カテゴリー別Q&A
・アレルギー性鼻炎
Q30 じんましんが広がり続けてます。
現在9歳の男の子ですが、3歳くらいに医者が百日ぜきを見抜けなかったために気管支よう喘息になっております。
A30 蕁麻疹
ジンマシンというのは色が赤く、皮膚から盛り上がり、痒つくと、
Q29 子どもの鼻炎
9歳の女児。3歳10ヶ月の時喘息発症。
喘息自体は比較的軽症で落ち着いているのですが、慢性的な鼻炎に悩まされています。
今、メルボルンで暮らしているが、こちらの家庭医で鼻炎の悩みを訴えても、耳鼻科専門医でみてもらうものではないと、当地で耳鼻科を診療したことは、一度もありません。
DIMETAPP(brompheniramine Maleate 2mg, phenylephrine hydorochloride5mg/5ml) を服用するか、Rhinocort(potassium sorbate .2mg/ml)と言う鼻スプレーを使用するかの指示があるだけです。
部屋の掃除等基本的なことには十分気をつけています。しかし、一年を通じて、いつも鼻をずるずるさせている状態です。鼻水がたまっているためか、風邪も良くひき、すぐ気管支炎を起こし、去年は肺炎になってしまいました。
何人かの医者に当たってみたのですが、誰も同じで、耳鼻科への紹介状は書いてもらえません。日本との医療事情の差に愕然とする毎日ですが、処方されている薬の副作用の心配などはありませんでしょうか?宜しくお願いいたします。
A29 鼻炎
鼻水の色は何色でしょうか。もし常に透明だとすればそれはアレルギー性鼻炎が考えられます。透明でなく、黄色かったり色がついれば、それは慢性副鼻腔炎(慢性蓄膿症)が考えられます。
アレルギー性鼻炎の場合、もし症状が1年中であればハウスダストをまず疑います。その場合には私のホームページにありますチリダニ対策をまず読んでいただき、できることから行い時、生活環境中のハウスダスト(チリダニ)減らすことが重要です。
アレルギー性鼻炎のお薬による治療は、現在お使いになっている抗ヒスタミン薬や点鼻薬が中心となります。現在そちらでお使いになっているもの以外に、本邦では別のタイプも各種あります。ですから病名がアレルギー性鼻炎であれば別のお薬を試すということもひとつの方法かもしれません。
慢性蓄膿症の場合にはアレルギー性鼻炎の薬はきません。鼻の中に細菌感染が持続的に起きているわけですから、抗生剤の長め使用(1~2週間)の使用が必要です。
喘息があったり、気管が弱いお子さんはこのアレルギー性鼻炎や慢性蓄膿症になりやすいといえます。それは気道が弱いことに起因すると考えられています。おそらくお子さんはこの状態のために一連の症状が出るのでしょう。このような場合、私はインタール吸入と抗アレルギー薬の内服をある期間行います。
いずれにせよお答えの冒頭で述べたようにアレルギー性鼻炎であるかまたは慢性蓄膿症であるかにより治療は、大きく変わります。そちらで専門医に診てもらえないとすれば、こちらにお帰りになったときに国内の耳鼻咽喉科またはアレルギー科と相談するのがよいでしょう。日本にお帰りになるときに可能なら拝見したいと思います。
これ以上の具体的なお話は、直接鼻の粘膜を鼻鏡で拝見したり、検査をしたりして最終診断をしてからと言うことになります。
Q28 鼻が。。。
一昨年ぐらいからこの時期になると鼻づまりに悩まされています。毎年市販の鼻炎薬を飲むとおさまるのですが、今年はなかなか治まりません。やはりこれは花粉症なんでしょうか?
元々扁桃腺が弱く、すぐ腫れてしまう体質なんですが、関係はあるのでしょうか?
A28 アレルギー性鼻炎
春に鼻炎症状がひどくなる場合は、花粉症を、特にお住まいが川崎であれば、スギ、ヒノキ花粉症を考えたほうが良いでしょう。花粉症と扁桃腺炎は直接は関係ないのですが、花粉の季節には吸い込んだ花粉のせいと考えられる咽頭炎(喉の腫れ)はよく見られます。扁桃腺もこの時期、同様な理由で腫れやくなる可能性も否定できません。
血液検査をしてもらい、花粉症であればきちんと治療すると症状は軽くなるかもしれません。
Q27 アレルギーだけの問題なのでしょうか?不安です。。。
口腔外科に現在も通院しているのですが、歯の根の感染から軽症?の歯性上顎洞炎?と9月頃判断されました。鼻炎の症状が9月頃から酷くなり、現在は耳鼻科にかかる様に指示されて、近所にも通っております。どうやらアレルギーもでてしまっているらしいのです。
歯科の治療はほとんど終了しているのですが、鼻の症状は本当に酷く、喉の方に鼻水?がまわり、朝・晩と鼻がつまったり、顔が痛い時もあります。現在は耳鼻科で2週間おきにアレルギーの薬を処方して頂いています。
この様な症状は、私の様な病気の経緯からすればよくある事なのでしょうか?症状が蓄膿症の様なのですが、アレルギー性鼻炎という判断なのでとても不安です。
アドバイスを頂きたいと思いメールしました。
どうぞよろしくお願い致します。
A27 副鼻腔炎とアレルギー性鼻炎
上顎洞炎(副鼻腔炎)は感染症ですが、副鼻腔への出入り口は鼻の真ん中に通じているために、感染による汚い粘液や、細菌の刺激などで鼻炎症状がひどくなり、場合によっては、アレルギー性の症状が出てくる場合もあります。
まず上顎洞炎がきちんと治っているかは歯医者さんと相談されたのでしょうか? まずこれを確認することが第一です。
治っているならば上顎洞炎は鼻自体の意問題なので、鼻のネブライザー治療、抗生剤の使用などが必要でしょう。
上顎洞炎の治療に関しては、毎日、耳鼻科へかかることができない場合には、当科では自宅でできるネブライザーをお貸ししています(無料です)。これをアレルギー性鼻炎の治療と併用するという手もあります。
Q26 鼻づまりと鼻水と咳
こんばんは。今年1月のはじめに乾いた咳が止まらなくなり、近くの内科で咳喘息のようだと診断されました。IgEと好酸球が高いことも血液検査でわかりました。その際、6月までフルタイドを(約5ヶ月)吸入しました(咳は最初の1週間でおさまりました)。また、3月から鼻づまりもでてきて、たまりかねて5月に耳鼻科を受診。フルナーゼを処方され1週間でおさまりました。
しかし、7月に鼻づまりが再発。8月にまた耳鼻科でフルナーゼを処方され、鼻づまりはとれたものの、さらさらの鼻水が頭を下げると(ストレッチ運動をしているときなど)ポタポタでてきてしまいます。また、寝て朝になると喉に鼻水がまわってしまっています。別の耳鼻科を受診し、やはりフルナーゼそしてアレジオンを処方されましたが、このさらさらの鼻水がとまりません。ただ、頭を下げない限りはでてきません(コップの水が鼻の中にあるような感じです)。
さらに、この耳鼻科に通いだした時に咳がまたとまらなくなったため、フルタイドを処方されました。
咳は今は止まっており、フルタイドはとりあえず1ヶ月程度で終わっています。
血液検査では、ダニやハウスダストのような典型的なアレルギー物質には反応がありませんでした。また、現在はさらさらな鼻水だけに悩んでいます。咳も今はおさまっていますが、また出るのかと心配しています。
目下の悩みは、頭を下げると出てくるポタポタとした鼻水です(朝はのどにまわる)。処方薬を継続する以外に、どのようなお医者さんを受診すればよいのか悩んでいます。根っこにあるアレルギーに対処するため先生のところを受診しようかとも考えています。この鼻水そして受診の仕方についてアドバイスをお願いいたします。
長文で恐縮です。症状別には以下の通りです。現在は、鼻水だけです(鼻づまりなし)。
(咳)
1月にでる→すぐ受診。1週間で消失。6月までフルタイドとオノン。
9月にでる→すぐ受診。1週間で消失。10月までフルタイド(残りわずか)と漢方薬(すでになし)
(鼻)
3月にでる→5月に受診。1週間でおさまる。フルナーゼ。
6月にでる→8月に受診。1週間でおさまるも、さらさら鼻水継続中。フルナーゼ。
A26 咳喘息とアレルギー性鼻炎
1 咳については、咳喘息またはアレルギー性の咳またはと思われます。前者は風邪を引くと気道が炎症を起こすために起こります。アレルギー性の咳は吸入性の何らかの物質(花粉、カビ、ペットなど)により引き起こされることが多いのです。
2 鼻症状はアレルギー性鼻炎または血管運動性鼻炎が考えられます。これは、敏感な鼻の粘膜が、湿度、気温の変化により刺激されて起こります。
1については、フルタイドがよいでしょう。この吸入で咳き込むときには、別の吸入を使用します。
2については基本的にはアレルギー性鼻炎の治療がとりあえず必要でしょう。この点については、このHPの病気の説明の中のアレルギー性鼻炎の項目をお読みいただくと参考になるかもしれません。
鼻は気道の玄関、気管は奥の部屋です。気道が敏感な方は両方が、各種の刺激に対して敏感に反応してしまう場合があります。1,2に共通する気道の敏感さについては決定的な治療はありませんが、現在ご使用のお薬以外にも、いくつかありますので、お試しになるとよいかもしれません。
来院の際には、基本的の予約性なので、あらかじめお電話いただくか、HPの第一ページにあるIT予約をご利用いただくと便利かと思います。
Q25 アレルゲンの検査
はじめまして。たまに鼻水・鼻ずまりがひどくなりて困っています。
近所の病院で血液検査をしたところ、すべてにおいて反応があると言われました。
原因を特定し予防したいのですが、検査はどれくらいの時間(日にち)がかかりますか?
A25 アレルギー性鼻炎
通年性であればハウスダスト、季節性であれば各季節の花粉をチェックします。
検査は採血し、約5日で結果が出ます。
Q24 アレルギー性鼻炎について
はじめまして。アレルギー性鼻炎について来院する前にご質問させてください。
対象者は1歳6ヶ月の娘です。
約3週間ほど前から鼻水と咳が出ており10月14日に小児科へ連れて行ったところ風邪と思われると言うことで「アスベリン散」「ぺリアクチン散」「イノチーム細粒20%」をいただき服用していました。しかしあまり改善せず10月21日に再度小児科へ行き上記の薬と「ホクナリンテープ0.5mg」をもらい使用していました。しかしここ2,3日夜も眠れないほど鼻づまりと咳がひどく本日(10月25日)再度小児科へ行くと、喉及び鼻腔内を見て「アレルギー性鼻炎」という診断を受けました。本日からは「ザジテンドライシロップ0.1%」と「インタール点鼻液」を使用するように言われました。
以上が現在までの状況ですが、
質問は・・・
①1歳6ヶ月からアレルギー性鼻炎になるのかどうか?
②今後どのように生活環境を整えていけばいいのか?
③将来に対する不安があるがアレルギー性鼻炎は成長するにつれてどのように変化していくのか?
④薬は今日もらった「ザジテンドライシロップ0.1%」と「インタール点鼻液」を服用しておけばいいのか?
⑤他に検査方法等はあるのか
以上5点が質問です。
私たち両親は特にアレルギー性の診断を受けたことはありません。ただ3歳になる長男が同じ小児科で気管支喘息かも知れないと診断され現在薬を服用しています。
ただ小児科の診断に不満をもってるようなことはまったくないのですがはじめてのことでかなり妻も不安になっています。そこで先生のアドバイスをいただきたいと思いまして質問させていただきました。お忙しいと思いますがよろしくお願いします。
A24 乳幼児のアレルギー性鼻炎
質問にお答えいたします。
1.1歳6カ月のアレルギー性鼻炎はかなりまれです。一般的にはスギ花粉症はを3歳から発症をするようになったことが観察されています。
今回は鼻の粘膜を鼻鏡で観察した際に、鼻粘膜の所見がアレルギー性鼻炎と似ていたためにそのように診断されたのかもしれません。最終的には粘膜を拝見しないと断定的なことは申し上げにくいのです。
2.一般的にはハウスダストの影響が強いかもしれません。ハウスダスト対策については、このHPの病気の項目の中でで、アレルギーを起こす物質(チリダニ対策)をご覧になると参考になるかもしれません。
対策のポイントは寝室です。特に赤ちゃんは寝室で過ごす時間が非常に長いために、寝具のハウスダストの管理は重要な問題となります。
3.アレルギー性鼻炎があれば、そこに風邪のウイルスなどがつくと、すぐに鼻の症状は悪くなります。先ほどお話ししましたようにこの年代でのアレルギー性鼻炎はあまり見られないために、この時点でアレルギー性鼻炎と決めつけない方が良いかもしれません。
4.現在お使いのザジテンドライシロップはもう10数年以上使われ、副作用の報告も極めて少なく、安全なお薬といえます。産婦人科の先生も、妊婦さんに使う場合があるとも聞きます。
インタールも発売30数年になるお薬です。このお薬も副作用報告は極めて少ない安全なお薬です。
症状が収まるまで両方の薬を使いなっても、なんら心配はないでしょう。
最後にお兄チャンのことですが、どんなお薬を内服しているんでしょうか。その内容をうかがってから、またこれまでのぜんそくの経過をお聞きしてから、お答えしたいと思います。
10/30 お礼&追加質問メール
回答ありがとうございました。
先生におかれましては大変ご多忙の中このような質疑にお答えいただき本当にありがとうございます。先生からのご回答でこの年でのアレルギー性鼻炎は少ないということ、また薬を使用していましたら徐々に症状が改善されてきたため私も妻も少し安心しております。もう少し観察してみたいと思います。それで今回は先日少しだけ質問の中に入れました長男の件です。またよろしくお願いします。なお、下記の質問の文章にはすべての経過を詳細に記していますので、あまり必要ない部分は公開する際に削除していただいて結構です。
10/31 回答メール
気管支喘息の治療
小児の気管支ぜんそくには3つの治療方針があります。第一はお薬による治療です。第二は生活環境の中のハウスダストを減らすことです。第三は運動療法です。
お薬に関しては専門医の指導のもとで現在の咳やゼイゼイを止める治療をして、次に長期的な展望を考えたお薬の選択をします。長期の使用を考えて場合には飲み薬よりも吸入薬を選択するという方法が良いと思われます。
ハウスダスト対策についてはこのHPの中の病気という項目を開けて、その中のアレルギーを起こす物質、チリダニ対策をお読みください。小児喘息の約90%はアレルギー性の喘息といわれ、ハウスダスト対策が重要です。ハウスダスト対策は寝室からしっかりやることがポイントです。
運動療法は、心肺機能を高める運動がよいでしょう。水泳をよく勧められるスポーツですが、施設の問題や、塩素などによる刺激のため皮膚や粘膜が弱いお子さん、または中耳炎を繰り返すお子さんには適していないかもしれません。
そのような場合にはサッカーでも野球でも、また女の子の場合にはバレエやヨガでも良いのです。1年以上じっくり継続することがポイントです。
以上の3点をきちんと指導してくれる専門医とご相談されるとよいでしょう。
Q23 アレルギー
先日は有難うございました。その後の経過報告また、ご相談がありまして、お忙しいところ恐れ入りますが、メールを送らせて頂きました。
ご指導の割合で乳製品を摂取して1週間経ちました。
気になる点は、
初日:元々荒れていたかしら?と思う位、いつの間にか、首に鳥肌のような湿疹がひろがっていました。
2日:首の湿疹は薄くなり、顔にポツポツと湿疹がでました。アレルギー?と疑うせいで気になるのか、という程度です。
3日~:耳の中を掻く(連日)首の後ろに湿疹がでて掻く(2日位で湿疹が消えて掻かなくなる)右腕だけにボツボツと湿疹がでる(掻くことはない)
観察最終日(昨夜):これまで母乳からの摂取でしたが、初めて本人が粉ミルクを10cc飲みました。特に変化はありませんでしたが、朝方、首(お薬を処方して頂いて良くなっていた箇所)を寝ながら掻きむしって血がにじんでいました。患部を直接掻くことはなかったので気になりました。
1週間を通して、授乳の度に湿疹が出たわけではなく、出方も日によって違いました。粉ミルクは嫌がって口にしない為(おかゆに混ぜても嫌がる)、直接与える機会はありませんでした。最終日に初めて与えたところ、痒がったようにみえましたが、現在はあまり掻きませんし、患部の周囲に少し湿疹が残るだけです。ご報告するような、はっきりした症状がでません。このまま摂取を続け観察する方向で宜しいでしょうか。今度は本人にヨーグルトを試してみたいと思いますが、いかがでしょうか。
今日から卵の摂取を開始しました。相変わらず、後頭部を掻き、首にあせものような湿疹があります。また、耳の中を掻くため耳切れが悪化しました。でも、急にできたものではありません。
気にせず与えてよいと判断するには、卵の観察終了後、診ていただいた方が良いのか、上記のように大きな問題がないならば、どちらも摂取を続けてゆく方向で良いのか、先生のご指導をお待ちの方が沢山いらっしゃる中、細かなことをお聞きして大変申し訳ありませんが、お時間の宜しい時にご回答いただきたくお願い致します。
引き続き、処方して頂いた点鼻薬は、薬剤師さんにお聞きしたら、適宜とのことでしたが、2本同時に使用するものでしょうか。用件のみにて、失礼致します。
A23 食物負荷テスト及びアレルギー性鼻炎
1 お子さんの牛乳負荷テストご苦労さまでした。乳製品を2週間の間、摂取していただいてとくに皮膚症状の悪化がなければ、牛乳アレルギーはまずないといってよいでしょう。
しばらくは少しずつ増やしていくというやり方で良いと思います。その場合にはヨーグルトも少しずつ増やしててよいでしょう。ただし牛乳も増やしヨーグルトの量も増やして万一皮膚症状が悪化した場合には、どちらの増量が悪かったのか考えなければいけないので、ヨーグルトを始めるときには、牛乳は増やさないようにするのが一般的です。
2 乳製品を増量し、卵も食べさせるということになると、これで皮膚が悪化した時には、牛乳を増やしたせいなのか、卵を食べ始めたせいなのか、わからなくなってしまいます。
従って卵を食べさせるときは、牛乳や乳製品の量は増やさないでおくということが重要です。
3 ママに処方した、点鼻薬のうち緑色のキャップは弱めのお薬です。ベージュ色のキャップが強め目のお薬です。
症状が軽い時には緑色のキャップだけを1日に4回までご使用ください。花粉の飛散量が増えて鼻症状がきついときにはベージュ色のもの朝晩、1日2回お使いください、そして日中症状がきついときには緑を併用、これは1日4回まで大丈夫です、という形です。ですから鼻症状が強いピーク時には朝晩ベージュ色のものを使い、日中4回までグリーンのキャップを使うという方法がお勧めです。
Q22 花粉症
何度か質問させていただいております。
この冬の花粉症はものすごいという評判で、薬が何がよいか迷ってます。
小3の女の子 4才の時から、花粉症と診断される。
鼻水からはじまり、あれよあれよと言う間に鼻詰まりになる傾向。この間、10分位。
毎年、夕方から始まる。一日の内、学校へ行ってる間は問題ないが、朝と夕方から夜にかけてひどくなる。お風呂に入りちょっと小康状態になりそのまま就寝。
というパターンを花粉時期には繰り返してます。
今年はほとんど花粉症があらわれず、ほんの2,3週間フルナーゼで対応しました。
ところが、娘がフルナーゼの臭いを嫌がり、他の薬の検討をしなくてはいけません。
勿論、診察したDrの処方なのですが、Drに対して、今まで希望の薬を言って来ました。
例えば、4歳の時、セレスタミンを処方された時、内服のステロイドは飲ませたくないと。
それで、近年はセルテクトとフルナーゼだったのですが、そのフルナーゼを嫌がると何を希望したらいいのかと。
鼻詰まりが強いタイプの中程度の花粉症に対して、先生の推薦のお薬はありますか?
9歳になったので、そうそう内服ステロイドを怖がらなくてもいいのでしょうか?
よろしくお願い申し上げます。
A22 アレルギー性鼻炎
ステロイド薬は小児の場合あまり内服しないほうが良いでしょう。セレスタミンは成人の場合、どうしてもつらいときに2週間を限度として使います。
ステロイドの点鼻薬は最近小児用フルナーゼも使用できるようになりました。お試しになると良いでしょう。
内服薬は鼻つまりがひどければ抗アレルギー薬のオノンの粉は試す価値があります。鼻水には抗ヒスタミン薬がよいでしょう。
点鼻薬は抗アレルギー薬のインタール点鼻薬、ザジテン点鼻薬、リボスチン点鼻薬などさまざまです。特に近年はジェネリックといって、他のメーカーがより低い価格で出しています。
今年はスギ花粉はほとんど飛散しなかったため、スギ花粉症の患者さんには天国でした。しかし、今年の夏が暑かったため、来シーズンは大量の飛散が予想されています。早めに対策について、専門医とご相談されるのが良いでしょう。
Q21 娘が鼻・咳がなかなか治りません・・・
はじめまして・・よろしくお願いします。
娘は6歳で喘息・アレルギー鼻炎で、朝晩オノンを飲んでおります。8月20日に鼻水・咳は痰がからんだ咳をしていたので小児科・アレルギー科に
いきました。そのときに頂いた薬がメプチン・アスペリン・ムコソルバン・アタラックスでした。
鼻の調子が悪く一日おきに鼻血がでるようになりフロモックス・ノイチームも飲むことになりました。
抗生剤は一週間のみました。
現在は鼻は止まった用に思うのですが、すごく鼻声で咳は痰がからんだ咳をしたり
咳ばらいをする咳をしております。
今はテオドールも追加されてメプチン・アスペリン・ムコソルバン・アタラックスを飲んでおります。
鼻声のことをいうと点鼻をするようにいわれました。インタールでした。でも昨日また娘が学校で鼻血が少しでたようで
点鼻はいまのところやめました。私から見て鼻がいっこうに良くならないのはどうしてなのでしょうか?
こんなに長く薬をのんでいるのが心配です。
鼻の粘膜がおかしくなっているのか一度耳鼻科に行く方がよいのでしようか?
花粉時期には耳鼻科でポララミンのヒスタミンを頂いたことがありますが、アタラックスとポララミンはヒスタミンでも
どのように違うのでしょうか?
私もわけがわからなくなりどしたら良くなるのでしょうか?娘は食欲も有りそれだけがホットしております。
よろしくお願いします。
A21 アレルギー性鼻炎
小児のアレルギー性鼻炎はだらだらと続く場合がよく見られます。
現在お子さんが使っていらっしゃるオノンという薬はアレルギー性鼻炎の症状の中の鼻つまりをよく抑えます。しかしながらこの薬では鼻水をやくしゃみなどはあまり抑えません。
このオノンは抗ロイコトリエン薬という1種の抗アレルギー薬です。それに対してポララミンやアタラックスは抗ヒスタミン薬といわれる薬です。アレルギーの病気にどちらの薬も用いられますが、お薬の効き方に差があるのです.
アレルギー性鼻炎の方は鼻の粘膜が炎症を起こしやすい状態になっています。そのような方の中には鼻のもっと多く気管が弱い場合もよく見られます。その場合には咳も出やすくなるといえます。
この時期にアレルギー性鼻炎が悪化しやすい理由としてはビール性のカゼなどを引き込んでしまおうと、もともと弱いアレルギー性鼻炎の粘膜はもっと赤く腫れてしまい、粘膜の中にある毛細血管が切れやすくなり鼻血がよく出ます。
とくにこのところ季節の変わり目に入り日中は気温が高く、夜間を夜明けは気温が下がります。この温度変化に鼻の粘膜がうまく対応できず鼻の症状がだらだらと続く場合でよく見られます。
ポララミンやアタラックスなどの抗ヒスタミン薬の内服であまり症状が改善しないときは、点鼻薬を使うのも良い方法です。インタール点鼻薬であまり効かないときには、別のタイプの点鼻薬を使うとよいでしょう。最近は小児でも使える小児用フルナーゼなどという点鼻薬もありますので短期にお試しになると良いかもしれません。
ご心配になっているころポララミンやアタラックスなどの抗ヒスタミン薬は、妊婦さんの場合でもその安全性がほぼ確認されております。妊婦さんでも使用できるということは胎児にも影響がまずないということです。ましてやお子さんの場合には全く心配ないといえます。
現在のようによりアレルギーの良い治療薬がない30年前ころには、ポララミンやアタラックスなどの抗ヒスタミン薬を予防薬として、喘息のお子さんが朝晩、数年間飲み続けた時代もありました。そのような時代でも抗ヒスタミン薬による肝機能障害などの副作用はほとんど認められませんでした。ですからアレルギー性鼻炎に対してこれらの抗ヒスタミン薬をある期間を使いなることは全く心配がないといえます。
9/27 お礼メール&質問メール
ありがとうございました。
とても参考になりました・・
今の状態ですが鼻は朝はくしゃみをしたりして鼻がでて、時間がつれて鼻が固まる感じで少し鼻声で、同時に咳は痰がからんだ咳と咳ばらいをよくします。今は咳の方がすっきりしません。
朝・夜になるとよくするように感じます。昼間は学校にいってるので様子が把握できてないのかも知れません。
今朝医者にに行きこの事を伝えオノン・テオドール朝晩・夜だけスピロペント・ムコソルバンの錠剤にかわりました。
点鼻はインタールでした。
テオドールは50mgを3錠・朝晩は飲んでいるのですが、量は多くないのでしょうか?
早くよくなってくれることを願っているのですが。
ありがとうございました。
9/27 回答メール
お子さんの体重はどのくらいでしょうか。体重15Kgならばこの量は標準の使用量です。20kgであれば300mgまでは使用します。 症状が治まれば、医師と相談し、減量するのが良いでしょう。
Q20 気管支喘息について
私は、44歳の男性です
9月ころ風邪かなと思っていた症状が、掛かりつけの医者では、わからず永びくので呼吸器科の先生に診断していただくと気管支喘息とのことでそれ以来現在に至るまで、3年になろうとしています、オノンと高脂血症もあるので、リピトールという薬を、飲んでいますが、約1年前1月から4月ころは、よくなったということで、薬は、一時やめていたのですが、また4月以降は、服用しています。今年は4月ごろから、鼻声(風邪のときもあったようですが)が、現在になってもなかなか直らず困っています、その後掛かりつけの医者に行ってもそれなりの薬をくれるだけで、よくなりません この病気自体今後一生付きまとってこのまま様子を見るだけなのでしょうか、またはもっと良い薬があって、完全に直るものなのでしょうか、仕事をしていますので何ヶ月も鼻声だと、なんだか不健康で印象が、悪いものですから・・・
8月24日に診療の予約を入れさせていただきましたが、その前にお聞きしたいのでメール入れさせていただきました、何卒宜しくお願いいたします。
A20 喘息とアレルギー性鼻炎
喘息の場合、多くの方がアレルギー性鼻炎を合併されます。恐らくあなたもそのためにアレルギー性鼻炎の症状の一つである鼻声がとれないのでしょう。
アレルギー性鼻炎であれば、抗ヒスタミン薬の内服、点鼻薬の使用などがまず行われます。また、症状が一年中(「通年性)であればハウスダストが原因のこと多いので、必要に応じてその検査も行います。
当クリニックのHPの中の Illness のなかのアレルギー性鼻炎を開けると治療が段階別に書いてあります。目を通しておくと参考になるかの知れません。
8/2 お礼メール
早速の回答ありがとうございました。HPの方また参考にさせていただきまする24日よろしくお願いいたします
Q19 花粉症と妊娠について
昨年、そちらで花粉症の治療を受け、小清竜湯を処方していただきました。
症状もひどくならず、良かったです。花粉症暦は5年くらいですが、いつも漢方薬を飲んでいます。
そろそろ花粉の季節です。いつもは1月下旬には小清竜湯を飲み始めていました。
しかし、今年は妊娠を考えていて飲み始めて良いか迷っています。
この時期までに妊娠できれば良かったのですが、なかなかできず、すでに目にかゆみとくしゃみが出始めました。
年齢的にも考えてできれば花粉症も時期に子作りを中断したくないので、そこでこの漢方薬を飲んでも妊娠に影響がないか知りたいのです。目薬等も影響を教えてほしいです。
先月松戸に引っ越しましてこちらではまだ病院を探していません。もし先生のようなアレルギー専門で、漢方薬を処方していただけるところがご存じでしたら紹介していただくことは出来ますか?
また薬を処方していただくにはどのくらいの頻度で通院する必要がありますか?2時間弱かかりますが、全く通院できない距離ではないので毎週というのは厳しいですが、そうでなければ去年もお世話になりましたのでそちらでお世話になる方が安心なのですが。はっきりと覚えていないのですが、2週間分まとめて処方していただいたような記憶もあります。よろしくお願い申し上げます。
A19 アレルギー性鼻炎
アレルギー科のお医者さんは残念ながらいません。アレルギー専門医の名簿をチェックしましたが、松戸市内にはアレルギー科で、鼻をよくみてくれるところはよく分かりませんでした。一般的には、耳鼻科でケアーしてくれると思われます。
薬の処方の件ですが、ご希望であれば4週分処方することは可能です。またどうしてもならば、郵送いたします。具体的な方法については、私まで診察中でも結構ですので、遠慮なくお電話下さい。
お礼メール
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。
> アレルギー科のお医者さんは残念ながらいません。アレルギー専門医の名簿をチェックしましたが、松戸市内にはアレルギー科で、鼻をよくみてくれるところはよく分かりませんでした。一般的には、耳鼻科でケアーしてくれると思われます。
私の方も質問を送った後に少し調べましたが、良いところがなさそうでした。
幸い症状が軽いので、まだどこにもかかっていませんでした。メールをいただいてやっぱり。。。
松戸には専門医のお医者さんはなかったのだなぁという気持ちです。
今のところ、今年の飛散量が少ないためか、症状は悪化していません。
マスクは手放せませんが、しばらくは薬を飲まずに様子を見てみようかなと思っています。
また必要になりましたら、お電話で問い合わせを致しますので、よろしくお願い申し上げます。
4週分のお薬がいただけると言うことなので、耳鼻科だと目薬はいただけないかもしれないので、いろいろ松戸で探すより、来年からも、そちらでお世話になろうと思っています。。
Q18 点鼻薬
いつも利用させていただいており、本当に助かっております。ありがとうございます。
今日はアレルギー性鼻炎で通院している7歳の娘の点鼻薬について教えてください。もう2年ほどになりますが、プロピオン酸ベクロメタゾンと言う成分が入っている点鼻薬を使用しております。点鼻薬だからあまり気にしていなかったのですが、同じ薬を利用している友人が「副腎皮質だってよ」と教えてくれました。この「副腎皮質」と言う名称にあまり良いイメージがないので心配になりメールさせていただいたしだいです。一日3回ぐらい使用しております。これを使用したからといって特に症状が軽減することはないようなのですが。
このまま使い続けていいものでしょうか?
A18 アレルギー性鼻炎
鼻の症状が1年を通して出る場合には通年性アレルギー性鼻炎と言われます。
この原因で最もよく見られるのが、ハウスダストです。この主な成分はチリダニと呼ばれるものです。このチリダニ対策については私のホームページの(Illness)の中のアレルギーを起こす物質・チリダニの項目をお読みください。日常生活において注意すると役に立つポイントが述べられております。
さてステロイドの点鼻薬ですが、アレルギー性鼻炎の治療にはなくてはならないものです。しかしながらこれを1年以上連用し続けるということは全くお勧めできません。
内服薬たとえば抗ヒスタミン薬や抗アレルギー剤などを併用し、少しでも症状を緩和し抗アレルギー薬の点鼻薬に徐々に変えていくと良いでしょう。
飲み薬は眠くなりにくいタイプも最近使えるようになりました。またステロイドの、点鼻薬すぐにやめないで、朝だけは抗アレルギー薬の点鼻薬に変える。そして1-2週様子を見て、症状が悪くならなければ抗アレルギー薬の点鼻薬を夜も使用するというふうに少しずつ減らしていくことが重要です。
アレルギー性鼻炎とくに通年性の場合なかなか厄介です。ステロイドの点鼻薬だけに頼らない方法をいくつか試みると良いと思います。
日常生活の注意点としては今上に述べたハウスダスト対策だけではなく、ペットアレルギーはないかどうか、家の中に喫煙者が行って受動喫煙となっているかどうかなどの因子もチェックする必要があります。
Q17 子供のアレルギー性鼻炎
お忙しいところを恐れ入ります。
子供(まもなく4歳)についての相談なのですが、いつもどちらか一方の鼻が詰まっていて、息苦しそうにしています。奥にジュクジュクした鼻水がたまっていてかめません。近くのアレルギー専門医からは、この子はアレルギーがありそうですね、といわれたものの、鼻の洗浄と吸入だけの治療が毎回続いて、その時だけはスッキリするようですが、根本的に症状は改善されず、また下の子を連れての受診が負担となり、今は治療を中断しています。(食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などの症状は親子共現れていません)
母親の私自身も小学生の頃、ハウスダストとスギ花粉が原因のアレルギー性鼻炎と診断され、治療を受けていたものの、抗生物質の多さに疑問を感じたりしたため、その後治療は受けていません。もともと症状は軽かったのですが、唯一今でも続く症状は、ふとんの上げ下ろしの時など、ホコリがたくさん舞う中に入ると、くしゃみ鼻水、目の充血が三十分ほど続くので、マスクをして防いでいるところです。
集中力の低下など心配していますが、何よりも子供を鼻詰まりの苦しさから早く解放してあげたいと願っており、最善の治療法を教えていただけると幸いです。
A17 アレルギー性鼻炎
乳幼児のアレルギー鼻炎の診断はなかなか難しい点があります。しかしながら鼻内鏡で鼻の粘膜をよく観察すれば、アレルギー性鼻炎の有無はだいたい診断できます。。
アレルギー性鼻炎と診断された場合には、まず抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服を行います。抗ヒスタミン薬は成人の場合は、眠気を誘うなどの副作用が有名ですが、幼児の場合は成人ほどこの副作用がまず出ません。効果発現までの時間も早く、乳幼児の場合まず抗ヒスタミン薬の内服が第一選択となるでしょう。
より長期の予防考える場合には抗アレルギー薬の内服を使用します。小児に使用されているドライシロップの抗アレルギー薬は歴史的にも、10数年以上使われており、まず安全なものが多いために、数カ月から半年間続けてもまず心配がありません。患者さんによってはこの抗ヒスタミン薬と抗アレルギー薬を併用している方も数多く見られます。
次に使用されるのが抗アレルギー薬の点鼻薬です。この点鼻薬は正しく点鼻しないとほとんど効きません。点鼻薬を出して、ただこれを点鼻しなさいというお医者さんは説明が不十分といえます。の、点鼻した後、上を向いて薬がのどの方に回ってくるまでじっくり待つことが大事です。これにより鼻の粘膜の奥まで薬が到達します。
ステロイド点鼻薬については、小児にも安全に使用される小児用フルナーゼという点鼻薬も厚生省で認可され、現在使われ始めています。小児用として設定されているためステロイドが入っていますが正しく使えば安全で、かなり有効なお薬です。
どうしても治りにくいアレルギー性鼻炎の場合には、原因であるハウスダストやスギ花粉を少量ずつ注射していく減感作療法というのがありますが、これは一般的ではありません。小児は注射をいやがるために普通はこの方法は使用されません。
以上のように、各種ある薬を正しく使用し、それぞれのお子さんに合う方法を探して行けば、症状はコントロールできる場合がほとんどといえるでしょう。
Q16 アレルギー性鼻炎(幼児)
3歳の息子のことでご相談させていただきます。
1年ほどまえよりアレルギー性鼻炎と診断され、軽い喘息も伴っています。去年夏のアレルギー検査ではハウスダストとダニがでました。ミクロガードに寝具を変えたり、一通りの環境整備をした上、秋から冬まではオノンとインタールの吸入をしていました。年末ごろより調子がよかったため薬をすべてやめておりました。ところが今週はじめより(二月1日)鼻水とそれによる咳、さらにアレルギー性結膜炎となり鼻は以前のように粘膜がはれてしまうほど二日ほどでかなりひどくなりました。点鼻薬を使用してなんとか治まってきています。
さて、ご質問ですが これまでの様子を思うとなぜ同じ環境で突然このように悪化したのか大変疑問です。夏の時点では陰性だったスギ花粉が半年のうちに陽性になっているようなことも考えられるのでしょうか。。それともオノンを年末からやめてしまったのがいけなかったのでしょうか。。よろしくお願いいたします。
A16 アレルギー性鼻炎
一般的なお話しからさせていただきます。
乳幼児期には食物によるアトピー性皮膚炎から始まり、小学校入学前ころよりカゼのときにゼイゼイし喘息となり、小学生低学年にすぎ花粉症が出る。このようにアレルギーの病気が次々と現れることを、アレルギーマーチというふうに表現しています。
しかしながらすべてのアレルギーのお子さんがこのような形をとるわけではありません。お宅のお子さんのように、アレルギー性鼻炎と喘息が同時に発症する場合もあります。アレルギー性鼻炎と喘息には密接な関係があります。喘息のお子さんを中心に考えるとぜんそくでアレルギー性鼻炎の合併しているのは、ぜんそくの中の3分の2と考えられています。
鼻から吸い込んだ空気はのどを通り、肺に入ります。医学的には鼻を上気道、肺を下気道といいます。鼻と気管は構造的には全く異なって見えますが、構造的に見れば気道は一本の管です。片一方に炎症があるとすれは容易にもう一方の側にも広がりやすいといえます。これが喘息と鼻炎の合併の率が高い理由のひとつと考えられています。
専門医の立場からすると、喘息は比較的コントロールつまり治療をしやすいといえます。小児期にかなりひどい喘息でも、喘息が軽くなっても、もアレルギー性鼻炎だけが残る場合がよく見られます。
この30-40年間の薬物治療の進歩により、気管支ぜんそくはコントロールしやすくなってきています。それに対してアレルギー性鼻炎はなかなかよくならない場合もあります。そういっても、以前に比較すればよいお薬がどんどん登場しているので、きちんと治療すれば、ご心配はありません。
さてお子さんの場合ですか、東京中心とした首都圏のデータでは、2月1日にはスギ花粉はほとんど飛散しておりません。しかしながら私のクリニックでもその日に鼻や目の症状を強く訴える患者さんがかなり来院されました。おそらく気温が上がったことや気象条件などが関係したと思われます。またさらに現在はインフルエンザをはじめとして数種類の呼吸器のウイルスが大流行していますので、知らないうちにかぜのウイルスが感染していたのかもしれません。
生活環境中のハウスダストの量は少なくても、今上に述べたようなさまざまな外的因子が鼻の粘膜に作用した可能性は否定できません。ぜんそくやアレルギー性鼻炎になってしまうと、症状がでなくても鼻や機関の粘膜が敏感であるという性質は残存し、何かの折りにその症状がてることはまれではありません。お子さんもそのような可能性があります。
さてお薬を止めたせいかもしれないということご心配されていますが、これについてはなんともいえません。
一般的にはオノンは鼻水よりも鼻閉に効く場合が多いとされています。ですからお子さんの鼻の症状が鼻閉であればオノンをやめたこともひとつその原因かもしれません。
スギ花粉についてですが、きちっと医学的に証明される最も低い年齢は3歳と言われています。それは毎年春に3回くらいスギ花粉に暴露されると、それに対してアレルギーになる場合が多いという経験的事実から言われていることです。
なかなかむずかしいご質問をいただきましたが、以上お答えしたような内容が可能性として考えられます。
Q15 鼻炎
私は高校生の時にアトピー性皮膚炎、皮膚炎が収まってきた20才の頃アレルギー性鼻炎、そして鼻炎が収まった25才くらいの頃喘息を発症した完全アレルギー体質です。今は、軽い通年鼻炎であること以外は、全ての症状は収まってはいます。
実は一つ気になることがあって投稿しました。
ご相談するのが少し恥ずかしいのですが、親しい人から鼻息が臭いと言われます。これは鼻炎やアレルギー体質と関係があるのでしょうか?
生活に困る事ではないですし、病院にも行きづらく、どの科にかかったら良いのかも分からないので、困っていました。宜しくお願いします。
A15 アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎で鼻息が匂うという事はありません。
匂いの原因は別の物でしょう。それらは、蓄膿症、歯の病気、たとえば歯周病、または慢性胃炎さらに喫煙などアレルギーとは異なる原因をまず調べてもらってください。
Q14 アレルギー性鼻炎のようですが・・・
はじめまして。主人のことでご相談いたします。
主人は28才で、小中学生の頃から「ちくのう」で悩んでいたのですが20歳を過ぎた頃からアレルギー性鼻炎になってしまったそうです。
原因は、ダニ、ホコリ、動物の毛だとおもいますが原因はまだありそうなのです。
病院に何年間か通い薬を服用していたのですが一向に良くならず、それから”病院不振”が高まり、一度受けたバッチテストも「待ち時間が長すぎる」という理由で結果はわからずじまい。それ以降は病院へも行ってくれません。
そんな彼を少しでも救ってあげたいのですが、「家では何に気を付ければよいのか」、また、「早く良くなる方法があるのか」(治療はマラソンだと書いてあったのは重々承知の上です)、「効果的な食べ物」などありましたら教えてください。
症状:鼻水、くしゃみが主で、鼻水は1日中水っぽい物がでてきています。
症状がでるタイミング:ホコリにはすぐ反応し、建物内の換気口近く、掃除機、はたき等ほこりを立てる、ペットのいる家へ行くなどで即座に反応。朝起きて換気のため窓を開けると反応。ストレスがたまると止まりにくいような気がする。気分や場所を変えると止まることもあるが、イライラするとまた反応する。
症状が緩和されていると思われること:甜茶の錠剤をのむ、手の甲親指と人差し指の間にあるツボを押すと楽になるようだ。
その他:母親からの遺伝なのですが、母はそれほど酷くないようです。
たぶん気の短い、気むずかしい性格が治りを遅くしているのだと思いますが。。。
市販されている鼻炎薬も効きが悪くなり、回数を減らすため、外出するとき以外は飲まないように最近では心がけています。
病院にもお伺いしたいのですが、病院を信用していない主人のことですので言うことを聞いてくれると思えません。
どうか主人を助けてください。
お返事お待ちしております。
A14 アレルギー性鼻炎
お話しよう伺うと、ご主人が医療不信に陥っていることもよく理解できます。
このような悩みと不信を抱いていらっしゃる患者さんが多いことは大変に不幸なことだと思います。
あなたのお話から判断すると、ご主人のアレルギー性鼻炎の主な原因はハウスダスト、ペットの毛やふけと考えられます。
ハウスダストが原因のアレルギー性鼻炎の最も有効な治療は減感作療法というものです。これはハウスダストのエキスを薄めて少量ずつ週に1ー2回注射することにより、ハウスダストに対する抵抗性の抗体を体の中から誘導するものです。時間と手間がかかるためによほど根気がないと、続けられません。
ペットアレルギーについてはこの減感作療法というものは行われませんん。その動物やペットを飼わないとか、なるべく近づかないというような予防的な対策が中心となります。
以前に長い間、続けたお薬が効かなかったということですが、その原因のひとつとして慢性副鼻腔炎(蓄膿症)が治らないままで、ずっと続いていた可能性もあります。
この慢性副鼻腔炎があると、鼻の中に汚い粘液や膿などがたまるためにアレルギー性鼻炎の粘膜がさらに刺激され、なかなか普通の薬では効きにくい状態になります。
現在はかなり良いお薬もありますので、きちっと慢性副鼻腔炎の治療およびアレルギー性鼻炎の薬物療法を受けるというのもひとつの手と思います。
家庭でできる方法としては、ご主人の鼻炎の主な原因であるハウスダストを家庭内で減らすということが考えられます。ハウスダストの主な成分はチリダニというほこりを食べるダニです。
私のホームページにアレルギーを起こす物質という項目にこのチリダニに対する対策が箇条書きにしてあります。これをお読みになり、できることから対策を始めたらよいでしょう。ただ注意していただきたいことは、世の中には防ダニ商品と銘打ったものはたくさん出ています。困ったことに、基準はJIS規格がないためにメーカーが勝手に独自に作っています。中には全くインチキとしか言いようもないものもあるので注意が必要です。
家庭内でできるもうひとつのものは食事の改善でしょう。動物性の油やリノール酸などを取り過ぎると、体の中の炎症は治りにくくなります。一方シソ油のなかのαリノレン酸やイワシや青み魚の魚から取れる油(エイコサペンタエン酸)やマグロの目の後ろの脂肪のなかの、ドコサヘキサエン酸などはアレルギーの炎症を抑える油といえます。この内容についてはHPのQ&AのNO.75に書いてあります。
以上のことを総合的にやることにより症状はかなり緩和できると思われます。少しずつご主人と以上の点について話し合われ、今後どうするか相談されるとよいでしょう。
ただしご主人の性格を考えると病院の選択は極めて重要な問題と思われます。慎重にご検討いただく必要があるでしょう。
Q13 犬アレルギーでしょうか?
初めまして。ハウスダストのアレルギー性鼻炎を持つものです。相談内容ですが、2~3日前から室内でミニチュアダックスを飼い始めました。が、急に今日になって、赤い小さな発疹が出るようになりました。箇所は手首~手のひらを除いた手の先まで、痒みを伴います(ダニによる発疹とは違うみたいです)咳、くしゃみは出ません。これは関係ないのかもしれませんが、飼い始めた次の日から胃がむかむかとし(軽い吐気)食欲もなくなっています(犬ではなく私です)。犬は勿論大好きで気分的な嫌悪感はからくるものでもないと思うのですが…。以前、マルチーズを飼っていた時ははこのような症状はありませんでした。ある日急になるものなのでしょうか?是非アドバイスお願いします。
A13 アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎の方は、絶対にペットを飼っていけないわけではありません。
しかし何年か一緒に暮らしているとそのペットにアレルギーになってしまう場合が時々見られます。
お話しの赤い小さな発疹ですが、実際の皮膚を拝見しないと何とも言えません。デジタルカメラで撮影することが可能ならばその映像送っていただきたいと思います。
獣医さんにあなたの皮膚を見せそれがペットの寄生虫なのかどうか判断してもらうとよいでしょう。
胃のむかつきですが、ペットとの関係は何とも言えません。
この1ー2週間ウイルス性の急性胃腸炎が流行っています。気持ちが悪くなったり、腹痛があったり下痢をしたり症状はさまざまです。もう少し胃腸症状がひどければ内科を受診して吐き気止めなどをもらって様子をみるとよいでしょう。ずっと続く場合にはあなたが心配しているペットとの関係も考えなければいけませんが、ペットにより胃腸症状が出るということはあまりないと思われます。
Q12 アレルギー性鼻炎
もう20年近くハウスダストによるアレルギー性鼻炎と言われています。
すっかり慣れてしまって、特に定期的な通院はしてないです。症状がひどいときだけ薬をいただいて服用しています。
仕事についてですが、今後、航空会社の客室乗務員の職につきたいと考えていますが、何か支障はありますか?
A12 アレルギー性鼻炎
慢性の鼻炎があると耳管が閉塞し、航空性中耳炎になりやすく航空乗務員としては厄介な問題を引き起こしやすくなります。
きちんと治療することをお勧めします。治療内容はHPのアレルギー性鼻炎の項目をお読みください。
原因がハウスダストとはっきりしていれば減感作療法も適応の一つでしょう。
Q11 アレルギーの原因とは?
今年4歳になる息子は、アトピー、鼻炎、喘息を持っています。
今現在、症状的には落ち着いていますが、この時期は鼻炎が辛そうです。鼻炎については10月~5月くらいまで薬を飲みっぱなしです。先日、かかりつけの小児科の勧めもあって、血液検査をしてもらった所、ハウスダスト、猫、犬、ダニ、スギ、ブタクサに反応が出ました。先生からよく掃除をするようにと言われたのですが、アレルギーの原因になる要因として、疑問に思う所があります。それは、もって産まれた体質なのか、それとも、産まれてからの生活環境の問題なのかと言う事です。私も旦那もこれと言ってアレルギー体質ではないと思うのですが。子供が生まれてから実家へ帰ったりした際、部屋が埃っぽかったり、猫を飼っていた場合にそういう場所で生活していた事が引き金となって、そういう体質が出来上がってしまったと言う事がありますか?
ハウスダストの数値が一番高かったので、私の掃除の仕方がいけないのか・・と悩んでしまいます。アレルギーのない子のお家はどれだけ綺麗にしているのかと・・。因みに、我が家は社宅なので換気設備がとても悪く梅雨時期などは結構カビが多くなってしまったりします・・。そういう点でもやはり、生活環境が良くないのでは??と考えてしまうのですが・・。とても神経質になって、子供がバタバタして埃が舞っているのを見るとイライラしてしまう自分がとても嫌でなりません。子供にもやっちゃダメ!なんて強く言ってしまったりして、今度は子供も神経質になってしまうような気がします。
どのように対処していけばよいのでしょうか。
また、旦那の実家は猫の毛と誇りがもの凄いので、検査の結果にもでているので、絶対に避けた方がいいですよね?旦那はチョットだけならいいだろうと甘い事を言っているのですが、今まで必ず行くたびに咳が止まらなくなっていたし、喘息の発作も起こしていました。これもまた悩みの種になっています。よろしくお願いします。
A11 喘息・アレルギー性鼻炎
近年、比較的年少児のアレルギー性鼻炎が増えています。それはハウスダストが原因のこともありますし、3ー4歳からはスギ花粉症などが明らかに見られる場合もあります。
近年各種の薬が開発され、気管支ぜんそくの管理はかなり楽になりました。しかしアレルギー性鼻炎についてはまだまだという感じです。原因が明らかなアレルギー性鼻炎の場合、ハウスダストやスギ、ブタクサなどで減感作療法を行うという方法がかなり有効です。しかしこれは毎週1ー2回の注射という手間のかかる治療であり、小児では注射を嫌がるため誰にでも適用できるわけではありません。
ハウスダストが主なアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)である場合には環境調整がまず必要です。これは家の中をノイローゼになるくらいピカピカに磨きあげることではなくて、まずハウスダスト(その主な物質はチリダニですが)を寝室から減らすことです。この対策については私のホームページの<アレルギーにの病気についての知識>のなかのチリダニの項目にサマリーが出ておりますので、ご参考にしてください。
なお新聞の折り込み広告や、雑誌の中にある防ダニ商品はJIS規格がありません。
各メーカーが独自の基準により防ダニというふうに命名しています。したがってその商品を長期に使用した場合についての効果については一切データがないと思った方が賢明です。もしお買いになる場合には、前もってご相談いただければ、私のわかる範囲でご回答をいたします。
ネコアレルギーについては5月中に、私のホームページを改変しますので、その際にネコアレルギー対策について入れるの項目を予定ですのでご覧ください。
Q10 結婚後の原因不明のアレルギーについて
はじめまして。大変為になり、しかも美しいHPで感激です。
3年程前に結婚しました。そして、月に一度ほど、実家へ帰るのですが、14時位に実家へ着き、夕食後、22時頃から、クシャミ、鼻汁、目の痒みに襲われるのです。必ず。しかし、14年前に建て増しし、7年間住んできた家です。(J大のHPで4年勤めていた時のみ、寮生活でした。)新しく猫2匹が増えてから、退職後の半年を、実家で過ごしていました。アレルギーの検査を血液で調べてもらいましたが、杉・ヒノキのみで(もう20年くらい前からです。)、猫も、ハウスダストも陰性でした。
私としては何が原因か、知りたいのですが、これ以上思い当たる物もなく・・・。しかし、今年の花粉症終了しだい、妊娠を考えているので、実家で里帰りなどという事になると・・・。こういった場合は、原因追求した方がいいのでしょうか?先生、教えていただけますか?
A10 アレルギー性鼻炎・アレルギーの治療
あなたの症状はおそらく遅発型反応を呼ばれるものと考えられます。
アレルギー反応には
①即時型反応といって15分から20分で反応が出るタイプと、
②遅発型反応といって6-8時間後に反応が出るタイプ、
③1日から20日後に出る遅延型反応(ツベルクリン型反応)の3つがあります。
あなたの場合、実家に帰ってからちょうど8時間後に反応が出ています。しかもその症状は必ず見られるということから、医学的には再現性が極めて高いといえます。1回や2回の場合は、たまたまとか別の因子の関与が考えられますが、必ず同じ症状が出るということはこの6時間から8時間後に出る遅発型反応方がかなり疑われます。
この遅発型反応を抑える唯一の薬はステロイド薬です。
ステロイド薬を実家に帰る直前に内服しておけば、この症状はかなり抑制されると考えられます。また実家にある何が原因かということについてはかなり難しい問題です。この場合血液検査はあまりあてになりません。血液検査が陰性の物質でも、この遅発型反応に関与している場合がままあるからです。あなたの場合かなり特殊な形といえますが、症状が必ず出るということから実家にある何かがアレルゲンとなってこの遅発型反応を引き起こしているのでしょう。原因が復帰利しないままでの出産のための里帰りということはかなりリスクは高いといえましょう。特にくしゃみは連発すると腹圧が高まるので危険です。具体的な対策とか今後の方針についてはまたご相談しましょう。
お礼メールいただきました。
お忙しい中、大変詳しい解答を頂きまして、大変恐縮です。
先日、実家の方へ参りましたが、現在「ジルテック」内服中のためか、軽度の症状でした。原因が思い当たらず、少し奇妙な気分でした。血液検査ではコスト的にもかかってしまうとも思います。まだ、妊娠はしていないので良いのですが、今後も様子をみて対策を考えたいと思っております。本当に素早いお返事をいただき、感動しています。ありがとうございました。巷では感冒が流行しているようですので、どうぞ、ご自愛くださいませ。
Q9 アレルギー性鼻炎
もうすぐ5才になる娘のことで相談があります。
両親ともにアレルギー体質。
(夫:花粉症、キウイで口中にかゆみ、桃と苺は食べ過ぎると気分が悪くなる)(妻:乳児期より通年性アレルギー性鼻炎、花粉症)
娘は生後4ヶ月頃より皮膚科通い。アトピーではなく、皮膚が弱いための湿疹といわれるが、先生によっては軽いアトピーと言われる。
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もともと時期によってアレルギー性鼻炎の症状がでることがあり、その度に耳鼻科でザジテンを処方され良くなっていましたが、2006年8月より急に悪化してしまいました。原因は、私が7月に第2子を出産し産後の肥立ちが悪かったため約1ヶ月間掃除ができなかったことにあると思います。(フローリングを浮遊する埃が見えました)
ようやく動けるようになってから耳鼻科を受診しました。出産前に用心してもらっておいたザジテンを服用していたことを告げると、それでも良くなっていないとのことでペラストミンとポララミンを2週間分処方されますが改善せず、耳鼻科医師に「こちらではこれいじょう対応できないからアレルギー科を受診してくれ」と匙を投げられました。
その後、アレルギー科のある病院を探し受診・アレルゲン検査しました。
表によると 非特異的IgE 1018.0 ヤケヒョウダニ クラス6/100.00以上 ハウスダスト1 5/93.80 スギ 3/5.22 イネ科マルチ 3/7.52 カビマルチ 2/2.30 雑草マルチ 1/0.47 動物上皮マルチ 0/0.34以下 とあります。
アレジオン・ゼスラン・ジキリオン・リノコートスプレーを処方され、年内に症状が全くなくなったため、勝手にやめてしまいました。すると2月にはいってあっという間に症状が悪化し、スプレー以外の薬を服用しましたが8月になって再び改善したためやめてしまい、9月に入ってから服用を始めました。
また、副鼻腔炎にもなりかかっていたため、抗生剤も飲み、耳鼻科で1週間毎日吸引とネブライザーをして改善しました。その後もアレルギー科の医師の勧めで週に1回ほど耳鼻科で吸引とネブライザーをしてもらっていました。
真夏と真冬はアレルゲンが減ったため症状が改善したのだと理解しているのですが、逆に言うとそれ以外12ヶ月のうち10ヶ月!は服用していないとダメということでしょうか?
こんな小さな子供なのにお年寄りのように大量の薬を処方されて・・・薬漬けのようで心が痛むのですが、こうまでしないと良くならないのでしょうか?
薬が合わなくなったということではないのですか?種類を変えてもらうという選択肢はないですか?
もともと、ダニ対策の勉強は十分にしたつもりで、寝具は干して掃除機がけ。フローリングの床はほぼ毎日水ぶきをし寝室の畳は念入りに掃除機をかけていました。それなのに・・・とショックをうけ、今秋に寝具をダニゼロックに代え、ぬいぐるみは処分しました。まだ何か足りないことがあるでしょうか?また、時期をちょうど同じくして平熱が36度台から35度台にさがりました。薬の副作用ですか?それともこの低体温がアレルギーを悪化させているのですか?
就寝8時半。起床7時半です。入浴時間は30分。好き嫌いなくなんでも良く食べます。
今月に入ってから耳鼻科には通っていません。アレルギー科の医師にレーザーを勧められました。が、インターネットなどの情報だと5歳の子供には早いし負担が大きすぎるような気がするのですが。
現在の娘の状態は、鼻水は垂れず、粘膜が腫れて片鼻のみ鼻つまり(時々左右入れ替わる)鼻を頻繁にすするが奥でズコズコいうだけで鼻水が垂れてくる様子はありません。鼻をかませてもほとんど出てきません。ここ3週間アレジオン・ゼスラン・ジキリオンに加えてクラリシッドも飲んでいます。
私自身、物心がつくまえから鼻をたらし口呼吸で生活して鼻で息ができることを大人になるまで知らなかったくらいです。でも大人になった今、症状は花粉症シーズンや埃っぽい場所を除いてほとんど出ません。なので、子供にここまでする必要があるのだろうか?私がそうだったように(当時は苦しかったが)自然にまかせてはいけないのか?と思ったりもします。
医師からは薬をちゃんと飲んでるか疑われ(けなげにちゃんと飲んでます!)掃除をしているか疑われ(ちゃんとしてます!)病院を変えた方が良いのか悩んでいたところでこちらのサイトにめぐりあいました。
長文になりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
埼玉県桶川市付近にどこか良い病院がありましたらお教えください。
A9 アレルギー性鼻炎
検査結果で最も著名な点は、ハウスダストアレルギーでしょう。
この対策としては、環境整備が第一です。
チリダニ対策はがんばっているようなので、取りあえずはこれでよいでしょう。もしも、今後、防ダニ商品を買うときは、前もってご相談していただくと、アドバイスが可能です。
ちなみに、ぬいぐるみは棄てなくても月に1回は洗えばよいのです。このHPの家庭でできる対策の中の、チリダニ対策をご覧下さい。其の中に縫いぐるみの洗い方が書いてあります。
低体温はアレルギー体質だからなるのではなく、アレルギー体質の方によく合併する自律神経のアンバランスによるものでしょう。
これを治すお薬はありませんが、皮膚を鍛錬すると良いのです。今からはじめるのはちょっと大変ですが、以下の方法があります。
このHPの病気知識の中の、家庭でできる対策の中の、冷水浴をご覧下さい。来年の夏から始めてはいかがですか。
お薬を使用するのは具合が悪いときだけで良いでしょう。
11/30
アレルギー対策商品について
先日はありがとうございました。早速、風呂あがりに冷水をかけております。
ところで、今回はアレルギー対策商品について先生のご意見をお聞きしたいと思い、メールしました。
空気清浄機を購入予定です。ヘパフィルターのものがお勧めとありますが、第1候補のダイキンのMC708がヘパではなく迷っています。馬力があり集塵能力が高いということで候補に選んだのですが、シャープの除菌イオンのものにも惹かれています。(しかし、シャープは集塵能力が低い)ハウスダストアレルギーにはどういった空気清浄機が効果的か、アドバイスがありましたらよろしくお願いいたします。
家電の鼻洗浄器→ http://www.store-mix.com/ko-bai/product.php?pid=129687を見つけました。
これは、5歳の子供には効果が期待できるでしょうか?(これを家庭で使うことにより薬の服用を減らせるとか、耳鼻科の通院回数が減らせるとか)主な症状は鼻閉です。
寝具ダニゼロックは、「医者も薦める」とメーカー側のカタログにありますが、先生はどうお考えですか?
12/1 回答メール
アレルギー用の医療器械
ヘパフィルイターというのは無菌室で使用されるものです。これが使用されているタイプがおススメです。これ無しで、他の機能がついていてもポイントを逃しているという感じです。
HPを見ましたが、鼻洗い器の洗浄水の圧力がわかりません。鼻の中(鼻腔)の中は奥深いので、洗う水の圧力が弱いと、奥まで洗えません。
鼻の洗浄に関心がおありならば、当クリニックで使用しているものをご紹介いたしましょう。
Q8 アレルギーの症状でしょうか?
私はアトピー性皮膚炎です。主人はアレルギー性鼻炎です。
1歳になる子供がいるのですが、生後3ヶ月でかぜをひき、喘息の気があると言われています。
最近ではその症状はでていないのですが、いつも鼻息が荒くつまっていて、鼻水に血が混じる事が多く、よく耳を触っているのですがアレルギーの症状と考えるべきでしょうか。
A8 アレルギー性鼻炎・皮膚掻痒症
お子さんを中心に考えると両親に何らかのアレルギー性疾患があることから,ある程度のアトピー体質の傾向を持っていると考えられます。
そのようなお子さんが乳幼児期に風邪をひいてゼイゼイすることはよく見られます。しかしながらこの時期には気管が未熟なため呼吸器感染を起こすと、喘息でなくてもゼイゼイすることはよくあります。しかしながらお子さんのは場合、ご両親にアレルギーの病気が見られるため、喘息になるリスクは、家系にアレルギーのないお子さんに比べると、ある程度はあると予想されます。このようなお子さんは今の時期から室内のハウスダストを減らす努力を可能な範囲で少しずつされると良いと思います。
鼻の方の症状については、鼻血の原因としてはアレルギー性鼻炎が疑われます。アレルギー性鼻炎があると鼻が詰まりやすくなります。乳児は口呼吸がうまくできないため鼻がつまると苦しくなり鼻息を荒くして呼吸をしようとしたり、うまく息ができないためバタバタ暴れたりします。
耳をよくさわっているとのことですが眼で見て皮膚炎や湿疹がなくても、皮膚が痒い場合には<皮膚掻痒症>が疑われます。これは皮膚に病変がなくても皮膚の知覚過敏が存在するために痒みを訴える現象です。この皮膚掻痒症の症状に人がすべてアトピー性皮膚炎ではありませんが、トピー性皮膚炎の患者さんによく見られる症状なので注意が必要です。
お子さんの現状についてまとめてみますと、軽いアレルギー家系のお子さんで気管および鼻の粘膜が多少を弱いか過敏なため、感染を受けたりするとゼイゼイしたり鼻の症状が見られる、つまりある程度の気道アレルギーの症状が疑われます。今後アレルギーの病気が出るかどうかについては、上に述べたようなチリダニ対策が重要でしょう。また風邪や気管支炎などをしっかりと治してをことも重要と考えられます。
Q7 完治はあるのかアレルギー性鼻炎
今日初めて伺い、今まで聞いていた情報と違う情報をお聞きしました。
私はアレルギー性鼻炎と言われて20年位になりますが、減感作療法、色々な薬を飲んだり、スプレーしたりしてきましたが、完治どころか、どれも必ずマイナスを伴います。
そこで質問ですが、アレルギー性鼻炎に完治はあるのか?また、一生薬と付き合うのなら、自分に都合の良い飲み方をしたいのですが、それは可能か?(夜の薬は眠くなるタイプで、朝のは全く眠くならない薬)です。こういう飲み方が出来れば、かなりストレスが減るのですが。教えて下さい。
A7 アレルギー性鼻炎
長い間お悩みのこととお察しします。アレルギー性鼻炎の苦しさはその経験のない人には全く理解できず, 鼻が詰まったり、鼻水が出て困るでしょうというように軽く考えられてしまいがちです。昔から脳に近い病気ほど、体の苦痛は激しいといわれています。
さてアレルギー性鼻炎に限らず、アレルギーの病気は氷山にたとえられます。水の中に沈んでくれている部分が大きく、水面から上に出ている部分が症状です。薬物による治療や環境調整により原因物質や空気中の汚染物質を減らしたり、食品の中の多価不飽和脂肪酸の量を調節したり、添加物を減らしたり、またアレルギー症状が自律神経と関連が深いと考えられた場合には自律神経訓練法など様々なアプローチにより、アレルギーという氷山を小さくして、水面上に顔出している部分を少なくすることが可能です。これは残念ながら完治ではありません。治療方針の概略を簡単に上述しましたが、これらを1つずつ丹念に検討し、対策を立てることが必要です。
薬に関しての具体的なお答えですが、あなたの日常生活に支障をきたさない、内服薬の選択は可能と思われます。アレルギー性鼻炎に用いられる抗ヒスタミン作用を持つお薬は多種あり、それらの中にはあなたに合うと考えられるものもいくつかあります。
点鼻薬が効かなかったというお話しですが、正しく鼻の中へ噴霧できていたのでしょうか。鼻の中は鼻腔と呼ばれますが、この鼻腔の中は予想以上に深く、お薬の分正しい噴霧方法が必要です。これは実際に、点鼻薬を噴霧していただき、それが正しい適切な方法であるか、チェックする必要もあります。
薬物治療が無効の場合、レーザー照射治療があります。これはさまざまな治療法に反応しない場合に選択されます。専門医にこの治療法やってもらうと、症状が軽減する場合がよく見られます。しかしこの方法は再発がないとは言い切れず、年1-2回繰り返してやらなければならない場合もあります。
また、アレルギー専門医では行われませんが、非常に強力なステロイド薬を筋肉内に月1回注射する方法が行われているようです。強力なステロイド薬はアレルギー性鼻炎症状をよく抑えますが、これを長期間にわたり定期的に使用した場合、将来に副作用が絶対にないとは断定できないため、要注意です。
以上、治りにくいアレルギー性鼻炎の多角的な治療方針ついてお話しましたが、これから先は直接ご相談し、時間をかけて治療方法を検討する方が良いかもしれません。
Q6 アレルギー性鼻炎の対処法
私は、アレルギー性鼻炎に悩んでいます。
ハウスダストとダニに対するアレルギー反応は最高値まで反応していましたし、その他犬、猫、ブタ草などにもアレルギー反応がでました。毎日、朝起きてから鼻水が止まらないような症状がでたり、日によって、調子のいいときもあるのですが、今日の調子はどうかと毎日、びくびくしてしまいます。
現在、通院している病院で月に一度、筋肉内注射をしていますが、一時的にはよくなりますが、あまり、効果は見られないような気がします。極力、自分の部屋の掃除などは頑張ってしていますが、ほこりに対して敏感になり、とても疲れます。ハウスダストなどで特に気をつけることなどアドバイスを知りたいです。お願いいたします。
A6 アレルギー性鼻炎・アレルギーの治療
アレルギー性鼻炎の治療の基本は、内服薬、点鼻薬、減感作注射、レーザー照射などです。
現在行っていらっしゃる月一度の筋肉注射の内容がはっきりしませんが、ケナコルトまたはヒスタグロビンかもしれません。チリダニ対策はただやみくもに掃除をしてもあまり効果は上がりません。チリダニがどのような環境を好むのか、人間の日常生活の中でどのような場所に多いかなどについてよく知っておく必要があります。
お手数でも私のホームページのチリダニ対策のまとめををご覧になっていただくと参考になるかもしれません。
治療方針全体について特に使用しているお薬の名前が具体的に分かると、もう少し細かいアドバイスが出来ると思います。
Q5 アレルギー
のどと鼻の境目みたいなところが腫れていて、呼吸をするたびに強く咳き込んでしまいます。もともと風邪を引いたりするとのどに一番に症状が出て鼻もすごく出ます。それとよく掃除をしたりクーラーなどをつけるとくしゃみがとまりまあせん。
ほこりに対してのアレルギーがあると思うのですが、治療方法はあるのでしょうか?以前耳鼻科に行った時、漢方をくれたのですが高くて困ります。それと、この症状は一年中でなくこの時期にだけ起こります。よいアドバイスお願いします。
A5 アレルギー性鼻炎
お話しから察するとアレルギー性鼻炎と考えられます。掃除の際に鼻の症状が出るということから、ご指摘のようにハウスダストアレルギーが考えられます。
またクーラーとの関係ですが、ひとつにはアレルギー鼻炎の敏感な粘膜が温度湿度の変化により、鼻の粘膜の神経が刺激されて症状が出る、もう一つはクーラーの中の埃やカビなどが鼻の粘膜についてアレルギー反応を引き起こすことが考えられます。
治療方法としては内服薬や、点鼻薬を使用したり、どうしても治りにくいときには、減感作療法といって原因物質に対する免疫的な抵抗力をつける方法もあります。
注意していただきたいのは、ステロイドホルモンの筋肉注射です。ステロイドホルモンは正しく使えば極めて有用な薬ですが、不適切な使用により副作用が発生します。
アレルギー性鼻炎に対するステロイドホルモン薬の筋肉内注射は止むを得ない状況を除いては、極力避けるべき治療法といえます。
Q4 鼻炎と頭痛の関係。
私は,小さい頃からアレルギー性鼻炎なのですが、どうしても鼻を大きい音を出して強くかむくせがあります。
そのせいかどうかわかりませんが、花粉の季節など鼻を何度もかんでいると頭痛がすることがあります。鼻炎と頭痛は関係ありますか?
A4 アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎は鼻の粘膜の炎症性の病変です。
鼻の粘膜には神経が張り巡らされており、鼻内の刺激に対して敏感に反応します。おそらく鼻を強くかみすぎるため粘膜が刺激され、神経が痛みを感じ、頭痛を起こすのではないでしょうか。
まず花粉症(アレルギー性鼻炎)をきちんと治療をされるとよろしいと思います。
Q3 副作用?
はじめまして!私は今年の5月に鼻中隔湾曲症とアレルギー性鼻炎で手術をしました。
手術前の4月下旬より、ハウスダストの減感作療法を施行しています。
現在、2週間に1回のペースで行っています。
退院してから、約5ヶ月になりますが6kgも太ってしまい、顔は吹き出物だらけで、毎日あった便通もなくなり、最近下剤を服用し始めたのですが、出てもほんの少量しか出なく便秘になって悩んでいます。
これは、減感作療法の副作用や手術の影響でしょうか?
もし、そのようであれば、これからどうすれば良いのでしょうか?
教えて下さい。
ps.このコーナーの質問からはずれていればすみません。
A3 アレルギー性鼻炎
鼻中隔湾曲症とアレルギー性鼻炎の手術および減感作療法では、普通は肥満、顔の吹き出物は起こりません。
万が一あるとすれば、使用している薬にステロイド薬の内服薬が入っているかもしれません。主治医に一度お確かめいただいたらどうでしょう。
Q2 小学生のころから鼻炎で悩んでいます。
症状としては、慢性的な鼻づまり、くしゃみ、鼻水、ですが、花粉の季節や飲酒時は、とくにひどくなります。 何度か病院にも行っていますが、一時しのぎの投薬のみの治療です。
少しでも症状が軽くなるのなら、手術も考えているのですが、完治は難しいと聞きます。どのような症状に、どのような手術が有効なのか、教えてください。
A2 アレルギー性鼻炎
お手数でもホームページを開け、INDEXの診療時間をクリックしてください。
そのページの下にある診療内容の中の花粉症(アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎)の治療法(赤色で点滅しています)を見てください。
説明中で減感作の部分はスギをハウスダストに置き換えて読んでください。
もしもハウスダストで減感作する場合はスギとは異なり、注射は一年中ということになります。一般の耳鼻科医では減感作はやらないのでできない場合も少なくありません。
レーザー治療をご希望なら紹介可能です。もう少し具体的にご相談したいと思います。
Q1 アレルギー性鼻炎
はじめまして。
我が子6歳、3歳、1歳の3人ともアレルギー性鼻炎のため耳鼻科に通院しております。
一週間に一度の通院ですが、毎日薬を飲み、点鼻薬をつけ、いつになったら良くなるのか?と思ってしまいます。六歳の長男は、血液検査を受けたところ、食物以外のものにアレルギー反応がでて、薬を飲むしかない、と言われました。鼻が悪いため、中耳炎になり今は両耳にチューブをいれてます。
ザジテンドライシッロプ、ムコダインシロップ、ペリアクチンシロップ、症状のひどいときは抗生剤を飲んでいます。
薬を飲み続けなければいけないのか?良くなる方法はないのか?
下の子2人は、血液検査はしていませんが、薬を止めると、鼻水がでてきてしまいます。最近暖かくなってきて、外にでて遊ぶと、鼻水、くしゃみ、涙目と、症状がひどくなります。薬を持続的に飲んでいても、変わりませんし、飲んでいるから、これぐらいなのかな?とも思います。体質と割り切って、薬を服用し続けるしかないのでしょうか?また、アレルギー性鼻炎の子供を持つ親として、小学校の生活、ふだんの生活で何を注意すればよいか何をしなければならないのか?教えていただきたいのですが…。
A1 アレルギー性鼻炎
三人のお子様がアレルギーで、さぞご心配のことと存じます。文面から推察すると以下の事が考えられます。
(1)6歳の方は食物以外にも血液検査で反応しているとの事ですが、血液検査は血中の抗体を見ているだけで、その物にアレルギーであるという事とは別のことです。その物質を食べたり、吸入したり、接触したりして症状が出て初めてそのものにアレルギーであるといえます。したがって検査だけでなくその方の生活歴を詳しくうかが うと、もう少し具体的なアドバイスができると思います。
(2)ザジテンシロップをはじめとするアレルギーの薬は長期内服の安全性は確認されています。しかし、いずれは減量、中止したいものです。そのためには鼻症状の原因を突き止め、可能な限りその物質を身辺から取り除きます。
(3)最近暖かくなって、外に出ると鼻や眼の症状が出ているということですが、一つは気温の変化に伴うもの、もう一つはスギ花粉症かもしれません。血液検査はしたほうが良いでしょう。
(4)アレルギー病の治療は薬による治療以外には、原因物質の除去、そして原因物質によっては減感作療法など、専門医によるアドバイスと管理が望ましいでしょう。
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