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蕁麻疹 Q51~Q100



Q100 5ヶ月の娘の温熱蕁麻疹についてお尋ねします。

 
5ヶ月の娘の温熱蕁麻疹についてお尋ねします。
 
12月31日の入浴後から赤い湿疹が出るようになりました。一日目は体の前後にそれ以降は背中だけに出ています。今日、皮膚科を受信したら温熱蕁麻疹ということで、赤ちゃんには比較的多く、心配要らないといわれました。乾燥があるようなら保湿をということでパスタロンを処方されました。湿疹は少し盛り上がっていて、朝には消えています。ぬるいお湯だと出ないようです。特に痒そうな様子もなく、夜もぐっすり寝ます。ここの質問で温熱蕁麻疹は治りにくいとありましたが本当に頬って置いていいのでしょうか?日常的に気をつけることがあるでしょうか?予防接種などは受けてもいいのでしょうか?とても色が白く、皮膚は弱いようです。アレルギー検査(卵、大豆、小麦、ミルク)はマイナスでした。
 

A100 じんましん

 
一般的に、5ヶ月のじんましんというのは、あまり見られません。しかし症状からいうと十分に温熱じんましんを疑がわせます。
 
通常このタイプのじんましんが、食物により出るということはあまりありません。
 
予防接種についても、このじんましんが出やすい状態の時は見合わせ、状態が安定したところで普通に受けて大丈夫と思われます。
 


Q99 主人のじんましん…

 
はじめまして。
 
最近になって急に主人にじんましんが出るようになり、サイト検索でこちらにたどりつきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
症状:最近、主人が忙しさのため体調を崩し、微熱が1週間近く続いたことがありました。
 
ようやく熱がおさまったかと思われたころ、ひじや足を痒がるようになり小さな点々としたじんましんがでていました。
とりあえず、自宅で育てているアロエを患部に塗って痒みとじんましんは治まりました。
(以前、私が疲れとストレスでじんましんが出でたときにアロエですぐに治ったので今回もアロエを使ってみました。)
 
その後も毎日というわけではないのですが、今までなんともなかったGパンで内モモにじんましんが出たりして最初は疲れのせいか、繊維アレルギーかといろいろ考えましたが繊維に触れていない場所にも出るようになりました。
知り合いに「寒冷じんましん」ではないかと言われ、はじめてその名前を知りましたが、主人にじんましんがでる共通点を考えると寒さによるものとも思われます。
(体が温まっているときにはまったくといっていいほど出ずに、寒さにあたると痒がるため)
 
いろいろ調べたところ、飲み薬で改善されるとありましたが、漢方で体質改善をするのもひとつの方法とありました。
薬は出ていないときも常に飲みつづけないといけないことと、場合によって副作用があるようなことを聞いたので、私としては薬よりも漢方のほうがいいのではないかと思うのですが・・・
 
まだ病院にはかかっていないのですが、ひどくなると冷たいものを食べたり飲んだりしてのどが腫れるということも言われているようなので早急になんとかしてあげたいと思っています。
また、もし食べ物で改善されるのならそれもお教えいただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
 

A99 じんましん

 
寒冷じんましんということでお答えしたいと思います。このじんましんは体、特に皮膚が冷えることにより起きるじんましんです。寒冷刺激が原因となっているためにおきます。従って食物は直接の原因ではありません。
 
寒冷じんましんの治療には、一般的には抗ヒスタミン薬が用いられます。抗ヒスタミン薬には、第1世代の抗ヒスタミン薬と比較的近年開発されたものを含む第2世代の抗ヒスタミン薬があります。一般的には第1世代の抗ヒスタミン薬は眠くなりやすいものが多いといえます。第2世代の抗ヒスタミン薬には眠くなりやすいものもありますが、従来のものに比べるとかなり眠気も少ないものもあります。
 
一般的に抗ヒスタミン薬の副作用としてはこの眠気が主にあげられます。薬の種類によっては多少肝機能が落ちるものもありますが、その頻度は少なく、安心して比較的長期に飛び続けることのできるタイプが多いのも事実です。私のクリニックでもこの抗ヒスタミン薬を半年以上飲み続けている方もいらっしゃいます。一般的に症状が軽くなってくると薬を減らしてくる方法が、よく用いられます。
 
漢方薬の中でジンマシンに効くものは少ないといえます。アレルギー性鼻炎や気管支ぜんそくには日本アレルギー学会のガイドラインにも記載されている漢方薬があります(小青竜湯)、しかしながらじんましんには残念ながら、そのような漢方は見当たりません。
 
日常食生活で気をつける点としては、チョコレートや辛いものを食べ過ぎない、脂身の多い肉や、揚げ物の食べ過ぎに気をつける。食事は基本的に和食を中心とし、お肉が欲しければ、和食を食べた後に1皿追加するようにする、などの基本的な注意がよろしいでしょう。
 


Q98 じんましんと妊娠について

 
はじめまして。わたしはかれこれ15年以上、じんましんに悩まされています。31歳の主婦です。いつか治るものだと信じてこれまできましたが一体なにが原因なのかはっきりわからずここまできてしまいました。
 
これまでの経緯をまずお話したいと思います。13歳のとき一度アレルギー結膜炎と診断されたときがあります。15歳の夏に花粉症にかかりました。花粉症にかかっていないときでも、それからよくまぶだが腫れたり、目の下が腫れるようになりました。そして15歳の冬に高熱をだして風邪薬を飲んだあと、全身にひどいじんましんがでました。そのときのんだ風邪薬が直接の原因かはわかりません。それからというもの高校の時は毎日といっていいほど、ひどいじんましんがでて学校の授業中もかゆくてかゆくてたまりませんでした。顔にじんましんがでると人の目がきになって顔を見られないように必死でした。人と会いたくなくなって気持ちまで暗くなりました。そして大学、社会人になってからもじんましんは毎日でないにしても薬を飲まなければでるという状態でした。そして現在結婚して2年になりますが、タリオンを一日2回飲んでいるという状況です。わたしは子供の頃から心配性でこうしなければならないという気持ちがいつもどこかにありました。父親の仕事の関係で2年に一回は転校し、中学のときは一年ごとに学校が変わりました。そのせいなのか子供の頃から自分を抑えて、人に気を使ったりすることが多かったように思います。
 
薬をのまなければじんましんはでるのですが、自分で思うには、すごく神経を使ったとき、疲れたとき、人ごみに行ったとき、寒いところから急にあったかい場所に行ったときなどてきめんして出るような気がします。これまでいろいろな漢方薬を処方してもらいましたが、効果はあらわれませんでした。
 
先日血液検査をしました。2年前にしたときは何でもないといわれましたが、先日いちばん低いところでしたが、穀物アレルギーの欄に印がありました(標準値が0.34以下のところ0.36とでていました)。普段行っているクリニックの先生のすすめで2日ずつ小麦・ごま・そば・ひえ・あわ・とうもろこし、そして米をぬいた食事をしてみました。しかしとくに変化は見られませんでした。
 
わたしとしては直接関係しているとは考えにくく、一体どうしたらいいものか本当に悩んでいます。
 
今いちばんの悩みは妊娠です。妊娠したら体質が変わるともいわれますが、こんなに長い間じんましんとつきあってきたのに、変わるとはどうも思えません。これまでじんましんがひどくて妊娠した人はどうされてきたのでしょうか。それと、子供さんは無事に出産されたのでしょうか。ポララミンという薬も耳にしたことはありますが、絶対という保障はないですよね。今いっているところの先生は塗り薬を塗るしかないといいますが、妊娠中にひどいじんまいんがでたら精神的にも病んで引きこもりになりそうで本当に怖いです。健康な子を1人でもいいので産みたいと思っています。どうか、ご助言をよろしくおねがいします。
 

A98 蕁麻疹

 
15年以上続くじんましんで大変お苦しみのようで、心からご同情申し上げます。じんましんを経験したことのない方は、ただかゆいだけだと思っている方も多いようですか、これが何を長く続いた時のご本人の苦痛は大変なことと思います。
 
(1)じんましんは急性であろうと慢性であろうとも、原因から考えていくのがよろしいと思います。
 
じんましんを原因から分類すると以下のようになります。食物性じんましん、薬物性じんましん、温熱じんましん、寒冷じんましん、感染性じんましん、ストレス性じんましんなどです。これらの原因がはっきりしないときには体質性じんましんというふうに分類します。体質性じんましんというのは言い換えると、じんましんがでやすい体質であるということを示します。
 
さてあなたの場合、ご自分で分析していらっしゃるように、ナイーブな方とお見受けします。このナイーブさがちょっと程度を越してしまい、アレルギーと結びつくと時にやっかいなこととなります。
 
わかりやすい例をお示しいたします。喘息の方を例にとりますと、非常にナイーブな喘息の方で、バラの花粉を吸い込むことによりぜんそく発作を起こすからバラ喘息いうタイプがあります(名前はロマンチックですが!)。このバラ喘息の方で過度にナイーブな方は、なんと造花のバラを見ただけでぜんそく発作を起こしてしまうことがあります。これは不安が自律神経のバランスを崩しぜんそく発作につながるためと考えられています。
気持ちが良いという感覚は、自律神経のバランスを良い方に傾かせ、その結果アレルギーの症状が出にくくなったり、軽くなったりすることもよく見られる現象です。
 
不安感、恐怖感、自分でどのように対処してよいか分からないなどの持っていき場のない追い詰められた感情はアレルギーの病気を悪くするといえます。
 
あなたのお話しでは、寒いところから暖かいところに行くとじんましんが出やすいということですが運動して汗をかいたときなどはいかがでしょうか。これら皮膚温度が上がるとじんましんが出る場合にはコリン性じんましんというものが考えられます。これは食物とかが原因で起きるのではなく皮膚温度がさまざまの理由により上昇するために起きるタイプのじんましんです。
 
(2)漢方薬をいくつかお試しになったようですが、残念ながら効果はなかったようです。あなたの場合には漢方薬はあまり有用ではないのかもしれません。
 
(3)穀物アレルギーについては、検査結果がやや陽性ということですが、それらの食品を止めて何ら症状に変化がなければそれらの食物はまずあなたのじんましんと、関係がないといましょう。
但し、慢性の食物アレルギーは血液検査では陰性でありながら、実は原因であるということも時に見受けます。この場合には、食物日記というものを数週間―数ヶ月記録してチェックする必要があります。この件について関心がおありなら改めてご相談しましょう。
 
(4)一般的に、私のクリニックに比べるじんましんの患者さんは、以下をように薬物治療いたします。
 
治療は抗ヒスタミン薬や抗ヒスタミン作用を持つ抗アレルギー薬の内服が基本です。このタイプのお薬は多くの種類がありますので、経験に基づいて選択し、あまり効果がみられない場合には変更していきます。
 
うまく症状が治まった場合には時間をかけて減量していきます。その一例を示しますと、朝晩飲んでいたお薬を夜だけにする。それで症状が悪化しなければ、夜1回にする。症状が安定していれば夜1回のお薬を一日おきにする、というようにお薬を徐々に減量していきます。この方法で時間をかければ(長い方は半年以上かかる場合もあります)多くの方はお薬が中止できる場合が多いといえます。
抗ヒスタミン剤の効果が不十分である場合には私のホームページの中のQ&Aコーナーのじんましんの中にいくつか触れていますが、別のタイプのH2ブロッカーという胃炎や胃潰瘍に用いられるお薬を試すとうまく行く場合があります。いずれにしろあうお薬を見つけ徐々に減量していくという方法がお勧めです。
 
どうしてもうまく行かないときには、短期にステロイド薬の内服を行い、とにかく一度ジンマシンを出ないようにします。これが重要です。
 
(5)妊娠と薬物の問題ですが,妊娠4週5日はから妊娠7週間までは医学的には絶対過敏時期と呼ばれ、この期間中の妊婦に対する薬物投与は細心の注意のもとに行われるべきと考えられています。妊娠16週以降分娩までは、胎児の体の器官の分化は完了し、薬による奇形はまず起こり得ないとされています。
 
アレルギー性疾患の女性が妊娠した場合には, それぞれの疾患により対処の方法が分かれています。喘息では治療を中断せず、吸入によるインタールやステロイドの使用が最も安全と考えられています。喘息以外のアレルギー性疾患たとえばアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、じんましんなどの場合, やむを得ず使用する場合には、あなたが質問の中でお書きになっているポララミンなどの抗ヒスタミン薬が推奨されています。
 
あなたの整理が規則正しいのであれば、基礎体温を記録することにより受胎可能な期間が分かるはずです。その時に妊娠する可能性があるならばその期間から7週末まではお薬を飲まないようにすればまず問題はないでしょう。その後どうしてもつらいときに内服すると良いかもしれません。それまでの期間は、レスタミン軟膏などの抗ヒスタミン薬の塗り薬を中心にするとよいでしょう。
 
(6)母親がじんましんだからといってお子さんのじんましんであるという確率はするほど高くありません。むしろあなたの妊娠中の食生活や、赤ちゃんの理由の離乳の与え方などを注意することにより必要以上にアレルギー体質を刺激しないようにすることも医学的には可能です。また室内のハウスダストの管理などもしっかりしておくことも生活環境中のアレルギーを引き起こす可能性を減らすということに直結すると思われます。
 
私見ですが、お子さんが欲しいとお考えになるならば、慢性じんましんがたとえあったとしてもお子さんをあきらめるほどの重大な要素とは私には思えません。専門医とよく相談し妊娠のタイミングの調節をしながらお薬を使用すること、その後の妊婦の食生活、乳児の離乳食について十分な配慮を払うということにより、リスクはかなり減少できると思われます。
 


Q97 丁寧なお返事ありがとうございました。

 
まさに、じんましんは殆どの場合、夜9時ごろから出始めます。
じんましんが始めて出て暫くしてから胃腸科で胃カメラを飲んだところ、胃潰瘍だと言われました。
今でも、胃が傷む時がありますが、内科で薬を貰っています。
○今までもらっていたお薬
ガスロンN  マイレン酸イルソグラジン
プレテカジン ラフチジン
アレグラ   塩酸フェキソフェナジン
ムコスタ錠  レバミピド
ラクスパン  耐性乳酸菌
ロペミン   塩酸ロペラミド
豚肉・カップラーメンなど食べると、その時にはじんまんが出ず、夜になると猛烈に痒くなります。
また、胃にピロリ菌が多いと、じんましんやアレルギーが出やすいと、聞いたのですが、そうなのでしょうか。。。。

 
A97 蕁麻疹

 
(1)お薬を調べてみましたが、プレテカジンというのが分りません。もうチェックしていただけますか。他のお薬はH2ブロッカーではありません。ですからそれらがジンマシンに効くとは思われません。但し、アレグラはH1ブロッカーですので、一般的にはジンマシンに効くお薬です。
(2)ピロリ菌に限らず、体の中に慢性的に細菌感染があると、ジンマシンは出やすくなります。
(3)夜9時ころになると出るというのは、体質性ジンマシンも十分に疑われます。
(4)それらの食品に含まれる添加物か豚肉かも知れません。
 


Q96 じんましん

 
生後11ヶ月の息子がいます。
 
先週の木曜日から全身に蕁麻疹がでてしまって、体中が赤く熱をもってしまっています。小児科に行って軟膏と飲み薬を処方されて服用しているのですが一向によくなりません。アレルギー検査はまだ小さすぎて無理と言われてしまい、ただただ薬を飲んで軟膏を塗るのみしかしていません。
 
親としては何かの原因があってのことと思い、それが食べ物ならばそれを除外した食事をさせてあげれば痒くなることもなく夜も寝させてあげられるのに・・・と思っています。蕁麻疹が出てからどのくらいで検査をしてもらえるのか。
 
また年齢が関係してくるのであればいつ頃からなのかを教えてください。よろしくお願いします。
 

A96 乳児じんましん

 
11ヶ月のお子さんの慢性じんましんの場合, 以下の手順で原因物質を追求していきます。
 
(1)母乳栄養の場合、母親が何か特定の食物を食べた後に授乳してじんましんが出たかどうか。または母親が毎日また頻回に摂取している食品はあるかどうか。
 
(2)離乳食が始まっている場合には、離乳で食べている食品との関係。
じんましんは通常を食べて10-15分で発症するたびに、じんましん前の食事を集中的にチェックします。
 
(3)赤ちゃんの肌着を洗うのに使用する洗剤を変えたかどうか。
 
(4)寝室の環境に変化があったか。たとえば内装を張り替えたり、じゅうたんを敷くようになったか。
 
(5)慢性疾患があり、何か特定のお薬を取り始めてから症状が出るようになったかどうか。
 
一般的にこの月齢ではじんましんはあまりよく見られるものではありません。まず抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬のシロップまたはドライシロップをある期間、内服する必要があるでしょう。また原因がわからないにもかかわらず、じんましんが持続する場合には、なるべく短期間に切り上げることを念頭に置きながら、ステロイドなどを使用することももあります。
 


Q95 多形滲出性紅斑と蕁麻疹

 
主人(40歳)が今年の7月頃から痒みを伴う赤い斑点が出て、以前治療した医院に通院しているのですが一向に治りません。診断では多形滲出性紅斑と蕁麻疹だという事でした。原因ははっきりとはわからず、ストレスかと思われるという事で痒み止めの飲み薬と塗り薬を処方されました。
 
この皮膚科では血液検査をし、アミラーゼ値が高い事を指摘されました。以前からコレステロール値が高かったので詳しい検査を兼ねて内科にも通院するようになりました。
 
アミラーゼ値は高かったのですが、膵臓には問題がないようだとの診断で、コレステロールを抑える薬も飲んでいます。
 
私は食べ物にも原因があるのではないかと思い、アレルギー検査をしてもらった方がいいのではないかと思うのですが、医師からの提案もないのでどうしたらいいかと思っています。
 
何か主人にアドバイスを頂けると幸いです。宜しくお願いします。
 

A95 蕁麻疹

 
じんましんを原因別に分類すると、食物性じんましん、薬物性じんましん、温熱じんましん、寒冷じんましん、ストレス性じんましん、感染性じんましんなどが外因性(体の外からの原因)じんましんと考えられています。これらが当てはまらない場合に体質性じんましんと言われます。
 
ご主人の場合コレステロールを下げる薬を飲んでいらっしゃるようですが、いつからお飲みになっているのでしょうか。
 
じんましんがコレステロールの薬を飲み始める前から出ているとすれば、コレステロールの薬がじんましんの原因である確率は低くなります(ゼロではありませんが)。
 
食物性じんましんを疑っているようですが、食べた直後にじんましんが出る形、例えばソバを食べると、5分後に必ずじんましんが出るとか、カニを食べると10分後に全身にじんましんが出るなど特定の食物の摂取とじんましんの関係が明らかである場合にはすれば見つけやすいといえます。
 
しかしながらそのようなはっきりした因果関係が見つからないときには、なかなか厄介です。特定の食物が怪しいと思ったら、その食物を最低2週間は中止して、じんましんが出なくなるかどうかをチェックする必要があります。これを除去テストといいます。2週間という期間は最低の期間ですので、もし可能であればもう少し長めに除去すると良いかもしれません。この除去試験を疑わしいと思われる食品について、順番にやっていくという方法が、一見回り道のようですか、原因をつかみやすいといえます。
 
血液検査である程度予測がつきますが、何を疑ってよいか分からないときには、あまり有効ではありません。さらにかなり高価な検査なので、前もって検討してから行うと良いでしょう。
 
以上の様に、コレステロールの薬とお食事について少し検討されると良いかもしれません。
 


Q94 妊娠とアレルギー
 
永倉先生、お疲れ様です!
HP探しまわって、永倉先生のHPにたどり着きました。
どうぞ宜しくお願い致します。
 
○現在36歳の女性です。
○アレルギー&蕁麻疹歴は3年。
○主に夜、蕁麻疹が出ます。(昼間に蕁麻疹が出ることはあまり無いです)
○胃の調子が悪いと蕁麻疹が出やすく、胃くすりを飲んでいると蕁麻疹はあまり出ません。
○蕁麻疹は最初赤いのがポツポツと出始め、痒くても我慢していると体が火で焼かれているような感じになり、我慢できずに掻いてしまうと、今度はミミズ腫れになり痒みが全身に飛び火し、結局、体中かゆくなり、全身ミミズ腫れになります。
○食べ物に関しては、同じものを食べて、蕁麻疹が出る時と出ない時があり、食物アレルギーかどうかは判断出来ません。
 
私の症状としては上記なのですが、お聞きしたいのは、これから子供を作るとして、アレルギーは遺伝するのか?もし遺伝する可能性が高いのなら、なるべく遺伝させない方法や注意があれば、是非!教えて頂きたいのです。
 
また、妊娠中は子供がアレルギー体質になるのを避ける為に大豆・牛乳・卵はなるべく撮らない方が良いとかなりのHPで紹介されているのですが、信憑性はありますか?
 
宜しくお願い致します。
 

A94 じんましんおよび妊婦の食生活

 
(1)お話しから判断すると、あなたのじんましんは体質性じんましんの可能性があります。その理由のひとつは夜間に出やすいということです。人間のバイオリズムは正午に最高で、真也から夜明けが最低となります。夕方は折り返し地点というわけです。
 
1日お仕事をしてその疲れが出てくる7ー8時ころ出てくるタイプとくに帰宅したころから出るものは体質性じんましんが多いといえます。アレルギーの病気はそのバイオリズムが低下したときに出やすいのです。
 
たとえばぜんそく発作は一般的に夜間とくに深夜から夜明けに悪くなることが多いのも同じ理由です。
 
さてあなたの話、もう1つ興味深いのは胃薬を飲むとじんましんが出にくいという点です。このようなタイプの胃薬を飲んでいるのでしょうか。近年薬局でも使えるようになったガスターという薬は、H1ブロッカーと呼ばれるものです。何をブロックするかというとヒスタミンという物質の働きをブロックします。じんましんに一般的に使われるお薬はH 1ブロッカーと呼ばれるものです。
 
少し難しくなりますが、体の中にあるヒスタミンという物質は、H 1という部分が働くとアレルギーの病気が起きやすくなります。H2という部分が働くと胃炎や胃潰瘍になります。
 
一般的にはじんましんには1にブロッカーは効きませんが、何%の方はなんとH2ブロッカーつまり胃薬を飲むとじんましんがおさまります。ひょっとするとその形かもしれません。
 
私のクリニックには、さまざまのお薬を使用してもなかなか止まらないじんましんが、H2ブロッカー(胃の薬)を使うとピタリと止まる患者さんが数多くいらっしゃいます。
 
今あなたのお使いの胃薬の名前とその成分を教えてください。
 
(2)約20年くらい前に、妊婦さんが動物性たんぱくを一切制限すると、生まれてくる赤ちゃんがアレルギーにならないってということを言い出したグループがありました。
 
確かにアレルギー関係が極めて濃厚な妊婦さんは卵や牛乳などを控えめにするとお子さんがアレルギーになりにくいという傾向はときに見られます。しかしながら一般的には制限は全く意味がありません。
 
この10年この10年間にあったようされた世界の多くの医学論文は、妊婦さんの極端な食物制限の有効性については否定的な結果を出しています。
 
食物制限で1番問題なのは牛乳です。妊婦さんが牛乳や乳製品を取らないと、どうしてもカルシウムが不足します。母親のカルシウム摂取量が不足すると、胎児の骨は母親の骨や歯を溶かして作られます。これは母体にとっては少しも良いことではありません。戦前の多産であった日本人の女性は中年になると歯や骨に問題が起きやすかったのは乳製品の摂取量の不足によるカルシウム不足が主な原因です。
 
現在あなたの程度のアレルギー体質がある場合の妊婦の食生活としては、牛乳は乳製品も含めて1日の摂取量が約200-250ml、卵は生卵を控え、卵製品に換算して週に2-3個までとする。食事は基本的に和食とし、肉が欲しければそれに追加する。
 
基本的にこのような食生活をすれば、近年の妊婦さんの問題点のひとつである妊娠中の体重の増えすぎも予防できることにつながります。
 
妊娠中は上に述べたような食生活を行い、大事な点はむしろ生まれてからの赤ちゃんの管理にあります。なるべく母乳にするとか、離乳食の開始時期は体重6キロ以上または生後6カ月を目安とします。
 
日本でもあるグループは3ー4カ月ころから果汁などを乳児に与えるとものの味がよくわかるようになるなどと言って、早期に母乳や粉ミルク以外のものを与えるようですが、それはアレルギー的にはよろしくないといえましょう。
 
お礼&質問
丁寧なお返事ありがとうございました。まさに、じんましんは殆どの場合、夜9時ごろから出始めます。
じんましんが始めて出て暫くしてから胃腸科で胃カメラを飲んだところ、胃潰瘍だと言われました。今でも、胃が傷む時がありますが、内科で薬を貰っています。
 
○今までもらっていたお薬
ガスロンN マイレン酸イルソグラジン プレテカジン ラフチジン アレグラ 塩酸フェキソフェナジン ムコスタ錠 レバミピド ラクスパン 耐性乳酸菌 ロペミン 塩酸ロペラミド
 
豚肉・カップラーメンなど食べると、その時にはじんまんが出ず、夜になると猛烈に痒くなります。また、胃にピロリ菌が多いと、じんましんやアレルギーが出やすいと、聞いたのですが、そうなのでしょうか。。。。
 


Q93 アメリカにてアレルギー発症

 
主人の転勤に伴いカリフォルニアに来て半年の主婦です。
 
渡米後三ヶ月間毎日のように蕁麻疹が出ました。当初、乾燥か水が合わないせいかと思い、ほっておきましたが、良くならないので日本語の話せる先生(内科)に見てもらいました。診察の結果「アレルギーは、原因を特定することは難しいですが、牛肉・豚肉・牛乳等とらないように」と言われました。
 
その後は、牛乳の代わりに豆乳を取るなど食事制限と薬の併用で、かゆみに悩まされることがかなり少なくなりました。
 
先日、朝起きると唇や瞼が異常に腫れて少し堅くて痒く、外にでれず家に居たら夕方には腫れがひくという事がありました。
 
そして、昨日の夜も上半身に根の深い湿疹が出来、今朝はヒザ・ヒザ裏、太もも、足首まわりと足全体にひどい蕁麻疹が出てしまいました。唇もひりひりしています。思い当たる食べ物は長芋(とろろ)くらいです。お肉は食べていません。
 
日本に居たときは、何を食べても大丈夫だったので、突然体が弱くなった様でとても不安です。カリフォルニアの中でも日本人が多く便利な地域に住んでおり、特にストレスはありません。
 
何が引き金となったのでしょうか。
 
血液検査はしていないので、蕁麻疹が出るたび悶々とした気持ちになります。
 
ちょうど仕事も辞め、子供も欲しいなと思い始めた時期です。現在は蕁麻疹がひどい時に薬を飲んでいるのですが、今後妊娠した時のことを考えるとこのまま薬を飲み続けることに抵抗があります。
 
お忙しいとは思いますが何かアドバイスがありましたら是非教えて下さい。宜しくお願い致します。
 

A93 じんましん(妊娠中の薬物治療)

 
じんましんはその原因から分類すると、食物性じんましん、薬物性1マシン、温熱性じんましん、寒冷じんましん、ストレス性じんましん、感染性じんましんなどがあります。これらの外因がはっきりしない場合に体質性じんましんと表現します。
 
はっきりした原因が見つからないときの、じんましんの原因探しはなかなか大変です。日常生活の食生活や生活環境などのさまざまな原因をもう1度専門医と相談して、洗い直す必要があります。しかしそのような努力を払っても原因がなかなか見つからない場合は少なくありません。
 
そのような場合には薬物治療が中心となります。近年は眠くなりにくい抗ヒスタミン薬が開発されていますので、それら使うことにより、日常生活にあまり支障をきたさずに治療することも可能となりました。これらの薬は何種類かありますのでご自分に合うタイプを探してもらうとよいでしょう。
 
通常これらの薬を使用しじんましんを治療しますが、場合によっては2剤併用することもよく見られます。いずれにしろ、まず薬で2-3週間全く症状が出ないようにコントロールしたうえでゆっくり薬を減らしていきます。
 
さて万一妊娠中にもじんましんの治療が必要になったの場合ですが、注意すべき点は、妊娠の4週から8週までは受精卵が活発に細胞分裂していますので、この期間はお薬はお使いにならない方が賢明です。それ以後、どうしても治療が必要な場合には、妊婦さんも使用することがガイドラインによって勧告されている抗ヒスタミン薬がありますので専門医と相談しながら、それをご使用になるとよいでしょう。
 
肉類を食べないようにという主治医のアドバイスは、医学的根拠があるものです。動物性タンパクやリノール酸を食べ過ぎると体の中がアレルギー性炎症を起こしやすくなるため、じんましんが治りにくくなる場合もよく見られます。それ以外にもチョコレートや辛いものの食べ過ぎは皮膚を刺激するために、じんましんの方は注意が必要です。
 
基本的には和食を中心とし、どうしてもお肉が欲しければを和食を食べた後に、お肉を1皿追加するといったような、バランスのとれた食生活が望ましいといえます。
 
私のホームページの中のQ&Aコーナーにはじんましんに関するご質問がたくさん寄せられています。お読みになると何かヒントとなるかもしれません。
 


Q92 トマト・なす・イカ・エビを触ると

 
元々肌が弱い体質でしたが、昨年の夏から症状が強く出始め、汗をかくと首筋、肘の内側が痒くて我慢出来ません。今年の春先おでこに百円玉大の、ジクジクした出来物ができ、病院に行った所アトーピー性皮膚炎と診断されリンデロンVG軟膏を処方されました。3週間程で完治しましたが、9月に入りうなじにも百円玉大の同じ出来物が、できました。
 
また、指の湿疹がひどく(主婦性湿疹?と診断されマイザー軟膏を処方されました)以前は、冬場だけだったのが今は1年中、指が荒れて、なす・トマト・イカ・エビを触ると、痒みが我慢できません。
 
特にお酒を飲んだ次の日に指の痒みを感じるような気がします。週3・4日程スポーツをして汗をかくことが多いので、それも原因なのでしょうか?また、1度血液検査をした方がいいのでしょうか?
 

A92 じんましんと皮膚炎

 
汗をかいた時に出てくる痒い発疹は,温熱性じんましんまたはコリン性じんましんと考えられます。これは汗ばむくらいに運動することにより、皮膚温度の上昇のために、皮膚が刺激されじんましんが出ると考えられています。
 
このじんましんが出るようになってから、体質がアレルギー体質におそらく傾いたのでしょう。アトピー性皮膚炎が出るようになったようです。
 
体質がアレルギー性体質になってきたために、以前は触ってもなんともなかったトマト、イカ、エビ、ナスなどに接触すると皮膚の炎症症状が出るようになったと考えられます。
 
お酒を飲むと皮膚の毛細血管が拡張し、じんましん、アトピー性皮膚炎、湿疹などの皮膚の病変は悪化します。
 
お話しから判断すると、どうも特定の食物やハウスダストなどは原因として考えにくいと思われます。とりあえず身体に接触するとなんらかの症状が出る食品などについては極力素手で触らないようにし、また食器洗いの際に中性洗剤を使う場合には、手袋などをして直接皮膚に界面活性作用の強い洗剤が接触しないようにすることは重要と思われます。
 
皮膚の病気は強い紫外線に長時間さらされば、いいことはひとつもありません。おそらくお話しから判断して、テニスかゴルフをなさっているようですが、それはあなたの生活の中の重要な部分と思われますので、無理に中止することはないと思われますが、紫外線の強いときなどは直接皮膚も太陽にさらさないように長袖のウエアーなどにするなどの注意は必要でしょう。
 
ある年齢になってから突然にアレルギー体質が前面に出てくる場合は少なくありません。それまでアレルギー体質は一切なかった方が30-40歳に、突然にすぎ花粉症が発症する場合も珍しくはありません。あなたの場合もこれと似たような体質の変化によると各種の皮膚症状と思われます。症状がきついときにはきちんと薬を使い、症状が消えたら保湿剤なのでスキンケアーをまめにすることをおすすめします。もしも家系に喘息、花粉症、じんましん、薬アレルギー、金属アレルギー、湿疹、食物アレルギーの方がいたのなら、要注意です。
 
お酒も適度に召し上がる方がよろしいでしょう。
 


Q91 コリン性蕁麻疹

 
私は汗をかく(体温が上がる)と1cmに満たない細かい凄い痒みがある蕁麻疹がでます。
 
5分ぐらい歩いただけでもすぐに蕁麻疹が発生します。これはコリン性蕁麻疹なのでしょうか?
 
コリン性蕁麻疹は痛みと痒みがあるというのですが、私には痛みはありません。それに夏場はコリン性蕁麻疹が出ないという人が多いと聞いたのですが、私は一年中出ます。
 
皮膚科医にも通っていますが、薬を色々変えてもらっても一向に効きません・・・。今かかっている医者からコリン性蕁麻疹という診断はでていないので不安です。色々な蕁麻疹に関するwebサイトを見たのですが、コリン性蕁麻疹の知識に欠けている皮膚科医もいる、というのをどこかのwebサイトでみました。
 
それが本当なら今の皮膚科医も・・・?と医者を疑ってしまいます。それに、この情報もどこかのwebサイトで見たのですが、コリン性蕁麻疹は自律神経失調症の一つ、と聞いたことがあります。
 
また、出る箇所は太もも、足首、掌、手の指、胸、腹といった感じです。太ももと胸は広いのででるときもたくさん出ます。
 
皮膚科医を転々としてるのですが、何度行っても薬を変えるなどの処置・対応をしてくれない。何の病名か明言しない。等、信頼できない皮膚科医ばかりです・・。この文だけでは判断しにくい部分もあるかもしれませんが、答えてくださると本当にありがたいです・・・。よろしくおねがいします。
 

A91 コリン性蕁麻疹

 
じんましんの中で最もやっかいなコリン性じんましんが疑われます。大変にお困りのこととご同情を申し上げます。
 
このタイプの蕁麻疹は非常に薬が効きにくい場合がほとんどです。20種類以上ある抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬のいずれもほとんど効きません。
 
患者さんは、ちょっと運動して汗ばむくらい皮膚が熱くなるなると、全身にじんましんが出るだけではなく、場合によっては非常に痛みを伴ったり、じんましんの程度は重症の場合がほとんどです。
 
私のクリニックにも、この4年間に6人の患者さんが見えました。残念ながらお薬でコントロールできてひとはひとりもいません。抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬などのH1ブロッカーだけではなく、H2ブロッカー(胃潰瘍などに用いられるお薬です)の組み合わせもほとんど無効です。
 
最後の手段として、ステロイド薬の内服もあります。通常の蕁麻疹はこれでピタリと収まる場合が多いのですが、このコリン性じんましんではあまり有効ではありません。
 
とくにこの夏は気温が上がるためにこのコリン性じんましん患者さんにとってはつらい季節です。涼しい高原で過ごしている人もいます。
 
あなたのHPを拝見しました。私が上に述べたような各種の抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬をご使用になっています。それらのお薬の組み合わせは通常の蕁麻疹であれば効く場合も多いと考えられます。
 
しかしながらあなたの場合にはほとんど無効であるということから考えても、コリン性じんましんといえるでしょう。
 
このじんましんが引き起こされるメカニズムについてはまだよくわかっていません。神経が関与しているという考え方も古くから言われています。また別の説としては運動すると汗をかくわけですが、皮膚にこの汗に対する抗体があるためにじんましんが出るとう学説もあります。
 
まだあなたの場合はいくつか方法があると思われます、H2ブロッカーやある種の漢方薬、その他の方法が数少ないながら残っています。よろしければ涼しくなったら、直接お話しを伺えればと思います。
 


Q90 蕁麻疹(授乳中)

 
現在、産後2ヶ月半(78日目)です。
 
産後112日目から蕁麻疹が出だし1度25日目で出なくなりました。再び38日目から全身に蕁麻疹が出だし、今も出ています。近医で授乳中という事もあり、痒い時だけ飲むようにとセレスタミンというお薬がでました。最初は我慢していたのですが、蕁麻疹が全身に広がるので自己判断で薬を4分の1ずつ飲んでいます。それでも1日に1剤飲む量になっています。何回か薬を我慢してみたのですが、そうすると唇や瞼が腫れ上がったり、全身が地図状になりどんどん広がっていくのですぐにお薬を飲んでしまいました。飲むとすぐに体の赤みも取れ消えていきます。あまりにも長く薬を飲んでいるので断乳も試みたのですが、子供がミルクを嫌がって飲んでくれません。自己判断で薬をカットして飲むのはやっぱり止めたほうがいいのでしょうか?安心して飲める薬はないと思いますが、その中でも比較的安全と思われる薬はないでしょうか?
 
蕁麻疹が出なくなる日がくるでしょうか?先生にすがる思いでメールを書きました。よろしくお願いします。
 

A90 蕁麻疹

 
じんましんをその原因別に分けると以下のようになります。
 
よく知られているものとしては食物によるじんましんがあります。これは特定の食物を食べた15-20分後にかゆいじんましんが出るので、診断されやすい形といえます。代表的な原因となる食物としては青み魚、イカにタコなどの甲殻類、またはそばによるじんましんも有名です。
 
2番目の形としては、お薬を飲んだ後に出る薬物性のじんましんがあります。これも特定のお薬を飲んだ、15-20分後に症状が出るために見つけやすい場合が多いといえます。
 
3番目のタイプは寒冷じんましんです。これは夏プールサイドで甲羅干しをして、体が熱くなったところで冷たいプールの水に飛び込むと、皮膚が急に冷えて出てくる寒冷じんましんです。
 
4番目のタイプは温熱じんましんです。これは運動して、汗ばむようになると全身にででくるじんましんです。運動により皮膚の温度が上昇すると容易に出てくるために患者さん本人にとってはなかなかつらいタイプの蕁麻疹といえます。
 
5番目ののタイプはウイルスや細菌感染を起こした時に見られるじんましんです。これらの感染を受けると体調が大きく変化するためにじんましんが現れます。
 
6番目のタイプはストレス型のじんましんです。心理的な強いストレスを受けるとよく見られる形です。
 
これらの原因がはっきりしない場合に、しかも繰り返し出る場合にみられるじんましんを体質性じんましんといいます。これは一言でいえばじんましんが出やすい体質ということになります。
 
1~6までの原因がはっきりしている場合、外因といいますが、この場合はその原因を身辺から遠ざけることによりじんましんは軽快します。
 
そうでない体質性じんましんはなかなか厄介です。
 
妊娠出産というのは体の中の免疫状態やホルモンのバランスなどが大きく変化するために、妊娠出産後に初めて喘息、アトピー性皮膚炎が出たりじんましんが出たりするものです。
 
お話しから判断するとあなたはこれに該当すると思われます。この体質性じんましんは基本的には薬物療法が中心となります。抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬を通常用います。これらの薬は非常にたくさんの種類がありますので、私は経験的にこのようなタイプの蕁麻疹はAの薬、そうでない場合には日の薬というような、明確には文章にはできませんが、今までの経験から、なんとなくこういうタイプにはこちらが効くというような選択の基準を持って、順番に選択していきます。
 
これらの薬で通してもコントロールできない時にはステロイド薬の内服になってしまいます。セレスタミンは良いお薬ですか、長期の連用はあまりお勧めできません。花粉症のひどい場合などによく使用されますが、それでも2週間をひとつの目安としている専門医多いといえます。
 
別のタイプのステロイド薬としてはプレドニンがあります。1日5ミリであれば数週間は使用することは、どうしてもという場合にはやむを得ないでしょう。
 
お薬の使用で問題なるのは、妊婦さんと授乳中の女性の場合です。妊娠の場合は、妊娠4週から8週までは、お薬には特に要注意です。しかしながらこの時期を過ぎてしまえば、妊婦さんの場合でも通常の風邪薬や、解熱剤、抗生剤、抗ヒスタミン薬などを使用する場合もよく見られます。
 
授乳している女性の場合は、ステロイド薬の内服は中止した方がよいでしょう。母親が内諾したお薬のごく微量成分は母乳中に出てきます。それがごく通常使用される抗生剤や解熱鎮痛剤をある期間内服するということであれば、さほど問題ではありません。ステロイド薬については、これを内服したままで授乳し続けることは全くお勧めできません。
 
母乳栄養の場合最も大事な点のひとつは、母子関係の構築にあります。今の月令まで母乳栄養したならば、最低限の母子関係はすでに構築されたといえます。従って赤ちゃんが人工栄養をいやがるまたは、ほ乳瓶の乳首をいやがるということは、吸入中のあなたにとって耐え難い苦痛であるかもしれませんが、人工栄養に切り替える時期かもしれません。
 
あなたのじんましんがどんどんひどくなるようですので、そろそろ人工栄養に切り替える方が、あなたもじんましんに治療に専念することができて精神心理的、肉体的負担も減ることが予想されます。
 
あなただけではなく、母乳栄養中の母親がなんらかの理由により導入を中止し、やむを得ず人工栄養に切り替える場合はよく見られます。赤ちゃんは最初は、ほ乳瓶をいやがるでしょう。しかしながら、かわいそうですが、ほか飲み物。がないとすれば、赤ちゃんも1日か2日後には必ず飲むようになります。耐え難いことだとは思われますが、何とかそれを乗り切り人工栄養に切り替えた方が良いかもしれません。
 
もしあなたが人工栄養に切り替えることができたならば、いくつかの抗アレルギー薬を、抗ヒスタミン薬を順番に試してよいでしょう。
 
抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬が有効でない場合に、ステロイドに頼る前にもうひとつやる方法があります。それは抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬が、H1番ブロッカーの作用を持っていますが、これできかないタイプのじんましんのすべてではありませんが、ある部分の人たちは胃薬(胃炎、胃潰瘍)などに用いられるH2ブロッカーでじんましんを抑えることができる場合があります。しかしこれは応用問題なので最初からこれにすがらない方がよいでしょう。
 
以上のまとめとして、私のお薦めとしては
 
(1)人工栄養に切り替え、あなたが薬物治療に専念できるようにする。
(2)いくつかの抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬(H1ブロッカー)を試みる。
(3)(2)が効かない場合に、短期にプレドニンを使用する。これをを減量すると症状が出る場合には、よく考えてH2ブロッカーを使用する。
(4)じんましん患者さんの食生活としては、チョコレートや辛いものを控え、基本的に和食を中心とする。また外食やコンビニなどのスナック菓子は極力控える。
(5)内服薬だけではなく、抗ヒスタミン薬の塗り薬なども併用する。
(6)応急処置として皮膚を冷やすことにより、少しでもじんましんが広がるのを抑え、かゆみを抑えるようにする。
(以上)
 
お礼メール
回答ありがとうございました。お薬はすぐに止め断乳を試みています。
病院に出して頂いた薬にステロイドが入っていたとは全く知りませんでした。1日に少量とはいえ長い間飲んでしまった事を後悔しています。子供に本当に申し訳なく思います。これから先にこの影響が出てくるのではないかとただただ不安です。
子供を母乳で育てるのが夢で、上の子供も1歳9ヶ月(しっかり自分の足で歩け出すまで)飲ませました。今度の子供も同じように飲ませたかったのが今回のような事になってしまいました。でも、母親としてはやっぱりオッパイをあげたいのが本音です。
お忙しい中、わかりやすく説明していただき本当にありがとうございました。
 
回答メール
ステロイドのお薬を内服し, それに気付かず授乳してしまったわけですが、それはまず心配ないと思われます。
前回のお答えでもご説明しました通り、妊娠4週から8週の間は要注意ですが、それ以後、特に出産後、赤ちゃんがどんどん成長しているが時期には多少のお薬はまず問題ありません。
ご心配の後遺症が残る確率はあまり高くないと思われます。過度の心配は育児中のあなたに、さらにストレスを増加します。
もう方針は決まったわけですから、あまりご心配をしないで、育児に専念されると良いでしょう。
 


Q89 じんましん

 
昨年秋からじんましんで悩んでいます。
 
妊娠を希望していたので最初は塗り薬でがんばっていましたが日常生活に支障が出るようになったので12月より「スパクリット」を1日2錠飲み始めました。2錠飲めば完全に症状は抑えられますが少しでも早く薬をやめて子供を作りたいという気持ちがあり、6月より1錠に減らしました。たまに2錠飲むこともあるのですが大体は抑えられます。少しでも早く薬をやめたいので色々薬以外のものも試しています。皮膚科専門の薬局で薬剤師さんに勧められたのは「レバコール」。これを飲んでいればきれいさっぱりじんましんは無くなると言われたのですが、7ヵ月半飲んで今のところ効果は全く感じません。レバコールがじんましんに効くというのは本当なのでしょうか?それからQ75を読ませてもらったのですが、一日EPAが108㎎、DHAが72㎎のサプリはじんましん予防になるのでしょうか?r-リノレン酸サプリも服用したほうが良いのでしょうか。
 
また、私は皮膚科に通っていますが、主治医の先生は「ジンマシンの原因は無数にありすぎて特定できない」と、血液検査はして内臓の病気ではないと言われましたがアレルギーの検査?はしておりません。する必要がないのか、何も言われないのにこちらから言っても仕方がないのか、アレルギー科に病院を変えるべきなのか迷っています。
 

A89 蕁麻疹

 
じんましんを原因別に分類すると、特定の食物を食べることにより引き起こされる食物じんましん、薬物を服用ことにより引き起こされる薬物じんましん、夏にプールサイドで日に当たり体が熱くなってから冷たいプールの水に飛び込むと皮膚が急に冷えることにより起きるかんでいじんましん、運動して体温が上がり汗ばんでくるようになると起きる温熱じんましん、風邪をひいたり熱が出たりするような状況つまりウイルスや細菌の感染の受けることが引き金となる感染型じんましん、ストレス性じんましんなどがあります。これらの原因がはっきりしないときに体質性じんましん、つまり原因がよくわからないじんましんで、その方の体質や体調によりじんましんが引き起こされてしまうタイプなどがあります。
 
薬物による治療としては歩抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服が中心となります。
 
妊婦さんが内服薬の使用を控えた方がよい時期は妊娠4週から8周の間です。これ以後は通常の薬ならば使用しても大丈夫な時期といえます。
 
アメリカおよび日本のアレルギー治療のガイドラインによれば、妊婦さんでも古くから使用されている抗ヒスタミン薬(商品名としてはポララミン、アレルギンなど)はアレルギー性鼻炎やじんましんなどに注意して用いてよいという記載もあります。
 
一般的には妊婦さんは薬の使用についてはかなり心配なる場合多いので、内服薬は使用せず外用薬、例えばレスタミン軟膏などを皮膚にぬったり、対症療法としてはじんましんが出てしまった場合には、その皮膚を冷やすなどの方法があります。
 
EPA、DHAはアレルギー性炎症を抑えると油理論的根拠はあります。これらのオメガ3といわれる油はアトピー性皮膚炎の炎症を抑える声があるという信頼できる論文(名古屋大学小児科)がありますが、じんましんについてはまだ直接的なデータはありません。動物性の脂肪をとりすぎている人たちは、このオメガ3の油を多く含む魚、たとえばイワシ、サバ、アジなどよく食べる人たちに比べるとぜんそくの起きやすいという疫学調査(国立公衆衛生院のグループ及び永倉)もあります。
 
アレルギー科を標ぼうしていれば、その先生たちがすべてじんましんのエキスパートがあるかどうかは何とも言えません。日本アレルギー学会の専門医または認定医であれば、ある程度のレベルは確かにあると思われますが専門医でないにもかかわらず、アレルギー科を標ぼうしている先生の場合には、その実力はケースバイケース上であると思われます。専門医でなくてもアレルギーをよく勉強していらっしゃる先生は問題ないと思いますが、自分で勝手にアレルギー科を標ぼうしている場合もありますので、その先生と面識が無ければ何とも言えない場合があります。
 
高槻市には知人のアレルギー専門医がいるので、ご紹介できるかもしれません。
 


Q88 ハウスダストアレルギー

 
こんにちは。私は1年前から慢性蕁麻疹に悩まされています。病院で血液検査をしてもらったところ、ハウスダストとダニのアレルギーだと言われました。2年前までアパレルの仕事をしていたこともあり、その時はホコリにまみれて一時的に鼻炎になることもありましたが、蕁麻疹は出ていませんでした。ただ、部屋の掃除などしている時に、湿疹がひざの裏など出ることがあったことを思い出しました。現在は、オフィスワークをしています。毎日薬(アレジオン)を夜飲んでいますが、最近効果が薄れてきていて、朝起きた時にもすでに蕁麻疹がでていたり、夕方の時点で蕁麻疹が出ていたりします。病院に相談して薬をクラリチンに変えて頂きましたが、全く効かず、またアレジオンに戻しました。もう1年も飲みつづけていますし、医療費も高く、本当に困っています。仕事によるストレスも少なからずあると思いますが、アレルギーが治る方法はないのでしょうか?完治が難しいとしても、症状が緩和されないことにはカユミが気になって仕事にも支障をきたしています。どうにかならないのでしょうか?
 

A88 蕁麻疹

 
慢性蕁麻疹でお困りのことと思います。この慢性蕁麻疹はなかなか厄介なものです。
 
1年以上続く場合には、ただ漫然と薬を飲まないでもう1度原因を点検するとよいでしょう。
 
一般的にはじんましんを引き起こす原因としては以下のようなものが挙げられます。食物によるじんましん、薬物によるじんましん、寒冷刺激によるじんましん、運動などをして体温が上がる際に起きる温熱じんましん、感染の際に誘発されるじんましん、ストレス性のじんましんなどです。そしてこれらの原因をいくら調べても思い当たらない場合につけられる病名である体質性じんましんがあります。
 
日常生活の中から今あげたような原因がないかどうかを再チェックしてみてください。
 
それでも見つからない場合には体質性じんましんと考え、以下の方法を行います。
 
もしあなたがお薬によりあまり眠くならない体質ならば、お値段がお手軽な抗ヒスタミン薬を使うという手もあります。
 
日常生活の一般的な注意としては、チョコレートの食べ過ぎはないか、肉食に偏っていないか、外食は多くないか、野菜は十分に取っているかを、スナック菓子などを好んで食べているか、などの点をチェックします。これらは直接じんましんと関係がなくても体の中の炎症を起こしやすくするのでじんましんが治りにくくなります。
 
症状が長いためになかなか大変かと思いますが以上述べた方法をお試しなるのはいかがでしょう。
 


Q87 動物アレルギーなのでしょうか?

 
初めてメールをさせていただきます。よろしくお願い致します。
 
5年ほど前にミニュチアダックスフンドを飼い始め2年ほどたったころからジンマシンが出はじめ、その後も出続けたのでアレルゲン検査という物をやってみたのですが、Ig-Eは46IUで、CAPは、すべて0.34以下でした。最近も同じ検査をしましたが同じような数値の低い結果がでました。薬はエバステル10mgを飲んでますが飲まない日が2日続くと全身がかなり痒くなります。
 
また、そのようなアレルギー症状がでてから年々髪の毛が細くなり、今ではツムジが広くなっています(抜け毛は正常です。)。これはかなり心配です。僕としては、このようなアレルギー症状がおきているのになぜIg-Eが低いのかと不思議に思っています。
 

A87 蕁麻疹

 
じんましんの患者さんのIgEは必ずしも高知値ではない場合があります.したがってあなたの場合IgEが正常範囲であることも十分ありえることでしょう。
 
じんましんを起こす原因には以下のようなものがあります。
 
食物によるじんましん、薬物によるじんましん、寒冷いじんましん、温熱じんましん、ストレス性じんましん、感染により引き起こされるじんましん、以上の外因が明確にされない場合に体質性じんましん(言い換えれば原因がはっきりしない体質によるじんましん)と考えられます。
 
従ってじんましんのすべての原因がはっきりするわけではありません。
 
ダックスフントとの関係もはっきりとは断定できませんが、たとえ検査が陰性でも、ダックスフントと離れて何日間か生活した場合に全くじんましんが出ず、また一緒に暮らすようになってからじんましんが出るようであれば、たとえ検査が陰性であってもあなたのじんましんの原因はダックスフントかもしれません。
 
一般的に脱毛とアレルギーとは無関係です。たまたま、じんましんが出るようになったころから髪の毛が薄くなったということで両者の関係についてご心配のようですが、まず無関係と考えてよろしいでしょう。
 


Q86 アレルギー(じんましん)について

 
去年の9月あたりからみみずばれの様なじんましんが出始め、かゆみとはれがひどいです。
 
始めは8月にパン屋でバイトを始めたのでそのせいかと思ったのですが、バイトのない日でも学校や家でも突然でたりします。別に特別何かにストレスを感じてることも思いあたらなく、毎日がしんどいわけでもなく不思議に思っています。
 
近くの皮膚科に行ったら飲み薬をもらいましたが、いっこうに効果がありません・・・。薬の名前はアレジオンとゆう薬です。塗り薬はNS軟膏です。
 
じんましんは頭から足にかけて全身にでます。出ないのは手のひらとあしのうらだけです。
 
治療の方法や何が原因か知りたいです。時々夜もかゆくて寝れない時もありつらいのでお願いします。
 

A86 蕁麻疹

 
じんましんの原因としては、食物によるじんましん、薬物によるじんましん、寒冷じんましん、温熱じんましん、ストレス性じんましん、感染によるじんましんなどが考えられます。これらの原因が当てはまらない場合に体質性じんましんといいます。体質性ジンマシンというのは特定の原因がなくても、体調によりじんましんが出るということを示します。
 
じんましんを困りの方は数多くいらっしゃいます。私のホームページのQ&Aというコーナーがあります。現在約400名の方の質問に対してお答えを載せてありますか、このQ&Aの見出しの部分でじんましんという項目をいくつかお読みいただくとじんましんについての知識が身につきます。さっと目を通されることをお勧めいたします。
 
お話しからするとあなたの蕁麻疹は体質性じんましんかもしれません。この場合はなかなか厄介です。対策としては各種ある抗アレルギー薬の中であなたにあう(効く)タイプの抗アレルギー早く見付け出し、それをある期間内服して症状がまったく出ない状態をつくり、その後注意深くお薬を減量してくるという方法がお勧めです。アレジオンという薬はよく用いられます、これが効かなくても悲観することはありません数多くの抗アレルギー薬がありますのでそれらを試してみることもよろしいと思われます。
 
また日常生活の再点検を行い、疲労が蓄積する週末や、生理の1週間前にとくにじんましんが多く出やすいかなどのご自分の体調について目を光らせることも重要なポイントです。
 
チョコレートや辛いものの食べ過ぎ、肉食に偏った食事などは皮膚の炎症を悪化させるので生活の再点検が必要です。
 


Q85 アレルギー源の特定

 
オーストラリアから、質問させていただきます。
 
22ヶ月の娘に1週間ほど前から、午後のお昼寝から起きると、湿疹が現われています。かぶれているようで、かゆみもあります。頬から始まり、顔全体がふくれ、体中に広がります。Phenergan Promethazine Elixir という抗アレルギー薬を5ml飲むと、しばらくして治まります。食べ物かと思いましたが、お昼ご飯を食べずに昼寝をしても、出ます。犬を飼っていますが、家の中にはほとんど入れていません。花粉を疑い、窓を閉めたり、寝る場所を変えても現われます。特定の時間というわけではなく、お昼寝の最中に必ず起こります。夜寝るときは大丈夫なので、まくらやふとんのダニとも思えません。家族のGPが今月末までホリデーで、専門医にも紹介状なしでは診察してもらえず、薬でなんとかなっていますが、とても不安です。ご回答の方、どうぞよろしくお願いいたします。
 

A85 蕁麻疹

 
お話しから判断すると、じんましんと思われます。じんましんであれば現在のお薬が有効であると考えられます。もし毎日出るようであればしばらく定期的に飲むとよいでしょう。
 
もしお子さんの皮膚の状態をデジタルカメラで撮影しこちらに送っていただければじんましんかどうかの最終診断がより確実なものになります。
 
直接皮膚を拝見していないのでじんましんということでお話しさせていただきます。
 
じんましんの原因は特定の食物を食べてすぐじんましんが出るのであれば、だれにでも診断は容易です。しかし実際にはさまざまの原因があります。食物によるじんましん、薬によるじんましん、慣例にじんましん、温熱じんましん、ストレス性じんましん、感染に伴うじんましん、過労の際などに体力が低下したときに出るじんましん、これらの原因がはっきりしないにもかかわらずしばしば出現するもの体質性じんましんというふうに考えられます。
 
じんましんであれば私のホームページのQ&Aの項目を開けて見出しをチェックし、じんましんの項目を色々読んでいただくとそのアウトラインがだいたいお分かりになります。またじんましんの皮膚はどのようになっているかは同じホームページのIllnessの項目の蕁麻疹という部分をお読みいただくとよろしいと思います。
 


Q84 コリン性蕁麻疹?

 
はじめまして。29歳の一応健康男児でした。昨年九月くらいから突然体があったまったり(ほんの少しでも)少しでも動いたり、興奮緊張すると、全身に電気が走ったようにかゆみが走り、それを我慢すると全身に細かい発信が出るといった症状に悩まされています。寒い所で冷やすと治ります。現在は悪化して気軽に店に入ったり、電車に乗ったりといったこともままなりません。(密室ではすぐ暑くなりどうする事も出来なくなるので・・・)上手く説明は出来ないのですが大まかにはこんな感じです。
 
正直、仕事や生活全般に相当支障をきたしています。最近ではかゆみから痛みになってきました。色々な病院へ行ったのですが、みな首を傾げるばかりでした。現在行っている病院では精神的なものと診断され、精神薬とともにアレルギー材を一日錠ほど、処方されています。検査などはあまりしていません。若干良くなったようなきはしますが、薬のせいか眠くて仕方ありません。というより現在はこれでいいのか?といった不安にもさいなまれています。
 
インターネットなどでいろいろ調べた所コリン性蕁麻疹というものが一番症状が
 
似ているかと思います。最近は気候も暖かくなってきたため外を歩くこともままならなくなってきました。本当に困っています。何かアドバイスなどあったら是非是非お願いしたい次第です。必要であれば勿論病院へも伺います。
 
ちなみに、若干のアトピーもちで、乾燥肌です。何か少しででもアドバイスなどいただけたら・・・お願い致します。
 

A84 コリン性蕁麻疹

 
コリン性蕁麻疹はなかなか厄介です。
 
通常の抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬が効きにくい場合がほとんどです。そのメカニズムには神経的なもの、または汗に対するアレルギー抗体(IgE抗体)が存在する(元広島大学、皮膚科学教授、山本先生)などのさまざまな理由が考えられていますが、今のところ決定的なものは確認されていません。
 
上述のいくつかのお薬を組み合わせて様子を見ると言うやり方が一般的です。当クリニックでは漢方薬や精神安定剤などを試していますが、決定的なものはまだ見当たりません。
 
もっともコントロールの困難なタイプの蕁麻疹と言えます。
 


Q83 温熱ジンマシンのようなのですが?

 
以前から夏の日焼けはじめなどに全身に赤いブツブツが出来る事があったのですが、ここ数年でひどくなってしまいました。手・足は冷たくても体が火照りやすくなったようで場所も季節も問わずブツブツが出るのでとても困っています。今では車に乗っていて日があったって体が熱くなったりしただけで出てしまいます。お風呂から出た後はそれこそ全身で痒くてたまりません。ジンマシンのように赤く地図状に発疹が出るのではなく細かな赤いブツブツなのですが凸凹してはいません。クスリを飲んだり、塗ったりしないと治らないのでしょうか?また予防や原因はありますか?ご回答宜しくお願いします。
 

A83 温熱ジンマシン

 
温熱ジンマシンが考えられます。
 
このタイプはお薬が効きにくく、なかなかコントロールが難しい場合が多く、私自身も治療に苦労しています。
 
ジンマシンの専門家と相談しても同様の意見です。
 
対策としては各種ある抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬のどのタイプ、またはどの組み合わせがよいかを、ある意味では試行錯誤的に試してゆく以外にうまい方法は無いであろうということです。
 
抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬は数多く使用されています。それらの取り扱いや種類に慣れているアレルギー科またはアレルギーを得意とする皮膚科の医師とご相談されるのがよいでしょう。
 
なかなか厄介な病気ですが、めげないでがんばってください。
 


Q82 いくつかの質問…

 
本日はどうもありがとうございました。
 
お話を聞いて頂けただけでも大変精神的に楽になりました。この先どうなるか全く予想もつきませんが宜しくお願い致します。
 
それでいくつか質問があったのですが、全部忘れていたのでメールさせて頂きました。
 
①タバコ、お酒はどうでしょうか?タバコは止めてしまおうと思っているのですが、お酒は飲まなければいけないときがあるので・・・
②来月奄美大島に行こうと思っていたのですが、辞めたほうがいいですよねぇ。暖かい地方にはあまりアレルギーがないと聞いたので・・
③以前サッカーをしたとき、最初は気が狂うほど痒かったのですが、最後のほうには収まっていました。蕁麻疹が出てしまうことには問題はありませんか?というより、出てしまう事が問題なのでしょうか?運動すると本当に辛いほど痒いのですが、運動ずきなものですので・・
④コリンセイジンマシンに関する資料というか、説明みたいな文献はありますでしょうか?この病気を知らない人などと(ほとんどだと思いますが・・)商談をする時先に呼んでもらおうかと思いまして・・・現在歯医者に通っているのですが、病状を説明しても全然理解してもらえず、暖房がんがんの部屋で治療を受けすぐに蕁麻疹が出てしまい、治療は中断しています。そういう資料があればすこーしでも、協力してもらえるかと思いまして・・・・現在歯も大変痛いので・・・
⑤実は二週間くらい前まで、二週間くらいうつ病?までは行きませんが精神的にかなり落ち込んでしまい、誰とも話す気がなくなりました。心療内科とかも考えたほうがいいのかとも思いましたが。生まれて初めてのことでしたので・・・現在は大変安定しています。どうでしょうか?
 
長々とスミマセン。色々申し訳ございませんが、御返事いただければ幸いです。たくさんのご迷惑をお掛けいたしますが、これからも宜しくお願い致します。
 

A82 コリン性蕁麻疹

 
コリン性蕁麻疹はなかなか厄介です。
 
通常の抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬が効きにくい場合がほとんどです。そのメカニズムには神経的なもの、または汗に対するアレルギー抗体(IgE抗体)が存在する(元広島大学、皮膚科学教授、山本先生)などのさまざまな理由が考えられていますが、今のところ決定的なものは確認されていません。
 
上述のいくつかのお薬を組み合わせて様子を見ると言うやり方が一般的です。
 
当クリニックでは漢方薬や精神安定剤などを試していますが、決定的なものはまだ見当たりません。
 
もっともコントロールの困難なタイプの蕁麻疹と言えます。
 


Q81 調べられませんか?

 
初めてメールをさせていただきます。よろしくお願い致します。
 
本年2月初めに、突然の発疹に見舞われました。
(夕食後1時間後位。全身での発疹。微熱発生。強い痒みあり。)
 
その時点では、掛かり付けの病院(消化器内科)にて、抗アレルギー薬を処方していただき、症状が治まりました。
 
しかし、3月中旬にも、夜中に同じ様な症状に襲われ、翌日上記の病院に行った際に、皮膚科での検診を進められました。(症状は、同じです。夕食後4時間位で、寝ていたのですが痒みで目がさめました。)
 
親切という噂を聞いた事のある皮膚科へ行ったのですが、アレル源の検査は、保険対象外である事と、食べ物の中から見つけるのは、大変難しいという説明を受け、次回発疹が出た際につける様に...と塗り薬を頂きました。
個人的には、支払える金額であれば、自由診療であっても、原因を見つけたいと思っております。
(原因がわからないと、食事をするのも恐怖が付きまといます。)
 
本当に、調べても分らない物なのでしょうか?先生の客観的なご意見を教えてください。よろしくお願い致します。
 

A81 蕁麻疹

 
お話しの内容から判断すると、じんましんと思われます。
 
食事の直後に症状が出たという点から考えると、何らかの食物がアレルゲン(アレルギーを起こす原因物質)となった可能性があります。このような場合、一般的によく行われる検査は血液中の抗体を調べる方法です。普通の血液検査と同じように血液を5-6CC採血し、その中の特定の食物に対する抗体が存在するかを調べます。
 
この検査は保険適用です。その場合、病名はじんましんでよいでしょう。ただし保険で10項目までなのでやみくもに検査をしても外れることが多いのです。
 
症状が出た直前に食べた食品にはどのようなものがあるかをまずリストアップしてください。量のいかんにかかわらず食べたもの、飲み物、食べ物もすべての種類を教えてください。
 
その中で原因として疑わしいものがあればそれをお知らせしますので、近くのアレルギー専門医を受診して調べてもらうとよいでしょう。(必要ならばご紹介します)
 
また私のホームページの中のQ&Aのコーナーを開けてみてください。見出しを見てじんましんという項目をいくつか読んでいただくと、ジンマシンに対する知識が頭に入ります。またIllnessの項目を開けじんましんの説明をお読みください。コンピューターグラフィックの図表がついておりますのであなたの理解も薬に立てるかと思います。
 


Q80 慢性蕁麻疹

 
こんにちは。
 
私は5年ほど前から蕁麻疹のため薬を飲んでいます。現在はゼスランを朝、夕食後の1日2回とアレジオンを就寝前に飲んでいます。
 
この薬に変えてから3年半くらいになりますがなかなか良くなりません。蕁麻疹が出始めたのは一人暮らしを始めて1年くらい経ったころだったと思います。最近は薬を飲んでも朝には体か痒くなり掻くとみみず腫れになってしまいます。現在、通院している病院では薬を飲んで蕁麻疹が出ない状態を続けるしかないといわれますが、このまま薬を飲み続けても人体には影響は無いのでしょうか?また、他に治療方法はないのでしょうか??アドバイスをよろしくお願い致します。
 

A80 慢性蕁麻疹

 
食物や薬物などの特定の原因で起きるタイプの蕁麻疹は治りやすいのですが、あなたのような蕁麻疹が消えにくい場合(おそらく体質性)は抗アレルギー薬だけは治りにくいでしょう。場合によっては治療法を変える必要があるでしょう。
 
当クリニックのHPの中のQ&A(質問コーナー)には蕁麻疹のご質問が多数寄せられています。ご覧になっておくとご参考になるかもしれません。
 
具体的な対策については可能なら直接、皮膚を拝見したいと思います。
 


Q79 MLで答えて頂いた蕁麻疹について。

 
ご回答ありがとうございました、質問された「蕁麻疹はどのような時に出やすいか?』についてですが。
 
夜~朝にかけて、が一番多い様な気がします。食べ物にはかなり気をつけているので、それは違うはずです。生理の前後、体力の落ちていそうな時には、毎月出ますし、顔も腫れます。自営でコンビニを経営し、休みらしい休みも無く働いている事や、接客や従業員等とのストレスが原因ではないか?と自分では思っています。ストレスを無くせれば一番良いのでしょうがそれも出来ず、ただ、これ以上悪くならない事を祈っています。
 
近くには、アレルギー科は勿論、皮膚科自体余り無いので、ずっと市立病院の皮膚科に通っていますが、『薬飲んでれば少しは良いね?じゃあ引き続き飲み続けて下さい』と言われるだけで不安な毎日です。最近気休めに黒酢を飲み続けていますが、漢方など何か効果的なものが有りますか?アドバイス、よろしくお願いします。
 

A79 蕁麻疹

 
じんましんをその原因から分けると以下のようになります。
食物によるじんましん、薬物によるじんましん、寒冷じんましん、温熱じんましん、ストレス性じんましん、などが挙げられます。これらの特定の原因により引き起こされるのではない場合に、体質性じんましんといいます。
 
体質性じんましんというのは今述べたような特定の外因(誘因)により引きおこされるものではなく、さまざまの理由で体調が低下したとき、または1日のうちのバイオリズムが低下したときによく見られます。
それらの原因としては風邪などひいて体力が低下したとき、仕事が忙しく、過労の状態がある期間続いた後、女性の場合には生理の1週間前くらいにホルモンのバランスが大きく変化してじんましんが出やすくなることがあります。
 
人間の体にはバイオリズムがあります。
そのバイオリズムは正午ごろに最も活発になり、夕方に向かうにつれ低下し、夜明けに最も低くなります。このバイオリズムの変化とアレルギーの病気には密接な関係がよく見られます。たとえばぜんそくなどでは夕方、夜間や早朝に発作が急に悪くなり、呼吸困難となって救急病院に駆け付けたりする患者さんが多く見られます。
あなたのお話では、生理の前や、おそらく過労で体力が落ちていそうなときにはよく出るようです。体質性じんましんが最も考えられるようです。
 
次に食生活とじんましんの関係について述べます。
1番よく見られるのは蟹、えびなど食べたときに必ずといっていいくらい出るじんましんです。これはこれらの海産物がアレルギー反応を起こして症状が出現するのです。このような場合にはこれらの食物を摂取しないようにすれば、ほとんどの場合じんましんは予防できます。体質性じんましんの場合はそんなに簡単ではありません。
 
肉などの動物性タンパク質を多く摂取するとその中に含まれる動物性の脂肪の量が増えます。この動物性の脂肪を多く取り過ぎると体内で炎症が起きやすい状態になります。これは1回や2回に脂肪の多い食事たとえばしゃぶしゃぶを食べ過ぎたりしてなるわけではありません。ハンバーガー、フライドチキン、フライドポテト、ピザなどのリノール酸や動物性の油が多く含まれているものを長期間にわたり摂取すると体の中に炎症が起きやすい状態になります。ですから魚を中心とした植物性の油よくとることが必要です。その場合にリノール酸を取り過ぎると動物性の油を取り過ぎると同じような悪い結果になるので要注意です。この点については私のホームページのQ&A75番アレルギーによい油という項目をご参照ください。
 
体質性じんましんでは抗アレルギー薬をうまく使用することが大事です。生理の前や過労のときに前もって内服しておいたりすることは有用な方法です。自分で蕁麻疹の出そうな状態がある程度、見分けられれば継続的に内服しなくてもよいかもしれません。そのためには自分の体調に耳を済まして、蕁麻疹の出そうな常態になったら早めに薬を使えば、だらだらと薬を飲まなくてもよいかもしれません。
もう一度、生活全体を見直して自分なりの対策を立てるとよいでしょう。ただ、わけも分らずにいらいらしたり、いたずらに不安になることは前述したストレス性の蕁麻疹を引き起こしかねません。
 


Q78 温熱ジンマシンのようなのですが?

 
以前から夏の日焼けはじめなどに全身に赤いブツブツが出来る事があったのですが、ここ数年でひどくなってしまいました。手・足は冷たくても体が火照りやすくなったようで場所も季節も問わずブツブツが出るのでとても困っています。今では車に乗っていて日があったって体が熱くなったりしただけで出てしまいます。お風呂から出た後はそれこそ全身で痒くてたまりません。ジンマシンのように赤く地図状に発疹が出るのではなく細かな赤いブツブツなのですが凸凹してはいません。クスリを飲んだり、塗ったりしないと治らないのでしょうか?また予防や原因はありますか?ご回答宜しくお願いします。
 

A78 温熱ジンマシン

 
温熱ジンマシンが考えられます。
 
このタイプはお薬が効きにくく、なかなかコントロールが難しい場合が多く、私自身も治療に苦労しています。
 
ジンマシンの専門家と相談しても同様の意見です。
 
対策としては各種ある抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬のどのタイプ、またはどの組み合わせがよいかを、ある意味では試行錯誤的に試してゆく以外にうまい方法は無いであろうということです。
 
抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬は数多く使用されています。それらの取り扱いや種類に慣れているアレルギー科またはアレルギーを得意とする皮膚科の医師とご相談されるのがよいでしょう。
 
なかなか厄介な病気ですが、めげないでがんばってください。
 


Q77 原因がわからない

 
今年の2月から蕁麻疹が出るようになり、その原因がわかりません。血液検査では杉とカビに少し反応がでました。生活(食事・部屋)は今までと変わっていないので、何が悪いのか?
 
今は薬を蕁麻疹が出たら飲んでます。三日に一度のサイクルです。今まで大きな病気一つせずきたので、薬を飲みつずける事に不安を感じます。2件の病院に行きましたが、病院を変えたほうがいいのでしょうか?変えるといっても,どう変えれば良いのか?どうすれば、治るのでしょうか?
 

A77 蕁麻疹

 
じんましんはその原因から分類すると、
 
食物によるじんましん、温熱じんましん、寒冷じんましん、薬物性じんましん、ストレス性じんましん、体質性じんましんなどがあります。
 
1番最後の体質性じんましんというのは、原因がはっきりしない場合に、あなたはじんましんが出やすいやすい体質ですと説明する場合に使われます。
 
あなたの場合も上述のさまざまの原因を考えてみても、あまりはっきりしない時には体質性じんましんかもしれません。検査でハウスダストとスギ花粉が出ているようですが、これらのアレルゲンはじんましんの原因となる場合はあまりありません。
 
じんましんに悩んでいらっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。私のホームページの中のQ&Aをご覧になるとこの問題でお困りの方が多数いらっしゃることがわかります。いくつかこのQ&Aをお読みになると、他の方々があなたと同じような原因または別の原因で治りにくいじんましんに悩んでいらっしゃることがよくおわかりなると思います。
 
原因がはっきりしない場合には基本的には抗アレルギー薬を数週または数カ月持続して内服する方法がお勧めです。そのようにして数週間じんましんが出なくなってから、注意して減量します。この方法で薬が減量できなかったり、いろいろなタイプの抗アレルギー薬を内服してもじんましんが抑えられないときには、また別の治療法が必要です。しかしその治療法は治りにくいじんましんの治療に慣れた特殊な皮膚科医またはアレルギー専門医でないとなかなかうまくいかないでしょう。
 
当クリニックにはこのような方が月に数人自身されます。詳しくお話しをお聞きし、生活環境の中に原因が見当たらないときには治りにくいじんましんとして注意深く治療をしています。
 
抗アレルギー薬は基本的には長期に内服することを前提として開発されていますので、副作用は多少の眠気以外にはあまり見られないといえます。従ってあまりご心配なく現在のお薬をしばらく内服されると良いでしょう。それでもうまくいかない時にまたご相談したいと思います。
 


Q76 顔の痒み・痛み

 
私の母(57歳)のことなのですが・・・、
 
毎年汗をかく時期(初夏あたり~初秋にかけて) になると、顔が痛痒くなって困っています。湿疹などは出ず、見た目は全く変化がないのですが、汗をかくと顔に「強い痒み」と「チクチクと針を刺されたような痛み」が出るそうです。最初は顔だけだったのですが、最近は首の辺りにも同じような症状があるそうです。
 
これは何かの病気なのでしょうか?何なのか分からず、本人も困っています。教えていただければ助かります。よろしくお願いします。
 
A76 温熱蕁麻疹
 
お話から判断するとこの病名が考えられます。但し、皮膚が痛痒いという症状のみで、実際の蕁麻疹は出ない温熱蕁麻疹の前段階といえそうです。
 
これは皮膚温度の上昇により起こるもので、神経が刺激されて起こるかまたは、汗に対する自己抗体の存在などが疑われていますが、決定的は証明はされていません。
 
通常の蕁麻疹の治療薬である抗ヒスタミン薬を内服しますが、その効果は個人により異なるだけでなく、コントロールしにくい場合も少なくありません。
 
このHPの中のQ&A、病気知識の中の温熱蕁麻疹の項目をご覧ください。
 


Q75 慢性?食物?蕁麻疹

 
私は24歳の会社員です。今の会社には大学卒業後に入社し、約3年ぐらい働いています。会社は社員は私だけで個人経営のところです。
 
小学生のころにも一時的な蕁麻疹ができ、近くの小児科で何回か採血されたこともあります。蕁麻疹は年に一回ぐらい発症してたと思います。
 
今年の一月の終わりごろ、賞味期限の切れた生クリームを知らないで食べてしまったことが原因なのか、太ももに直径2センチぐらいの赤い発疹が太もも一面にでき、市販の蕁麻疹の薬を飲みました。薬を飲んだあとは収まるのですが、その後もたびたび続くので会社近くの皮膚科へ行き、診察していただきました。
 
初期より症状は軽くはなりましたがまだ完治しないので、行きつけの病院の皮膚科へ行き、血液検査もしてもらいましたが、とくに原因もアレルゲンも見当たらないので、ストレスが原因だろうと言われました。 処方された薬はアレジオン錠20とジルテック錠10です。毎日薬を飲んでくださいといわれましたが、薬を毎日飲むのは副作用がいやなので飲んでません。また先生も異動されたりして診察してもらってません。
 
最近は蚊に刺されたようなものが手足やお尻とかにでき、液体ムヒを塗っています。先日も草の茂ったところを短パンで歩いてたら発疹しました。  
 
薬はたくさん発疹がでて我慢できないときアレジオン錠20とジルテック錠10を飲んでるだけです。このままではいけないでしょうか、薬を毎日飲んだ方がよいでしょうか。また、草とかで発疹するのは皮膚の免疫力が弱ってるということなのでしょうか。日焼けもよくないのでしょうか?
今後どうしたらよいか教えていただきたいと思います。会社は3月にやめる予定です。
 

A75 蕁麻疹

 
お薬(抗アレルギー薬)は重大な副作用があまりないタイプのお薬です。
 
蕁麻疹がひどいときは数週から数ヶ月内服するのが普通です。症状が出なくなったら、その後減量します。
 
蕁麻疹は過労、ストレス、夏ばて、環境の変化など体調が低下しやすいときに出やすい傾向があります。
 
お話から判断すると、しばらくはお薬を飲んで少なくとも、2週間は蕁麻疹がでないようにしてから、減量するのが良いでしょう。
 


Q74 コリン性蕁麻疹

 
8年間蕁麻疹にかかっている大学生です。
コリン性蕁麻疹の疑いということで、アセチルコリンを皮内注射して40ミリの発赤があり、コリン性蕁麻疹と診断されましたがこの検査は信用してもよい検査法なのでしょうか?また、アセチルコリンは神経伝達物質なのにどのようなメカニズムで蕁麻疹を起こすのでしょうか?
 

A74 蕁麻疹

 
コリン性蕁麻疹は、一般的によく見られる不定形の大きな形の蕁麻疹とは異なり、針で付いた程度の小さな発疹が特徴です。
 
副交感神経の神経伝達物質のひとつであるアセチルコリン(Ach)の働きでおきます。何らかの理由により皮膚の副交感神経が刺激されると、Achをはじめとする神経伝達物質が遊離します。神経伝達物質(Achもそのひとつですが)は神経同士に刺激情報を伝達する重要な働きを持っています。
 
しかし、それ以外にも神経から組織に遊離したAchは血管に働き、血管を拡張させ、その結果」血管からの血液の中の液の成分が血管外に漏れ出すようになります。神経から皮膚の中に遊離した神経伝達物質の多くは、皮膚の組織内のマスト細胞を刺激し、皮膚に発赤を作り易くします。そのため針で突いたような小さい発疹が皮膚に出来ると考えられています。
 
一般的な蕁麻疹の起こり方についてはHPのIllnessのなかの蕁麻疹のなかに分りやすいCGが載せてありますのでご覧ください。
 


Q73 蕁麻疹に悩んでいます。

 
28歳、女性です。 よろしくお願いし ます。
 
1ヶ月ほど前、突然全身にジンマシンがでました。売薬を使用しましたが改善せず、受診。結果、アレルギーによるものだと判明し、アレルゲン特定のための血液検査を受けました。しかし、検査項目すべてが陽性反応で、先生も驚かれ、どうすればいいか判らないなー、などと言われながら薬を飲み続けています。(かゆみ止めと、ホルモン剤安定剤だと言うことです。)
 
内科、皮膚科、循環器、等色々な医院を転々としましたが、似たような薬を処方されるだけで、どうしたものかと悩んでいます。薬を飲んでいても、夜になるとジンマシンは色々なところに出現し、苦しいことには代わりありません。このまま一生、 薬を飲み続け、ジンマシンと戦い続けなくてはなければならないのでしょうか?アレルゲンが特定できれば、ある程度の対処法は考えられるのですが、すべての項目が陽性の場合、自分で気を付けられることはありますか?
 

A73 蕁麻疹

 
血液検査はあくまでも補助テストです。
 
これを参考にして原因をチェックしてゆくための、ひとつの検査に過ぎません。なぜならば偽陽性の場合がよくあるからです。したがって、あなたの場合には検査が出ている項目についてそれらが本当にアレルギー症状の原因であるかを、詳しい問診、場合によっては負荷テストをやって決めます。ですからあせる必要はありません。
 
蕁麻疹については今までに使用された薬の名前を教えてください。知れにより今後の治療方針が変ります。薬の名前を伺ってから、お答えしたいと思います。
 


Q72 蕁麻疹

 
最初お風呂上がりに、上半身に蚊にかまれたような小さい膨らみのまわりが赤くなったようなのが、何箇所かできるようになり、最初は気にしてなかったのですが、あまりに、長く続く為病院に行った所温熱性の蕁麻疹だろうという、
 
診断を受け,Alimanという薬を服用するように言われ,飲んでいるのですが、それから、1ヶ月ぐらいしてから急に両足に湿疹(赤い斑点)のような物ができました。それにはかゆみを全然伴わず、原因が結局わからないままでした。血液検査等もおこなったのですが、内蔵関係は特に悪いところはなく、その湿疹も、病院から別の薬を出され飲むと、すぐにひきました。それから、少しの間よかったのですが、今度は両膝と、右手の肘にまた、発疹ができました。蕁麻疹とはちょっと、違う発疹です。赤い小さい点が膝にでました。これも、かゆみはともなわず、病院で塗り薬をもらって、これも、2.3日でおさまりました。
 
結局何も原因がわからないので、患者側としたら、どうしていいのか、わからず、悩んでいます。いつ、また出てしまうのか、心配です。今まで、アレルギーなど全然なかったのにこういう、アレルギー症状がでだしたのが、2年前事情があり、中絶手術を受けました。
 
その年の夏に、初めて金属アレルギーになりました。妊娠すると、体質が変わると、聞いた事あるのですが、そういった事が原因である事もあるのでしょうか?
一生この病気と付き合っていかないといけないのでしょうか?もう、何もかもわからず、悩んでいます。
よろしくお願いします。 
 

A72 蕁麻疹

 
じんましんは確かにアレルギー性疾患のひとつです。しかしながら、特にひどいアレルギー体質でなくても、でも一生の間を1回や2回はじんましんが出ることは少なくありません。
 
じんましんはその原因から分類すると、

食物によるじんましん、
薬によるじんましん、
温熱じんましん、
寒冷じんましん、
ストレス性じんましん、
体質性じんましん
などがあります。
 
体質性じんましんというのはいろいろ調べても原因がわからない時に、あなたはじんましんができやすい体質ですというふうに説明するときに用います。
治療としては抗ヒスタミン薬や、抗アレルギー薬などを内服します。症状が数週間全くなくなるまで内諾を続け、その後薬を減量します。再発しないことを確認してからお薬の内服を中止ます。
通常の抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服でも、治らない重症の慢性のじんましんの場合には、さらにステロイド薬などを使用します。
 
じんましんができやすい生活習慣というのは、肉食に偏った食生活、チョコレートなの食べ過ぎ、辛い物などの食べ過ぎなどがあげられます。
 
風邪の時、過労の時、また対人関係のストレスにより免疫力が低下したとき、生理の1週間くらい前などの体の中のホルモンバランスが変化したとき、などには抵抗力が弱り、じんましんが出やすくなります。
 
妊娠出産と免疫の病気は密接な関係を持っています。たとえばリューマチは妊娠出産により悪化しやすいといえます。また出産後に喘息が出てくる場合もよく見られます。しかし婦人科的な手術ではアレルギーは起きることはまずありません。しかし、そのことをいつまでもくよくよ考えることは体にさらにストレスを与えかねないので、注意が必要です。
 
アレルギーの病気は、お薬をしっかりと使用し、生活環境を調整し、体の抵抗力を維持することにより起こりにくくすることは可能です。あまり心配しないで、正しいに日常生活と薬物療法を行うことにより、じんましんはコントロールできる場合がほとんどです。かえって過度に心配すると、それがストレスとなりじんましんが悪化しかねない場合もあるのでご注意してください。
 
食生活については私のホームページのQ&Aの75番の油の問題をご覧ください。また、定期的に運動をすることにより、体の各種の機能を維持することも大事な予防法のひとつです。
私のホームページの中のQ&Aコーナーにはあなたと同じじんましんに悩む人の質問が数多く寄せられています。それらをいくつかお読みになるだけであなたにだけでなくみなさんが共通の問題で悩んでいらっしゃることがわかると思います。そこのお答えの中にはいくつかヒントが書いてありますので、お読みになっていただき、参考になれば幸せです。
 


Q71 息子の蕁麻疹の事で伺いたいです。

 
3歳の男の子ですが、2日前から蕁麻疹が、ででいます。
以前から、体調が悪い時や、熱がある時など蕁麻疹がででいた事がありました。
今回、小児科を受診したところ、咽頭炎ということで、体が弱っているからだとのしんさつでした。当日は、パセトシンやメジコン、ゼスランのほかに、息子は、喘息ぎみなのでテオドールそして蕁麻疹のためザジデンドライシロップを処方されまいた。当日は、39.2度あった熱も、日に日に下がり2日後には、ほぼ平熱に戻ってきました。が、蕁麻疹のほうは、とても大きいものが、全身にできては、消えるといった状態です。朝起きた時と、昼ねの後が特にすごいです。昼間は、でていない時もあります。薬を服用して少しは、よくなっている状態です。今までと違い数がとてもおおいので、心配です。今後の対処の仕方など伺いたいです。宜しくお願い致します。
 

A71 蕁麻疹

 
何らかの感染症が引き金となって蕁麻疹が出ることはよく見られます。体力が低下するために蕁麻疹が出やすくなるのです。
 
もうひとつの理由は、カゼのときに内服する薬による蕁麻疹です。この場合はもしも薬を中止できれば、やめて蕁麻疹の様子を見ることです。2-2日以内に軽くなるようなら、薬が怪しいでしょう。
 
蕁麻疹対策としては抗アレルギーや抗ヒスタミン薬の内服が必要でしょう。それでも治らないときは点滴をしたり、強いお薬(ステロイド)を緊急避難的に使用することもあります。
 


Q70 慢性じんましん

 
2年半前に引っ越して来てから、じんましんが出るようになりました。病院は7件ぐらい変えてみましたが、どの病院も「慢性じんましんは、なかなか原因がわからないんだよねー.....」と言われます。
 
血液検査をしても以上はなく、食品やダニなどのアレルギー検査も、いくつかしてみましたが何も以上が見つかりません。
 
薬もいろいろ変えたりしてきましたが、今では何を飲んでも、毎朝出てきます。ひどいときには、2日ぐらいひかないときもあって、どうしていいのか困っています。
治す方法はないのでしょうか?
 

A70 慢性蕁麻疹

 
じんましんにはいくつかの形があります。
 
最もよく知られているのは食物によるじんましんです。これは特定の食物を食べた後にじんましんが出るために、原因が見つけやすいといえます。次に多いのは寒冷じんましんおよび温熱じんましんです。
 
これは暑くなったり寒くなったりするその温度変化に皮膚が反応してじんましんができます。その次に多いのがストレス性じんましんです。その他には特定の薬剤を内服したときに出るじんましんがあります。これらは原因が割合とはっきりしているために因果関係がつかみやすいタイプといえます。
 
しかしながらこれらの理由がないにもかかわらず毎日夕方になると出る、生理の前に出やすい、とか週末になると出るといったようなタイプのじんましんがあります。これは理由が分からないために体質性(慢性)じんましんとも呼ばれます。
 
このタイプのじんましんは、1日のバイオリズムが低下する夕方から出ることがよくあります。
 
原因がはっきりしないこのタイプのじんましんの場合には、日常生活の中のさまざまな因子が複雑に関与していると考えられます。ひとつは食品の中に含まれる添加物の可能性、または日常生活の中の対人関係や仕事上でのストレス、食生活の変化、場合によっては水の問題もあるかもしれません。
 
現代人の食生活でひとつ言えることは、食物の中の油の問題です。生活の近代化に伴い動物性の油、およびリノール酸の摂取量が急激に増えています。これらの油の摂取量が増加すると、体の中で炎症が起きやすくなることが知られています。従って抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬が効かない場合にはこの食生活の中の油の問題を検討すると良いかもしれません。Q&A 75番を読んでいただくと例でしょう。この問題にの関心があるならばその旨をお伝えください。治療法について検討したいと思います。

 


Q69 温暖蕁麻疹
 
温暖蕁麻疹で悩んでいます。いい薬・治療法はないでしょうか?
 

A69 温熱じんましん

 
じんましんは原因別に分けると以下のようになります。
 
食物によるじんましん、寒冷じんましん、温熱じんましん、ストレス性じんましん、体質性じんましんなどです。
 
特定の食物が原因の場合は、その食品を食べなければ良いわけですが、それ以外の場合、原因を取り除くことができないため、薬物を使って治療するということになります。
 
このような場合通常に使われるお薬は抗アレルギー薬といわれるお薬です。抗ヒスタミン薬というお薬もありますが、このタイプの薬は眠くなる場合が多いので注意して使用します。
 
お薬を飲み始めたらじんましんの症状が完全に数週間の間、消えるまで薬を続けます。その後、皮膚の状態を見ながら少しずつ減量してきます。減量の際に、また再発する場合は別の方法を考えます。この方法は個人によって異なるのでケースバイケースで私の場合はご相談させていただいています。
 


Q68 蕁麻疹について

 
ここ3ヶ月ほど蕁麻疹に悩んでます。
1ヶ月以上立っても治らないときに近くの皮膚科に行きました。週に1回の注射と抵抗力をつける薬を飲んで治療をしていく説明を受けましたが、今までアレルギー体質と言われたこともなく病気知らずで来たため、毎回注射をしなくてはならないということに抵抗を感じ、その時はお薬だけいただいて通院に関しては考えておくということにしました。(20日分でサジテンとかいう薬をいただきました)慣れない子育てと引っ越しなどが重なったため(症状は引っ越し前から出ました)抵抗力が落ちたんだと思い、薬が終わる頃には部屋も片付き抵抗力も戻ると思っていたのに、薬が切れた途端、やっぱりかゆくなって参っています。自然治癒で治す方法はないのでしょうか?通院して注射と薬を飲めば、個人差はあっても半年ほどでほとんど完治するのでしょうか?
 

A68 蕁麻疹

 
じんましんはその原因により以下のように分類されます。
 
食物により引き起こされるじんましん、温熱じんましん、寒冷じんましん、薬物性ジンマシン、ストレス性じんましんなどです。
これらの原因を調べても当てはまらない場合には体質性ジンマシンと呼ばれることが多いのです。体質性というのは言い換えれば外因がわからないということです。
 
じんましんの治療においてはまず上にあげたような体の外からの外因がないかどうかをチェックします。それは血液検査だけは不十分です。患者さんからじんましんが出たときの詳しい状況をいろいろの角度から聞き出します。それにより何か誘発因子があるかどうかを探し出します。
このような手順は時間もかかりじんましんの治療に慣れた専門医でないと行いません。多くの場合には手っ取り早くお薬を出すのが最も手軽な治療法です。
 
もしあなたのじんましんが体質性ジンマシンならば、なかなか治療が厄介です。うまくいけばその先生が言っているようにある一定の治療の後には症状がでなくなるかもしれませんが、それは約100%保証ができるものではありません。その先生から説明を聞いて、その治療法を受けるかどうかはよく検討されると良いと思います。
 
あなたの話の中に出てくる注射ですが、どのような注射なのでしょうか。ヒスタグロビンという注射ならば、その製造方法がどのようなものであるか、少量とはいえ人の血液製剤が入っていないのかという点についてその先生によく確認されるとよいでしょう。
 
このようなことを質問されて怒り出すようなお医者さんはやめたほうがよいでしょう。現在は情報開示の時代です。患者さんが受ける治療の内容については自分で十分に知っておく必要があります。そのことをよく理解してないお医者さんは注意した方が良いと思います。
 
最後に慢性蕁麻疹の患者さんは私のクリニックにも数多く受診されています。いろいろな角度から検討するにもかかわらず原因がはっきりしないために、半年、1年と薬の減量のチャンスを狙いながら、内服薬を続けている方も数多くいらっしゃいます。あなたも焦らずにじっくりと治療されることが大事だと思います。
 


Q67 じんましん用の薬を飲んでますが良くなりません。

 
1月に一度メールをしたT.Kです。
 
10歳の女の子ですが、じんましんといわれ薬を飲んでますが良くなりません。一時、一週間ぐらい出ない時があったのですが、また出てきて、毎日つらそうです。原因もわからないものですからどうしたらいいのか。毎日不安です。薬も4回変えて、今はアゼプチンというのを飲んでますが、良くなりません。以前のお話での洗剤をかえたり、ウールのセーターを直接きたりとかそういうのは特に毎年変わりはないのです。
 
新築に引っ越してから、約3か月で出てきたんですが、化学物質過敏症だとしたら、何科に行けば良いのでしょうか。親としてはかわいそうで、かといってどうしてやることも出来ず、かゆいのをただ我慢するしかないのでしょうか。
 
よく、ぜんそくだと体質改善をしたりとかありますが、じんましんもそういうのはあるのでしょうか。病院では薬をかえて、かゆみどめの塗り薬をもらうだけで、良くはならないのですが。もう、一ヵ月半以上は続いています。こういう原因不明のじんましんはこのまま一生治らないのでしょうか。
お忙しいこととは思いますが、どうかよろしくお願いします。
 

A67 蕁麻疹(?)

 
特定の食物によるじんましん, 温熱じんましん,寒冷じんましん、ストレス性じんましんなどの原因がはっきりしないタイプのじんましんはが体質性じんましんと呼ばれます。なかなか治りにくい厄介な場合もありますがきちんと治療すれば多くの場合はコントロールできると思います。
 
またお子さんの終わりそれは本当にじんましんなのでしょうか、違うタイプの発疹かもしれません。デジタルカメラで皮膚の状態を撮影できれば、それを送っていただくとじんましんかどうかがハッキリします。1度見せていただきたいと思います。それを拝見してからまたお答えいたしましょう。
 


Q66 慢性蕁麻疹について

 
はじめまして、私は24歳になる主婦です。
18歳の時から蕁麻疹が出るようになってしまい、今は3日に1度、ボブスール(パモ酸ヒドロキシジン42.61mg)1錠を飲んで、抑えている状態です。
何かの原因で蕁麻疹が出る・・ではなく、薬の効果が切れたら・・とゆう感じで、そのペースも長い間同じです。
 
蕁麻疹の出始めた原因は、ずっとタバコだと思っていました。蕁麻疹が出始めた時期に、吸い始めたので。なので、タバコさえやめれば蕁麻疹も治る・・と安易に考えていたのですが、タバコをやめた今現在でも蕁麻疹は出続けています。
先生のQ&Aを拝見させて頂いていて、いろいろな原因がある事を知りました。
 
今、考えてみると、18歳という年齢の時から大きく、食生活や生活週間に変化があったと思います。
 
オリーブオイルも、その頃から母が愛用しだした気もします。ですので、まずは出来る範囲で食生活の見直しをしていきたいと思っているのですが、結婚してもう3年目、そろそろ子供も欲しくなってきました。しかし、薬の副作用には「ラットでの奇形作用が認められる」と書かれています。用法・用量の「神経症領域では1日3~6錠」「皮膚科領域では1日2~3錠」より、私の飲んでいる量は少ないですし、いろいろなHPを検索していたところ、「問題はない」と書かれた文面もまれに見かけます。
 
でも、誰が書いた文章かもわかりませんし、自分の子供がもし・・と考えると恐ろしくて、子供も作る気になれず、妊娠した時の事を考えても、薬は飲みたくない・・と言ってる自分が目に浮かびます。(飲まなくては、気が狂ってしまいそうなくらい痒みに襲われるのですが)それと、ずっとこの薬を飲んでいて、体に蓄積する・・とゆう事はないのでしょうか?それも心配で仕方ありません。
 
長々と書いてしまいましたが、この薬を飲まずに済む方法があるのか(妊娠の間だけでも薬に変わる何か)この薬は飲んでいても大丈夫なのか・・先生に教えて頂きたいのです。産まれてくる子の為なら、多少の我慢などいろいろな事は惜しみません。お忙しい所申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
 

A66 蕁麻疹

 
お問い合わせのお薬は抗ヒスタミン薬です。比較的古くから使用されている薬です。
 
妊婦さんが使用してもまず問題はないと思われますが、常用するのはお避けになったほうがよいでしょう。あなたの量で3日に1錠ならばまず大丈夫と思われますが、絶対OKとは言い切れないので、今までのペースで、薬を飲むかどうかは最終的にはあなたの判断となるでしょう。基本的には妊娠までに蕁麻疹を何とか治しておくというのが理想ではありますが。
 


Q65 蕁麻疹

 
月に一回程度、蕁麻疹が胸部~腹部、臀 部、太ももの内側にかけてでます。原因はよくわかりません。かゆみは全くなく、短時間で消失します。皮膚は弱いほうで、日光に当たると同じような症状がみられます。以前ゼスラン・セレスタミンを3日間服用。皮膚科を受診しようと思っても、症状がおさまってしまうので放置したままでいます。イネ科のアレルギーが多少あります。日光に対し非常に過敏で、無添加の日焼け止めすら塗れないほどです。車を運転する時も手袋、長袖の服は欠かせません。ある程度は日光に当たったほうがよいのでしょうか?
 

A65 蕁麻疹、光線過敏症

 
日光に当たると何らかの皮膚症状が出る場合、不必要に日光に肌をさらす必要はありません。日光に対する注意は今までの通りでよいと思われます。日焼け止めを使ったり、幅広の大きな帽子をかぶったり、日傘などで極力お肌の負担を減らすのがよいでしょう。
 
じんましんについてですが、じんましんが出るために日常生活に差し障りがあるときには、抗アレルギー薬の内服をしばらくの間続けます。数週間の間、症状がなくなってから少しずつお薬を減らしていきます。薬を減量してまた症状が再発する声には日常生活のさまざまな因子を専門医のと相談のうえでそれらのうちどれかがじんましんの原因になっていないかどうかをチェックします。日常のちょっとした注意としてはチョコレートや辛いものの食べ過ぎは控えるようにします。食事内容は基本的には和食中心がよろしいと思われます。
 


Q64 幼児(2歳)の蕁麻疹?

 
子供の事なのですが、風邪が治ったあとに急に蕁麻疹?が顔・手・足に出て小児科に受診し「ザジテン」という薬を5日間、朝・夕服用していました。その間は膨れるような蕁麻疹?は出なかったのですが、顔に少し触った程度で皮膚が赤くなりしばらくすると消えるのですが、それを一日繰り返していました。その後2日間薬を服用しないでいたところ、(この間も顔・手・足に触れると赤くなっていた)再び手に蕁麻疹?が出たので皮膚科を受診し、ザジテンを服用しています。やはり顔・手・足が触った程度で赤くなり、ちょっと引掻いたりするとみみずばれになってしまいます。
本人は特に痒がったりしません。これは蕁麻疹なのでしょうか?
薬は飲んだほうが良いのでしょうか?
 
母親の私もこの子を出産後、慢性蕁麻疹と診断され治療中なのでこの子もそうなってしまうのかと心配です。
 

A64 蕁麻疹

 
小児の場合には、成人にみられるようないわゆる慢性蕁麻疹はあまりありません。
 
あなたのお子さんは風邪をひいたという誘因の後にじんましんが出るようになったものです。このようなタイプは抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬を続けて内服し、少なくとも症状が数週間でなくなってから徐々に減量するとうま行く場合が多いといえます。
 
今回もザジテンをすぐに切らないで、1日2回飲んで調子が良かったら夜1回だけに減量してみる。そしてその後, 注意しながら中止する、というような慎重な減量の仕方が勧められます。
 
お子さんの遺伝子の半分は父親半分は母親由来ですので当然があなたのアレルギーの遺伝子はある程度はお子さんに遺伝していると思われます。しかしながらアレルギーの発症はすべて遺伝だけでは決まりません。そのごろ日常生活の中の環境因子、たとえば喘息の場合には呼吸器感染やハウスダストの量、アトピー性皮膚炎では食物アレルギーやハウスダストの影響、をさらに思春期以降の場合には心理的ストレスの大きな比重を占めてきます。ですからあまり体質が遺伝したのでとそればかりをかわいそうに思ったりご自分を責めない方が良いと思います。
 
お礼メール
回答どうもありがとうございます。お返事がいただけて大変うれしく思います。
私が慢性蕁麻疹という事でつらい思いをしているのでもし、自分の子も同じであったらと思うととても心配で、今回先生のHPを見つけ質問させていただきました。先生の詳しい回答を読んでだいぶ気が楽になりました。本当にこのたびはどうもありがとうございました。
 


Q63 突然出た蕁麻疹の対処

 
初めて質問します。よろしくお願いします。
今までにアレルギーなどは一切ありませんでした。1週間くらい風邪気味でした。
昨日の朝、手の甲に虫刺されのような後がたくさんでて痒く、ひざ、うちもも、足の甲痒くなり、手のむくみもありました。
午前中で痒みは引きました。内科/アレルギー科に行きましたが、蕁麻疹ではないと言われました。
今朝もまた手足に虫刺されの後のようなものがでて痒くなり別の病院を受診しました。そこでは蕁麻疹の一種と言われました。
朝口にしたものは牛乳です。前の晩に二日とも口にしたものといえば、ミキプルーンとプロティーン(大豆たんぱく食品)です。
薬を出すと言われましたが授乳中と伝えると、疑わしい食品の摂取をやめ2,3日様子をみて、続くようなら慢性的になる可能性があるから、薬を飲むしかないと言われました。
 
1.仮に、牛乳などをやめ、痒みがでなくなった場合、そのまま放置しておいていいのでしょうか?授乳期間が終わったら、きちんと治療が必要でしょうか?
2.牛乳などはもう一生飲まない方がよいのでしょうか?痒くないからと飲むと、体内に蓄積されたりするのでしょうか?
3.蕁麻疹がでた状態で授乳してて問題ないのでしょうか?
 
以上、お答えお願いいたします。
 

A63 蕁麻疹

 
皮膚の病気は直接拝見しないとなんともいえませんが、蕁麻疹ということでお答えします。
 
じんましんには特定の食物を食べた後に出るもの、寒冷じんましん、温熱じんましん、ストレス性じんましん、体質性じんましんなどがあります。
 
食物性じんましんの場合は、通常食べてから30分以内に起きる場合がほとんどです。
血液検査をすると原因がはっきりする場合もあります。
1 かゆみが出なくなれば、とりあえずは治療は必要ないでしょう。授乳が終わってもまだ出ている場合にはきちんと治療する方がよいと思われます。
 
2 牛乳を飲むのをやめるかどうかは、本当に牛乳がじんましんの原因かどうかを確かめてからがよいでしょう。
 
3 じんましんが出ている状態は、体の中のアレルギーが活発な時といえます。じんましんがひどく一日中出ている場合は、薬を飲むほど治療に専念した方がよいでしょう。:抗ヒスタミン薬でよく用いられるポララミン惑わ授乳中も服用してもまず問題ありません。
 
お礼メール
ご回答ありがとうございました。安心しました。
とりあえず牛乳を飲むのをやめたら、次の日から痒みはでなくなりました。風邪など治して、体調がよくなったらまた牛乳を飲んで見て蕁麻疹が出れば、病院にいきます。
ありがとうございました。
 


Q62 蕁麻疹と薬と妊娠

 
こんにちわ。26歳のOLです。ご多忙のところ恐れ入ります。
 
2ヶ月前から突然発症した蕁麻疹に悩まされています。
初めて発症したのは、とても冷えた11月の夜、ナイターでテニスをし汗をかき始めたときです。それから今にいたるまで、お風呂に入ったとき、駅まで歩いて電車に乗ったとき、デパートに入ったとき、興奮してしゃべったりしたとき等、体が熱くなると頭の後ろの方からゾワーっとしてきて体がチクチクし熱を持って赤いポッチポチができます。初めて発症したときは、とてもびっくりしました。今じゃ運動は滅相もない状態です。このままでは夏になったらどうなってしまうのでしょうか。
 
思いつく原因は食べ物などでは思い当たらないのですが、ヨーグルトを毎日150~200グラム食べ始めたこと、ビタミン剤(CとB群、マルチなど)くらいです。止めても蕁麻疹は続いています。ストレスはあるかもしれません。仕事やとても強烈な通勤ラッシュなど。また、オフィスは夏がとても寒く冬は暑かったりと、エアコンディションが最悪です。病気になりそう~と思っていたところではあります。
実は生まれつきの生粋の(?)アレルギー体質で、20歳くらいまでアトピーがひどく、今は落ち着いていますがクリームと混合させたステロイド外用剤をたまに使用することもあります。また鼻炎もあり、閉息感が非常に大きいのでレーザーなどを考えているところです。中学生までは喘息もありました。最後の砦だった蕁麻疹にまでなってしまって、自分の体質に呆れるばかりです。
 
この蕁麻疹は、今の生活に多少なり支障をきたしているので抗アレルギー剤を飲み始めました。鼻炎も軽くなればとも思いまして。眠気のあるものはとても飲めないので、今はアレグラを処方してもらいました。まだ二日半ですから効果は不明です。
蕁麻疹が落ち着くようなら、ある程度の期間の服用は致し方ないとは思っていますが、これから結婚・妊娠出産を控え、その点がとても不安です。アレグラやエバステルなどを服用しつづけることで妊娠しにくくなる、などといったことはありますでしょうか?また妊娠したとき、薬は控える方向になるかと思いますが、妊娠中に蕁麻疹が発症することは胎児に悪影響でしょうか?
 
また食べ物についてですが、牛乳があまりよくないというのは通例ですけれど、ヨーグルトも同様でしょうか?私がお腹の中にいるとき、母は体と赤ちゃんのために毎日牛乳をやたら飲んだそうです。そのせいで私がこんな・・・(^_^;)なんて思ったりもしている次第です。
こんな体質でいろいろ不安が募ります。お答えいただければ大変嬉しく思います。これからもこのサイトで勉強させていただきますので、頑張ってください。よろしくお願いします。 
 

A62 じんましんと薬と妊娠

 
テニスをして汗をかいたということがきっかけとなった温熱じんましんです。特定の食物を食べた後にできる因果関係がはっきりしたようなじんましんとは異なり、運動や入浴、心理的な興奮状態などにより誘発される温熱じんましんは、なかなか厄介です。
 
基本的には抗アレルギー薬を定期的に内服し、症状が軽くなってから少しずつ注意しながら、減量してくるということになります。
 
もともとアレルギー体質のある方が別のタイプのアレルギーの病気が出るという場合には、さまざまの因子が関与しています。あなたがお書きになっているような動物性タンパクのとり過ぎ、ストレス以外にも、動物性脂肪のとり過ぎ、知らないうちに食物の中から体の中に取り入れている添加物の影響などさまざまです。基本的には都会生活の中に含まれるさまざまの因子がアレルギーを増悪している可能性があります。
 
アレルギー性鼻炎も持っていらっしゃるようですね。レーザー治療も考えているようですが、この治療法は慣れた耳鼻科医に治療してもらうこと、半年から1年の間に再発する可能性が高いのでそれを頭に入れておいてから治療すること、などの点をしっかり確認しておいた方がよいでしょう。
 
アレグラ、エバステルなどの抗アレルギー薬を内服すると妊娠しにくくなるといったようなデータは私は見たことがありません。妊娠が確定した際にはこれらの抗アレルギー薬は中止しておくのが無難でしょう。しかしながら症状がどうしてもひどいときは、抗ヒスタミン薬(商品名ポララミン)はやむを得ない時に使ってもよいと述べているガイドラインもあります。
 
妊娠中の妊婦が特定の食物を制限するとおなかの中の胎児がアレルギーになりにくいという考え方がありますが、これについては決定的な結論はまだ出ていません。しかしながらあなた自身にアレルギーがひどい場合には妊娠中は胎児の発育を考え牛乳1日200-250ミリリットル、卵はその製品も含めて週に2ー3個がよいでしょう。あとは基本的に和食を中心にすると良いと思われます。一般的に妊娠中に妊婦は体重を増やし過ぎてしまうことも多く、これはカロリーオーバーのためと思われます。したがって和食を中心にすることはあなた自身の健康にもよいと思われます。といってもお肉を食べていけないわけではありませんので適度にお肉を献立の中に取り入れることは重要です。
 


Q61 息子の湿疹について

 
始めてこのHPに来ました。
 
Q&A,時間をかけてじっくりと全部読ませていただきました。・・・というのも,子ども(3歳半男児)の蕁麻疹で悩んでいたからです。
 
この子を産むとき,私は体中に蕁麻疹が出ていました。産んだのは、11月だったのですが、私の花粉症が始まる季節で,子どもにとっては,栄養のすべてを母乳で取るころにぶつかり,もっとよく考えて妊娠すべきだったと未だに悔やまれます。
 
蕁麻疹は,産まれてすぐから出ましたが,ここの所やけにひどいのです。11月から梅雨明けくらいまでの間は毎年皮膚炎を起こします。見た目はアトピーのようですが,私は花粉症のかゆみではないかと思っているのです。ひじの内側,首筋,目の下が主に出る個所です。ここ以外はほとんど出ません。たまにひざの裏側に出るくらいです。
 
この子の兄が,喘息(小学2年生,今年に入ってからは症状が出ていません。去年まではかなり出ていて,そのたび1週間,10日と学校や幼稚園を休んでいました。),父親も子どものころはひどい喘息で中学までキャンプなどにはいかれなかったといいます。私は花粉症と蕁麻疹です。蕁麻疹は,調べたわけではありませんが,食べ物ではなく,極度の疲れや,ストレスによるのではないかと思います。子どもを産んだときも,微弱陣痛を4日間の上の破水で,帝王切開手術を受け,体力が著しく低下していました。
 
私は,子どもが3ヶ月のとき,病院でその旨を話し,相談すると,子ども自身の抵抗力や免疫がつくまでは仕方ないね,もうしばらくして月齢があがったら検査をしようとのことでした。
どうやら子どももストレス性の蕁麻疹らしく,蕁麻疹が出た翌日は必ず鼻水が出て風邪を引いたり(体力低下時のバロメーターです),夜寝る前に,つまらないことで泣かせてしまうと夜中の2時ごろかゆくて目がさめるといった感じです。毎日外で思いっきりあそばせて,幸い好き嫌いもないので,たくさん食べさせて,たっぷり寝かせて,というのを心がけてはいるのですが,ここ最近は第一次反抗期とでも言うのでしょうか。やだやだがストレスとなるらしく,毎日朝昼関係なく,常に,所々に出ています。
 
現在は私の使っている海草やハーブなどで作られた保湿クリームを使っているのみで,薬は一切使用していません。(このクリームはどうやら私にも子どもにも合うらしく,お風呂でよく洗った後に時間をかけて擦り込むと,子どもは翌朝にはきれいになっています。)
蕁麻疹は,ストレス性だと思い込まずに一度診察を受け,検査をしたほうが良いのでしょうか。薬を飲まずには治らないものなのでしょうか。湿疹も花粉症かと思うのですが,きちんと検査をしたほうが良いのでしょうか。どうかお返事をお願いします。
 

A61 蕁麻疹

 
ジンマシンにはさまざまの形があります。
 
お話しの内容から判断すると確かにストレス性のジンマシンということは診断のひとつとして考えられます。しかしストレスがアレルギーの因子としてはっきりと断定できるのは、一般的に思春期以降の場合が多いと考えられます。
 
夜間にジンマシンが出るという現象はよく見られます。この原因としては夜間寝ている間にからだが温まり痒くなりやすくなること、日中は交感神経が優位となりますが、夜間には副交感神経が優位となる事などがかんがえられます。一般的に副交感神経が優位となるとさまざまのアレルギーの病気が起こりやすくなります。この副交感神経とストレスとは別物と考えた方がよいでしょう。
 
ハーブクリームがよく効くというお話しですが、これが合っていればそのまま使い続けてよろしいと思います。ただ一応中に同様の成分が含まれているかはチェックしておいてください。
 
お子さんの3歳という年齢を考えると、一応を血液検査をしておいた方がよいと思われます。検査をしてすべて陰性だった場合に、現在心配していらっしゃる心因によるものも考えてよろしいと思われます。
 


Q60 食物アレルギーでしょうか?

 
はじめまして。よろしくお願い致します。
今まで蕁麻疹等ほとんど出たことがなかったのですが、今年3回、次のような症状がでました。
 
①食事内容:チョコレートパン、カレーパン、中華サラダ(鶏肉・クラゲ・きゅうり)
食後30分で顔・手・足にぽつぽつと湿疹が出る。耐えられるくらいのかゆみで、薬も飲まず1時間程で湿疹が消えた。
 
②食事内容:トースト(マーガリン)、コーヒー
食後30分。症状は①の時と全く同じ。①と同じパンチェーン店で購入。
 
③食事内容:マクドナルドのチキンタツタ、フライドポテト、ウーロン茶
食後30分。顔・手・足・背中が赤く腫れはじめる。かゆいというより痛い。舌も腫れたのか若干違和感あり。動悸・息切れあり。顔の腫れ、動悸・息切れは30分程度でひいてきた。病院へ行き点滴を打ち、4~5時間後に完全に腫れも引いた。その後2、3日顔手足がむくんだ。
 
③の時にアレルギー検査を受けたところ、「かに0.73UA/ml」でその他は異常なし。原因がわからなかったため、最近もう一度10%程精度が上とわれる検査を受けてみたところ、全項目において陰性でした。
③のような症状が再び出ると怖いので、自分にとって何が原因なのか知っておきたいのですが、検査では特に出てきません。体調などの問題なのでしょうか。
ちなみに③(9月)以来、(敬遠して)パンは食べていません。小麦・大麦が陰性なのでパンは原因ではないのでしょうか。
また、一度目の検査で反応が出た‘かに’ですが、二度目は陰性ということで気にせず食べてよいものですか?
 
注意すべき原因がわからず不安です。よろしくお願いします。
 

A60 蕁麻疹

 
お話しから判断すると何らかの食品(添加物も含む)がじんましん及び動悸、息切れなどの症状を引き起こしたと考えられます。しかしながら直前に食べたものの一覧からは原因の食品をとってすることはかなり困難です。
 
一方、食べた物との因果関係がはっきりしないじんましんの場合、原因の診断はなかなか難しい面があります。食べてすぐショックになるなどの因果関係が非常に明らかの場合には診断は容易ですが、そうでない場合には疑わしい食品を除去したり、試しに食べるなどのプロセスを行う食物除去試験、負荷試験を行う必要があります。しかしながらあなたが受けた検査でも特にはっきりとした結果は出ていないようです。
 
小麦、大麦について心配されているようです。これらを含む食品を食べたければ、除去、負荷試験を検証を行う必要があります。これはご自分の判断で勝手になさらない方がよいでしょう。アレルギー専門医とご相談してから注意深く行うべきです。不用意に摂取するとショックなどの困った症状を起こす場合があるからです。もし可能ならば直接ご相談したいと思います。
 
PS 私のホームページの食物アレルギーの診断の後お読みください。この食物除去、負荷試験についてその手順が書いておりますので、あらかじめお読みになっておくとよいでしょう。
 


Q59 Iga腎症と蕁麻疹について 

 
小学校の頃からアトピーといわれステロイドホルモン剤を使っていました。二人目を出産後蛋白尿がおりるのでよく調べてみたらIGA腎症といわれましたが、ごく軽く心配しなくても良いとのことでそのまま忘れていました。去年の10月から顔のアトピーがひどくなり、今までの皮膚科を漢方薬と抗アレルギー薬(IPD)中心の病院に変え、1年かけてだいぶ症状もおさまってきていました。ところが、今年の10月から朝からだが温まってくると頭がかゆくなると思うと身体全体に蕁麻疹がでるようになりました。毎日出ます。病院で週2回注射を打ちますが効いているように思いません。病院の医師はIGAと関係あるかもしれないといっています。アレルギー性結膜炎も最近よくありません。
蕁麻疹は内臓からくるとよく聞きますが、やはりIGAと関係あるのでしょうか。
蕁麻疹の薬を飲むとアトピーの薬が飲めないのでとても不安です。まず何からはじめたらいいのでしょうか。よろしくお願いします。
 

A59 蕁麻疹

 
腎臓の病気のなかでアレルギーと関連がありそうなものはネフローゼ症候群です。
 
IgA腎症も炎症性の疾患なので、アレルギー性炎症とは共通した部分があると創造されますが、現時点ではそれを証明するに十分な医学的、科学的証拠はまだ提出されていません。
 
IPDでアトピー性皮膚炎が軽快した後にジンマシンがでるようになったならば、抗ヒスタミン作用のある抗アレルギー薬、または抗ヒスタミン薬を併用してはいかがでしょうか。
 
ジンマシンの薬を飲むと、アトピー性皮膚炎の薬が飲めないという医学的根拠はどこにもありません。それはIPDと言う薬は他の抗アレルギー薬とはまったく異なった働き方をするからです。IPDと他の薬のに見合わせは医学的にも根拠があります。
 
私のクリニックでも両方の薬を併用している患者さんが何人もいらっしゃいます。ご心配なく。
 


Q58 じんましん

 
約1年前に運動をしていてじんましんがでました。
その時は食べ物かな?とか言って病院で点滴をしてもらいおさまりました。で少しの間でなかったんですが寒いなか激しい運動をしていてものすごいのにじんましんがでました。それから体があつくなるとでるようになり今ではほんの少し運動して体が熱くなるとでます。たった10分でもです・・・。顔にもでるのですごく嫌です。薬も飲んでます。
やっぱり治すには運動をしない方がいいのですか??はっきり言って運動するのが怖いんです・・・。じんましんが出た自分の体を見るのが嫌です。ほんと怖くなってきます。部活はすごい激しく動くんで毎日のようにでます・・・。しない方がいいんでしょうか??
 

A58 寒冷ジンマシン・温熱ジンマシン

 
あなたのジンマシンは、寒冷ジンマシンで始まり, その後温熱ジンマシンも出始めたのでしょう。
 
これらのジンマシンは皮膚の温度が上ったり下がったりすることにより、その刺激で皮膚の毛細血管が拡張し、その周囲の皮膚にある細胞が刺激されて刺激物質を放出するために起こる一連の反応です。
 
対策はなかなか厄介です。特定の食物が原因ならば、それを食べなければよいのですが、温熱ジンマシンや寒冷ジンマシンの場合には運動を止めるわけにはいかないため大変です。
 
スタンダードな治療法としては抗アレルギー薬をしばらくの間、定期的に内服すること、症状が数週間おさまった段階で、注意して少しずつ減量していくことなどがあります。
 
薬を中止したり、減量したりすることにより症状が再燃するときは、ジンマシンが出やすい体質を何とか変える必要があるでしょう。
 
例えばチョコレートや辛いものの食べ過ぎを控えたり、添加物の少ない食事を心がけたり、肉食よりも魚食を中心にする、そして根菜類などの野菜をしっかりと食べるなどの注意も必要でしょう。
 


Q57 じんましん

 
蕁麻疹が出始め、まもなく3ヶ月になります。
今はアレロックという薬を1日半に1錠飲みながら、症状を抑えてます。副作用はないと聞いてますが、どんな薬も多少なんらかの影響を体に及ぼすのではないかと心配です。
じんましんの原因は不明。テストをしても、原因はわからないだろう。原因がわからなければ生活改善もしようがないだろう。結局は薬をのみつづけて、その内自然に治るのを待つしかないだろう。という結論だそうです。そういうものなのでしょうか?
 

A57 蕁麻疹・アレロック

 
アレロックは最近使用されるようになった新しい抗アレルギー薬です。1日1回の内服で良いため便利なお薬のひとつです。
 
ジンマシンはその原因から分類すると、食物によるジンマシン、寒冷ジンマシン、温熱ジンマシン、ストレス性ジンマシン、接触性ジンマシン、体質性ジンマシンなどがあります。体質性ジンマシンというのは、特別な原因がわからない場合の慢性ジンマシンによく用いられる病名です。
 
この体質性ジンマシンまたは慢性ジンマシンの治療はなかなか厄介です。原因が分からないだけに可能性のあるリスクをひとつひとつは見つけ出して、それをチェックしていく必要があります。
 
日常生活の中に含まれるさまざまな因子例えば、食物、皮膚に接触する洗剤や化粧品、添加物、など様々な因子につき詳しく、聴き取り調査をしなければならない根気を要する作業です。
 
アレルギー専門医でもこの操作をして必ず原因が見つかるわけではありませんが、この推理小説を解くような面倒臭い作業をしてくれるアレルギー専門医がいればその方と相談するとよいでしょう。
 


Q56 じんま疹の薬を飲み続けている状態で妊娠してしまいました・・・

 
・約五ヶ月前からじんま疹がでるようになってしまいました。
・何軒か病院に行きましたが、薬を飲むしかないと言うことでした。
 (アレグラ錠 60mg 1錠 1日2回 朝夕)
・そろそろ赤ちゃんが欲しいと思っていたので薬を飲んでいても大丈夫かを聞いたところ、大丈夫と言う先生と、やめた方がいいと言う先生とでどうしたらいいかわからず、産婦人科に行って相談しました。
・産婦人科の先生に聞いたところ大丈夫とのこと。
・薬を飲み続けた状態で今月妊娠していることがわかりました。(現在4週目)
・妊娠がわかったときにもう一度産婦人科の先生にこのままこの薬を飲み続けても大丈夫かどうかを確認すると、「皮膚科の先生に聞いてくれ」とのこと。
・その日皮膚科に行く時間がなかったので、1日じんま疹の薬を飲まずにいたところ夜中に体中がかゆくなり、そのうちに呼吸が苦しくなってしまい胸の当たりが痛くて仕方なくなってしまったので薬を飲みました。薬を飲もうとしたら唇がかなり腫れあがっていました。
・翌日沼津市立病院の皮膚科に行ったところ、薬を飲むしかないとのこと。薬を変更(ポララミン 6mg 1回1錠 朝夕)
 この薬を妊婦が飲んだ前歴がないのでどんな影響がでるかわからないけど、モルモットでは奇形が増えると言われました。とても心配です。現在薬を1日1回で大丈夫そうなので夜寝る前のみ飲んでいます。
・じんま疹の事について&薬&今後どうしたら良くなるかetc教えてください。宜しくお願いします。
・じんま疹に効く、と言うことで知人より”太陽光線浴”と言う治療を 進められています。静岡県のサナモア光線グループというところがやってるようです。こういうのもじんま疹に効果がありますか?
 

A56 蕁麻疹

 
ポララミンは妊婦のアレルギー疾患のガイドラインのなかでやむをえず使用する場合にはまず大丈夫といわれています。どうしても使用する場合は6mg錠ではなく2mg錠(子供用)を使用するとよいでしょう。
 
太陽光線浴についてはなんともいえません。医学的データもないので残念ながらお答えできかねます。
 
HPのQ&A、NO.75にアトピーによい油という項目があります。これはジンマシンにも共通するので、食事中の油を考慮することにより、薬に頼らないでジンマシンがおきにくくすることができるかもしてません。NO.75を読み興味があったら、御連絡ください。具体的な方法をお教えします。
 
HPのIllnessという部分を開けて、ジンマシンの項目をお読みください。蕁麻疹についての基本的な知識が理解できると思います。
 
日常の注意点としては、チョコレートや辛いものをひかえる必要があります。
 
11月には静岡へ行くので、その際に拝見いたしましょう。
 


Q55 じんましんと台風

 
「アレグラ」を1日1錠飲んでいますが、昨晩、一気に全身にじんましんが出てしまいました。
前回の台風の時はぽちぽちだけだったので、今回のような大したことない台風にも影響されるものなのか、驚いています。
ひよっとしたら、大きな低気圧がくるたびにじんましんがでてしまう「持病」であるのかと、気になりました。
 

A55 蕁麻疹

 
前回の台風(16号)の直後から喘息や皮膚のアレルギーが突然に悪化した方が目立ちます。
 
これは昔から良く知られた現象です。
自律神経が絡んでいることは、容易に想像されますが、そのメカニズムは解明されていません。
 
ちなみに人工気象室で気温、気圧、湿度をそれぞれ変化させて、様々な検討がなされましたが、喘息とははっきりした関係は証明されませんでした。
 
しかし、現象としては明らかにあります。
アレルギー以外にも心筋梗塞も天候、気象との関係があることが知られています。対策としては、残念ながらこれといったものはありませんが、自律神経鍛錬法などがお勧めです。
 
この自律神経鍛錬法に関心があれば、またあらためてご紹介します。
 


Q54 じんましんが広がっています

 
2歳1ヶ月の娘のじんましんが、この1間ほどで広がってきました。
当初はお尻だけだったのですが、肘の内側、手首足首、太股にも出ています。
いただいたレスタミンは付けていますが、それだけでいいのかどうか心配です。
魚介類などの食べ物に依るのかなぁと漠然と思っていましたが、いまでは原因もよく分かりません。アドバイスを下さい。
 

A54 蕁麻疹

 
飲み薬を追加すると良いでしょう。
原因については、食物、気候の変化などあり、直接お話を伺うのが良いでしょう。
とりあえずチョコレート、辛いものは避ける。和食中心にする、お風呂の温度を熱くしないなどのケアーがよいでしょう。
 


Q53 食物アレルギー

 
7歳の子供なんですが、10か月頃から魚を食べると蕁麻疹が出るようになり 血液検査をしたところほとんどにアレルギー反応が出てしまいました。取りあえず抗アレルギー剤を1年ほど飲みましたがあまり効き目が無く現在は、魚を食べさせていません。これからどのようにしていったら良いのでしょうか?教えてください。
 

A53 蕁麻疹

 
一般的に、魚アレルギーの原因としては、サバなどの青身魚,甲殻類のエビ、カニ、などで症状が出る人が多いのは確かです。
 
魚アレルギーの確定診断は、他の食物による食物アレルギーの診断と同様です。私のホームページの食物アレルギーの項目の中の食物アレルギーの診断をお読みください。読みいただくとわかるように、血液検査は補助テストであり、その結果を基に除去試験や負荷試験をし、注意深く観察します。しかしながら、特定の魚を食べてその直後にジンマシンが出るような場合にはその因果関係は明瞭なため除去試験、負荷試験は必要としません。
 
血液検査で陽性に出たからといってそれを食べると必ずしも症状が出るわけではない場合も多く見られます。したがって、今まで食べて何ともなかった魚について血液検査で陽性に出たからといってそれを中止する必要はありません。それは疑陽性というふうに考えられます。
 
食物アレルギーの診断でもっとも大事な点は血液検査に陽性に出たからそのものを食べてはいけないということではなくて、実際にその食品を今まで食べて今までどうだったか、またこれから食べて症状が出るかとかという点が、診断の最も重要な見極め点となります。ですから今まで食べて大丈夫だった魚についてはご心配はありません。今まで通り普通に食卓に並べていただいてよろしいのです。
 
余談ですが、魚を多く食べる子供の方が喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎になりにくいという全国統計もあります。魚はそれを食べて何か症状が出ない限りどんどん食べになっていただいた方がよろしいと思います。特にお子さんの肉食に偏ると将来、成人病などにもなりやすくあまり良いことはありません。
 


Q52 蕁麻疹の原因と今後について

 
8月の下旬から整形外科にかかりモーラステープを10日ほど使用しました。暑さのせいか蒸れて少しかぶれたのでヤクバンに変わりましたが10月に入り涼しくなってきたので再びモーラステープになりました。週5枚ほどのペースで8、9枚目を使い終わった翌日蕁麻疹が出ました。
 
当日はモーラステープは使用していませんでした。赤くなったのは手首、ひじひざの内側、太もも、下着の締め付け部分でしたが痒くてたまらないので息子(15歳)の蕁麻疹の薬エバステル10mgを飲んだところ翌朝には引いたため出社しました。ところが蚊に刺されたような赤い湿疹が出来どんどん増えてくっつき物凄い痒さで家に帰り着いたときには体の半分は真っ赤でした。結局手の平や足の裏、顔や頭皮にまで蕁麻疹がでて体中が物凄い痒さでした。エバステル10mgを飲んで翌日派手な赤さはなくなりましたが全身がピンクな状態でしたので息子が通う小児科でアレルギー科がある個人病院で診てもらい血液検査をして帰りました。この時処方されたのはアレグラ60mg朝夕各1錠7日分とセレスタミン朝夕各1/2錠2日分でした。血液検査の結果は稲、雑草 ヤケヒョウニダニ ハウスダスト スギ でしたがどれも無しでlgE76という結果で蕁麻疹の原因は不明。アレルギーは無いとのことでした。
 
整形外科では蕁麻疹はモーラステープと関係はなし、と言って再び処方しようとしましたが怖いので断りました。
モーラステープを張っている部分はジーンズかスラックスを穿いているので日光に当たることはありません。
血液検査の結果アレルギーは無しとのことですが過去2年春秋に軽いアレルギー性の結膜炎を患っています。
蕁麻疹の原因は何が考えられますか?モーラステープやエバステル10mgの可能性はありますか?
もしあるのなら今後病院にかかる点で注意すべきことはその薬のみでしょうか?
携帯で撮った写真を送ります。色がうまく出ていませんが濃い赤色の発疹でした。
お忙しいとは思いましがよろしくお願いします。
 

A52 接触皮膚炎及びジンマシン

 
お話から判断すると、モーラステープによる接触皮膚炎及びジンマシンでしょう。
 
8月に10日間使用している間に、消炎鎮痛剤であるモーラスに対して、体が反応する(アレルギー状態になる)様になり、その後再度、使用したときにジンマシン及びかぶれというかたちで皮膚症状が出たのでしょう。接触皮膚炎(カブレ)は接触していない、離れた皮膚にでもよく出ます。
 
接触皮膚炎は、血液検査ではわかりません。パッチテストという検査試薬を48時間皮膚に貼って調べる検査が必要ですが、あなたの場合、お話からしてモーラスが合わないことはまず間違いないでしょう。
 
今後は、医師によく相談し、同系統の消炎鎮痛剤は使用しないように、してください。
今後は、貼り薬だけでなく消炎鎮痛剤の内服薬にも注意したほうが良いでしょう。
 
10/29
ご回答、ありがとうございます。
こんなにも早くご回答いただけるとは思ってもいませんでした。本当に助かります!
『今後は、医師によく相談し、同系統の消炎鎮痛剤は使用しないように、・・・』とありますがモーラステープの成分:ケトプロフェンに関してでしょうか?それとも非ステロイド性消炎鎮痛剤を使用しないようにと言うことでしょうか?
 
実は相談する医師がいません。整形の先生はモーラステープと蕁麻疹とは無関係と言い張り話になりません。今日もモーラステープを処方されそうになり断ってきましたがその病院にはもう二度と行きたくありません。
 
ほとんど病院にかかることはないのですが風邪を引いたり頭痛で市販の薬を購入することがあるので心配です。
非ステロイド性消炎鎮痛剤の入った風邪薬や痛み止めは危険でしょうか?
 
申し訳ありませんが再度質問させてください。ご回答よろしくお願いします。
 
10/30 回答メール
ケトプロフェンに反応する方は、他の非ステロイド薬でも反応する場合が多いのですが、実際に使用して確認する以外はあらかじめ知る方法はありません。
前回の症状がひどかったので、他のタイプを試すときは十分に気をつけて、ごく小さなもの、例えば1cm角程度の小さなものを貼って様子を見ましょう。
しかし、基本的には、非ステロイド系の外用薬は使用しないのがおススメです。その場合は、スポーツ用のアイシング(手首や肘、膝、肩などに行います)が良いでしょう。
 
10/31
お忙しい中ご回答ありがとうございます。今後、非ステロイド系の薬を使わないようにしていきます。スポーツ用のアイシングを使うことは考えていませんでした。(スポーツには縁がないもので・・・)いい事を教わりました。試してみます。
 
11/1 回答メール
お大事に。
 


Q51 急に出始めた蕁麻疹

 
初めまして。1ヶ月くらい前から急な蕁麻疹で悩んでいます。
 
私の場合は脚に出る事が多いんです。時々腕やおなか、おしりにも出来ますが脚が殆どです。
最初はあまり気にしなかったのですが、ある日の夜中に首の周りにボツボツと出ていて 気持ち悪くて眠れませんでした。
近所にあるアレルギーの病院で血液検査をしたらクラス判定でスギノキが6、ヒノキが3、ハウスダストが1でした。
先生が「これだけの数値なら蕁麻疹がでてもおかしくない」と言うのですが、今は花粉症の時期ではないですよね?
確かに毎年花粉症はあるのですが、これが原因でしょうか?
自分ではあんまり納得できないです。
今はその病院で体質改善の注射10回(4回目)とアレグラ錠を朝,夕に1錠ずつ飲んでいます。そのおかげか 飲んでいると出ないのですが
先日夜に飲み忘れたら 朝にボツボツと出てしまいました。。。
 
実は今年の初めから胃腸の調子が悪くて5月の末に胃カメラを飲みました。その結果十二指腸に少し出血があり、薬を飲んでいました。
クラスト錠、ファイナリンG,ザンタック錠をもらって飲んでいましたが「ファイナリンGとアレグラ錠は合わないのでどちらかにした方がいい」と薬局の方に言われて 今はクラスト錠を時々とアレグラ錠を飲んでいます。これは 蕁麻疹と関係があるんでしょうか?
このまま 飲み続けないとダメなんでしょうか?
チョッとでも痒いと「また蕁麻疹か?」かと憂鬱な毎日です。
また 皮膚科、心療内科など受診した方がいいですか?
 

A51 蕁麻疹

 
花粉症でジンマシンが出ることはないわけではありません。一般的には皮膚炎の方が多いといえます。毎年春の杉花粉症の時期になると顔や首筋、肩など露出している場所に皮膚炎を起こして来院される方が増えます。しかしこれらの方はスギ花粉が飛散する時期が終わると、症状も次第に収まります。現在皮膚症状がひどいとすると、イネ科の植物であるカモガヤなどが原因かもしれません。
 
現在飲まれている薬とジンマシンはあまり関連がないと思われます。因果関係が知りたければ、いまの薬を飲むのをしばらく例えば、1週間の間中止されて、皮膚の具合をみるという方法もあります。
 
口に母親のアレルギー体質は父親のアレルギー体質よりもより子供に伝わりやすいというデータもあります。しかし、ご主人のアレルギー体質についてはどうでしょうか。お子さんの遺伝子の半分は父親から、半分は母親から譲り受けます。したがって
あなただけの遺伝でものを考える必要はないと思います。
お子さんのアレルギーが心配の回りには何らかの症状が出たら早目に専門医と相談されるのがよろしいでしょう。