Q&Aシステム

HOME | Q&Aシステム | カテゴリー別 16.アレルギー以外疾患23.皮膚描画症

 Q&Aシステム


アレルギー以外の疾患



23.皮膚描画症


Q8 触ったり、物が触れたりするとみみず腫ができてしまいます。

 
はじめまして。よろしくお願い致します。
マッサージや肩を揉む、コットンや手で顔に化粧水を塗る、化粧をする、タオルで体を拭く、トートバックを腕に掛けて持つ、腕時計をする、ジーンズを脱ぎ履きする、など日常の中で、触ったり、物に触れたりする些細な行動で、その触れたりした箇所にみみず腫ができてしまいます。みみず腫は数十分もすれば引いてきて、痛みも痒みもありません。ただ夏場になると布団等で擦れてできたみみず腫は痒みを伴います。
 
これに気付いたのは高校生の時で、ハーフパンツで持久走をしている際に、ハーフパンツの裾があたっていた膝部分がみみず腫だらけになっていました。もう7、8年ほど前のことですが、そのときも痒み等なく腫れ上がっただけでした。
 
勧められて、皮膚科でアレルギー検査?もしたことがありますが、ハウスダストが少しあったくらいで(それも普通の人レベルとたしか言われた覚えがあります)、特に何も反応が出るものはありませんでした。
 
その後も、痛みもないので 、晴れ上がることに周りに驚かれ、心配されるくらいで特に支障なく生活してきました。しかし、現在美容サロンに勤務しており、マッサージの練習等で赤く腫れ上がるため周りに躊躇されるので申し訳なくなり、再度気になり始めました。また脱毛等もみみず腫が原因で照射してもらえなかったりで不便に感じ始めました。
アレルギーでないならこれはいったい何なのでしょうか?放っておいて今後体に不具合が起きたりはないのでしょうか?また、治療の方法はあるのでしょうか?
ひとつ関係のないことだと申し訳ないのですが、このみみず腫ができるのに気付いたタイミングが、ちょうど摂食障害になった後くらいで、こういったことが関係することもあるのでしょうか。当時は拒食症で、現在は過食嘔吐を繰り返しており、こちらの病気も現在8年目ほどです。
長文、乱文になってしまいましたがよろしくお願い致します。
 

A8 皮膚描画症

 
皮膚描画症といいます。お肌が敏感になるために起こります。病気というよりも体質というべきでしょう。
一般的には、蕁麻疹の方はほとんどがこの状態になります。しかし、蕁麻疹のない方でも
このミミズバレになる場合が良くあります。
 
私も蕁麻疹は出ませんが、皮膚をとがったもので強くこするとどこがミミズバレになります。私は自分のこの状態を病気というより、皮膚が弱い体質なのだと納得しています。
蕁麻疹に効く抗ヒスタミン薬は、多少は効きますが、特効薬ではありません。
あなたの場合、摂食障害などの強いストレスにより免疫、自律神経系のバランスが崩れ
たことが誘因の一つでしょう。また脱毛があったということですが、脱毛もストレスが関与していることが多いといえます。摂食障害、脱毛はこの皮膚病画症と発症と強く関連していることが疑われます。
これはアレルギーとはまず無関係でしょう。
 


Q7 接触性皮膚炎なのでしょうか

 
1週間前の夕方から、突然、下着や靴下、時計などの線に沿ってみみずばれがでるようになりました。
数時間すると引くのですが、夕方になるとまた出ます。下着を綿製品にかえ、副腎皮質ホルモン入りの軟膏を3日ほど使ったのですがききませんでした。
レスタミン服用剤にかえたところ、みみずばれの出る程度とかゆみがましになったのですが、仕事中に眠くて支障がでてしまいます。
朝から夜9時ごろまで仕事があるので、1回3錠の服用を1錠にまでへらしてしのいでいます。

このようにひどい蕁麻疹が続くのは初めてなのですが、接触性皮膚炎はずっと続くものでしょうか。どのように対処すればよいか、教えていただけると幸いです。
 

A7 皮膚描画症

 
接触皮膚炎ではありません。
この状態は皮膚描画症と呼ばれます。これは皮膚を下着などでしっかり締め付けてしまったり、爪で皮膚を強く掻いたときに、皮膚がミミズばれ状に膨れ上がる状態をいいます。これは皮膚の方に弱い人に見られる現象で、じんましんの方によく見られます。

とがったボールペンなどで皮膚に絵をかくと、その部分が赤く浮き上がってくることからこの病名がつきました。

敏感な皮膚を、強く刺激することによる人工的なじんましんの1種と考えられます。治療法は抗ヒスタミン薬がよく使われます。

あなたが飲んでいらっしゃる非常に眠くなりやすい第1代(ふるいタイプ)の抗ヒスタミン薬と思われます。近年開発された眠気をあまり起こさないタイプの第2世代の抗ヒスタミン薬もあります。眠くなりにくい第2世代の抗ヒスタミン薬を処方して貰ったらよいでしょう。

熱いお風呂に長時間が入っていたり、チョコレートなどの刺激物を食べ過ぎると、治りにくくなること多いので注意が必要です。
 
6/13 お礼メール
お返事をありがとうございました。
最近では、手足の指や平、ひざやひじといったところに朝方でるようになりました。
近いうちに病院にいってきます。
 


Q6 顔面の虫刺されのような腫れの原因

 
時折、顔面のみに(場所は頬や、みけんの部分など特定してない)かゆみが出ます。
掻くと蚊に刺されたような感じになり、1時間くらいで消失します。
(ほんとうに蚊に刺されたときと同じ状況なのです。)
でも室内で、どう考えても蚊なんていないときです。
このかゆみと腫れは何が原因なのでしょうか。
私自身はアレルギー性鼻炎です。
髪の毛があたったり、あわない化粧品を使用すると顔面が赤くなったりかゆくなったりします。
ただそんなにひどくはないです。髪の毛があたってもちょっとかゆくなる程度です。
特に生活に支障はないのですが、原因が知りたいです。
よろしくお願いいたします。
 

A6 皮膚描画症

 
これはいわゆる敏感肌に見られる特徴で、皮膚に何か触ったり、強く掻くことによりその部分がみみず腫れになったり、腫れあがる状態です。
湿疹ではないために数時間で消えるのが特徴です。一般的には痒みがありますが、皮膚の深い場所でこれが起こると痒みではなく、むしろ痛みを感じたりします。
症状が頻発するようであれば、抗ヒスタミン薬を内服します。
 


Q5 じんましん

 
先日産後のじんましんについて質問したものです。
おかげさまでじんましん自体はでなくなり、薬もやめて良いという指示をいただき現在にいたります。その後の状態で気になることがありまた質問させていただきます。
 
薬をやめてから、なんとなく体がひりひりするかんじがしました。気のせいかとおもったのですが、今もそういうかんじがするのでどうやら気のせいではないようです。昔から皮膚自体はつよいほうではないのですが、乾燥肌みたいなかんじもします。こんな季節に乾燥というのもへんなのですが、掻いたりすると粉が吹くようなことがあります。。(乾燥でしょうか?)なんとなく敏感になり下着のあとなどきつくあたるところは痒いとかんじたりもします。髪の毛が首周りにべったりとくっつくとやはりかゆくかんじます。以前にはかんじなかった感覚なので、肌が敏感になているのかな・・という気がしています。
夜、寝ている間のパジャマなどのしわの跡が体につきやすくなったともかんじています。きつくべったりとついたところには点々と2,3の湿疹が並んでいるときもあります。
しかしこれらは時間がたてばなくなりますし、これといって痒いから眠れないわけでもなく日常生活に問題はありません。
 
これらの症状は
1,じんましんがまだ治っていないせいですか?
2,皮膚描画症というものが近いかんじがしますが、皮膚に字を書いて浮かび上がるほどのことはありませんが、どうなのでしょうか?今後ひどくなる可能性はあるのでしょうか?
3,皮膚痒疹症のように、なんとなくチクチクヒリヒリするのですが、この病気ということもかんがえられますか?
ちょっと掻くと粉が吹く状態は乾燥していることが原因なのでしょうか?
 
いずれにしてもじんましんと関係があるのでしょうか?蚊にくわれたようなじんましんはとりあえずもうでません。それともあたらしい病気でしょうか?
 
このようなときに生活上注意することはるのでしょうか?化粧品類はよいのか?日焼け止めなどもこわくてぬれません。お風呂でナイロンタオルでこすってしまってから翌日ヒリヒリがつよまったかんじがしました。
皮膚鍛錬もしてみようとおもいますが、ビタミンcの摂取なども有効なのでしょうか?おしえてください。
日常生活に支障がなければ病院にいく必要はありませんか?
どうぞよろしくおねがいいたします。
 

A5 皮膚描画症、皮膚掻痒症、ドライスキン

 
前回のじんましんが治ったということがので私も安心しました。
 
お話しから判断しますと、あなたの状態はじんましんの出やすい人に特徴的な、いわれる弱い皮膚に起因する症状と思われます。この弱い皮膚の症状が皮膚描画症、皮膚掻痒症です。
 
皮膚掻痒症は皮膚に何らかの炎症も、例えば皮膚炎や発疹やじんましんが無いにもかかわらず、皮膚がかゆいという現象です。これは皮膚の知覚過敏であるという状態を示します。
 
以上の点から判断すると現在のあなたの状態は、皮膚が弱いという状況が、前面に出ているために、あなたがさまざまの不便をお感じになるということであると思われます。
 
これらの症状に対してお薬を使用するということになりますと、抗ヒスタミン薬がまず第一選択と考えられます。これらの症状にステロイド外用薬を使うという方法もありますが、それはステロイド以外の方法がどうしてもうまくいかないという場合に用いられます。
 
皮膚の痒み止めであればオイラックス軟膏などを使用したり、モクタール軟膏などを試すという方法もあります。
 
弱い皮膚においては、入浴時に皮膚をきれいにしようと思い、タオルでゴシゴシ擦るということは、これらの過敏な皮膚にとっては百害あって一利なしといえます。手で低刺激の石鹸をあわ立て、それでで優しく体を洗います。洗い流した後に、タオルでゴシゴシ擦すらないように、タオルで押し拭きというような方法でやさしく拭くのもお勧めです(今の状況では乾布摩擦はいけません)
 
食生活の注意点としてはチョコレート、肉、辛い物の食べ過ぎには気をつけることが重要でしょう。これらの食品は摂取しすぎると皮膚の炎症を治りにくくするために注意が必要です。
 
日焼け止めはあらかじめ、塗って試しておき、皮膚が赤くならなければ注意してご使用ください。Vit Cの内服はしないよりは良いですが、それをしたからといいって、直接的な効果は余り期待できないでしょう。
 
病院にいって、抗ヒスタミン薬の予防的内服を1-2ヶ月するのも一つの方法かもしてません。
 
6/23 お礼&質問メール
先生、早速のおへんじありがとうございます。
 
基本的には私の体質は出産を機にかわったという判断なのでしょうか?
予防的に抗ヒスタミン薬を数ヶ月のむというのは、飲めばこのヒリヒリ感はおさまるのでしょうか?日常生活には何ら問題ないのですが、このひりひり感がなくなればなあ。。。とはおもいます。数ヶ月服用すればこの病気は治るという判断をしてもいいのでしょうか?じんましんもでやすい。。ということですが、この病気とじんましんはまず別物としてとらえてもいいのでしょうか?
 
先生のHPでヨーグルトなどがいいということで私もヤクルトやヨーグルトを毎日食しております。お通じなども以前よりよくなりましたし、じんましんもでてきませんが、このひりひり感だけがつづいています。以前のQandAによれば脂をふくむタブレットの服用ということも書いてありましたがどなのでしょうか?また、クリームなどを体にぬるのはいけませんか?なんとなく乾燥していることをふせぐために。。。
 
この掻痒症の原因として、食生活の変化、ストレス等がありますが、私の場合の出産を機にこういう体質になったのか?それともストレスという後天的なものなのか?というのはどうなのでしょうか?
私にとって現在のストレスはずばりこの体質、じんましんがいつでるか?、このひりひり感は一生つづくのか?とこの病気自体が非常にストレスになっております。気にしないようにとはおもいますが、頭からはなれません。
 
また質問だらけになってしまいました。よろしくおねがいいたします。とりあえず病院には行ってみようとおもっています。
 
7/1 回答メール
ジャンル ドライスキン
 
いわゆる乾燥肌、ドライスキンスキンが考えられます。ドライスキンはじんましんや皮膚炎や湿疹などと異なり、目で見ると皮膚には大きな変化は見ません。変化がないというのは赤くなったり、ジクジクしていないということです。
 
このドライスキンになると、皮膚はカサカサになり、外からの刺激に対して弱くなります。また神経が皮膚の表面近くまでに上がってきてしまうために、外からちょっとした刺激に過剰に反応してしまい、ひりひり痛みを感じることがあります。
 
ドライスキンの治療は保湿です。ワセリンやセラミド、ヒアルロン酸などの入った保湿クリームを使用するとよいでしょう。しかしお肌が非常に過敏なときは、これらの保湿剤でもヒリヒリすることがあります。その場合には弱いステロイドを混ぜて使うと良いかもしれません。
 
ドライスキンは入浴の際にタオルやせっけんでゴシゴシこすってはいけません。そうするとお肌はますます弱くなり、入浴の直後はつるつるになったように見えますが、翌日になるともっとカサカサして、またお肌はさらに過敏となってしまいます。せっけんを使用する場合には、ボディーソープは一般的にはそうお勧めできません。天然系の匂いや色のない、お肌にやさしいせっけんを手で泡立てて優しく洗いましょう。
またタオルで拭くときもゴシゴシこすってはいけません。赤ちゃんを拭くときのように押し拭きと言って、タオルくるんで押すように水分を取ります。
 


Q4 薬について

 
はじめまして。
4年位前から、皮膚のかゆみに悩んでて3つ程病院を変えたんですが、どこに行ってもはっきりとした病名を言われずただアレルギーの一種だということで薬をもらうだけでした。
私は、今までずっとじんましんだと思ってたんですが、じんましんがでなくてもかゆくなり掻くとみみずばれになってどんどんかゆみが広がっていくのです。今では薬が手放せず、薬を飲んでもかゆみは治まりますがみみずばれはなおりません。
このHPを見て私は皮膚描画症というのを初めて知りました。
私も皮膚描画症だと思います。
 
今通っている病院では、エバステルを二週間分もらって一日おきに飲んでるのですが、1ヶ月でなくなってしまいます。それで病院に行くと「どうですか?」と聞かれて「変わりません」と言うと、「じゃあまた2週間分出しておきます」で終わりです。5分もかからないのに、診察料を毎月払っています。それがもう2年以上続いてます。これまでに一度も症状が良くなったり、改善した事はありません。診察をせずに薬だけもらうわけにはいかないのでしょうか?でなければ、一度にもっと薬をいただくわけにはいかないのですか?
今の病院は家から一番近いと言うだけで行っています。
違う病院に行っても同じでしょうか?
 

A4 皮膚描画症

 
皮膚描画症はじんましん体質の人によく見られる皮膚の特徴です。強くこすったり、重い買い物袋などを手にかけてその重みで皮膚が強く圧迫されたり、下着などで強く圧迫された部位の皮膚がミミズバレの様に赤く盛り上がることをいいます。
 
じんましんの人によく見られますか、じんましんがなくても、皮膚の弱い方にはよく見られる現象です。
 
これは残念ながらあなたの皮膚の体質です。たとえば喘息でないのによく咳が出る人のことを、気管が弱いというように表現します。それと同じ様にあなたは皮膚が弱いのでしょう。
 
今飲んでいらっしゃるエバイステルというお薬は、1日1回内服すればよいのでなかなか便利なお薬です。
 
私のクリニックではこの皮膚描画症が続く場合には、やはりある期間、長期にお薬を内服する方も何人かいらっしゃいます。その場合には、患者さんのご希望があれば、私は1カ月から2カ月分をまとめて処方いたします。
 
日本の薬事状況は、昨年の4月からルールがいくつか変わりました。そのひとつは処方期間です。慢性疾患の場合、1カ月から2カ月処方できます。じんましんの場合には1カ月処方は問題はないと思われます。
 
厚生労働省により認可された新薬だけは、最初の1年間は2週間以上の処方は認められておりません。それ以外は今上に述べたような状況といえます。
 
さてお困りの皮膚描画症ですが、これに対する有効な対策は確立しておりません。日常生活でできることとしては、チョコレートや辛いものや肉類およびリノール酸の食べ過ぎは皮膚の炎症を悪化させるため、控えめにしましょう。基本的には和食を中心として、もしお肉が欲しければお肉を追加するという食生活が良いでしょう。
 


Q3 手足のかゆみ

 
はじめまして。
春ごろから主に膝から下、脛などにかゆみが出まして、かくとちょっとあかく腫れてあとが残りました。
また、ときどきしもやけのように足や手指がかゆくなったり(こちらはほとんど跡にはならない。小さくプチッと何か出きたりもする)、汗が出やすい箇所(腰)もかゆくなりはれがでてしまいます。手のひらも同じくまれにかゆくなり、内側が痛んだりします。何らかのアレルギー、または病気と関係があるのでしょうか。
入浴後、飲酒後に特にひどくなります。
以前から夏場など日にあたったのち、赤くなったり、飲酒などするとかゆみはないのに赤くなったり、擦り傷のあとが赤くなったりしますがそれとは関係あるのでしょうか。
 

A3 皮膚描記症

 
外からの刺激に対して、皮膚が赤くはれたりするような状態を、皮膚描記症といいます。皮膚に<あ>の字を書くと、皮膚に<あ>の字が浮かび上がってきます。
 
この状態はじんましんのひとによく見られる症状ですが、じんましんがなくてもいわれる弱い皮膚のひとによく見られます。
 
この皮膚自体を治療するのはなかなか難しいのです。たとえば喘息でなくても、咳が出やすい人のことを、この人は気管が弱いと表現します。これと同じようにあなたの皮膚は湿疹であったりアトピー性皮膚炎であったり何らかの皮膚病でないにもかかわらず皮膚が過敏、言い換えれば弱い、ためにさまざまの反応起こすと考えられます。
 
症状があまりにも頻繁に起きて日常生活に支障をきたす場合には、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬などを内服すると良いかもしれません。
 


Q2 皮膚を掻くとミミズ腫れになります。

 
湿疹やかぶれなど目に見える要因が無いにもかかわらず腕や脚などの皮膚が痒くなります。季節は関係なく、特に汗をかいた後やお風呂に入った後などでかゆみが強くなります。掻くと掻いた後がそのまま残り、ミミズ腫れのようなあとがくっきり浮きでます。これは10分位つづき消えてしまいます。原因は何でしょうか?一年前に大阪から千葉に引越してからこの症状がでているのですが、これは関係あるでしょうか?
 

A2 皮膚掻痒症、皮膚描画症

 
じんましんや湿疹がまったくないのにもかかわらず、皮膚がかゆいという状態は、皮膚掻痒症と呼ばれています。これは皮膚の神経の知覚過敏で起きるものです。一般的には皮膚を乾燥性ドライスキン、つまり皮膚がカサカサになりやすい、そのような方によく見られます。
 
別の例で説明すると、喘息でもないのに咳が出やすいという人のことを、あなたは気管が弱い、というふうに表現します。皮膚掻痒症も同じです。皮膚が知覚過敏、つまり弱いためにちょっとした刺激仁対して過剰に反応してしまい、かゆくなるという状態なのです。
病気というよりも一種の体質なのでこれを改善するのはなかなか大変です。
お薬に頼らない方法としては、皮膚を強くするためにニューヨーク入浴し十分に温まってから水、つまり冷水浴をするという方法があります。
これは昔から皮膚の自立神経の鍛錬のために行われていた方法です。
美容法の一つに冷たい水で顔をパンパンとたたき、皮膚を刺激する方法もあります。
これは皮膚を引き締める効果があるとよく知られています。
皮膚がかゆいので掻いていると、そのかいた通りにミミズばれになることがよくあります。これを皮膚描画症といいます。皮膚に字を書けば、そのい字がが浮き上がって見えます。従ってこのような名前がついたのです。これも皮膚が弱い人、とくにじんましんが出やすい方によく見られる現象です。
この対策としてはじんましんと同じように抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を内服する方法があります。どのくらい飲み続けるかはその方の状態がどのくらい敏感かによると考えられます。従ってお薬によりこれを治療する場合には皮膚科またはアレルギー科とよく相談されるとよいでしょう。
 
以上の皮膚掻痒症や皮膚描画症は、例えば特定の食物たとえばソバを食べた後にできるじんましんとは異なり、特定の食物の摂取や特定の薬物の内服とは関係がありません。つまりあなたの皮膚の体質によるものなのです。
食生活、特に添加物の多い食事、 外食、動物性の脂やリノール酸のとりすぎは一つの誘因となることがあります。jこれについてはHPのQ&A75番アレルギーに良い油をお読みください。
また、仕事や交友関係、家族関係のストレスも誘因の一つとなりえます。これらの点はいかがでしょうか。
 


Q1 アレルゲンって、結局??

 
はじめまして、よろしくお願いします。
 
もう20年以上前、中3の時に全身に蕁麻疹が出て、半年程通院しました。1日おきぐらいに太い注射を打たれたのを覚えていますが、今となっては、どんな診断でどんな治療だったのかはわかりません。
それ以来、時々原因はわかりませんが、下着のあとがみみずばれのようになったり、手のひら、ひじやひざの内側、首筋などにかゆみをともなったはれ(ときにはぶつぶつ・・)が出るようになりました。
ずっと、接触性のものだろう・・疲れから来るんだろう・・と思いながら生きてきたのですが、2年前に体調を崩して全身に出て以来、時々が度々に変わり、また通院を始めました。
以前通っていたお医者さんは、今までの経過を話すと、特に検査はなく、「アレジオン20」をいただいていました。が、あまり改善されず、ここ数週間は頻繁に出るので、別の病院に行ってみました。すぐにアレルゲンの検査があり、8種類(ほこり・ダニ・杉・カモガヤ・ブタクサ・小麦・青魚・貝類)すべてに反応がありました。
今までは『なんだかのアレルゲンを持っていて、ストレスとか体調とかの影響で蕁麻疹がでる』と思っていていました。事実、そう解釈していいんですよね?そうなると、すべてに反応があるって、どうなるの?逆に不安になってしまいました。結局は体質なのでしょうか?
長い割に中身がありませんが、今後をふまえアドバイスをしていただきたいです。
 

A1 蕁麻疹・皮膚描画症

 
お話しから判断すると,ジンマシンに加えて皮膚描画症(かいた後はミミズバレになる体質。ジンマシンの人によく見られる。いわゆる皮膚が弱い状態を示す。)と考えられます。
 
アレジオンはよく用いられる抗アレルギー薬のひとつです。抗アレルギー薬には各種あります。ひとつのもので効かない時にはいろいろ種類を変えてみるというのも良いかもしれません。
 
検査を受けたすべての8種類のアレルゲン(アレルギーを起こす原因物質)が陽性に出たということですが、血液検査または皮膚検査はあくまでも補助テストです。それらの物質が実際体に侵入したときにどういう症状が出るかということが決め手になります。検査結果だけをみてあまり慌てないほうが良いと思います。
 
アレルギー専門医ならば皮膚検査や血液検査の結果を頭に置いて、患者さんから詳しい病状(病歴)を聴き取り、原因物質をひとつひとつ検討していきます。一般のお医者さんにとってはこれはあまり得意な分野ではなく、血液検査だけしておしまいということにしまいます。とその結果、患者さんに明確な結論を伝えることができないため、患者さんはますます混乱し、不安となってしまうことが少なくありません。
 
まず私のホームページの中のQ&Aをいくつかご覧になるとジンマシンという項目についての、患者さんからの問い合わせが非常に多いことがわかります。これらのご質問に対する私の回答を複数読まれることにより、あなたの病気についての共通点をいくつか見いだすことができると思われます。
 
そのようにしてある程度、じんましんについての知識を得たうえで、もう1度ご相談を受けたいと思います。よろしくお願いします。