行ってしまうのは、「鼻水の量が少ないから」と説明されましたが、先生はどう思われますか?
 

A3 副鼻腔炎

 
検査の結果及び一連の症状基に考えると副鼻腔炎の後鼻漏でしょう。点鼻薬はあまり効果はありません。副鼻腔炎の内容物は大部分は胃のほうに落ちていっていって、咳とtもに吐き出されることもあれば、たいした咳もしないのみ、ゲボッと嘔吐されることがあるのです。幼児では鼻内の粘液、分泌物は鼻の穴から前に出ないで、喉のほうに回って行き、飲み込まれえしまうのです。これはよくある現象です。
 
副鼻腔炎の治療は通常、年少児ではネブライザー療法が行いにくいので、抗生剤の少量長期内服療法が選択される場合が多いのです。これは通常の半分位の量の抗生剤を数ヶ月間内服するものです。
 
副鼻腔は頭蓋骨の中の空洞のため、血管が少なく、薬が効きにくいのです。通常の咽頭炎ならば3-4日の抗生剤の内服で軽快しますが、副鼻腔炎はそうは行きません。そのため、長期間の抗生剤の内服が必要とされるのです。
 
点鼻薬はアレルギー性鼻炎には効きますが、副鼻腔炎に大してはあまり期待できません。
 
7/18 お礼・質問メール
早々の返信、ありがとうございます。
点鼻薬は効かないとハッキリ言ってくださり、分かりやすい説明でした。
やはり、副鼻腔炎なのですか・・・。
黄色く色はついてないので、もう治ったのだと思っていました。
一回、粘っこい鼻水だった頃、別の耳鼻科でそう言われて、「ムコダイン」と「アクディーム」を長く飲み続けて、一日おきに耳鼻科に通っていたのですが、咳が良くならず、「鼻は大した所見ではないから、咳のことは診れないから小児科で」と言われ、小児科に行ったところ追加で「ポララミン」と「メラボンドライシロップ」を出されたらピタっと咳が治まったので、もうそこの耳鼻科には行くのをやめてしまいました。
 
確かに、ネプライザーはとても嫌がります(>_<)
長期の半分の量の抗生剤が必要なのですね。
ということは、アレルギーは関係ないのでしょうか?
抗生剤のみで、咳は止まりますか?
ヒューヒューゼイゼイすることがたまにあるのですが、それはどうしてでしょうか?
 
昨日、薬が切れたため小児科に行ってきました。
今までにもヒューヒューゼイゼイすることがあり、今回台風が来たせいでもありまたそのような症状が出たため、喘息と言われ、お薬を変更されました。
「オノン」と「メラボンドライシロップ」です。
あと咳が酷い時に「ホクナリン」を出されました。
ポララミン無しで咳が止まるのか不安でしたが、今晩から試しています。朝まで咳込まないといいのですが。
 
でも、これでいいのか分からなくなってきました。
根本的な治療にはなってないんですよね。
どうしたら、正しい判断をしてもらえるのでしょう。
変な文章ですみません。
 
7/19 回答メール
 ポララミン、メラボンは両方とも効ヒスタミン薬です。前者は即効性がありますが、持続力はありません。後者は持続性はありますが、ゆっくり効きます。これらが効いたとすれば、アレルギー性鼻炎です。
 
 おそらく、最初は風邪を引き、鼻水が黄色くなったのは副鼻腔炎を起こしたのでしょう。その後、鼻水の色が透明になれば、副鼻腔炎は治ったのでしょう。しかし、鼻内の炎症刺激により、アレルギー性鼻炎が出てきたので、今度は抗ヒスタミン薬が効いたのいでしょう。
 
 ポララミンで咳がとまるがどうかについてまたご連絡ください。咳や鼻の症状は、それらの症状が出る場所が共通しているので、一見異なる疾患(鼻、喉、気管の疾患)でも、オーバーラップすることは少なくありません。ご心配なく。
 
7/21 お礼・質問メール
回答ありがとうございます。
「オノン」 と 「メラボンドライシロップ」の2種類だけで咳は止まっています。
一日朝・夕2回ですが、夕方の薬を飲む時間が遅いと咳が出てきてしまうので、早めに飲めば朝まで大丈夫です。
ポララミンが無くても、メラボンの効果だけで鼻水は止まったということですよね。
 
やはりアレルギー性鼻炎ということですか。
鼻水が透明になれば副鼻腔炎は治っているんですね。
 
「オノン」は喘息の予防薬ですよね。
この状態ですと必要だと思いますか?
また、アレルギー性鼻炎の後鼻漏の治療は、どのようにしたらいいですか?
このままメラボンを続けていくのは問題ないですか?
 
7/22 回答メール
直接、拝見しているわけではないので、あくまで一般論としてですが、両者とも、小児ではよく使用されるお薬です。また両者とも数ヶ月間の継続使用でも、まず問題は無い場合が一般的です。
 
7/22 お礼メール
何度も答えていただきありがとうございました。薬を続けてみることにします。
 


Q2 アレルギーだけの問題なのでしょうか?不安です。。。

 
口腔外科に現在も通院しているのですが、歯の根の感染から軽症?の歯性上顎洞炎?と9月頃判断されました。鼻炎の症状が9月頃から酷くなり、現在は耳鼻科にかかる様に指示されて、近所にも通っております。どうやらアレルギーもでてしまっているらしいのです。
 
歯科の治療はほとんど終了しているのですが、鼻の症状は本当に酷く、喉の方に鼻水?がまわり、朝・晩と鼻がつまったり、顔が痛い時もあります。現在は耳鼻科で2週間おきにアレルギーの薬を処方して頂いています。
 
この様な症状は、私の様な病気の経緯からすればよくある事なのでしょうか?症状が蓄膿症の様なのですが、アレルギー性鼻炎という判断なのでとても不安です。
アドバイスを頂きたいと思いメールしました。
どうぞよろしくお願い致します。
 

A2 副鼻腔炎とアレルギー性鼻炎

 
上顎洞炎(副鼻腔炎)は感染症ですが、副鼻腔への出入り口は鼻の真ん中に通じているために、感染による汚い粘液や、細菌の刺激などで鼻炎症状がひどくなり、場合によっては、アレルギー性の症状が出てくる場合もあります。
 
まず上顎洞炎がきちんと治っているかは歯医者さんと相談されたのでしょうか? まずこれを確認することが第一です・
 
治っているならば上顎洞炎は鼻自体の意問題なので、鼻のネブライザー治療、抗生剤の使用などが必要でしょう。
 
上顎洞炎の治療に関しては、毎日、耳鼻科へかかることができない場合には、当科では自宅でできるネブライザーをお貸ししています(無料です)。これをアレルギー性鼻炎の治療と併用するという手もあります。
 


Q1 吸入器について

 
いつも家族が大変お世話になっております。
15日に、次男が風邪の為、お伺いした際にお話させて頂きましたが、以前に、鼻水がなかなか止まらない為、保育園より耳鼻科に行く様に指導され、結果、重症の蓄膿と診断を受けました。
 
そこで、これからも耳鼻科にも通院した方が良いのかを、お尋ねした所、日常的に吸入をする事を先生に勧めて頂きました。本格的に、治療をしてあげたいとの思いから、下記の件についてお教え下さい。
 
(1) 吸入器での治療のみで、耳鼻科での鼻水を吸い取ってもらう事は必要ないのでしょうか?
(2) 吸入器をお借りする際に、空いてない事や、お借りする期間等も考えますと、購入した方が良いかと思うのですが、クリニックからの購入は可能でしょうか?また必要な機器のお値段はどの位を目安にしていれば宜しいでしょうか?
(3) 他にも通常の生活において注意する点(食品・環境等)があれば、お願いします。
 

A1 副鼻腔炎

 
慢性副鼻腔炎の治療は以下のような手順で行います。
 
 (1)抗生剤の内服を1-2週間行う。USAでは1ヶ月間行う。
 (2)抗ヒスタミン薬やムコダインなどを内服する。
 (3)鼻内洗浄を耳鼻科でやったり、今回のように家庭にはなようのネブライザー用意し、洗浄したり、ひどい場合は洗浄後にお薬を鼻内噴霧する。
 
耳鼻科に毎日通うのは、とくに兄弟がいる場合には大変なので、家庭内のネブライザーとお薬の内服を中心にし、行けるときに耳鼻科に行って処置をしてもらうのが良いでしょう。
 
鼻用のアダプターは大中小のセットで5000円です。ネブライザー購入のときと同じようにしますので、クリニックでそのようにお声をおかけください。
 
食生活は、お肉、揚げ物、ファーストフードの偏らないように、万遍なく、好き嫌いなく食べることが必要です。